ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

夢の話。

2006年10月31日 | 木馬の事

 ジンちゃん一押しのバラの写真です。(デビットリンチ監督のブルーベルベットを、連想させるかららしい。)おやじさんの写真です。

お待たせ、街角ウオッチング。(誰も待ってない?わかってます!

   

 木馬の国道を挟んでの前、高角小学校の下のかわら工場から、2点です。(すべて嘉久志界隈)

今 スランプです。え~まだ極めてもいないのにもうスランプ?はい!壁にぶつかっています。

ジンちゃんが言った。「そのさん、七人の侍がいつまでも心に残るのはどうしてだかわかる?それは黒澤監督がこの映画を撮るために色々練って練って、その内容を頭に入れて、絵コンテですべてのシーンを頭に入れて作ったけど、それを演じる俳優やスタッフが、すべてその黒澤の思いを超えた仕事をしたから、すなわちそれは愛です、写真もすべて愛なんよ。ママさんの今までの写真で私が見たので一番いいのは、孫の写真。あの写真には愛があふれている。すべて愛なんよ。しっかり頑張って!」

またしても抽象的で、具象的な教え。あほな私はもうわからない。

 *…*…*…*…*…*…*…*

 暇な木馬の昼下がり。いつものカウンターで。

 「宝くじが当たったら、思いっきりしたい事ある?」イリコさんと話した。
旅行に行きたい、と意見は一致。

私は もし宝くじが当たったら、お金をわさっーとわし掴みにして、バックに押し込み、面倒な色々な予定など立てずに、行く当てもない旅を心行くまでしてみたい。

誰にも何も言わずに汽車に乗り、風景のいいところで降りて、田圃で草むしりかなんかしているおばさん捕まえて、「どこか、ゆっくりできる温泉宿ありませんか?」

行き当たりばったりで、緑に囲まれて、静かな宿はせせらぎの音、カジカの鳴き声、湯煙が、あっこっちにたち、のんびりお湯に浸かり人生を振り返る。

 背中にひりひりするような孤独感。たよりない心細さに、見事なまでの景色が慰めてくれる。そしてこの美しい自然の中に最愛の人がそばにいないと言うことが、もしかして美味しいお料理を一人で食べている時、あまり味気なくて、泣きたくなるかもしてないが、この恐怖感が、この先 人にやさしくなれるかも知れないと確認できる様な旅ができたらいいな。

などと夢物語を語っていたら、週刊誌を読んでいたお客さんが「ここに出ている、ひなびた温泉宿が。ここに行きんさい。」

 今週の週刊文春に『遊覧船で行く川沿いの秘湯』一軒宿大牧温泉と・・
富山の山の中に船でしか行けない秘境の温泉らしい。

「わぁーいいね、人知れずだけど行ってみたいね。」そういったら、そばで新聞読んでたトンボが口を挟んだ。

「あんたらぁの行くところじゃないよ。そこは静かな物音一つせんような、自然の発する音しかなくて、夜はランプよ、暗くなったらする事なくてチョメチョメしかなくて、だからカップルで行くとこよ。えっちゃん達の団体のように騒々しいのはお断りされるよ。」

「静かにしてればいいんでしょ、静かに・・」

「財布からカードをみな引っ張り出して、『このカードの中でなにか割引出来るのありませんか?』とか、がわははは・・・とか笑ううるさい団体は断られるよ。」

もう本当にいつもこれなんだから・・トンボのやつは!夢がないんだから。

晴れ 26℃ 


携帯電話ナンバーポータビリティで。

2006年10月30日 | 四方山話

  

 通販でスカートを買った。
イリコさんは、Gパンを買った。こういう面倒な諸々はすべて、秘書(と言っても一人しかいないパートナーですが・・)にやらせている。

「いつものサイズでいい?」「いいよ、お願い。」

ところが、届いた商品を試着してみて、「え?これサイズ間違ってない?」「いつものサイズよ。」

 間違いではない。やはりワンサイズ私の身体がスルムになっている。ヒルマン監督じゃないけど「シンジラレナーイ。」

イリコさんが言った。「どこか悪いんじゃない?私はリバウンドしてるのに。」

「いたって元気よ。」

 今日の私は機嫌がいい。自分でもわかる。

というわけで 郵便局に着払いで返品に行った。その時 郵便局界隈をぶらぶらと、ウオッチングしたので写真を載せます。

3枚ともあけぼの通りです。写真をクリックしてください。

 *…*…*…*…*

 ソフトバンク携帯本舗に行った。

「携帯が基本料金だけ払えば、通話もメールも0円だから買いんさい。そうすれば、孫やら曾孫に毎日電話できるよ。」

「そりゃいいけど、私に使えるだろうか?」

「大丈夫、教えてあげるけぇ。」

と言うわけで安光姫に携帯を持たせるべく、ソフトバンクに聞きに行くことに・・

私たち家族は親戚も含めてぜーんぶソフトバンクだ。
昨日から、ソフトバンク同士ははメールも通話料も0円だと思っていたが、これが少し違うのだ。

 ソフトバンクショップで、女性従業員の方が、頭のつってんこから、出しているような声の しかも明日もあれば明後日もあるような、のーんびり、のーんびりした声で説明を聞くところによると、新規契約か、機種変更のみ このゴールドプランが使えるとか。

「じゃ 私たち今まで何年も奉仕してきた者には使えないんですね。」

 「ハイ、申 し 訳 ご ざ い ま せ ん。今度の 機種 変更 の とき に使えます。」早く行ってよ、早く!とばかりに言葉をかぶせる私。別に急いでいるわけではないんだけど、この手の上品言葉には昔の柱時計のように、お尻からネジを突っ込んで巻きたくなる。

「新しい機種のお値段は?」

「ハイ、これがーい ま ま で の よ う に・・」

「それで?それで?」

「いっぺん に払うもではなく 、2 年 間 で払うシステムになっていて、2 年 使っていただく  条 件 だと ほとんど これについて も 0円です。」
う~んそれで・・それで・・・う~~ん!首のほうが痒くなる。

それに夜の9時から12時59分までは月200分しか使えないらしい。

そうだよね、なにかないと基本料金だけなら固定電話なんか要らないもの。

と言うわけで、安光姫は84歳にして、携帯に挑戦です。
私もまだ使いこなしていないのに、大丈夫かいな?

晴れ 25℃ なんと毎日暖かいんだろう。不気味だ。


お料理の話から・・

2006年10月29日 | 四方山話

  

ヨズクハゼのライトアップの写真です。
畳が裏、久代の海浜公園から、波子海岸を望む。(隣のおやじさんの写真です。)

 さぁ お待ちかね(誰も待ってないって・・)の街角ウオッチング。楽しみにしているといって欲しいけど、駄目かな?

やはり素晴らしいぬけるような青空にデジカメ片手に、木馬界隈をぶらぶらと・・

   

国道9号線の歩道橋の間から、江津警察署を望む。
つぼの置いてある民家の軒先。
立体駐車場です。

*…*…*…*…*…* 

 そういえば昨日のクッキングの記事で、トンボが言った。
「俺が持ってきたほうれん草と言えども、あれはほうれん草が多すぎる。」
「そうかもしれんが、おひたしにすると必ず残る、だからおひたしが一口で食べられるように卵に巻いたんよ。お醤油つけて食べてごらん、美味しいよ。」

 そしたら、なんでも元常連さんと言うかたから、同じようなコメントを頂き思わず笑ってしまった。トンボと同じ事言ってる、食べもしないで、食べたら絶対にうん、これはいけると思うに違いないんだから・・
手間が掛かるから作ってもらえないんでしょう?作って食べてから批判してほしいわ!と反省の色のまったくない自分が絶対に正しい私です。

 で、たくさん頂いたほうれん草、もう一品、絶品のお料理レシピを書かせてください。

 豚鍋。

これは安くて、美味しくて、ヘルシーで、いたって簡単。
材料はしゃぶしゃぶようの豚肉適当。(一人200グラムくらいかな?)薄ければ薄いほどいい。出来れば向こうが透けて見えるようなの。
ほうれん草を適当。おいしから一把は食べれるかも?

まず、土鍋にお湯を沸かす。沸いてきたら、お酒をドボドボ、ドボドボと惜しげもなく入れる。(お湯の3分の2くらいが目安。)焼酎じゃ絶対駄目よ。

ここへ、皮を剥いたニンニク一かけ、生姜二かけ、放り込む。次第にいいにおいがしてくる、そしたら各自豚肉を、一枚ずつ泳がすように箸で揺らして、さらさら、さらさら、そして白くなったら私はレモン醤油で頂く。
書きながら、生唾が出てくほど、美味しい気になる。ただこれだけ、でほうれん草は?今から出てきます。
ひとわたり、お肉を食べたら、灰汁をすくって、その中に今度はほうれん草を、根っこを取ったら、手でバリっと二つにちぎって放り込む。ややしんなりしたら、やはりレモン醤油で頂く。
あっさりしているので、いくらでも食べられるが、いくら食べてもお腹にもたれないから不思議。後のスープにご飯を入れておじやにしてもまた美味しいし、そのままレモン醤油をたらーりとたらして、スープにすると身体が温まって最高よ。

値段が安くて、お腹いっぱいになり、シアワセ感を味わえるのがいい。

 食べ物と言えば話が飛ぶが、十代の頃は、なんでもいいお腹一杯に食べられる事が仕合わせだった。チョコレートが食べたかった。二十代の頃は、ステーキと、にぎり寿司と、クリスマスケーキをお腹一杯食べたかった。三十代は、中華料理のフルコースと、フランス料理にあこがれた。四十代になると、無性に鰻と天麩羅の美味しいのが食べたかった。五十代~この年になると、日本料理、それもあっさりした、お煮しめとか、ヒジキの煮物とか、お魚とかそんなお料理、しかも大皿にどーんとぽんと、そら食べろ!と置かれたお料理より、懐石風に、趣のある器に少しずつ幾皿も並ぶお料理が食べたい。

 しかし、私は絶対に取り違えられた子供ではない事だけは確かだね。
あの食べ物に集中して食べてるクローン母を見ているとそう思う。

 晴れ 朝少し雨が・・その後晴天     25℃


頂き物のお料理レシピ。(写真をクリックしてくださいね。)

2006年10月28日 | 料理

  

  

 今週も 頂いたお野菜でお料理を作りました。(時計回り。)

①鯖の魚すき、②オムレツ、③掻き揚げ、④白和え、⑤グラタン、⑥ほうれん草巻き。

鯖ですき焼きをしました。あっさりした味でいくらでも食べられます。

オムレツは、ほうれん草、玉葱、ニンジン、椎茸、豚肉、ジャガイモ、を刻んで油で炒めました。私はこの後、はるさめを湯がいて、ざくざくと切り一緒に炒めました。こうすると、野菜を炒めた後に出る、水気を全部吸い取ってくれて、とても美味しいです。
塩、胡椒を少々で味付けました。

かき揚げの中身は、ほうれん草、サツマイモ、エビ、ニンジン、エリンギです。

ほうれん草の白和え

ほうれん草とサツマイモのグラタン

作り方

ホワイトソースを作る。

バターと溶かして、小麦粉をだまにならないように、焦げない様に炒めたら、牛乳にコンソメを溶かして、冷まして小麦粉に混ぜる。

ほうれん草を湯がく。

まいたけ、エリンギ、ニンジン、ほうれん草、ベーコンを油で炒めて、塩 胡椒で味付ける。

グラタン皿にバターを塗り、炒めた野菜、チンして柔らかくしたサツマイモ、を交互の並べて、ホワイトソースをかけて、とろけるチーズ、バルメザンチーズを振りかけて、オーブンで焦げ目が付くまで焼く。

ほうれん草の卵まき。 

ほうれん草のおひたしを卵でまいて見ました。

 晴れ 26℃ 汗がでるほど暑い。


今週の頂き物。208,209,210,211,212,213番目。

2006年10月28日 | 頂き物

  

  

 今週もいただきました。ありがとうございます。(時計回りに。)

キャベツ、ほうれん草、サニーレタス、レタス巻き、あわせ柿、平家物語、坊ちゃん団子。

いつもありがとうございます。

みなそれぞれ、美味しくて、食欲の秋に木馬肥える秋になりそうです。

イリコさんが、ポツリと言いました。

「年内に300いくだろうか?こればかりは皆さんのご協力がないと新記録が達成できんよね。」

不謹慎な事を申しております。いいえ、決して私の言葉ではありません。イリコさんが・・


日本シリーズの思い出。

2006年10月27日 | スポーツの事

  

 

 命令された。

当店のチーフ(といっても一人しかいないが・・)に「今日は市役所を回ってください。不燃物を車の後ろに積んでおきましたから」

午前中坂の上のIさんが、江津市街地の写真のスポットを教えてもらったので、帰りによる事にして、出かけた。

よく晴れた、秋晴れ。

市役所から、そのまま 元済生会病院の通りを突き当たり、小山の上から、嘉戸の灯台の方角。少し角度を変えて、某パルプ会社の煙突。

そのまま山を下ると、プールのある小学校。子供の元気な声が聞こえたが、姿は見えなかった。

最後の二枚は市役所から国道に出て、某スーパーに行く途中の嘉久志の風景です。

*…*…*…*…*

 プロ野球日本シリーズは、日本ハムが、東映フライヤーズ以来44年ぶり2度目の日本一になった。
島根は札幌ドームの一戦目と3戦目は放映してなくて、見れなかった。(一部の地域とはここだ。)木馬はケーブルテレビが入っているので、全部見る事が出来たんだけどね。

 新庄は、本当に素晴らしいの一言だったが、(札幌ドームを一杯にしたいと言っていて、江津市の人口の倍 何時も入っていた。)私は川上憲伸の顔が忘れられない。
勝気で、やる気満々の憲伸の悔しそうな、細い唇を真一文字にきゅっと結んでうつろな目をした顔が、忘れられない。

 第1戦と夕べ先発したダルビッシュ投手は、思い起こせば3年前の甲子園で、江の川高校(我が江津)とベスト4で決勝進出を目指して戦った東北高校の出身だ。
決勝のためダルビッシュを温存して、真壁投手を先発させた東北高校だったが、やはりそこまで勝ち残ったのが信じられないほど、大番狂わせだった木の下投手を有する江の川高校は、木の下投手の連日の連投の疲れで、6-1で完敗してしまったのだ。
少々生意気だったダルビッシュ投手を思い出すが、いい投手になったね。

 そしてまた私は、以前甲子園で私が見つけた、いい男松商学園の上田投手が、中日のレフトで出場していたのに驚いた。
彼は高校卒業して、日ハムにドラフト一位で入団したはず。それが中日にいると言うことが不思議な縁を感じて、昔を思い出してしまった。

 話は1991年に遡るが・・大昔の話ですいません。

 今年の甲子園で私がひそかに春の大会から応援し続けていたハンカチ王子こと、斉藤投手と同じように、春の甲子園 決勝で広島の広陵高校と戦って負けた、長野の松商学園の上田投手。斉藤投手のように涼しい顔して、どちらかと言うと優男だが、コントロールがよく、静かで豪胆、ものすごくカッコいい、好みだった。当時から恋人にとかいうんじゃなくて、こんな息子がほしいと、こんな息子を持つ親になりたいと、そんな愚かな願望で応援していたのだが・・

 話が飛んだけど、この年は愛工大名電工のイチローがいたし、一年後輩に星陵高校の松井もいた。そうそうロッテのジョニー黒木も延岡学院でいた。

そんな、夏の甲子園、春に準優勝をもたらしたので、当然優勝候補だったが、ベスト8で三重の四日市工と、激突。高校野球の球史に残る井出元との延長16回、井出元が、4番ピッチャー上田にデッドボールを肩に当てて、押し出し“さよなら”の劇的な幕切れで、「あぁ~・・・」

続くベスト4をかけて先発した上田、当時2年生の松井のいる、星陵高校と戦い、デッドボールのはれた肩で投げ続けて、負けてしまった。

その時投げあった、井出元が中日に、上田が日本ハムに入団した。その事を思い出してしまった。

昨日の日本シリーズで感じた思い出です。

晴れ 25℃


書くに事欠いて、トンボネタです。

2006年10月26日 | 四方山話

 

  

  

 なかなか、町の姿を撮るのは難しい。

けど、ジンちゃんにおだてられたので、(婆もおだてりゃ木に登る?)午前中のあまりにいいお天気に誘われて、カメラ片手に新川沿いをぶらぶらと・・

最後の写真は、買出しに行き市役所から国道に出るところ。

いい写真がありますか?

駄目でしょうね、被写体のオーラを受け止める事が出来なかったから。(クリックしてみてください。)

  さてさて相変わらず暇な木馬の昼下がり…

NHKテレビを見ていたら、今日は映画祭の話題だった。島根県は映画館のスクリーンの数がたった「11」らしく日本一少ないから、映画祭の期間が3ヶ月と一番長いと言っていた。(松江、出雲、江津、益田だけ)だから、陸の孤島と言われるんだ。

 次の話題で上高地の紅葉の映像が出ていた。それを見てトンボが私に言った。

「上高地に行ったことある?」

「行ったことない。」

「そうか、じゃ来年は、紅葉を見に一緒に行こう、連れて行ってあげる。上高地帝国ホテルのフレンチを食しなながらワインを飲んで、ゆっくり泊まって、朝は河童橋周辺を寄り添い 360℃パノラマの紅葉を楽しみながら二人の将来のことなど語り合おうよ。」

「寄り添わないと紅葉は見れんの?で将来のことって?この木馬を売る話し?でもそうなりゃあの女コニシキの竹下景子さんはどうするの?」

「あれを騙すのは簡単よ。長野でスイミングの大会があるといやぁ疑う事をしらん女だけぇ、上高地饅頭?の一つも買って帰りゃそれでいいんよ。えっちゃん、身体が言う事利くうちに行ったほうがいいよ、木馬を売ろう、そうすりゃ映画やお芝居も日本全国俺が連れて行ってあげるよ。」

この話にイリコさんが口を挟む

「私も行きたい、行ったことないけぇ。」

「そうか、イリコを置いて行くと後が面倒だね、ポーターとして口封じに連れて行くか。その時にはカドを何とかごまかすんだよ、前日○、○発ぶちかましとけばいいか。」

相変わらずバカな話で一人で盛り上がっているトンボですが、突然「あっ 帰らなならん。」
「もう帰るの?」

「家内に柿を木から下ろすように言われていたんだ、怒られるわ!」

とバタバタと片付けてあわてて帰っていった。

どうなってるの?ねイリコさん。

 晴れ 23℃


雑学が役に立つこともある。

2006年10月25日 | 四方山話
  日本海です。昨日は大時化で国道から白波が見えたのですが、今日は幾分おさまって、でも時折 テトラポットに打ち返す波が、白い波しぶきを上げて当り砕けていました。

最近ジンちゃん日記の私のパソコンの先生であるジンちゃんのブログの写真がものすごくいいので、私も負けずにカメラ片手に出かけてみたが、やはり自分で感動しないのに人に「いい写真だなぁ。」と言ってもらえるわけがない。

暇な木馬の昼下がり、その話をしたら「写真は自分でこのスポットはいいなと思っても、被写体も写して欲しいというオーラが出ているものだから、それを見つけてそしてその思いが一致した時にいい写真になるんよ。」とジンちゃんが言った。
なーるほど・・
難しい ものすごく抽象的で具象的な説明だけど、今の私にはわかる、うん、うん。

 私は 写真なんて、芸術ではない、綺麗に鮮明に写せばそれでいいものだと、つい最近まで思っていた。いいカメラで、手ぶれなく自分の目で見える通りに写せばいいものだと思っていた。
そこへいくと、絵画は違う、一つの被写体を通して画家が見た物、感じたものを画家自身の絵筆で書き上げなければならない。
私が良く理解できない、キャンバスに線一本だけとか、丸一つだけとかの絵でさえも、わからないなりに、でもそういいながら、よくよく見るとやはり、なにか拒絶できないもの、生きているんだ!ということを感じるのだ。
こういうのを芸術と言うんだ、えらそうにそう思い信じていた。

 ところが、自分でブログに写真を載せる様になって、違いがわかってきたのだ。
私の写真には深みがない、平面的なのだ。
いい写真を見つめていて、涙が出ることがある。知らない場所の知らない写真に、訴えるもの、人々の生活、そういうものが感じられるようになったのだ。
もうこうなると一枚の写真はそれだけでカメラマンの感性が物を言うんだと。
何かにつけて感性、センスのない自分に哀れを感じる今日この頃です。

 で、暇な木馬の続きの会話なんですが、私はここに来て別に深い意味があるわけじゃないんだが、落語読本を引っ張り出してチョコチョコ読んでいる。

 ジンちゃんが言った。「夕べ聞いた落語で、志ん朝の今戸のなんだっけ、ちょっと忘れたんだが、何だっけ?」
「今戸の狐?」
「え~?何でママさん知ってるん?」
それから「今どの狐」についてわたしなりのウンチクをしゃべり続けたら、感心されてしまって「恐れ入りました。」とジンちゃんが言った。
カメラ談義のお礼ですと言っておいたが、とんだところで雑学が役に立った。
なお「今戸の狐」の落語の内容については話せば長くなるから、省くけど、落語の演目の中ではマイナーな噺よね。
                                     

曇り 時々薄晴れ 20℃              

憂鬱なわけ。

2006年10月24日 | 私ごと
 昨日の夕方、蒸し暑いなぁと思っていたら、突然一転にわかに掻き曇り、雨が降り出した。と思ったら虹が・・

 星高山から、松川方向にかかっていたが、カメラを構えたら、雨が降り出して消えてしまった。
何分かの勝負でしたが、見えますか?(クリックしてみてください。)

そして今日は、またものすごい雨風で嵐。和木のお祭りだというのに、ヘイが、強風にきりきり舞いしてる。

 昨日まで蒸し暑く半袖姿だったのに、今日もまた軽装でやってきて少々肌寒い。
こんな時に風邪をひくんだよね、気をつけよう。


*…*…*…*…*…*…*

毎日忙しい。
いや仕事が忙しいんじゃなくて、確定申告の期日がだんだん近づいてきているから、気分的に忙しいのだ。
あ~~やらねばならない。数字を見ただけで、頭が痛くなる、どんぶり勘定がいつまで続くかとの不安とか。あぁ~~考えただけで蕁麻疹が出る。ついでにあくびもでる。あぁーぁぁ・・

 話はずれ込むが、私は小学校入学前に九九をそらんじる賢い子供だった。(本当なんです。)
 一緒に住んでいた従姉妹達に毎日鍛えられて、初めてのお使いなど3歳の時に、表のタバコ屋まで、父親のタバコを一人で買いにいったくらいだ。「ごめんください、光(ひかり)一つください。」と・・
両親も従姉妹達(4人女ばかり)も当時はきっとこの子は天才になると勘違いして喜んでいたに違いない。

 小学校の低学年の時は何とか、それでごまかせた。4~5年の頃から珠算が授業であり、私も頑張ったのだけど、手にかく異常な汗でそろばんの玉がまったく動かなくなり、その劣等感で、ものすごくそろばんの時間が恐怖になり、だんだん数字を見るのも嫌になった。(信じられないかも知れないが、そろばんが汗でそるんです。)

 さらに追い討ちをかけるように「X=Y」のあたりから、おかしくなり始めた。
なんでXがイクオールYなのよ。

 小さいときにおだてられて教え込まれた、勘定のテクニックも、(実際足の指まで使って勘定した。)九九もだんだん通用しなくなってきた。私は入学前と大違いの数学おバカさんになってきた。

 数学の時間にはうつろな目で放物線とか、無限大を眺めた。ガンマーとかシグマとかあれ何?
ホーキング博士がブラックホールを計算する時に使うのだろうか?
かくして数学の時間は宇宙の暗闇にさまよっている子羊(いい風に言いすぎか?)のように黒板に書かれた代三次元の記号のようなものにアレルギー反応を示すようになった。
しかしすべて、答えのすべてを丸暗記した結果、辛うじて欠点をとらずに卒業できたと言うことは、これが記憶力というものなら、それだけはあったのかもしれない。(とはいっても欠点すれすれ・・自慢にも何もならないが・・。)

 で、その時から私はこの先、数字がチラッとでもちらつかない世界に生きようと決めたのだ。暇な木馬は小学校時代の算数で十分である。350円の積み重ねなのだから。

メロンが5個あります。近所に3個上げたら残りはいくつでしょう?
残りは4個 誰が美味しいメロンを近所なんかにあげようか。
こういうケチ精神も、もしかしたら、数学オンチにしたのかもしれない。

確定申告は少し数字が大きいのよね。(これが儲かっていればどおってことないんだけど。)
 
 暑い夏が過ぎ、やれやれと思う暇なく、花粉症の秋が来る、我慢してさぁこれから食欲の秋だと思うとすぐ申告の時が来る。

やれやれ・・・ふぅ・・

雨 暴風雨 20℃

せこい話。

2006年10月23日 | 四方山話
 風が強く、生暖かい南の風が吹いていた今日、某スーパーの隣の畑に咲いていた、箒の木 見事に赤くなっていたので思わずシャッターを・・

この木が本当に綺麗に枯れて 庭箒になります。

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 暇に任せて新聞を読んでいたら、思わず目を留めてしまった。
私は 新聞の片隅に時々出ている、奇談 怪談の類が好きだが、『バレバレ偽造宝くじ3億円当たった~』の記事には思わずドキリとした。
それによると、宝くじの当選券を偽造し銀行から金をだまし取ろうとしたとして、偽造有価証券行使と、詐欺未遂の現行犯で、アルバイト店員(20)を逮捕した。

 今年発売のサマージャンボ宝くじの1等2億円と2等1億円、4等10万円の当選番号を偽造した券3枚を持ち込み、換金しようとした疑いらしい。
偽造券は他の宝くじの番号部分をくりぬいてセロテープで貼り付けたきわめて簡単なバレバレのつくりだったと記事は伝えていた。
この人よほど宝くじ買い続けていてあまり当たらないからふとそんな気になったんだろうね。

 私たちもロト6を買い続けている話はチラっと以前に書いたが、当たった事ないもん、
おまけに一字違いならものすごく悔しくて、一字違いの数字に嫌われた運命を恨み、ロト6なら偽造出来そうよね、3と8とか、5と6とかならとか、話した事あるもん。

 偽札つくりはものすごい犯罪だけど、宝くじの偽造は可愛いよねとか何とか言って、ものすごくセコイタイプの話をしたのを思い出してしまった。

今日は思いっきり愚かな話ですいませんでした。

晴れ 後曇り 夕方から雨。25℃