ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

今週の頂き物の料理(写真をクリックしてくださいね。)

2009年10月31日 | 料理
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 料理記事が続きますが、これは今週です。
ありきたりおばば料理ですが、レシピがわからなければ聞いてくださいね。

    

① 白菜と豚バラ肉の重ね鍋   ② ブリ大根             ③ イカとサツマイモのかき揚げ


    

④ シャケと白菜のクリーム煮     ⑤ 茄子と牛肉の甘辛丼   ⑥ 切干大根と酢昆布のキムチ和え


    

⑦ キンピラ蒟蒻           ⑧ 卵の巾着煮          ⑨ 里芋といかゲソの煮しめ   

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 <天麩羅雑記>

日がな一日 暇なときは朝から 食べることばかり考えている。
あの頂いた野菜 どのように料理しようか?そんなことばかり。

この季節 サツマイモをよくいただくので、芋料理も頭から離れない。サツマイモはやはり天麩羅でしょう。
これをそのまま輪切りにして天麩羅にしてもいいけど、サイコロに切って玉ねぎや、むきエビと、かき揚げにする方が私は好き。
家庭で天麩羅を作ると、あれも、これもとついつい揚げてしまい、食べきれないほどになってしまいがちで、見ただけでうんざりということになるが、私はあえてたくさん作る。
ふつう揚げものというのは、次の日はまずくなっているけど、残りの天麩羅をうどんに載せたり、天つゆで甘辛くさーっと煮るととても美味しくて、残りもののリメイク作品だとはとても思えない。だからメニューも広がる。

作家の池波正太郎だってエッセイで、『母が野菜を揚げたつまり精進揚げを翌朝 甘辛く煮直し、これを弁当箱のご飯のうえにのせて 持たせてくれたのは大好物だった。ご飯も天麩羅も冷たくなっているのに、汁がたっぷりとしみ込んでいて、たまらなくうまかった。』と書いている。

江戸っ子だと吹聴していた父親も、天麩羅が大好物だった。 
私が高校を卒業した18歳の年 東京につれていってくれたことがあった。(またも半世紀も古い話ですいません。)
その時お墓参りをした後、浅草の「中清」につれて行ってくれて、丼のふたからエビのしっぽがはみ出ている 天丼を食べさせてくれた。
私は天丼なんか家でも食べられる、家ではめったに食べられない、オムライスかチキンライスのような洋食がいいといったけど、父親は騙されたと思って食べてみろ、そう言って無理やり食べさせられたのが、この天丼だった。これがおいしいのなんのって、丼に大きなエビ天が3匹ものっていて、衣にしみ込んだたれがジュワー、それでいて衣サクサク。世の中にこんなおいしいものがあるんだろうかそう思った。それから東京に行くと必ず一回は浅草で天丼を食べることにしている。そしてこれを食べるたび父親を思い出すのだ。

私のリメイク天丼はここまで美味しくないけど、でも美味しい。天麩羅もカレーも翌日も楽しみな献立だ。

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晴れ 25℃ 暖たたかです。  

今週の頂き物 321~325番目まで

2009年10月31日 | 頂き物
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生シャケ、お菓子、間引き菜、大根、ナス。

以上です。

先週の頂き物の料理(写真をクリックしてくださいね。)

2009年10月30日 | 料理
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先週 アップできなかったので、ここでアップさせてくださいね。
レシピがお知りになりたい方は連絡ください。


    

① 大根菜の一夜漬けの混ぜ寿司  ② シャケのホイル焼き        ③ キノコご飯 

    

④ 鰆の天麩羅           ⑤ 蒟蒻のフライ           ⑥ 鰆の天麩羅うどん

    

⑦ ウニ丼                 ⑧ カレイのから揚げ      ⑨ キノコ丼

    

⑩ シメ鯖              ⑪ 大学芋               ⑫ シメ鯖の紅白なます

  

⑬ 茄子の揚げびたし        ⑭ 一夜干し大根と焼き豚の塩炒め

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おまけ。

ここで 簡単ホワイトソースの作り方で~す。
寒くなったらシチューなどよく作りますよね。この時 役に立ちます。必読ですよ。

バター又はマーガリン大さじ3、バターのほうがおいしい。。小麦粉大さじ4。牛乳400CC。(調理はレンジのみ!)

バターと小麦粉をレンジで30秒チン!その後バターがとろーりとしているけど、泡だて器でしっかり混ぜる。そこに牛乳を上から全部入れる→混ぜる(冷たいからしっかり混ざらないけど混ぜる)
その後レンジで3分チン!→しっかり混ぜる(温かいのでしっかり混ざる)
更に3分チン!混ぜる。以上です。
しっかり固いホワイトソースができます。

最後の3分の時、コンソメ入れたり、塩コショウを入れます。ゆる目がよければ、牛乳を多めに、固いのがよけれ小麦粉を多めに。

これでグラタンも、シチューも、パスタのクリームソースも全部できますし、味も好みで付けられますし、安くつきます。ぜひお試しを。

晴れ 23℃

先週の頂き物 314~320番目まで

2009年10月30日 | 頂き物
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イチジク、バターケーキ、サツマイモ、お饅頭、小芋、キュウリ、ナス。
以上です。

「銀二貫」を読む・・高田郁著(幻冬舎)・・10/20日読了

2009年10月29日 | 本の事
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アップするのが遅くなったっけど、旅に出る前に読んで 書きおいたものです。



人はこれほど優しく、強くなれるのか?一つの味と一つの恋を追い求めた若者の運命は?
時代小説の新星・感涙の書き下ろし(帯より)

辛口おばちゃんもちょっとばかり、こういうのに弱いのよね。
手元にある新刊書3冊の中から、最初にこの本を選んだ。

そういえば 関東は金本位体制、関西は銀本位体制だと、何かの本で読んだことがあった。
そんなことより軽い気持で、いちばん薄くて読みやすそうなので、読み始めたのだけど、これがなんとも清々しく、読後感爽快。

出だし 大阪天満の寒天問屋の主・和助は、茶店で休んでいるところを仇討ちの場面に遭遇する。
仇の息子である鶴之輔は父を亡くし、あわやのところで自らも殺されそうになっていたところ、銀二貫で和助に救われるのです。
お金は和助が天満宮に寄進するつもりで工面した大金なのだった。
武士の息子の鶴之助を引き取り育てる和助。
やがて鶴之輔は松吉と改め、和助の下で商人としてのいろはを覚えていくのだが、その間には当然ながらさまざまな苦難が待ち構えている。
たび重なる大火や、それによる初恋の人との別れ。
試行錯誤を繰り返すも、思い通りに行かない寒天や羊羹の開発・・・
それでも、ひたむきに自分の仕事を全うし、ひたすら恋した人を思い続ける姿にジーンとくる。
サラッとした淡々とした文章なのに、やけに胸にこたえる。
そして、節目節目に標題になっている「銀二貫」がどんな役目を果たすのか。人情家の和助は何度も何度も、この銀二貫を人の役に立たせる、そのたびに、気概、心意気、はたまた人情が心を打つ。
うん、いずれにせよ、せせこましい、現代ではめったにお目にかかれないであろう、浪速商人の人達の心あたたまる物語なり。

散々 鶴之輔につらく当たった番頭さんの最後の言葉。

「へい 旦那さん ほんに安うてええ買いものでおました。」これには鬼の目にも涙、ぐっときます。

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晴れ 23℃

大阪ぶらぶら歩き・・

2009年10月28日 | 私ごと
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どたばたと、それでも充実した、慌ただしい日々をなんとか乗り切り、ようやく一段落。ふぅ・・。

  

 

夕闇がせまると、光がどんどん増えてくる大都会大阪 難波。

じっくりとホテルの窓に顔をくっ付けて見ていたけど、都会の夜に連なるたくさんの灯りも、見ようによっては それはきれいだけれど、私はむしろ人工的な光より、川辺のせせらぎのリズムに揺れながら乱舞する、ゲンジボタルのそれにはやはり、かなわないのではないか、そう思う。
してみると私はすっかり田舎のおばちゃんになってしまったのか、少しさみしいな。

 街はまだまだ眠らない。でも、飲みすぎたらか、食べ過ぎたからか、朝からバタバタしたからか、よくわからないけど、もう眠くて仕方がない。
そんなわけでいつものように バタンキュ。あまり早く寝すぎて夜中に目が覚めてしまい、仕方ないから 持ってきた文庫本を半分くらい読んだ。
「いつもせんべい布団で寝ているのに ファファアだから眠れないんだろう」って?ううむ、そうやもしれませぬな。

そのうち再び眠たくなり むにゃむにゃ・・・スースー。

そして同じ窓からの夜明け。

   ………………………………………

ここからは大阪ぶらぶら歩き。もしかして順番がバラバラかもしれませんが、どこをどう歩いたのかいまだにさっぱり、頭の中はぐるぐるですので、そのつもりで見てくださいね。

 

これがあの有名な吉本かぁ。

 

これがあの有名な食い倒れかぁ。

 

これがあの有名な 心斎橋かぁ。

  

♪ 包丁一本 さらしにまいて、旅に出たのぉも~板場の修業~・・
これがあの有名な水かけ不動様かぁ・・

  

大阪歌舞伎座、どこも歌舞伎座は解体の憂き目にあっているのですね。
そして、これがあの有名な通天閣かぁ・・・

おまけ。



これで大好きな水族館を全国で12か所制覇したぞ! (別府、大分、下関、宮島、琵琶湖、アクアス、平田ゴビウス、城崎、鳥羽、白浜、品川、海遊館。)

 さて。
これで今回の旅の報告も終わります。
遅くなりましたが、今回の私のわがまま旅を、全面的にサポートしてくださったのは、予てよりの友人で、関西エリアの法曹界の文珍じゃなかった重鎮として、活躍しておられる弁護士タカトー氏です。
この年になって、目隠しをされて一度ぐるりしたら、さぁ、右も左もわからない笑いごとでは済まされない程の、方向感覚に関しては動物以下の私を いやな顔もせず案内して下さいまして、本当にありがとうございました。
おかげさまで楽しく迷わず帰りつくことができました。

今回何回迷ったかな?二回でしたっけ?ガードマンにお世話になったのは。
「迷子というのはよくあるが、迷いばばというのは珍しい」とのこと。えへへ。
まあいいや、これは初めから言ってあることでしたから。



この日歩いた歩数。随分歩きましたが、平気です。やはり普段から鍛えている、太ももワッサワッサが効いているんでしょうね。

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晴れ 22℃

阿修羅と正倉院展。

2009年10月27日 | 私ごと
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 さて。
昨日の続きです。

    

 この日 雨こそ落ちてこないものの、どんよりとした空模様。
奈良国立博物館も、館外の騒音とは比べ物にならないような厳かで、静かな佇まいが、なんとも言えず心を落ち着かせてくれる。
ご存じのように 館内はすべて写真はアウト。そんなわけで、私のこの目にしっかりと焼きつけてまいりました。
今回の出し物といったらおしかりを受けるかも知れませんが、展示物は今年、天皇陛下御即位二十年を記念して、正倉院宝物を代表する名品が数多く出品されているとか。
そして現代にも使われているという皇室の儀式に使われた用具や、東大寺大仏に聖武天皇の遺愛の品々を納めた光明皇后直筆の書など、実に見ごたえがあった。字がとてもうまいのよね。素晴らしい。きちんと揃っていて、くせもなく感心してしまった。


  

紫檀木画槽琵琶(したんもくがそうのびわ)が今回のポスターに使われていたのだけど、豪華絢爛な琵琶は一体全体どんな音色がするのだろう。聞いてみたいなぁ。
とても興味があったが、その音色が館内に流れていた。優しい、ぽろーん、ぽろーんと やわらかーい音色だったので、ほっとした。というか、想像通りの音色だったのでうれしかった。
この琵琶の模様は、ツゲ・象牙・鹿の角など多様な素材をはめた木画(もくが)技法だと説明書に書いてあったけど、ホント目を見張るばかりの驚くべき技術だ。

御書箱にしても、アケビの蔓の表皮を取り去った芯材を竪材とし、カヤツリグサ科の植物の蔓で平編みに編み上げたもので、どれくらいの月日を要したのだろう。そう思う。

何かの本で読んだのだけど、現代の工芸家でも、再現が難しいほどの高水準なのだとか。
前回ここに足を運んだ時も思ったことなのだけど、何もかもが比較にならないくらい便利になった1300年後のいま、もしかして、日本人の水準は著しく退化してしまってるかも?と思ったりした。

細かい精巧な技に感心するとともに、そんな1300年の悠久のかなたの精魂こめて作られた 作品の数々の素晴らしさを改めて感じるのだ。

冷房も効かないくらいのひといきで、二重、三重に人が重なった展示物の陳列品を、つま先立ちで眺めた正倉院展、でも本当に来てよかった。

さぁ いよいよ阿修羅様!興福寺、東金堂と五重塔です。


たまたま偶然、私より先にこの地を訪れていたてっつあん(←リンクしました。)の写真のほうが、私の写真より 数段きれいで鮮明で、臨場感あふれていますので、このほうを見てください。

あぁ カメラの値段の差を感じる。え?カメラではないセンス、はいはいわかってます。でも悔しいけど、あのお方はほかの持ち物は知らないけど、カメラだけは、カメラだけはすごくいいの持ってますからね。私のコンデジとは訳が違う。

   

すごい人でしょう、仮金堂の表と裏。北円堂と南円堂。
何やかや言ってもやはり、極めつけは阿修羅様。
眉をひそめてどこか愁いに満ちたそのお顔はやはり美形でおわします。
しばらく人込みをかき分けてジーッと両足を踏ん張って眺めていたら、夏目雅子に似ているようにみえたけど。うん、確かに似ている。

でも阿修羅像はご存じの通り 3つの顔と6本の手を持つ。直立する八頭身だけど、美少年らしい。
 
すっかり薄暗くなった奈良。さ、帰ろう。大阪へ・・

    

興福寺のお土産物屋の並んだ参道と、猿沢の池。そして近鉄奈良駅です。

  

おまけ。東大寺南大門あたりと、仁王像。


↓この日一日の歩数です。都会は結構歩くんですね。田舎では移動はほとんど車。



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雲り時々晴れ 20℃

ただいまぁ!・・・

2009年10月26日 | 私ごと
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 阿修羅に逢いに行った。
阿修羅といえば、興福寺 興福寺といえば言わずと知れた奈良である。
奈良は行ったことがある町では 一番好きな町かもしれない。

今回 この時期関西でどうしても避けられない野暮用があり、それなら正倉院展と兼て是非行ってみたいという思いが胸の中でふつふつと湧きあがってきたのだ。

正倉院展は初めてではない。
娘が関西の大学にいるとき、遊びに行くついでに亡くなった主人と行ったのだ。
その時はいつも自家用車だったし、助手席に乗っていさえすれば 奈良公園に着いたので、なーんの心配もいらなかった。
けど、今回自分だけで行くなんて とてもじゃないがどこにあるのか、どう行けばいいのか さっぱりわからない。
もとより天然記念物級の方向音痴、さぁ 計画はしたもののどうしよう、そこですでに頓挫してしまった可哀そうな私。でも行きたい。う~ん、どうしよう。

しかし阿修羅様のご尊顔を拝し、感動し、そして無事帰ってきたのです。
それには・・・ま、おいおい詳しく報告いたしますが・・・

とりあえず話を進めます。

        

どこからどの線で奈良まで着いたのか、皆目見当がつかないけど、とにかく着きました。
そこからタクシーで東大寺まで行ったと思う。
東大寺も想像していたより人が多く、時間もあまりないことから今回はここはパスして 一番の目的である正倉院展と阿修羅だけに絞った。(大仏殿は3回ばかり来ているから・・)

  

奈良公園あたりから、うじゃうじゃという表現がぴったりなほど、人が増える、どんどん増える。
以前も そりゃ人は多かったけど、これほどでもなかった。

鹿のフンのにおいがする 公園内にある茶店で一休みして わらびもちを食べたけど、そこの若大将が、「今回は阿修羅が東京や九州に遠征して、大スターになって、そして正倉院展と重なったから、どちらも最低でも一時間待ちですよ。」
えぇー!? そうなんだ、一時間待ち?正倉院展も一時間待ち?
でもせっかくこれを見たいがために、店まで休んで来たんだから、どんなことをしてもお顔をご尊顔しなくちゃ。
そう決めて 阿修羅さまがおられる仮金堂の方を眺めると 延々と真新しい縄が張れてた順路に、人が蛇のように連なって見える。
あきらめないぞ!

 さて、書き出したら止まらない症候群で、この人波のように、だらだらと続きそうで、顰蹙をかいそうだから この続きは また明日にしますね。

今朝 常連さんが来て、「コーヒー飲むところがなくて、さみしかったわ」、そう言われて こんな場末の喫茶店でも、そのように思っていて下さり、本当にありがたいなぁと 心が温かくなったのであります。

トンボも コーヒー飲むところがなくて、家内に頼んだら えらい薄い香りも何もない色つき水が出てきた。
「なんじゃこのコーヒーは?とよくよく聞いてみたら、娘の飲んだコーヒーの二番出しを俺にいれるんよ、一度入れたら捨てろと、といったけど どう思う?」
「奥さん旦那さんのこと愛しているんだね。」と答えておきましたけど・・

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雨 19℃

お休みします。

2009年10月23日 | 私ごと
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女トラさんじゃないけど、ぶらりと旅に出ます。
なーんちゃって・・

「女一人旅っていうのはね、どこか陰のある瓜実顔の、鼻筋の通った未亡人がするのなら男心を揺らすけど、あんたみたいに草加せんべいに目鼻をくっつけて、大口開けてガハハと笑うような一反木綿女は 絶対に似つかわしくないよ。」だそうです。(トンボ談)
おまけに「一人旅は傷心旅行が通り相場、あんたの場合は日航顔負けの赤字路線を驀進中のための傷心旅行だよね。」
と、ありがたい餞別の言葉も頂戴いたしました。

それにしてもどうして一人旅と決めつけるのでしょうね。

それでは行ってまいります。


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晴れ 21℃

安光姫の入院騒動

2009年10月22日 | 私ごと
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 9月の初めころから、安光姫の元気がなくなった。
ま、年に不足はないのだけど、「もう私もそう長く生きられないかもしれない。」などと気弱なことを口走ると 少し可哀そうになる。
「お正月に行くことにしている、毎年恒例の温泉旅行もキャンセルしようか?」
「それまでには治るから、もう少しキャンセルは待って!」
そんな会話をしていたが、もともと 糖尿病に高血圧というやっかいな持病を抱えているため、ここにきて余病を併発したのかなと思った。

 安光姫は味の濃いものが好き、そして何でもたっぷり派なのだ。お刺身だって、切り身がお皿で泳ぐくらいお醤油を入れるし、とんかつのソースだって、衣の色がわかるくらいかける。
マヨネーズも、お蕎麦もソーメンも 何の出汁でもたっぷり。
「高血圧でもあるのに、もう少し塩分を控えたら?」というと、「もうこの年まで生きてきたんだから、食べるものくらい好きにさせて」と反論する始末。そんなこんなで開けて通していた。

普段は、ここまで生きてきたのだから、別に長生きしなくてもいい、というように嘯いている安光姫だけど、息苦しくなったり、食欲がなくなると、怖い病気がちらつくのか、気が動転して急に青菜に塩状態になる。
けどそうはいっても、同じ屋根の下で 一緒に生活していると気にかかる。妹とふたりして「大きな総合病院に行って検査してもらいんさい。」と口うるさくいった。
流石に今回ばかりは 観念したのか、検査に行くと言い出した。

レントゲンや心電図検査の結果、心臓が少し肥大しています。カテーテル検査をしてみないとどこが悪いかわからないので、二、三日検査入院してください。そう言われた。

火曜日に入院して、水曜日の午後から検査に入った。
心臓の血管が詰まっていたら、そのあとまた入院手術ということになると言われ、普段無神論者の私も「行くのなら すんなり行かせてやってください。」などと仏壇に手を合わせたりして、まったく現金な私に少々苦笑い。

検査が終わり先生のお話までの待ち時間 妹と二人で、本当にドキドキした。

で結果は、「おばあさんよかったね、少し狭心症の疑いがありますが、これなら食事を注意すれば大丈夫。随分丈夫な心臓だね、あと十年くらいは保証しますよ。」とのこと。

あぁ よかった、安心したら急に元気になり、お腹がすいたと言い出した安光姫。

遠方に住んでいるわが家の子供たちには、今回の検査入院のことを知らせなかった。
どうなるか分からないのに、やみくもに心配させても可哀そうだし・・・そう思ったから。

人間 長生きがよいことなのか、それが幸せなことなのかよくわからないけど、育ててもらった我が家の孫たちは少なくとも 母親の私よりおばあちゃんの健康のことを心配しているし、「おばあちゃん、もっともっと長生きしてね。」といつも言っている。
何かあったら絶対に知らせてよ、と二人から強くいわれているけど、もしかして世の中の何割かは そういう元気で長生きしているからねというような 他者への思いやりでなり立っていて、そういう思いが本人の知らないところで元気の源になり生かされているのではないか、なら、長生きも意味のあることなのではないかな、そう思った。
しかしそれなら、余計に健康への努力は怠るべきではない、あす退院して帰ったら こんこんとお説教してやろう、そう思っている私です。

週末からちょっと私用で、店を休みにして出かけてくるので、心配したけど、安心して行ってこられるな。よかった。

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晴れ 20℃