ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

歴史は塗り替えられなかったけど。

2010年06月30日 | スポーツの事
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 時計草が見事に咲きました。
といっても我が家の庭ではなくて、お向いの某整骨医院のお庭ですが・・・
薔薇が終わったと思ったら、薄紫のテッセンと、真っ赤なチロリアンランプ、そして壁に沿うように咲いていたこの時計草。思わず目を見張るような色彩。パッシフローラ テュアラとも言うらしい。
ほのかに優しい香りもする。

この雨で、余計に色が鮮やかで、勢いずいたような・・
なーんかクジャクが羽を広げたような感じがしました。

 さて。言うまでもなくW杯漬けの日々。
今朝未明はサッカー日本代表、初のベスト8を目指した戦い、パラグアイ戦でした。
見てしまいました。興奮しました。がっくりしたけど、でも納得のいく試合でした。
試合前大方の予想は予選敗退だった。しかし戦いぶりを見るにつけ いいチームになってきた。急に欲が出てきて、もっとこのチームの試合を見てみたいと強く思うようになった。
そりゃ、一人一人の身体的フィジカル面とか身体能力では 南米やヨーロッパの選手に比べて劣るかもしれないが、チーム一丸となった総合力では、決して引けを取らないと思う。
ここまできたら 勝ち抜いてほしかったなぁ・・あと一歩だったから余計に未練が残る。

私はホント 根っからケチな性格なのでしょう、何事も万事渋く見積もってしまう。内心の期待を100としたら、80くらいに持ってゆく。それくらいに思いを値切っておくと、う…んやっぱりダメだったかぁ そう思うことで 負けた時落胆が少なくて済むから。
こんなことだから人生に冒険は出来ない。

反対にもの凄く期待度を高く持っていく人たちは、思い通りにいかなかった時の落胆も大きいけど、そういう人たちは、それも含めて感情の浪費を楽しんでいるのでしょう。
太っ腹な人たちだ、私はそういう面でもケチなのだ。

そうは言うものの私は本当のサッカーファンではないと思う。だってJリーグはほとんど見ないもの。
それが国際試合になると俄然見逃せない気分になる。
サッカーに限らず、様々なスポーツの国際試合になると、その競技に凝縮された「お国柄」というか、人種的民族的国家的多様性を見ることができ 感じることができるということが、わくわくするのだ。
まだ行ったことがない、これから先も絶対に行くことないであろう世界の国々、そういうところに住んでいる様々な人々の生活を目撃できるというのがたまらなく好きなのだ。
世界地図を片手に パラグアイってどこ? ウルグアイは? ・・・

というわけで日本チームが姿を消したということで、これから世界の一流プレーを感情の浪費なしに楽しめるのがうれしい。
世界旅行した気分でね。

しかし、私って本当にバカですよね。自分の実人生とは何の関係もなく無益なことに、こんなにも喜々として感情を浪費して(感情の蓄えは残り少ないのにね。)それで充実したひとときを過ごした気になるのですから。
でふと我に返ると自分の実人生は相変わらず薄っぺらのままで、自転車操業の自転車を汗をかきながら、わっさわっさと漕いでいるのですから…
ハハハ・・・・

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雲り 28℃

江津道路も無料化

2010年06月29日 | 四方山話
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 篠突く雨、今年の梅雨は雨が少ないかな?と思っていたら、なんと太い雨がまっすぐ降っている。
「月さま 雨が・・」「春雨じゃ 濡れてまいろう。」のようなしとしと雨じゃない。
この前新聞で読んだのだけど、この月形半平太は、武市半平太をモデルにしているのですってね。
多分そうじゃないかと思っていましたが、やはり・・

話がそれたけど、その雨の中、昨日から地方の高速道路を中心に料金を無料化する社会実験が始まったということで、江津道路の始発場所に行ってみたというわけ。暇ですねぇ、篠つく雨が降るというのに・・

  

歩き方が悪いのでしょうね、水跳ねでふくろはぎ(ヒラメ筋)がひたひた濡れる。そんな中ウォーキングしていて、足元で見つけた草花。
ヘクソカズラよ、きみは可愛い花なのに随分ひどい名前をつけられたんだね。
そして黄色いユリ、アザミ。

  

この信号をまっすぐ写真では右に行くと江津道路になる。
今までは、お金をかけずに浜田方面にいくには この信号を90度右折して、しばらく行くとまた90度左折して国道9号線に出なければならない。
ここは信号の変わるのがどういうわけか早い。人間の心理として変わらないうちにとスピードを出して曲がるので、出たところから100メートルくらいの位置にある木馬は、大型トラックや、大型トレーラーが通過する度、「ガタゴト、ガタガタ」測ったことないけど絶対に震度4くらい 立て揺れしていたのだ。
この道路はご存じの方も多いと思うが、新聞によると、全国赤字高速道路の”ワースト2”の道路。最初からこんな道路必要ないと、ほとんどの市民は思っていたと思う。

それにしても昨日の朝から まぁ、静かだ事、平和だ事、のんびりだ事。先日までとは全然違う。
「日本で一番 高速無料化を願っていた一人かも知れんね」とお客さんに言われましたが。
でも、私的には、作ってしまったからには受益者負担もやむなしと思うのですが・・
複雑です。
 
 政治には疎いけど、私は思う。
大体、公共事業というものは、元々は必要な社会資本を整備するためのもの、国民のためのもの・・・
要するに、社会にとって必要な共有のものを造るための物であるハズ。(税金を使っているのだから当然)
そしてまた、社会資本を整備する事で経済を活性化すると同時に、国や地方自治体がお金を使う事で景気を活性化しよう、という狙いがあるはずなのだ。
しかし、今の日本は田舎に至るまで、ほとんど整備され、改めて公共設備をする必要は無くなって来ていて、それに付随する経済効果も疑問詞される始末。
だって昔ながらの商店街は、道路が整備されたおかげでシャッター通りになったのだし。

そうは言うものの、「政治家が自分の地元にお金を落とすため」に、あまり必要ではない公共事業がまだまだ随分と行われている。
素人の私が見ても税金の無駄遣いはたくさんある。
特に、公共事業を行う業者と族議員(政治家)が結びついて、献金をしたり、票集めをすることで「日本全体のため」ではなく「そういう献金・票集めをしてくれる一部の人たちの利益のため」に「ムダな公共事業」が行われ、このような悪循環よって国や地方の借金はますます増えて負の遺産が増えてきたのだと思う。
この江津道路のすぐそばに、税金の出所は違うけど、”嘉久志ー跡市”までの素晴らしい農道ができている。
これだって絶対に税金の無駄遣い。一日何台の車が利用するのだろうか。

それにしても 高速無料化を、喜んでいいのか、それとも益々過疎化が進んでいくのか、私にはよくわかりません。

沿線に雨後のたけのこのように、人口割合も考えずに出来たコンビニ、戦々恐々としているという噂も聞く。

あちらを立てればこちらが立たず・・
ううむ、世の中はその様にできているのです。

「コンクリートから人へ」かぁ…このスローガンが独り歩きしている気がする。

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雨 26℃

(27)小暮写真館・・宮部みゆき著(講談社)・・6/26日読了

2010年06月28日 | 本の事
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 なんとも分厚い小説。
700ページにも及ぶ。
勿論 私が選んだ本ではない。トンボの本のまた借りなのだけど・・

もう会えないなんて言うなよ。あなたは思い出す。
どれだけ小説を求めていたか。ようこそ、小暮写眞館へ。
3年ぶり現代エンターテインメント。(「BOOK」データベースより)

この本のタイトルを始めて新聞で見たとき、「えー?宮部みゆきって写真もやってるんだぁ」と思った。写真集かと思ったのだ。
そして何ともノスタルジーを感じさせる装丁、サスペンスなの?それとも旅日記?・・

けど、違ってました。

英一(花ちゃん)と両親、それに小学生の弟の四人家族が、念願のマイホームを手に入れ、ある町に引っ越してきたところから話がはじまる。寂れた商店街のど真ん中にある築三十三年という店舗兼住居。両親は、敢えて外装も店舗部分も直さずに住むことにする。
そんなわけだから、看板もそのままだ。緑青の浮いた合金の板に「小暮写眞館」の文字。

そして話は花菱一家を軸に始まる。
主人公の花ちゃんと、ちょっと変わった両親、生意気な弟、そんな花菱一家を面白がる親友の店子力(通称テンコ)コゲパンなどが一気に紹介されていく。
四章にわたって物語は進んでいくのだけど、各章とも小暮写眞館を舞台に、いわくつきな「写真」を軸に展開していく。ときに、それは謎の心霊写真めいたり、ミステリーめいたり。
三章までは物語がゆっくりなので、途中何度も眠たくなったけど、でも。怒涛の四章は流石というか、このあたりから目が離せなくなってしまった。

ネタばれにならないように書くと、写真を軸とした各話とは別に、いくつかのサイドストーリーが全編を貫く。一つは、小暮写眞館の店主だった故小暮泰治郎にまつわる挿話。写眞館には、小暮老人の幽霊が出ると噂されているのだ。二つ目は、花ちゃんのすぐ下に生まれ、四歳で亡くなった風子のこと。そして、もう一つ、不動産屋の若い事務員の垣本順子。愛想もなにもなく、「バッカみたい」が口癖の彼女にも、なにか、いろいろと訳がありそうで、花ちゃんには気になる存在になる。

読み終えた後、この本は児童文学書でもいい、高校生の夏休みの感想文課題小説としてもいい。そんな思いになった。
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雨 29℃

決勝リーグに進出

2010年06月27日 | スポーツの事
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 デンマーク戦からまだ、三日しかたっていないのに、本田選手や、遠藤選手のゴールシーンの映像、繰り返し繰り返し流されていて、もう何回見ただろう。テレビをつけるたびまず最初はこのシーンだもん、もう百回くらい目にしているんじゃないかな。(少々大げさ)あのはしゃぎような何?と少々うんざりもしているのですけど・・
カメルーン戦も、オランダ戦も、デンマーク戦も、時差とか心配したけど、結局全部リアルタイムで見ました。そしてそんなこといいつつ、「よし!!」とちゃっかりガッツポーズなどしている、バカ騒ぎな私ではあります。

それでも大方の予想に反して 決勝リーグに進出することができた岡田ジャパン。
このワールドカップに向けた前哨戦で、ことごとく叩かれて、いい結果を出せなかったけど、その危機感からか、それともフォーメーションを変えたからか、別のチームのように、のびのびとしているように感じたのは、私だけではないはず。

試合後の本田選手のインタビューで、「嬉しいけど、何か喜べない、目標ははるか先にある。」そう言った。
この言葉の裏には、決勝トーナメントに進出できたことはうれしい。けど日本がデンマークよりも遥かに優れていたから勝てたわけではない。ゆえに心から喜べないものがある、そのように聞こえた。

愚かなセルジオトンボが「あんたねぇ、いい年して何をサッカーサッカーと騒いでいるんかね。まぐれでここまで来たんよ、実力なんかじゃない。得点チャンスはまだまだたくさんあった。実力があればあれをすべてものにできたはず。」とひねくれたことを言う。
「非国民のトンボはなーんか、サッカーに関して受け答えがずれてる、ピントが合ってない。」そう言ったら「それじゃ 俺は壊れたオートフォーカスかぁね?」と切り返されましたけど・・ったく!

W大会は今回のサッカ-に限らず、野球にしてもオリンピックと少し違うところがあるとすれば、それは、地球を一つにし、人々の一体感を醸しだすところだと思う。
少し前のポルトガル対コートジポワール戦(ハイライトで見たのだけど)で、はげしい攻め合いで反則を巡り試合が一時中断した。すると画面に両チームのエース、ロナルドとドログバの2人が肩を組む、談笑している姿が映しだされた。

本田選手を始め、選手たちは今は国の名誉のために戦っているけど、W杯が終われば欧州チームの同僚であったり、好敵手であったりするのだ。
うまく言えないけど、彼らは国やチームといった属性は相対的なものであり、選ばれた選手たちは、個としてサッカーに属しているのだ。だからこの場では愛国心とかじゃなくて各々、ここが国を背負って頑張っているオリンピックとは決定的に違うと思う。

もうひとつ、W杯サッカーは民族を越え、肌の色を越え、国境を越え、鍛え抜かれた技を称賛できる祝典だと思う。

今度は火曜日の深夜ですよね。
応援するぞ!!

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雲り時々雨  30℃ 蒸し暑い

今週の頂き物の料理(写真をクリックしてくださいね。)

2010年06月26日 | 料理
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今週もいただき物で料理してみました。

  

① 玉葱のおとし揚げ        ② オニオンスープ          ③ 三度豆のキンピラ

  

④ 三度豆の信田巻        ⑤ ブリと三度豆の中華炒め   ⑥ 新玉と三度豆のかき揚げ

  

⑦ ジャガバター醤油炒め    ⑧ ラッキョウの醤油漬け      ⑨ かき揚げ丼

  

⑩ 蕗の煮しめ           ⑪ ジャガ玉のクリーム煮     ⑫ ひじきご飯

レシピを少々・・

① 玉葱のおとし揚げ 

玉ネギは縦半分に切り根元をVに切って、縦に5mm幅くらいに切る
ボウルに玉ネギ、チリメンジャコを入れて軽く混ぜ、少し置いてチリメンジャコの塩分で、玉ネギから水気が出てくれば桜エビを加えて更に混ぜ合わせる。
水気がたりないようなら、少し水を加える。
ここに天麩羅粉を加え、はしで全体を混ぜ、出てきた水分を利用して軽くまとまる状態にします。
これを、油で揚げて出来上がり。

⑤ ブリと三度豆の中華炒め
ブリの切り身はそぎ切りにして、塩コショウを軽くふり、小麦粉をまぶす。
インゲン、ニンジンは塩ゆでして、冷ます。
フライパンにサラダ油を熱して、ブリを炒め、下ゆでした野菜も入れて炒める。
粉末がらスープの素、水、みりん、お酒、を入れて味付けして、仕上げに水溶き片栗粉でとろみをつける。

⑧ ラッキョウの醤油漬け
レシピを書くのも恥ずかしいけど、この時期新らっきょうを頂くと、これを作る。
洗ったラッキョウを、生醤油に漬け込むだけ、ただそれだけなのだけど、これが食欲をそそる。私は酢につけたラッキョウより、こちらの方が好きかもしれない。
二、三日もするともう待ちきれなくて、薄く刻んでオカカをかけていただく。
外側があめ色に色づき、内側に行くほど白くなっているこのラッキョウ漬けは、つまみ食いするとすぐにばれる、においがきついのだ。
でも、ほんと美味しい。

⑪ ジャガ玉のクリーム煮
じゃがいもは一口大、たまねぎはくし型切り、にんじんは乱切り、ウインナーは一口大にする。 鍋にじゃがいも、たまねぎ、にんじん、ウインナー、水、コンソメを入れ、煮る。
牛乳、塩、こしょうを加え、水溶き片栗粉でとろみをつける。
ジャガイモはレンジで柔らかくすると早くできるよ。

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夜半大雨 雲り 28℃

本日は晴天なり

2010年06月25日 | 四方山話
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トンネルを抜けるとただならぬ緑だった。

 

ここのところ、新玉ねぎだ、やれ新ジャガイモだと頂いて、もうそれがどのように料理して食べても、美味しくて、美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまい、ふと気がつくと体重が!!

よし、今日は初夏のような頗る晴天、ウォーキングしよう。というわけでばっちり日焼け止め対策を施して、久々にカメラウォーキングしてみました。

 

それにしても田舎の緑は尋常ではない。
遮るものがないし、おまけに廃墟が多いから、草も庭木も伸び放題なのだ。
目には優しいと思う、小鳥のさえずりも耳に優しいし、癒されます。
これが緑で本当によかった。山々が紫なんかだったら、どうなったでしょうね。

と馬鹿なこと考えながら歩いた午後。
明日の明け四つはWカップサッカーいよいよ勝負のデンマーク戦、起きられるかなぁ と思いつつ・・・
(★ところがこの時間にちょうど目が覚めて、ライブで観戦することができました。サッカーのことは、また後日。お陰で今日は少々寝不足なり・・)

 

中央公園外周を半周廻ってみました。

それはさておき24日は参議院選挙の公示日でした。
島根選挙区は激戦地で、それだからか枝野幹事長が民主党候補の応援に駆けつけたとか、テレビで言ってました。
そして 28日からこの高速道路は無料になります。
無料区間まで暇を見つけて行ってみよーうっと。(広島の大朝まで)

しかし選挙ポスターの写真って どんな顔すればいいのか立候補者たちも難しいでしょうね。気に入った写真なのかな、それとも妥協した写真なのかな、見つめながらふとそんなこと思ってしまった、昨日の午後です。
今朝はまたどんよりの曇り空。

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雲り 28℃

お弁当

2010年06月24日 | 木馬の事
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 雨こそ落ちてこないものの、鬱陶しい梅雨空が続いていた江津地方。
けど、今日はまた五月の様に爽やかな朝を迎えている。
そんな中 近所を散歩していて見つけた七変化。

ちょっと見た目、紫陽花と見間違えそうな、七変化(ランタナ)
同じ茎から微妙に違った色の花を咲かせる。まさに色の”七変化”

紫陽花も土の種類によって花の色が微妙に違うというけど、この七変化もそうなのかな? 散歩の途中、様々な色合いのこの花を見かけることが多い。

 さて。
人がお弁当を食べている。
それもワゴン車の運転席に座って 広げている。
別に見ようと思って見るのではなくて、木馬の厨房の窓から丁度ピンポイントで見えるのだ。
裏のお宅がリフォームされていて、この前から大工さんが入っておられて、お昼時になると自分のワゴン車でお弁当を食べている。

別に覗きこまなくても、無視すればいいようなものの、私はダメだ。
透明のプラスチックのお弁当箱に 6個の海苔を巻いた俵むすびがきちんと並んでいる。
どうも左利きなんだろう、左手に持った白いプラスチックの箸で、煮卵や、煮しめのようなものを口に運んでいる。
このお弁当の感心するところは、昨日は卵焼き、なら今日は煮卵という具合に、同じメニューではないところ。すごい。
今日日 コンビニでお弁当を買ってもワンコインでお釣りがくるらしいのに、コンビニのお弁当ではなくて、手づくりのそれも多分 奥さんの愛情弁当だろうと思うと、思わずホロリとしてしまう。
「いいなぁ。奥さんに大切にされているんだなぁ。」と思ったとたん、なんか目頭がジーンとしてくる。

とはいうものの、このジーンにはある法則があり、私を泣かすのは、工事現場で働いている労働者でなくてはダメなのだ。茶髪の若者がコンビニの前や駅のベンチに座り込んでお弁当を食べていたとしても、なんとも思わない。
若者でも工事現場で働く人ならやはりジーンとくる。
この作業着でさっきまで仕事をし、男っぽい外見と、無防備に黙々とお弁当を食べる姿が、きっと私の母性本能を刺激するのだと思う。

それはさておき、私も毎日作ったよなぁ・・
私は海苔を巻いた鉢巻きおにぎりを並べる時に、市松模様にして入れたよなぁ。。

ここ一週間、毎日人様のお弁当を覗いては、昔を思い出しています。

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晴れ 26℃ 


変な癖

2010年06月23日 | 四方山話
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 私、ものすごく妙な癖がある。
え!! 深酒したら前後不覚になって財布はどこへやったかわからなくなるわ、どこをどう帰ったのか気がついたら 裸でベットに寝ているわ、のような”記憶にござんせん”状態になる?のかって?
もぅ!違います。それはどこかのノー天気野郎です。

自己管理がしっかりしている(ホントかいな)私の困った癖は、新聞や、週刊誌でみかけた面白そうな記事を、次々と切り抜きしてしまうことなのです。
「お?これは面白そう、今忙しいから後でゆっくり読もう。」と流し読みして頭に入れず それを切っては空箱に入れておく、毎日の事だからドンドン貯まる。
保存しただけで読んだ気になり、、そのまま忘れてしまい、とどのつまりは未読のものが知恵蔵ならぬ死蔵になってしまうのだけど。それでもやめられない。

毎日更新を心がけているこのブログを書きながら、ふと、そういえば今日の日記の関連記事 切り抜きしていたよなぁと、箱を開けて探すのだけど、どこに行ったのかさっぱりで、求めるものに出会えるケースは稀なのだ。
保存したつもりでいて、実は切り抜くことをわすれていることも多い。
そんな時「イリコさん、一昨日の読売ある?」と探してもらう。でもそれは記憶違いで読売でなくて他紙の事のほうが多いのだ。
イリコさんも心得たもので、その時は全紙持ってくる。
あれだけ 熱心に読んで、よし、これは切り抜いておこうと決め、中国新聞だったな、と覚えていても違う新聞とは、いかに私の頭の海馬が狂っているのか・・
そんなことなら初めからキチンとスクラップノートに整理しておけば?とだれもが思うけど、そこは生まれつきのズボラ、そんな面倒くさいことはできない。

たまたま今日、箱からはみ出しそうになった切り抜きを捨てようかな?と整理していて面白い記事に出会った。もうすでにセピア色に変色していたが、『余録』と書いてあるから毎日新聞だろう。そして日日はわからないが、4年前のWカップサッカー予選敗退の後だと思う。

9年前、日本のW杯フランス大会が決まった後に、作家の村上龍さんが、中田英寿選手に言った。「あなたは幸運にも2002年にも必ず出られるわけだし、次の06年は多分キャプテンで出場して、最後はリベロになれば4回も出られる」これに中田選手は「ハハハ、2010年までですか。長いですね。」と答えた。誰しも未来はわからない。だが中田選手は後に代表選手でただ一人3度のW大会全試合に出場する。自らのサッカーの幕引きをしたのは、その直後だった。1993年のU17、世界ユース選手権に出場してベスト8入りに貢献したのが、16の時だった。それから02年の日韓W杯をはさんだ13年間、中田選手は日本サッカーのかってない盛り上がりをけん引する役割を果たすことになる。時代はそれが変わる時、その変化を体現する個性を歴史の舞台に押し出すようだ。日本選手の欧州移籍はいずれ誰かが扉を開けていただろう。だが、自らの胸で異文化を自在に呼吸しながらプレーする中田選手のようなスタイルははたして生まれたであろうか。
気がかりなのは、中田選手が引退の決意を胸にピッチに涙を浮かべて横たわったその時、次の何年かかの日本サッカーの変化を予感させる若い世代の顔がまだ見えてこないことだ。「ヒデ引退」は、待ったなしの世代交代を迫ることとなった。
ひとの「出処進退」の出と進は人の助けが要るが、処と退は自らなすべきだという、幕末の河井継之助の言葉だ。
あぁ・・疲れた・・

本当ですよねぇ・・
W杯の野球も、同じように野手で初めて大リーグで成功し、今なおその大リーグ記録を塗り替え続けているイチローがいたからこそ、チームがまとまったような気がする。、
それに比べて今行われているW杯サッカーには 中田のような経験豊かな選手が不足しているような気がする。でも全員サッカーでカバーすれば何とかなるかも。
開催地南アフリカは、「虹の国」と言われている。ネルソン・マンデラ元大統領の演説からそう言われるようになったとか。(白人も、黒人も、アジア系も、肌の色を越えて虹のように融合し合い、ともに国家建設に力を合わせようと訴えた演説から)
日本の侍ブルーも16色の虹の色に加わってほしい。
デンマーク戦は金曜日、頑張れニッポン!!

しかし 昔も今も変わらない私。
子供のころは、大掃除の時の畳をあげたときに出てくるセピア色に変色した新聞紙、掃除の手を止めて夢中になった。「忙しいのになにしているの」としかられたけど、そんなわけでしゃがみ込んで読んだ思い出が頭をよぎる。

暇な時、読みものがない時、時々このスクラップの入った箱のふたを開けて、切り抜きを読む楽しさは、何物にも代えがたい。だから捨てられないのだ。困ったことに・・

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雲り 26℃

近現代史。

2010年06月22日 | 四方山話
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 トウモロコシ畑のなかで、ソフトボール大の薄紫の花を見つけました。
蜂が蜜を吸っています。はてさてこれは何の花?と思い調べてみましたよ。
ニンニクの花らしい。
野菜の花ってどうしてこんなに綺麗で可憐なのでしょう。
それはきっと蜂とか蝶々とか、蜜を吸ってもらうためなのでしょうね。

とはいうものの 植物に限らず生物は、自らを意図的に変えて、子孫繁栄のために形を変えることはできないらしい。
唯一出来ること それは身を任せるだけなんだとか・・
福岡伸一先生が言ってました。

 さて。
話は変わるが、いつも言ってるように私は日本史が(も)苦手である。
日本誌の時間に居眠りをしていたか、でもよくよく考えると特に幕末以降の近現代史は3学期にバタバタと教わって終わったとの印象も否めない。それでも得意な人もいるわけで、やはり自己責任ですよね。
そんなわけで今 NHKで放映している「龍馬伝」はとても楽しみにして見ている。

先日 龍馬が大政奉還前、後藤象二郎あての手紙が見つかったとのニュースが 新聞に出ていた。
なになに竜馬がと興味深く読んだのだけど、読みながら困った事に竜馬伝のキャストで想像してしまうのだ。福山雅治(龍馬)と青木崇高(象二郎)を思い浮かべてしまうのだ。
それにしても青木崇高象二郎は凄く悪い、嫌なやつですよね。
竜馬伝での後藤は、龍馬の殺害を企てて弥太郎に毒殺を命じたり、土佐勤王党のメンバーを次々と拷問にかけたり、悪い奴なんです。

その見つかった手紙によると 大政奉還を求める為に、京都二条城に向かう象二郎を、龍馬が激励するもの。
建白がかなわなければ切腹する覚悟の象二郎に、自分も決死の思いだと伝え、「先生一身失策の為に、天下の大機会を失せバ、其罪天地ニ容るべからず。」と激励しているとか。
でも史実によると、龍馬の手紙を横取りしたことはあるけど、殺害を企てるのはあり得ない話だそう。
いくら物語だとはいえ、史実とあまりにもかけ離れていては、これで歴史を学ぼうとしている者にとっては 間違った歴史を覚えてしまうのもどうかと思うけど・・
え??そんなことも知らないのは私だけ?
どうもすいません。

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雲り 時々薄晴れ   27℃