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寒い、寒い、何でも二月の半ばの気温が続いているんだとか・・・
春は来るのか来ないのかはっきりしろ!!。と叫んでいる。
重苦しい日々が続いている今年ほど春が待ちどうしいことはない。
それというのも、春は人の五感を目覚めさせてくれる。
まだ厳しい寒気が地面をはっていても、よく目を凝らしてみてみると薄いベージュ色の草むらがうっすらと色が付き始め、それより何より、日脚の伸び、一日一日明るくなる陽光がうれしい。
散歩していても影の色が、薄い灰色から濃い鼠色になってきた。
春は葉物野菜がみーんな甘い、それなのに、放射能汚染で関東のほうは風評被害で売れ残っているとか、卵がないとか、お魚が売ってないとか、牛乳も一家に一本だとか、、千葉の愛想なし家の監理部長が近況報告をしてくれた。
ついつい話が余談になってしまったけど、冒頭の写真はメカブです。
春の野菜は美味しい。葉ものが、みんな青々としてキラキラ輝いているし柔らかい。
最近はほとんどの野菜が年中スーパーの店頭に並んでいるので これが春の野菜だ!と断言できるのは少ないかもしれないけれど、キラキラ感を見れば旬だとわかるはず。
放射能汚染も今のところ心配ない地元の、おいしい野菜をむしゃむしゃ食べられる幸せを噛みしめながら、緑は春の色だよね、と炒めたり、生だったり、煮たり、茹でたりしながらキラキラ野菜を味わっている顰蹙者の私です。
そうそうメカブの話でした。
メカブは大好きだ、最もメカブばかりじゃなくて海の幸が大好きなのだけど・・・
メカブは花のような形というか、花をかたどったナイロンの浴用タオルのような形をしていて、生は鈍い茶色だけど、これが熱湯をかけると みるみる鮮やかな緑色になるのだ。
わかめの根っこの部分がメカブです。
熱湯をかけたメカブを、細かく刻み、三杯酢でも、ネギや生姜を混ぜて麺つゆで頂いても、納豆のように卵と混ぜてご飯にかけても、どのようにしても、本当に美味しい。
お魚屋さんの店先に売っていると喜々として買う。
そして、たちまち色が変わるのを楽しみながら、さて今日はどのように食べようかと頭の中でレシピを考える。(写真のメカブは頂いたものです。)
曇り時々薄晴れ 10℃