一月も終わるというのに、なんだかこのところ ずーっと寒い。
毎日寒くて、寒くて、老いたカラダには冗談抜きに応える。
去年の夏があれだけの猛暑だったのに、この冬は雪国の人たちでさえ驚くくらいのドカ雪の酷寒。
これ、どちらも太平洋赤道付近の海水温が下がる「ラニーニャ現象」の影響なのだとか。
オーストラリアの大雨の原因でもあるらしい。
新聞に書いてあったのだけど、鳥インフルエンザもこの影響で、日本が寒いから今年の渡り鳥が多いんだとか、知らないところで様々な影響が出ているのですね。
そんな1月を振りかえると、謝罪ラッシュの菅内閣、随分政権交代には期待したんですがねぇ、どうしたらいいのか政治に疎い私にはよくわからない。
けど、このままいけば大変なことになるということだけはわかる。
私が地団駄踏んでもどうにもならないけど。
それより今月強く印象に残ったこと。それは・・・
チュニジアから始まった民主化運動だ。(ジャスミン革命)
これらの反政府デモはアルジェリア、イエメン、ヨルダン、そしてエジプトにも波及した。
一連の反政府デモは、新聞などによると、これまで中東ではあまり見られなかった新しい形のデモだとか。それというのも、そこにはイスラムの宗教や、反米感情がほとんど介在していないかららしい。
人々をこれほどまでに突き動かしているのは 経済的理由(失業や物価高など)とそれを解決できない政府への不満で、これらはネット革命と言われているのだ。
ついこの前見た映画でフェイスブックというサイトを知ったばかりなので、余計にこの手のニュースが気になるのかもしれないけど・・・。
そんなこんなで寒い、寒いの連発の一月だったけど、寒さきわまる大寒のころのことを”春隣”というらしい。
日本語はいいですね。春隣と聞いただけで、ほのぼのとなんとなく華やいで感じる春の季語。
この寒さの隣には 温かい春が来ているよ、とでも考えなければ 耐えられなかったのでしょう。
この季語のように明るい春が来るといいなぁ。
ホント早く暖かくなってほしい、願うはそれのみ。
雲り 3℃