ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

イチロー選手

2010年09月30日 | スポーツの事
日記@BlogRanking←最初にクリックおねがいいたします。


                          

 もしかしたら永遠に続くんじゃなと思っていた記録的猛暑の夏だったけど 秋はやってきました。何だかわからないけど偉いもんですね。朝晩の気持ちのいいことといったらない。
空を見上げれば太い絵の具筆にたっぷりと白色を含ませて、ポンポンポンと筆を立てて描いたようなうろこ雲が本当にきれい。
でもでもその分、いつものように鼻が、むずむず、くしゃみの連発。本当にやっかいです。涼しさを取るか、むずむずを取るか、あちらを立てればこちらが立たずを実践しているような毎日。
天敵のセイタカアワダチソウをにらみながら鼻水すすっています。

写真はカーテンの隙間から差し込む陽射しが気持よく感じる 暇な木馬の午前中です。

 さて。
そんな九月も終わりました。
民主党の代表選挙で菅総理が再選されたとたん、あの書くのも聞くのも忌まわしい尖閣諸島問題でしょう。
折角イチロー選手の大リーグにおける偉業を喜ぼうと思っていたのに、その喜びも半減です。
それでも今月は これが私にとって一番のうれしいニュースでした。
シーズン200本以上安打を10年連続達成、凄いことですよね。
10年以上続けてることって何かなぁと考えると、木馬、日記、だけ、それもダラダラとすることないから続けているだけの私とは大違い。もっとも比べる方が間違っている、と言われそうだけど。

どれだけイチローが凄いのか調べてみました。
あの長嶋選手の年間最多安打は163本、張本選手は182本、王選手は156本、彼らがホームランバッターだったから といえばそうなんだけど。

でもオリックス時代のイチロ―の210安打はいまも破られない日本記録なのだ。(1994達成)
この時 阪神タイガースの代打一筋、浪花の春団治こと、川藤幸三さんが面白いことを言っていた。
「ワシが現役19年かけてコツコツ積み重ねた安打数が211、それを一年で追い越したり、並ぼうとするやつがいるなんて信じられん。」これを聞いたとき思わず吹き出してしまったのだけど。
イチロー選手のすごさはこればかりではない。10年も続けて試合に出るということは、レギュラーとしての安定した力を維持し、その上大きな怪我やスランプを吹き飛ばさなくてはならない。どれだけ体力維持に努力しているのでしょうね。
「この記録が簡単なことでないということは僕が一番知っている」と語ったイチロー選手の言葉に表れている。
そうでしょうとも・・・
有言実行がイチロー選手のすごさ、今の政治家に聞かせてあげたい言葉です。
それを言いながら10年も続けるなんて もう称賛の言葉なんて通り越して、人間業とは思えない不滅の大記録だ。

つい先日ヤクルトの青木選手が今シーズン200本安打を達成した時 イチロー選手からおめでとうと祝福してもらったと嬉しそうに語っていたが、野球に限らずすべての競技者に手本を示してくれている。
それだからイチロー選手の細身の体から打ち出されるヒットや 間一髪で内野安打になる俊足プレー、強肩でしかできない「レーザービーム」に魅了されるのですよね。
本当に、イチロー選手と同じ時代に生きる幸せをしみじみと感じている私です。

イチロー選手の野球選手としてのゴールはまだまだ先ですよね、私は楽しみにしています。
自分自身のさらなる記録更新を。

イチロー選手と関係ないけど、横浜ベイスターズの三年連続90敗も日本新記録だそうです。大の横浜ファンのトンボが言ってましたから間違いないはずです。
「そんなに弱い横浜、どんなところが好きなん?」と聞いたら「俺の生き方みたいなぬるま湯体質というか、責任を求めんいい加減さ、チャランポランさが共感を持てるんよ。」だそうです。

またもや余談ですいません。

晴れ 26℃

餡子の蘊蓄

2010年09月29日 | 木馬の事
日記@BlogRanking←最初にクリックおねがいいたします。

 

甘味喫茶になったのではありません。

クルム伊達選手と同じだったのですね。知りませんでした。
彼女は感激のバースデー勝利とテニスファンにお祝いしてもらっていましたが、全然関係ないのですが、昨日は草刈りトンボ@チャイナの生誕記念日でした。

ま、我々も誕生日に奢ってもらっているので お返しをしなくちゃまた何言い出すかわからないトンボ@チャイナのこと。
超右党のトンボさんですから 写真の求肥のほかに江の川最中もプレゼントしました。こうなりゃ餡子攻めです。
でも甘いものが好きな癖に贅沢を言う人なのです。
栗の入ったキンツバはキンツバではないとか、柚子の入った羊羹はダメだとか、とにかく小豆の餡でない和菓子は邪道なんだとか・・

「我がままだねぇ、甘いものなら何でもいいでしょう」、というと「甘党だから甘いものに関しては主義一貫している、餡子に関しても、こし餡はダメ つぶ餡じゃないと、言うことは辛口よ」、と屁理屈を言います。

「大体ねぇ(お!いつもの雑学屁理屈が始まったぞ!・・)徳川幕府が江戸に幕府を開いたとき、江戸は京都と並ぶ二代文化センターだったのよ、そのうちこの地域の文化交流が始まり、勿論食文化も交流が始まったわけ、そんなわけで京都のお菓子屋さんが江戸にどんどん入り込んできた、京都は貴族の文化、江戸は庶民文化、京都の上品なこし餡に対して、「てやんでぃ、上品ぶって」、と江戸の庶民が反発して独特の餡 つまりつぶ餡を作ったのよ。」だそうです。

「餡の蘊蓄はどうでもいいけどそういうトンボは江戸っ子じゃないでしょう?」
「むかし江戸っ子の隣に三年住んでいたことがあるんよ。」
「大好きな羊羹はこし餡で作るのでしょう?」
「羊羹はしゃーない、トラヤに言ってよ。でも羊羹は、よー噛んで食べるんよ。」
何言ってんだか、ホンにあんたはチャイナです。

それにしても好きなものは美味しそうに食べますね。あっという間に平らげてしまいました。
何でも古希に後二歩で手が届くところまで生きてきたそうです。

イリコさんにもコーヒーを奢ってもらい、「誕生日はいいねぇ、年に二・三回あってもいいねぇ、ここまで生きてくりゃ年を二・三個取るなんてどってことないよ、ただでコーヒーが飲めて美味しい和菓子がついているんだけ。」
そして「明日もお代はいらんのかいね。この晴れの日は一週間は有効でしょう。」バカたれ、調子に乗るんじゃない。
「しかしココはいいねぇ、誕生日を覚えてくれていて、女房なんて忘れてるよ。やはり女房は顔で選んだらいけんね。俺は失敗したよ。顔で選んで。誕生日の昨日なんか雨樋の掃除して、とこき使われたわな。」といいながら肩を落として帰って行きました。後ろ姿に幾分寂しさが漂っていました。
やれやれ・・・

雲り時々薄晴れ  24℃

(39)「再会」横関大著(講談社)・・9/20日読了

2010年09月28日 | 本の事
日記@BlogRanking←最初にクリックおねがいいたします。


 やっぱり江戸川乱歩賞受賞作品だわ。
というわけで、面白かったです。
ネタばれのないように書かなくちゃ・・・おしかりをうけるから。

全てはタイムカプセルにとじ込めた――はずだった。
誰がうそをついている? 幼なじみの4人が校庭に埋めた拳銃は、23年の時を経て再び放たれた。それぞれの想い出が重なるとき、時を越えたさらなる真実(なぞ)が目を覚ます――!(帯紹介文より)

ヒロインを含む幼馴染の仲良し4人組のうちの一人の兄、だれからも嫌われていた男が、何者かに射殺された。凶器は23年前、ある事情からこの仲良し4人組の手に入り、卒業間際に小学校の校庭に埋めたタイムカプセルに入れて封印したはずだった、なのになぜ???

隠した場所とこれをあける為の、ダイヤル錠の暗証番号を知っているのはこの四人だけ。
そのうちの誰かが密かに掘り起こし、殺人に使ったとしか考えられない。

これで終わってしまったら面白くない。
余りにも簡単に犯人が分かってしまっては、でもこの物語はそうはいかず、23年前に起きた銀行強盗事件のなぞに迫るのだ。
4人組にはその事件の時、殉死した警官の息子もいて、おのおのにその忌まわしい事件を目撃したとして、トラウマの悪夢が付きまとっているのだった。

かかわった人物それぞれが隠し事をしていたことが明らかになり、次第次第に謎が解けていく。
 
うん、すんなり簡単なようで少し入り組んだ、それでも読みやすいサスペンスでした。

雲り 26℃

チャイナ

2010年09月27日 | 木馬の事
日記@BlogRanking←最初にクリックおねがいいたします。

                            

 十六夜を切った。
土曜日、近所のお通夜に行った帰り、見事なお月さまが・・・

カメラで切ってみました。本当は電線の下から見あげたお月さまが、五線符のようだったので乗せてみたかったのですが、カメラが、なんせカメラがコンデジなので出来ませんでした。
一眼レフがほしいなぁ、折りたたみ自転車も欲しいし、あぁ… ほしいものばかり。

 で、話はコロッと変わるけど、最近、見るのも聞くのも腹が立ち、見ないように聞かないようにしているニュースがあるのです。
それは、そうです、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件です。
我が国の及び腰外交もさることながら、かの国の常識軌道を逸した人間性、図々しさ、下手に出ればつけ上がる。国際社会の常識が通じない国。ホントあきれてあいた口がふさがらない。それが世界第二の経済大国なのだから困ったものです。
大体、小沢民主党一個団体が胡錦濤国家主席との握手会で中国を訪問した時から嫌な予感がしていたのですよね。信用ならないあの国になにしに行ったんだろう!と。
それほど親しいのなら、今回のねじれた事態を、一兵卒でも何でもいいから解決に努力すればいいにと思う。

日本は法治国家、あの国は一党独裁の国、熱くなってばかりでは大人げない。外交の甘さを検証し、皆で考えなければと新聞には書いてあったが、我が国の経済成長も食糧事情もレアアースもすべてあの国に依存している国内状況を根本から、改善しなければならないのではないでしょうかね。レアアースに代わるものも研究が始まっていてもうじき日の目を見るらしいし。早く早くです。

で、私たちイリコさんと二人して、訳のわからない屁理屈を言ったり、KYで自分のことだけ主張したり、人の迷惑を考えない人のことを、カウンターのうちで”チャイナ”と呼んでいます。

誰とはいえないけど、いるのですよね、こういう種類の人が意外に大勢。
たとえば、相手の迷惑も考えず、ストーカーのように連日 記事とは関係ない迷惑コメントを入れる人とか、なになにしてあげているのだからと交換条件を出す人とか、ようは人の弱みに付け込む人、そういう人に出会うと、”チャイナ”だ!と叫んでしまう。

私たちが”チャイナ”といっているのを聞いたトンボが、「そういえば子供の頃、チャイナマーブルという、固い飴があったよな、知っている?」
覚えていますよ、口に入れて溶けてきたら色が色々に変わる飴でしょう?子供のころあの固いのを噛んでいました。そして中の色を確かめていました。

話がそれたけど、人の振り見て我が振り直せですね。

晴れ 午後雨 28℃

(40)「こぐこぐ自転車」伊藤礼著(平凡社)よ読む・・9/23日読了

2010年09月26日 | 本の事
日記@BlogRanking←最初にクリックおねがいいたします。


 この本はわたしが選んだ本ではない。
ブログお友達の本も映画も大好きな慧ーstyleの慧さんが勧めてくれた本なのだ。
いままでも映画や本を紹介してくれたけど、それがみな面白かったし私好みなので、さっそく 迷うことなく、図書館に電話を入れた。(田舎の図書館はインターネットの貸し出しはできない。)
「こぐこぐ自転車」と「自転車ぎこぎこ」はありますかと聞いたら、調べてみるから後ほど連絡します。とのこと。
待つこと30分、それによると、江津の図書館にはない、県立図書館にはあるので、取り寄せましょうか、とのこと。
勿論、お願いしました。ワクワクしながら待ちました。
そして、こぐこぐの方が先に来たので、読んだというわけです。

 で読んだ感想は?…
自転車が無性に欲しくなりました。私はロード用の自転車を絶対に購入いたします。
そして女性古希チャリダーになりたーい。

昭和8年生まれの伊藤さんが、70歳を目前に自転車に乗り始め、すっかりその楽しさにハマってしまい、3年のうちに6台の自転車を買い求め、あちらへこちらへとサイクリングに出かけ、ついには同年代の仲間たちと北海道を自転車で旅するという自転車エッセイなのだ。
 
伊藤さんは頑健なマッチョな肉体の持ち主でもなく、むしろどちらかといえば虚弱な方のようであるし、少し坂道を走ると脈拍があがり、タクシーで帰ったことも。
お尻が痛いとか、ひざが痛いとか、樹にぶつかって大怪我し入院したとか、弱音を吐きながらも、しかしこぐことをやめようとしない。それは
『人間はなぜ結局は真面目に自転車をこぐか、というと一度自転車にまたがって走り始めるたら、あとはこがないと自宅に帰れないからである』と本の中で伊藤先生も書いていましたけど。
どうして自転車にはまり込んだのか、その自転車の楽しさがいっぱいのこの本。
自転車に関するさまざまな見解」として、サイクルメーターに関する真面目な意見。
自転車に乗って知った世の荒波。また、自転車ヘルメットの効用に関する真面目な意見。などなど。
紀行文としては、房総サイクリング、碓氷峠など
でも圧巻はやはり、古希2人、還暦過ぎ2人での計4人のお爺さん北海道ツーリングの旅編。
霧の都、釧路でホタテを食べて下痢した話とか、丘の上のホテルで食べたカキフライ定食のまずかったこと。

『わずかばかりの不細工なキャベツの上に乗っていたカキ五つ、たった五つ
梅干しくらいに小さくちじんだカキフライ、あまりのまずさにキャベツの千切りでご飯をたべた、そうするとだんだん腹が立ってきた。帰り際千円に税金を払って会計のお姉さんに文句を言った。おねえさんが悪いわけではない。こんなメニューを考えるやつが悪いのだ。神田当りで、七、八百円で食べる舌の焼けそうに熱い味噌汁付きの、カリカリに揚がったジューシなカキフライ定食のことをおもいだして口惜しくなった。
北海道は天国ではないのだ、何がグルメだ、何が味覚ターミナルだ。』
 
文章も面白く、仲間の人物描写も素晴らしく、とても気持ちよく、笑いながら読めました。

で、この伊藤先生、調べてみたら、それもそのはず、戦後 「チャタレー夫人の恋人」を本訳されて出版し、のちにワイセツか、否かで、「チャタレー裁判」にまで発展した、あの著名な文学者「伊藤 整」さんの、ご子息でもあります。
知りませんでした。

なんか元気の出る本、次のぎこぎこが楽しみです。

晴れ 24℃

今週の頂き物の料理(写真をクリックしてくださいね。)

2010年09月25日 | 料理
日記@BlogRanking←最初にクリックおねがいいたします。

今週の頂き物の料理です。

  

① 茄子の天麩羅          ② かつ丼              ③ バッテラ

  

④ かぼちゃと厚揚げの煮物    ⑤ 切干大根            ⑥ おからのサラダ

  

⑦ ワカナの照り焼き         ⑧ イカ刺し            ⑨ さんまの蒲焼お重

  

⑩ 鯵の南蛮漬け           ⑪ 茄子とツナ缶のとろとろ煮   ⑫ かぼちゃとエビのサラダ


今日のレシピはサラダ二種です。
⑥ おからのサラダ
まず、キュウリを薄く切り軽く塩を振る。しんなりしたら固く絞る。
おからをレンジで1分ほどチンする。
このおからに二杯酢、マヨネーズ、で和える
ここに先ほどのキュウリ、ソーセージのうす切りを入れて混ぜて出来上がり。

⑫ かぼちゃとエビのサラダ
かぼちゃは二センチ角くらいに切り、耐熱さらに並べ、水を少し降りいれてラップをし2分間くらいチンする。(爪楊枝で刺してみて柔らかくなったか見てね。)熱いうちに塩、胡椒を振り、粗熱を取る。
次にエビを殻をむき、背ワタを取り熱湯に塩を加えて茹でる。
冷まして、2センチくらいに刻む。キュウリも角切りにして塩をふる。しんなりしたら水けを絞る。
●ドレッシングを作る。
玉ねぎのみじん切り、ヨーグルト、マヨネーズ、塩、こしょうで味を見て、先ほどの材料を混ぜる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

毎年、夏用に青シソを鉢に植える。
今年も春先に友達に、苗を一本頂いた。
それがなんとまるで灌木のように茂り、薬味や、お刺身の色合いになんて追いつかないほど、この暑さや水不足にもめげずに育った。
もとより、青シソが大好きで、夏になるとあの香りがどうしても欲しくなる私。
ハンバーグにも、餃子にも、冷ややっこにも、サラダにも、冷やしうどんにも、そうめんにも、酢物にも、サラダにも、天麩羅だって、これでもかこれでもかと てんこ盛りで食べた。

うなぎのチラシ寿司には青シソがないと間が抜けたようだし、冷汁だって青シソの千切りで表面がが見えないくらい入れてやっと満足が得られる。

献立はいつも、頂いた野菜や魚介類を無駄にしないように考えていると自然に決まってくる。そこに青シソがあると、見た目も味も本当に生き生きとしてくる。
夏の料理には欠かせない。
また来年も植えましょう。

雲り 時々薄晴れ 風が強い 24℃

正義の定義

2010年09月24日 | 四方山話
日記@BlogRanking←最初にクリックおねがいいたします。
                             
                        

 一晩中降っていた秋雨は午後にはやんだ。
その土砂降りの雨のせいで、日本海はたちまち泥の海と化してしまった。
昨日 買い物の途中に寄った和木海岸です。  

じゃ今夜は本当の十五夜が見れるかな?

・・・・・・・・・・・・・・・・
                                          
 今年の夏は暑くて暑くて、ホント冗談抜きにしてアイスクリームのようにと溶けそうだった。どれだけ汗かいたか 量りたいくらい。
秋は一体全体どこに行ったの?彼岸花だって全然咲いてないしね。そう思ってため息の日々だった。
ところが、23日のお彼岸の日を境になんと、いったい、なんなの、今日の気温は・・・
明け方なんか肌寒い。

急にやってきた秋。   
まだまだ当分先のことだろうとあきらめていた体も心も 急にやってきた秋を受け止められない。
気まぐれにやって来てくれたって困るのだ。 ためがなくちゃ、ためが・・・
夏に疲れた体が ぶつくさいってるじゃありませんか。
というわけで、安光姫など毛布にくるまってテレビを見ていました。
                                         
・・・・・・・・・・・・・・

 さて話は変わりますが・・・。
私はいつも不思議に思う。この国の正義の構造とは一体どのようになっているものなのかと。
いつでもいいから池上彰さんにでも詳しく解説してもらいたい。

それというものも厚生省の元局長村木さんに無罪判決が出た郵政不正事件は、なんと大阪地検の特捜検事が押収資料のフロッピーデスクをを、村木さんを犯人にするべく改竄したらしいのだから、なんとも恐ろしい。
証拠をでっちあげることができる検事は怖いものなし。嫌いな奴とか虫の好かない奴とかより取り見取り、どんな人でも犯人に仕立て上げられる。
なーんか戦後の思想犯の事件をでっちあげた公安の特捜検事見たい。

愛想なしが子供の頃、推理小説が親に似て好きだったので、「大きくなったら一杯勉強して弁護士になったらいいね。」といったら、「同じなら検事のほうがいい、だって弁護士は犯人の味方をするもんね。」といっていたのを思い出すけど、「検事霧島三郎」のような正義感あふれた検事は小説の中だけなのかなぁ。
                                       
・・・・・・・・・・・・・・

追記

『満月に吠える女のレポート』・・・・9/23日
 


午後9時過ぎ
夜空に満月が見えました。コンデジだからはっきり輪郭が見えないけど、磨きあげたかのような、十五夜。
空を、まあるく、くり抜いたみたい。



午後10時
風に流された雲ははやい動きで、月は見えたり隠れたり。
月明かりに照らされた雲は、夜だというのに真っ白で、洗剤を泡立てているように見えた。

月に向かって吠えたのかって?
勿論、「ワォ!!」とうなっていましたとも・・・。

晴れ 23℃

束の間の名月

2010年09月23日 | 四方山話
日記@BlogRanking←最初にクリックおねがいいたします。

↓ 写真左から 金曜日、土曜日、日曜日、月曜日、火曜日、のお月さまです。

    

「月々に 月見る月はおおけれど 月見る月は この月の月」
そして昨日は中秋の名月。
なのに、皮肉にも雨。それも大雨、せっかく写真を撮るべく待機していたのに・・・ 

神代の昔から、月の呼び方には風情があり、本当に日本人の感性って素晴らしいと思うのですが。
たとえば、三日月(眉月)、七日夜(上の弓張り)、十三夜、十四夜(待宵・まつよいの月)、十五夜、十六夜(いざよいづき)、十七夜(立待月・たちまちづき)、十八夜(居待月・いまちづき)、十九夜(寝待月・ねまちづき)、二十日夜(更待月・ふけまちづき)真夜中の月、三十日月(みそかづき)
古来、十三夜と十五夜のどちらかの月しか見ないのは片身月といわれ、不吉とされているというとのこと。
何度も言うようだけど、せっかくの中秋の名月、残念でした。

諦めて仕事を終えて家に帰り、洗濯などをしていたら、なんか月が私を呼んでいる。そんな予感がして、縁側から覗いてみたら、なんと雲の切れ間から覗いているではありませんか。

                        

遅くなりました。これが諦めていた、我が家から見た”中秋の名月”です。
今の今まで雨を降らしていた憎まれ雲は、月明かりに照らされてもやはり鼠色で、「おいおい、邪魔のもは消えろ!」といわんばかりに折角顔を出したお月さまを あっという間に連れ去ってしまったのでありました。
まるでSFXをつかった映画の一場面のようだ。こんな雨の夜空に出てきたことが不思議なのだ。なんだかわけがわからないけどフランケンシュタインとか、オオカミ女がむせび泣きそうな、万葉の月ではなくてゴシック・ロマンの月だなぁ…

自称”月に吠えるオオカミ女”は前にも書いたけど、満月を見ると万葉集の(馬鹿の一つ覚え)”わたつみの豊旛雲に入り日さし 今宵の月夜あきらけくこそ”を お題目のように口ずさむのだけど、夕べは写真撮るだけで精一杯で、しみじみと味わうことができなかった。

それにしても豊旗雲とはどんな雲ぞや、と日本大百科事典を調べて見たら、
『万葉集』にある短歌「わだつみの豊旗雲に入日さし今宵(こよい)の月夜あきらけくこそ」に出てくる雲。旗雲の用例はほかにもあり、白い長い雲をさしたようである。豊は分量が多いことを表す形容詞で、豊旗雲は長い帯状の巻雲(けんうん)または巻層雲をさしたものと思われる。
と書いてあった。
今夜も雨らしいから、むせび泣かなくていいかな。

大雨のち晴れ 24℃ 

写真のノウハウ

2010年09月22日 | 四方山話
日記@BlogRanking←最初にクリックおねがいいたします。

 少し秋らしくなってきたかなぁと思ったのも束の間、ここのところの夜の蒸し暑いことと言ったらない。
エアコンをタイマーにして寝ていても切れると汗びっしょりかいていて目が覚める。
熟睡できないからか、よく夢を見る。
それもドジの夢ばかり。今朝がた見た夢は、東京だか大阪だかわからないけど、夜行バスに乗るのに駅まで行ったら切符を忘れているのに気づき、家まで帰り自分の車でバスをどこまでも追いかける夢を見ていた。ホントに間抜けよね。

夢に出てくる話というのは深層心理で、心の奥にそういう思いがあるからで、現実の世界でも忘れ物ばかり。
今も仕舞い忘れて出てこないものに、除草剤がある。
草がすぐ伸びるし再々刈るのも面倒なので、ホームセンターで値段の高いよく効くのを購入して撒いた。
残りは孫が来て触ったら怖いからと、いつものところではなくて、別の場所に覚えをしてしまったはずなのにそれがどこに行ったか思い出せない。
ボンヤリならまだ救いようがあるけど、わからなくなったら困るから、わざわざどこか安全なところにしまったのが思い出せないのだ。
年齢からくるものもあると思いたいのだけど、たぶんプチアルツが進行したのだと思う。

そんなわけだから写真なども上達するわけがない。
この前のひまわりの写真ですが、どの写真もどうも暗くてうまく撮れていない。
逆行だったから、液晶画面が光って全然見えないということもあったのだけど…。
それでめくらめっぽうシャッターを押しながら、待てよ、強制発光にして見たらどうだろう、と試してみた写真です。

 

元より写真に関する基礎的な知識など全然ないものだから、構図や技術の良し悪しなど判断できない。
それでも、見ていてその写真から何かを感じることがある。
花一輪を撮ったものでも、植物図鑑みたいに美しいだけの花ではなく、それを撮ろうとしたその人の、歓びとか驚きとか切なさとか哀しみが、映りこんでいるような写真。
撮る人が被写体を見て感じた物語というか、被写体に潜む物語かな。
そういうものを感じさせてくれる写真に出逢うと、しばし見惚れてしまう。
まるで詩や小説の世界に入り込むように、その中にのめり込んでいってしまう。

でもでも、あたしのような素人に、そんな写真がそうそう撮れるわけもない。
そんな写真を撮ってみたいと思えば思うほど、真似したいと構えれば構えるほど難しくなる。その前にデジカメの使い方も完全にマスターしてないのだからどうにもならない。

 

中々うまくいかないものですね。
これ以上の写真など到底無理なのかも、と弱気な私です。

雨 30℃