ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

九月も終わりです。

2007年09月30日 | 四方山話
 朝晩はすっかり涼しくなり、空は高く青く澄み渡り、やっと普通の秋になった。しかし今日は生憎の曇りで、どんより。
夕方 散歩がてら歩いてみました。写真は新川上流です。(写真をクリックしてくださいね。)

 さて。
残暑が厳しかった九月も終わる。
この月も色々な事があったなぁ。
安倍総理が突然政権を投げたして、姿を消した(といっても入院したのだけど・・)朝青龍とどっちが先にマスコミに姿を現すだろうかと思っていたら、安倍さんの国民に謝罪の方が先だった。当たり前だよね。
記者会見の映像みるまでは
「まったく何しているんだろう、政治家としての計算がまったく出来ていないじゃないか」と思っていた。
しかし驚き呆れたのもつかの間、数分後には早くも哀れを催した。
やはり政治家、いや首相には向いてなかった、そこそこのポストはこなせても、
一国の首相というには荷が重すぎたのね、そうか、首相というのは別格で、他のポストとは違い、特別の資質や権力や統率力を要求されるものなのね、と今更ながら思ってしまった。
福田さんが総理になり、思いのほか高支持率が表されていたけど、どうなんでしょうね、週刊誌には早くも閣僚や福田総理のスキャンダル記事が出ているが、それにしても今の政治家は、誰でもたたけば埃が出るの物なのですね。私には計り知れないけど。

 で今朝の朝日新聞の「天声人語」面白い記事が出ていた。
二百十日の時節に前代未聞の「政権投げ出し台風」が列島を襲った。
「中略」
後継者選びの街頭演説を東京渋谷で聞いていた学生が、「麻生さんに共感するけど、今は国内がぐちゃぐちゃ。まずバランスの取れた福田さんが政権につきその後麻生さん政権になればいい。」
台風一過の国会が週明けから始まる。なんとかしてくれ!

そしてまた今月は、これらの国政の話題もそこそこに、大相撲朝青龍や、時津風部屋のリンチ事件が新聞やワイドショーで連日賑わった。
今日の新聞には北の湖理事長が文部科学省を訪れた写真が出ていたが、憮然として棒立ちの北の湖理事長に、頭を下げている渡海文部大臣の姿が掲載されていて、どっちが謝罪しているの?と思ってしまった。
そしてこれらの諸問題にもたもたしている協会や、親方幹部は、私たちが考えも及ばない複雑な事情があるのだろうけれども、でも、私は思う。もはやこれらの日本の伝統ある国技の相撲界であっても、運営や、経営をを元力士にゆだねていられる時代じゃない、名力士だからといって、経営や、運営や、交渉や、広報能力があるとは思えない。
外部から優秀な人材を集め、これらの専門家で作るところの、コミッショナーやスポークスマンは絶対に必要だとは思いませんか?
少し前外務大臣だった田中真紀子さんが外務省は伏魔殿だと言っていたが、まったく相撲界も伏魔殿だね。

とまぁ いつもよくわかってないくせに、一言多い私をお許し下さいとお願いしつつ、それでも昔はお相撲大好きだったんです。
最近はほとんど見ないでいても、それでも何かこのような不祥事とか、危機的な事態が発生すると、俄然気になり、不安に駆られる、このまま消滅してもらいたくない、自分とはなれたところでもいい、続いて欲しいと願っているのです。

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曇り 時々晴れ 25℃

今週の頂き物のお料理(写真をクリックしてください。)

2007年09月29日 | 料理

  

  

    

① 芋の茎と茄子、エリンギ、茗荷の精進揚げ

② 秋刀魚の蒲焼丼

③ みたらし団子

④ トマトまぐろ丼(茗荷の酢漬け入り)

⑤ ほうれん草、ピーマン、ジャコのサラダ

⑥ ほうれん草のタルタルソース和え

⑦ サザエのお刺身

⑧ しのだ巻き(鶏ミンチ)

⑨ サザエご飯

以上です。

 曇り時々小雨 24℃


踏んだり蹴ったり

2007年09月28日 | 木馬の事
 ノー天気なお方の生誕記念日らしい。
今日から、高齢者と呼ばれるとぼやいていた。
私など60を過ぎてからというもの、目だ、歯だ、足だ、肩だ、鼻だとあらゆる機関や、そしてちょっと走れば心臓はバクバク、ちょっと歩けば、汗だらだらと、あらゆる不調がさみだれ式にやってきて、自分をだまし、だまし仕事をしている状態だというのに、このお方は連日、自分の体を鍛えることにだけ神経を集中して、泳ぐたびに自分の記録を塗りかえ、呑気に気ままに暮らしている。
鍛え上げた身体は 無駄な筋肉や無駄な脂肪など全然付いてなくて、マッチョでスリムで羨ましい。とても老人の域に達したとは思えない。
しかしそうは言っても神様は太陽の元に平等だ。
必ずしっぺ返しが来るはず、いつまでも若くはない、そう思って気を引き締めて、生きていかないと落とし穴が待っているよ。
でもこれからも頑張ってください。となんだかわけのわからないエールを送ります。

 さて、人の事はどうでもいい。私のドジの話ね。
まいどまいどすいません、昨日のこと。

一連の悲劇は朝一番の電話から始まった。
「あんた めがね忘れてるよ。」と安光姫からだ。老眼鏡がなければ何も出来ない私。取りに帰った。
そして次は買い物の時だった。
「キャベツだけです不足は。」イリコさんに言われて某スーパーへ。
レジでお金を払おうとしたら、財布がからっぽ、お金が入ってない。
陳列ケースでダンボールをつぶしていた店長に「店長、お金貸して、158円今晩のコーヒー代と相殺して!」
まだまだアクシデントは続きます。
昼下がり新聞読んでいたら、「ガソリン代来月から最高値」という記事が目に入る。
「え~?ちょっと注ぎに行ってくる。」と西へ4キロセルフのスタンドまで走る。
ガソリン注ぐべくカードを、え?カードは?カードがどこを探してもない。
このカードはガソリン入れるたびに、自分で機械に差し込むと、ピラピラピラピラと音がして赤、緑、黄色、と三段階の色のところで止まる。赤なら20ポイント、緑なら15ポイント、黄色なら10ポイント加算される。
これがバカにならない、100ポイント貯まるとリッター当たり5円、200ポイント貯まるとリッター当たり10円引いてくれるのだ。
さぁ このカードがどこにもない。仕方無しに店に帰る。
どこに置いたか思い出せない、いらいらいらいら!30分仕事もそっちのけで、あそこでもない、ここでもないとぼけ頭を張り巡らすピララピララピララと。
私もそこまでぼけていない、突然閃いた。そうだ!いつも忘れるから免許証の中に入れたんだった。
まだぞろ西へ。バカみたい。(因みにピララは20ポイントだったのが、せめてものすくい。)
これで終わらないのが、私のある意味凄い所なんです。
店に戻ってしばらくしたら、イリコさんが駐車場から上ってきて、「車にスモールがついてましたよ、消しておきました。」「え!ごめん、ありがとう。いつ点いたんだろう。」

そんなこんなでハプニングだらけの5段階評価で1の日は終わり近づいてきました。
「さぁ 今日も一日ご苦労さん」自分に言い聞かせて鍵を閉める。
マーチに乗り込みエンジンをかけようとしたら、「プルプルプル、シュパーシュパー」エンジンが掛からないよぉ。
まったく何と言うツイテナイ日なの!
サンコー社長に電話して、事情を話しバッテリーを交換してもらい、無事我が家に。

今日サンコー社長が言った。
「運がよかったよ、来月壊れたらバッテリー値段が倍になってたよ。これで5年は大丈夫だ。」
悪い事ばかりじゃありませんね。ラッキーと思わなくちゃね。
それにしてもバッテリーは、5年間持てても、マーチのボディと、私のボディが・・・ねぇ。
あぁ それにしても世界一不幸な一日でした。

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曇り時々雨 27℃ 午後涼しい

曼珠沙華のこと

2007年09月27日 | 木馬の事
♪赤い華なら 曼珠沙華 オランダ屋敷に雨が降る
濡れて泣いてるじゃがたらお春、未練な出船にあ~ 雨が降る らら雨が降る・・
と暇な木馬で写真をパソコンに取り込見ながら、美声(?)と鼻水(花粉症で)を啜り上げて歌っていたら、イリコさんが「それ何の歌?」
「え~知らないの?」

 長崎で鎖国政策のもと、混血児追放により両親と引き裂かれ、ひとりじゃがたら(ジャガルタ)へと追放された「じゃがらたらお春」の聞くも涙、語るも涙の物語を・・
イタリア人の父と日本人母とのあいだに生まれたお春は、なんとか役人の目を逃れ静かに暮らしていたものの、ついに15歳のとき混血児であることが知れ、ひとりジャカルタへと追放、「お春!」「かかさーま!」うまいよ紅おそのに語らせたら、講談も行けるわたしですから。

「そんな歌聴いたこともない、曼珠沙華なら山口百恵の歌しか知らん。」そうか、そうなんだ、イリコさんは若いね。因みに私はその山口百恵の歌を知らんわ!(写真をクリックしてみてください。)

さて。久々トンボネタ。
「あ~腹減った、そうういやぁ、いつも店の事ほっといて料理作っているけど、いつ俺に食べさせてくれるの?」
昨日用があり欠席していたトンボが 来るなり開口一番こういった。
「あれは 私たちに食べさせたいと皆が野菜をくれるんだから、人には食べさせられん。それに奥さんがいるでしょう、奥さんに作ってもらいんさい。私は他人には作らん。」
「今度うちの竹下のご機嫌のいい時に頼んでみようか?」
「何を?」
「別れてくれ」
「それでどうするの?」
「鯵のなめろう丼食べたい。」
「あんなに稼いでくれる奥さんと別れて、何不自由ない生活を、たかがなめろう丼のために棒に振るの?」
「俺は愛情が欲しい、愛情に飢えとるけぇ。」
「この年になったら愛情じゃなくてお金でしょう、お金がなければ愛情も冷めるわ!」
「俺は金はテヘラン、」
笑ってやってください、「俺は金はイラン」と言いたいんです。

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追記  @テツさんへ
今日じっくりとQLDさんに送ってもらったCDを、にわかジャズ喫茶と化した木馬で、ボリュームあげて聞いてみました。
確かにPLAIN GOLD RING でニーナ・シモンが「リング」と歌うところが「リンゴ」に聞こえました。リズムもまったりしていて、う~ん、そう思えば聞こえなくもないか?
演歌とジャズ、どちらもその国特有の歌。

やはり繰り返し聞くことですね。


晴れ 朝 涼しい 20℃ 日中28℃ 

中秋の名月に寄せて

2007年09月26日 | 木馬の事
 記事とは全然関係ないのですが、秋の高い青空をバックに電線に鳩が止まっていました。
思わずカメラを。我が家の近くの都野津会館です。(写真をクリックしてください。)これは雄だと思う、派手な羽していたから。

さて。
夕べは中秋の名月。(見事なお月様を久々に見た。)
ということで急に白玉団子が食べたくなった。
はてさて どうして作るんだったっけ?
待てよ、いつだか白玉粉一袋に袋の絹ごし豆腐一パックいてれ混ぜて作れば、いつまでも硬くならずに、水加減も丁度いいと何かの本で読んだのを思い出した。
そしてみたらし団子にしよう!
ボールに白玉粉を入れて、袋豆腐を一緒に入れた。そしてこねてみた。こんなので大丈夫かいな、半信半疑。
子供の頃 よく祖母と作ったけど、「耳たぶくらいの硬さにしなければだめだよ、硬すぎるとひび割れが出来るし、柔らか過ぎると指にくっいて丸まらないよ。」といわれて、自分の耳を何度も触って、感触を確かめているうち、耳が粉で真っ白になったりしたのを思い出す。
しかしこの袋豆腐白玉は なんと、なんと、丁度いい硬さになり驚き桃の木山椒の木だった。
沸騰するお湯の中に、この白玉を手のひらで丸めてポトンと落とす。
お湯の中で上ったり下がったりと、ダンスを繰り返しながら完全にお湯に浮いてきたら網ですくう、氷水につけると、まるで大理石のようにつるつるテカテカのお団子が出来あがり、みたらし団子にしていただきました。
月より、花より団子の私達コンビです。

さて、さて、また話は全然違うけど、実は・・・・
本当のところジャズのことはよくわかってない。尤もクラシックだってわかっちゃいないけど。
どれほどの種類にわかれ、どんな歴史があり、どのアーチストが誰と組んだ時のどの曲が素晴らしいのか、そういった話になるトンと付いていけない。
それでもなんとなく好きである。
話は実は・・・のところに戻るが、昨日の夕方 エアメールが届いた。
qldさんがこの前私のブログで、少し話題になった、ニーナシモンの「金の指輪」のCDを作成して、送ってくださったのだ。エアーメールだから、勿論オーストラリアから。
もう!感激、ちょっとブログでお知り合いになっただけだのに、わざわざ、それも私が高校生の時(ハイ!すいません、半世紀以上前の出来事です。)初めて洋楽に嵌った「レイ・チャールズ」なども入れてお送りくださったのだ。
オーストラリアのステキな自宅で、耳にヘッドホーンを当てながら、場末の木馬のこと少し頭に思い浮かべ、録音してくださってる姿が脳裏を掠める。
早速店で流してみる。そうか、これがニーナ・シモンか、音楽に聞き入った。
首を振り振り体を揺らしながら、聞き入った。
これがニーナ・シモンの声なのか、首でリズムを取り取り、「リンゴ追分」と輪唱してみた。
けどやはり私は、音楽オンチなのか、どう聴いても逆さになって聞いても、「リンゴ追分」とダブらない。

やはり私には音楽を真から理解するには、耳が悪いのか、聞き分ける力不足なのか、少し悲しくなった中秋の名月の夜だった。

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晴れ 27℃

猛暑、残暑のつけ

2007年09月25日 | 四方山話
 永遠に続くんじゃないかと思っていた、猛暑もやっと、本当にやっとどこかにいった。やはり季節は巡るんだ、偉いもんだね。改めて自然の素晴らしさを感じる。(写真をクリックしてください。)
雨が上った午前中 また新川沿いを散策。
国道九号線より海側にはまだまだ自然がたくさん残っている。線路脇の土手、新川の土手にも ムラサキツユクサや、黄色、赤のカンナ、薄紫の野菊、そして彼岸花を見つけたが、まだまだ彼岸花は 3分咲きというところか、蕾の方が目立った。
ニ、三日前はこれらの土手も雑草だらけだったが、今日は草花の咲いているところは除いて綺麗に草が刈ってあり、雨上がりと同時に可愛いワンちゃんの散歩の奥さんに出会う。
カメラ構えている私に向かい、「もうじきうちの庭にも綺麗に花が咲きますから、是非写真撮ってください。ここですから。いつだかブログにのせてくださったでしょう?」と自分のうちの庭を指差しながら、笑って言ってくださる。そういえばクリスマスの時イルミネーションの写真をアップしたのを思い出した。
でその首輪に鎖のついた、どう見ても可愛いとはいえないパグ犬だけど、人なっつこいワンともスンとも言わない犬。
足元にじゃれ付く、ただそれだけの事、特に珍しい事でも何もない、それなのに、
なんとなく安心感と、のんびり感、優しく声をかけてくださった、ついホロリとしてしまう。
少し前 同じ嘉久志で運動公園の方で、綺麗に家の庭に咲いてた百日紅の写真を撮ろうとして「こら!何している!」と怒られたから余計に・・・
きっとこの奥さんいい生活しているんだろうなぁ、平和ってこういうことなのか、
今私は まさに平和の一瞬の中にいるんだ、別にどうって事ない、ごく当たり前の事なのにやけに大仰な気持ちになる。ただ写真を快く撮らせてくれただけでこんな気持ちになるなんて、カメラマンでもないのつい苦笑い。ジンちゃんなんか、何度も怒られたといってたもんね。

 ところで彼岸花が今年は咲くのが遅いと思っていたが、やはり今日の山陰中央新聞に関連記事が載っていた。
「紅葉の見ごろ やや遅め」という囲み記事。
それによると、猛暑と残暑が響いて平年より遅くなる、そして今年は台風が猛威を振るったので、海水の塩分が吹き付けて塩害のため紅葉に色付きが悪くなる。
その記事によると北海道で、10月20日 山陰地方は11月20日から、末らしい。

そうか、12月の第一日曜日なのか、もし紅葉狩りに行くとしたら・・

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午前中雨 午後晴れ 27℃

1年中で一番嫌な季節。

2007年09月24日 | 四方山話
 万事 ツツガなく物事が運んでいる時 人の善意を信じる事は容易い。
しかしひとたび つまずいて、笑われたりすると、今までの善き人はみな悪意に満ちている人と化す。

 お彼岸の振り替え休日の今日、どうした事か木馬は朝からごった返した。
汗吹き吹き(塩じゃないよ)、足もつれつつ頑張った、一段落して、“ほっ!”としたのもつかの間、突然イリコさんが「そのセーター裏返しじゃない?首のロゴマークが出てるし。」「え???」

11時ごろまで裏返しのセーターで、気がつかずにいたとは、「早く言ってよね。」とイリコさんに当たる私。
だから、先ほどのお客さん変な顔しいて見ていたんだ、もぅ~恥ずかしい。
大体安光姫も洗濯たたむ時 ちゃんと見てたたんでくれていれば、こんなことならずに済んだのにと、洗濯係りにまで怒りは飛び火する。

 さて、怒りついでに、コスモスから始まり、写真のキクイモ、ブタクサ、セイタカアワダチソウで約二ヶ月続く花粉症が始まり、目が痒い、鼻水が垂れる、くしゃみの連発、で耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍んでいたがついに手が白い薬に伸びた。あぁ ついに来た!
“起きてみつ 寝てみつ 鼻のつまりかな・・”(ご存知のように加賀の千代女の替え歌です。)という、哀れな日々が・・・

 春の花粉症は、政府が後先考えずに、杉を植林した結果であるとして、マスクをして怒っている人がいたが、秋の花粉症も、国の農業政策で減反や、畑を宅地にして、売れ残りが荒地となり、道路を舗装して車ががんがん走るから、帰化植物の花粉や種を全国に運び、空き地と化した田んぼや畑に、一連の花粉症の元になる花が咲き誇る。人間社会の季節の変わり目に起こる微妙な体の変化が、複合汚染についていけずに、全国的にこの病が人々を悩ましていると確信している。

この写真を撮った3日前から花じゃない鼻の調子が悪くなったのです。(でも写真をクリックしてみてください。)

とまぁ自分のドジも何もかも人のせいにする私は、ついこの前生かしてもらっているから 森羅万象に感謝して生きて行きたいとかなんとか、偉そうな事言って、まだ舌の根も乾かないうちに、恥ずかしながら、どうしましょう。
たまには虫のいどころの悪い時もあると大目に見てお許しを・・
とりあえず明日からはなんとか。

午前中 曇り午後雨 28℃


嵐山 光三郎著「文人悪食」を読む。(新潮社)

2007年09月23日 | 本の事
 鳥取花回廊です。
たまたまトンボ一家が先日家族旅行されて 広大な写真を見せてもらったら、今日の夕方のニュースで、9年目で480万人目ですと、クス球がわれて記念品や花束を受け取りながら満面の笑顔で「こんなうれしいことはありません。」とまん丸顔のオバサンが写っていた。もう一日あとならこの幸運に出会っていたかもですね。(写真をクリックしてください。)

ここはいつの季節もお花が一杯で、何度でも行きたくなるところだ。
私もこのサルビアの丘で 両手を広げて深呼吸したもの。
太陽や空が手を伸ばせば、今にも届きそうに近くに感じる。
ここ本当に日本?と思いたくなるような所。
写真ありがとうございました。

*********

 いやー面白かった。あっという間に読んでしまった。
誰に進められたわけでもない。この前古本屋で見つけて買った本だ。
300円で購入してもの凄く得した気分にさせてくれた。だから嵐山さんて好きよ。
ストーリーのある小説ではない。
37人の著名文学者(または詩人、歌人)の食生活を深い洞察力で紹介しているというもの。「食生活」そのものよりも、むしろ「食を通してみた文人たちの生態」のほう。食べ物の話題に引っ掛けて、意外にこってりとした洋食好みだった漱石、感染症や寄生虫が怖くて加熱したものしか食べなかった鴎外、強迫神経症に近い鏡花の偏食と潔癖性、等々が語られている。樋口一葉、与謝野晶子、島崎藤村あたりまで読んでくると「え~ここまで言って大丈夫なの?」と不安になって訊ね返したくなるぐらい、それぞれの作家の私生活の深い部分までをほじくり返し、推測し、断言しているのだ。
え~?これって本当?と当たり前だけど、今まで小説を通してしかその作家というものを知らない私は、これぞまさしく目から鱗状態になってしまった。

これに紹介してある全部を書くわけに行かないから、興味のある方は是非にも読んでいただきたい。
でもそのなかで一つだけ 島根県出身の森鴎外のくだりを少し紹介させてください。
鴎外は甘党だったらしい。
「どこかで法事があると、昔はもの凄く大きな饅頭が来た、それを四つに割ってご飯の上にのせ、煎茶をかけて美味しそうに食べた。」
子供達も美味しく食べたと娘の森茉莉が書いた小説を紹介していた。
でも私はいいわ!真似してみたいとは思わない。
けど思い出せば私の父方の祖母は(天地御代のおん恵みの人ね。)ご飯にぜんざいをたっぷりとかけて、(お茶漬けのように)サラサラのパリパリと食べていた。私が「そんな食べ方は嫌い。」というと祖母は「お餅だってお団子だって、みな元を正せばお米よ、つぶすかそのままか、お腹の中に入れば同じじゃないか。」
そりゃそうだけど、それとこれはねぇ 私は昔から左党だったのかもしれない。

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追記
そういえばそれぞれの作家の似顔絵が小さく隅っこに書いてあるけど、それも嵐山さんなんだって、うまいんだなぁこれが・・・

曇り 29℃ 

頂き物のお料理レシピ(写真をクリックしてください。)

2007年09月22日 | 料理

  

  

  

 今週の頂き物のお料理

① 穴子と、キュウリと、おおばとゴマのお寿司

② 鯖のフライ

③ ハヤシライス

④ 鯵のなめろう丼

⑤ 鯛や平目のお刺身(写真がないけど)と兜煮

⑥ 大学かぼちゃ

⑦ 芋の茎とジャコの炒め煮

⑧ 茄子と海老の煮びたし

⑨ 新ショウガの味噌漬け

新ショウガの味噌漬けはQLDさんのお奨めでした。

結論は大変美味しかったです。
最初三、四日で食べてみました。この時は塩分が強くて、ただ塩辛いだけで、これならぬか漬けのほうが断然美味しい、もう~ QLDさんたら作って食べた事あるんかいな?と思いました。でももう少し漬けてみようとそのままにしておきました。
ところが一週間以上漬けておく事で、毛管現象とでも申しましょうか、生姜の水分が抜けてしまい、おばあさんの肌のように皺皺になって体積が半分になりました。
私のお味噌の漬け方が悪い、きっとお味噌は合わせ味噌にするんだ、ただ味噌だけではこんな症状になるんだと思ったのです。そしてそのまま忘れていました。
ある日冷蔵庫のタッパーを見てそうだ!味噌漬けだ、思い出したのです。

食べてみました。 何とまぁ 歯ごたえが壷漬けのようにシャキシャキして、これはこれで 大層美味しくなっていました。塩分辛さも丁度よくなっているではありませんか。ワオー!!!

QLDさん ありがとうございました。
お茶漬けにもビールのつまみにもいけます。簡単で美味しい。病み付きになりそうです。
あぁ、美味しい!コリコリ、シャキシャキ・・・
このお漬物の秘訣は忘れる事です。

曇り 時々晴れ 30℃ 蒸し暑い。