ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

四月も終わりました。

2009年04月30日 | 四方山話
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♪ 暮れそうで暮れない たそがれ時は~・・

閑散とした嘉久志通り。まるでゴーストタウンみたい。
考えてみれば、国道9号線は1000円均一に関係のないトラックや ETCが付いていない車ばかりなんだよね。それらがガンガン飛ばす。腹いせとばかりに・・

建物も最近また揺れだした。大型トラックが通ると震度3くらいは揺れると思う。きっと国道が傷んでいるのでしょうね。
それはそうと世の中は ゴールデンウィーク真っ只中なんですよね。

 本当に月日のたつのは早いですね。
光陰矢のごとしというけれど、「これはどういう意味かと申しますと、光陰は矢のごとしということです。」と志ん朝が言っていました。

そんな四月も終わりになって 豚ウイルスなるものが世界中を恐怖に陥れているニュースが新聞を飾っているが、文学者の島村抱月が大正中期に猛威をふるったスペイン風邪で急逝したとは、知らなかった。
朝日新聞の「天声人語」に書いてあったのだけど。
しかし 今回の新型ウイルスがメキシコ発だとはいえ 人から人への感染の恐れがあるという。安心していられない。スペイン風邪の昔に比べて、地球はぐっと狭くなっている。
昨年の「リーマンショック」だって対岸の火事だと思っていたら、たちまち同時不況となって世界中を100年に一度の危機に陥れたものね。

こんな時に本当に嫌なニュースだ。

で、その他に今月印象に残った出来事は・・

実は私 河村さんって結構好きなんです。
あのお風呂の中で○ナ○をしたような河村官房長官ではないですよ。
ドラゴンズの帽子を斜にかぶり、「庶民革命」を訴えながら自転車で選挙運動をして市長になった、河村たかし名古屋市長のことだ。

政治の事もよくわからないけど、うっすらとこんな市長だったらいいだろうなぁと思う。うらやましい。
民主党で衆議院委員だったころ、テレビにちょくちょく出ていて、名古屋弁まるだしで、「総理になる」といって民主党の代表選に何度も挑戦するも、人気がなくて必要な推薦人20人は集めらられなかったり、それでも年金問題や、豪華議員宿舎など 国会議員の特権に切り込み続け、民主党からも変わり者とのレッテルを張られていた。それでも そのスタイルを変えなかった。
最近テレビで顔を見ないなぁと思っていたら、名古屋市長選に立候補してそして、市長になっていた。

民主党の嫌われものとか でも、最近民主党に対する国民の支持率が低下しているので、河村さんが市長になって、鳩山幹事長もうれしそうな顔していた。

それもこれも すべて小沢党首の様々なうやむやな態度が原因なのだけど、私は政治家というのは筋金入りの食えないオヤジ、すなわち老獪といったらいいのか、それなら許せると思っているが、小沢さんは食えないオヤジ感はたっぷりあるのに、どこか考え方がずれてると言おうか、「あんたのファッションセンスは一時代古いんよ、」とよく人様に言われるけど、同じように、政治感の根本的考えが一時代ズレているような気がしてならない。

麻生さんも同じだと思うんのだけど、本当に国益とか国民のために身をやつして働くというのではなくて、日本の政界という些細な世界を操作すること、言ってみれば政局、党利党略、だけのためにその地位に しがみ付いているとしか思えないのだけど・・。
五月は少しは明るいニュースが聞けるよう祈らずにいられない。

とまぁ いつものようにレベルの低い床屋政談ならぬ 茶店政談ですいません。

そうそう 我が家にまた パラサイトハリケーンがやってきた。
高速料金1000円均一はいけませんね。
バリケードを頑丈にしなくては、ちょくちょく襲われる。

民主党が政権取って、高速道路が全線無料になったら、もっと襲われるかも・・・
う~ん これは考えものだよなぁ・・

晴れ 21℃

「パラドックス13」・・東野圭吾著・・(毎日新聞社)を読む(4/19)

2009年04月29日 | 本の事
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 「トンボ文庫」でレンタル。

「なんか この安っぽい甘納豆はもう飽きた。少しバージョンアップしてくれん?どんどん 本を頼んでいるんだけぇねぇ。清水羊羹がいい。」と愚かなトンボが レンタル料値上を春闘でもないのに要求している。

清水羊羹は値段が高い。確かにおいしいけどね。
でも背に腹は代えられん。けど、本好きの鼻先に人参ぶら下げて おまけに人に本を買いに行かせて 読みたいならとバージョンアップを要求するとは、柄はでっけいくせに、チマチマ男だ。その手は桑名の焼き蛤、そうは問屋が卸さないぞ。

というわけで、清水羊羹だと称して、まがいもの羊羹を買ってきた。同じグラム数でも値段が大分安い。
これを5ミリに切ってふた切れ「はい 清水羊羹」といって食べさせた。
「おいしい、やはり清水羊羹は島根で一番おいしいよね。」もぐもぐもぐ、むしゃむしゃ食べている。
人間の味覚っていい加減ですね、清水羊羹だと洗脳すると 本当にそれだと思いこむ。でも5ミリがミソなんです、これ以上厚くするとばれる。
洗脳作戦成功!!ニンマリ・・

というわけで 吹き出しそうなのを我慢して 読んだ本です。

結論から言うと、面白くなかったかといえば、、面白かったのですが、う~ん、う~ん、二番煎じとういうか、SFパニック物語なら「日本沈没」や映画の「ポセイドン・アドベンチャー」があまりにも面白く、衝撃的だったので、つい そのほうを思い出してしまうのです。

で、物語は・・
「世界が変われば善悪も変わる。人殺しが善になることもある。これはそういうお話です」―東野圭吾

運命の13秒。人々はどこへ消えたのか?13時13分、突如、想像を絶する過酷な世界が出現した。陥没する道路。炎を上げる車両。崩れ落ちるビルディング。破壊されていく東京に残されたのはわずか13人。なぜ彼らだけがここにいるのか。彼らを襲った“P-13 現象”とは何か。生き延びていくために、今、この世界の数学的矛盾(パラドックス)を読み解かなければならない!

大月総理は、宇宙開発研究本部から来た松山という男から、「Pー13現象」についての難解な報告を聞く。
「その現象が起きることによって、何が変わる? 事故や災害に結びつくのか」という総理の質問に松山は、「何らかの変化は起きると思われますが、それを把握することは、論理数学的に不可能なんです」と答えた・・・とのプロローグ

読み進むうち「Pー13現象」がどんなものなのか、なぜ13人だけ残ったのか、といった謎がわかって行くわけなのだけど、
“文明の中で生きてきた人間が、文明が突然なくなった世界で、何を考え、どう行動するのか、
ということをがテーマだと思う。それらを頭の中で考えながら読むと、面白い小説だと感じるかな。

晴れ 20℃

伝える手段

2009年04月28日 | 四方山話
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 風は3月頃の冷たさ。
昨日までの冷たい雨もやみ、陽射しが覗いたら もう、うずうず。
カメラ抱えてスーパーちゃとびで、日本海へ・・・
風が強い 強い。
日本海沿いの産業道路は、白波がかぶる。
突風で舞い上がった砂が道路に積もり 自転車のタイヤが取られる。

 

テトラポットにあたった波が砕ける写真です。
構えたコンデジにも、私の顔にも波しぶきが、かかります。

 

突然、トンビが一羽風の中に見える。
気流にのって、悠々と宙を羽ばたくことなく、グライダーのように滑空するトンビ。
が、今日はさすがにこの風に流されてしまうらしく、翼をぴんと伸ばして浮かんでいるものの、全然進まないのだ。
ヘリコプターのホバリングのように、空に浮かんだまま止まっている。
どうやら前に進もうとしてはいるらしいのだが、向かい風に苦労している姿に思わず笑ってしまった。
「お主も風は嫌いか?」「余も嫌いじゃ!」

自然は厳しいです。
こうして生き抜いていくのでしょうね。

しかし、ことばや文章で その情景を伝えるっていうのはホント難しいですね。
この荒れ狂った日本海の様を伝えようにも 私の拙い文章力だけ伝えるのは至難の業だ。絶対に無理だと思う。
有り難いことに下手なりにデジカメがあるから、補足だけで説明文がなくても一応事足りる。

そういえば「ブレンド日記」の料理コーナーだってそうだ。
盛り付けや器にちょっと工夫をして、ボケないように写真に収めると、まったくいい加減な料理もいかにも美味しそうに見える。 はず・・・

料理本は母の時代からあったけれど、でも、写真も絵もまったくナシ、というものも多かった。
材料や調味料が記してあって、その手順が文章で綴られているだけだった。
読みながら、「完成予想図」を頭の中に描き、とにかく作ってみるしかない。
できあがった料理は、本とは違うものになっていたかもしれないけれど、でも、「想像力」を駆使しながら作ったそれは「自分」だけの味になり、決して忘れなかった。
ふうむ。してみると文章だけで表したほうが、記憶に残るのかな。

今書きながら、ふと思ったのだけど、文章ではないけれど ことばだけできちんと人に伝えられるもの、その場の情景が頭の中に浮かんでくるもの、それは落語ですよね。
落語のCDを聴いていると、おそばを食べているところも、お茶を飲んでいるところも 戸を叩いているところも、大勢の人が訪ねてくるところも、夫婦喧嘩しているところも、すべてことばだけでその情景が目に浮かんでくる。
演じている落語家の顔さえ浮かんでくる。

これはすごいことですよね。うーん、改めて落語のすごさを見直しました。
因みに今日のチャリカメサイクルには「抜け雀」を聞きながらでした。もちろん志ん朝です。

晴れ 19℃

「チーム・バチスタの栄光」・・ 海堂尊著(宝島社)を読む。(4/16)

2009年04月27日 | 本の事
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 読んだ本の感想、貯まりに貯まっています。
早く頭の中を整理しないと タコの八ちゃんの足状態でくにゃくにゃと、こんがらがる。
しばらくブッツクレビューの記事が多くなるかと思いますが、お許しを・・

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私が選んだ本ではない。もちろん「トンボ文庫」で借りたのでもない。
ちゃとびさんの置き土産の本なのだ。

いやぁ 面白かった、久しぶりにサスペンスでわくわくどきどき 寝る間も惜しんで一気に読んでしまった。

物語は・・
東城大学医学部付属病院では、アメリカ帰りの天才外科医・桐生を中心に、バチスタ手術の専門チーム「チーム・バチスタ」を作り、次々に成功を収めている。ところが、3度続けて術中死が発生。次の手術は、海外からのゲリラ少年兵士が患者ということもあり、マスコミの注目を集める。そこで内部調査の役目を押し付けられたのが、神経内科教室の万年講師で、不定愁訴外来責任者・田口。手術中に患者の死が続くのは単なる偶然か、医療ミスか。それともまったく別の原因があるのか。田口は聞き取り調査するも、謎は深まるばかり。そこに厚生労働省の変人役人・白鳥が登場して……。

いわゆる密室殺人、そして聞き取り調査は心理試験。これらをすべて取り込んだサスペンスだから、面白くないわけがない。著者の作品を読んだのはこれが初。でもとても面白かった。
ミステリーとしても一定水準以上の作品だと思うし、何よりエンターテイメントとしての完成度が非常にすばらしい。
その上医療現場に詳しいと思ったら 作者は現役のお医者さんらしい。

『愚痴外来』の田口とそして、手に負えないからと調査を依頼した、探偵役、厚生労働省の役人、ロジカル・モンスター、白鳥。
このコンビがまた素晴らしい。
なまえが白鳥で ものすごくいい男を想像していたっが、人間的にいい男で満足でした。

本当に面白かったよ、ちゃとびさん!
どうも有り難う。続編もまた読みますね。

晴れ 17℃

醜態の比較

2009年04月26日 | 四方山話
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 雨の朝 当店に咲いたクレマチス。
なんとも鮮やかな赤紫色の花に思わず見とれる。写真じゃよくわからないけど、これ結構大きいんですよ。両手を広げたくらいあります。
で調べてみました。

6枚ものは「鉄線」(てっせん)、
8枚ものは「風車」(かざぐるま)。 「クレマチス」はこの2つの総称。
「鉄線」は、つるが細くて丈夫で針金のようであることから。中国原産。
「風車」は花の形から。日本原産。 (季節の花 300より)

ふうむ、これは6枚の花弁だから鉄線かぁ・・
まだまだつぼみがたくさん付いているから これから楽しみ。
 
 さて。
寒い、寒い、寒い。風も強いし雨も降る。
それでも巷では なんでも昨日からゴールデンウィークだとか、わたしゃてっきり29日からだと思っていたら、27、28日と仕事を休んで、さらに30、1日と休むと12連休になるからだとか。
それならついでに5月の7、8日も休むとなると16連休。
羽田空港とか成田空港とか、大型連休を海外でという家族連れであふれているニュースがテレビに映ると、不景気は田舎だけかかいな、と思ってしまう。

でも16連休と言ったって、会社の生産調整のために 休まざるをえない人達もいるわけで、手放しでは喜べないよね、本当に・・
そんなこんなでも なにはともあれ、海外へ 国内の観光地へと、民族の大移動は始まるわけで、やれ仮設トイレを増設しただの、駐車場がたりないだの、そんなニュースばかり、前期高齢者予備軍の我々は 家にじーいっとしているに限る。
元祖自転車操業、どんぶり勘定経営の木馬は営業していますので、どうぞ行くところがなければよろしくです。

 話は全然関係ないのだけど・・
詩人の中原中也はものすごく酒くせが悪かったらしい。お隣の山口県出身で 素敵な詩をかいているから好きなんですけど。
しかし毎日宿酔をくり返し、太宰治にもからんだし、草野新平、壇一雄、ともお酒のために大げんかしていた。
坂口安吾には「ヤイ、アンゴ」と呼んで飛びかかってきたり、大岡昇平はいきなり後ろからビール瓶でたたかれた。酒が入るとあたりかまわずケンカする。
中原中也の酒乱は尋常ではなかった。と嵐山光三郎の「文人悪食」に書いてあった。
なら 中也の美しい詩の背景にあるものはなに?

汚れちまった悲しみに 今日も小雪の降りかかる・・

渓流(たにがわ)で冷やされたビールは
青春のように悲しかった。
峰を仰いで僕は
泣き入るように飲んだ。

ビショビショに濡れて とれそうになっているレッテルも
青春のように悲しかった。

嵐山さんの解説によると、中也の美しい詩の背後にあるものは太宰や、小林秀夫や、壇一雄など、そうそうたる文人のしかめっ面が潜んでいるからだと。
そうかなぁ。嵐山さんのこの件に関しては なんか説得力ないように思えるのですが。
私はどんな天才であろうとも、人間だからうまく筆で表現できないこともある。そういうジレンマで酒に逃げてしまう、でも中也の神髄は 純粋で物事を見る目が汚れていないから こんな美しい詩が書けるのではないかと。少々偉そうに分析しているのです。
でも小林秀夫とか、大岡昇平も言っているから嵐山さんの説が本当なんでしょうね。
しかしビールの表現 うまいですよね。その時の情景が目に浮かぶ。
お酒もほどほどにして楽しく飲まなくちゃ・・

いけない、いけないまた話がそれそう。
それで何が言いたかったのかというと、公園で泥酔状態で裸になり逮捕されたスマップの「草 剛」さん。
私はあまりテレビを見ないので好きでも嫌いでもないのだけど、このニュースを見て、もっと酒くせの悪い人たくさんいるぞ、と思いこの本を思い出したというわけ。
だって昨日のスポーツ紙は全紙この謝罪写真だったのでね。
関係ないけどクサナギって難しい漢字ですね、知りませんでした。
国民的人気タレントだしCMにもたくさん出ているから、ちょっとお酒で羽目をはずして非難轟々なのはわかるけど、でも自分のお金で飲んだんでしょう?

同じ泥酔状態で恥をさらした有名人というのなら、税金で飲んで全世界に無様な映像が流れた、N元大臣のG8の泥酔状態のほうがよほど、罪が深いと思うのですが、いかがでしょう。
草 さんが「公然わいせつ罪」なら、さしずめN元大臣は、「業務上横領罪」ではないでしょうか?

雨 14℃

今週の頂き物の料理(写真をクリックしてくださいね。)

2009年04月25日 | 料理
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① 里芋とイカの煮物        ② うどと若芽のからし酢味噌  ③ 山菜天麩羅


  

④ スナップエンドウのマヨネーズ炒め ⑤ きゅうりサラダ    ⑥ きゅうりのきんぴら


  

⑦ タケノコ、フキ、蕨の煮しめ  ⑧ 鶏皮せんべい        ⑨ 鶏皮せんべいサラダ


  

⑩ 厚揚げの煮物           ⑪ ゆで野菜の卵ソース   ⑫ タケノコのふりかけ


  

⑬ 蕨の甘酢漬け          ⑭ かき揚げの卵とじ     ⑮ ネギとイリコのかき揚げ

  

⑯ 揚げだし豆腐         ⑰ ネギ塩焼うどん      ⑱ スナップエンドウの塩っぺ和え


 いっつも季節季節に土のついた採れたての野菜を頂く。
こういうほっこりとした頂き物は本当にうれしい。ただ 食べてほしいというだけのシンプルな気持がうれしいのだ。

いつもいつもありがとうございます。

というわけで真新しいのはないのですが、主だったレシピを少々です。

④ スナップエンドウのマヨネーズ炒め
スナップエンドウは塩茹でする。
フライパンを熱してマヨネーズを入れる。ジュワーと融けてきたところに 先ほどのスナップエンドウを絡ませるて出来上がり。

⑥ きゅうりのきんぴら
これは簡単で美味しい。
きゅうりを千切りにする。
半日くらい日に干して水気を飛ばす。
それをタカノ爪と一緒にゴマ油で炒めて、お醤油、お酒、みりんで味付けして煮詰める。パリパリの歯ごたえとピリ辛がとても美味しい。

⑧ 鶏皮せんべい        
これは、ぶろぐ仲間のたまごのなかみのmayumiちゃんの
広島のお母様直伝のお料理、早速作ってみました。
実に経済的、安い、そして食べてまたびっくり、美味しい、いくらでも食べられる。是非是非作ってみてくださいね。

⑨ 鶏皮せんべいサラダ
この鶏皮せんべいを使って、パリパリサラダを作ってみました。
レタス、きゅうり、カイワレを食べる直前まで、冷たい水につけてパリパリにしておく。
鶏皮せんべいを、食べやすい大きさに切る。
先ほどの野菜に混ぜて、フレンチドレッシングで頂きました。

⑪ ゆで野菜の卵ソース   
スナップエンドウ、ネギをボイルすして、水を切りさます。
次に茹で卵をフォークでつぶし、ボールに入れたら、マヨネーズ、寿司す、マスタード、塩、胡椒を入れて混ぜてドレッシングを作る。
ボイル野菜にかけていただきます。

⑬ 蕨の甘酢漬け
け 

ワラビは重曹をいれて湯がく。
茹であがったら冷水に取り、水を何度も変えて灰汁を取る。
甘酢を作る。(二杯酢)こぶだし、酢、お砂糖、塩、
アクを抜いたワラビを、この甘酢に漬けこむ。

⑱ スナップエンドウの塩っぺ和え
塩ゆでしたスナップエンドウを塩っぺで和えるだけ。


雨 17℃

今週の頂き物 105番目~111番目まで。

2009年04月25日 | 頂き物
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   <imgwidth="200" src="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/3b/6a65181f6a106c5be09935b67a009adb.jpg">   

サヤインゲン、ワラビ、スナップエンドウ、レタス、パセリ、エンドウ、タケノコ。

以上です。

食べてばかり

2009年04月24日 | 木馬の事
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♪ みどりのそよ風 いい日だね

ちょうちょもひらひら 豆のはな

七色畑(なないろばたけ)に 妹の

つまみ菜摘む手が かわいいな


星高山も 淡い緑や黄色の芽をふいた木々が、まるで光るモヤかカスミのように山々を覆う。
ついこの前 ソメイヨシノの桜のトンネルだった 中央公園道路は、今つつじが満開だ。スーパーちゃとび号で来てみました。
けどこの坂は流石にしんどい、足が言うこと聞かん、そんなわけでこの坂はあきらめて帰りましたが・・


  

 さて写真はちゃとびさんの置き土産の野菜の花たちです。
左から サラダほうれん草、チンゲンンサイと、レタス、花ではないのですが、カイワレ大根。

店で水にさして飾っていたら、由緒ある水飲み百姓の(といっても猫の額ほどの畑らしいけど・・)ラーフル夫人が「野菜の花はなんでも食べられるよ、くせがなくてやわらかくて、おひたしや、お漬物にしたら最高よ。」と教えてくれた。

ケチともったいながりやとは違う、無駄遣いと切れ離れがいいのも違う。
もう亡くなられたけど、沢村貞子さんのエッセイに書いてあった。

私の場合は心底ケチだと思う、頂いた野菜も食べきれなかったからといっても どうも捨てられない。
一生懸命気を使いながら作って そしてわざわざ 「食べてください」といって持って来てくださるのに、食べ切れずに処分するのは、ものすごい罪悪感に襲われるのだ。そりゃ当たり前かぁ。

無農薬で、そのもの自身の味と匂いのする頂き物はホントにうれしいし、有り難い。感謝しながらもいつかお礼をしなくてはそう思いっているのだが、すぐに儀礼的にお返しするのは折角の気持を台無しにするようで、甘えてばかりいる。
だからこうして美味しく頂きましたと、お礼の気持ちをこめて料理写真を毎回アッツプしているのですが、感謝、感謝です。ありがたいことです。

で、またちょっと話がずれてしまったが、このサラダほうれん草はこのいぼいぼが花らしい。ジーッと見ていたらホウレン草が「食べてみて!」といっているような気がして 無性に食べたくなってきた。

 この前摘んで来た、ハマボウフと一緒に天麩羅にしてみた。
ホウレン草の花芽天麩羅は、茎の部分を手に持ち歯で引っ張るようにして 実だけ口の中に残し食べると、まるでシソの実の天麩羅と同じような食感で、噛むとプチプチして、とても美味でした。
それにもまして、ハマボウフの天麩羅は一口噛んだとたんに ほわーっと季節の便りのような香りがして、本当においしかったです。
普段から口にしている野菜に比べ、野の草花は、味に強さ、たくましさがあり自然そのものを味わえるので海の幸 山の幸は大好物だ。この瞬間なのだ、私が生きていて良かったぁと思うのは・・・

曇り 時々薄晴れ  17℃ うすら寒い

大岡裁判

2009年04月23日 | 木馬の事
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 いかにスーパーちゃとび号といえども、この向かい風には威力は発揮できない。
かぶさる様に、体を自転車と平行に漕ぎ続ける。よいしょ、よいしょ・・
こうして書くと颯爽としているように見えるでしょう??でも実際は山姥状態です。すごい形相、この前なんか必死で漕いでいたら、口の中に小虫が入ってきたもんね。
それでも和木海岸まで来て見たのであります。暇ですねぇ・・

やっとの思いで辿り着いたそこは、白波が真島にぶつかっては砕けるすざましい音。
そして 海岸沿いの松の木はいつだかコロさんも伊豆の海の記事で書いておられたけど、冬の強い季節風のためか、松の木が自らの意志も願いも捻じ曲げられている。
それでも 大地にしがみつくように、めげずに必死に立ち続けている姿は、おろおろしている人間社会を嘲笑うかのように見える。
ハイハイ、私のことを言っているのです。

 砂浜の足元でハマボウフを見つけた。
これは葉っぱごと天麩羅にすると美味しい。本当は酢味噌で頂くのが好きだけど、これだけじゃ少ないし、というわけでちゃとび号のカゴにいれて持ち帰る。
最近このカゴに 移植ゴテと鋏を入れている私です。

春はこうしてキョロキョロするだけで、美味しい山菜の食材が見つかるのがうれしい。
こういう物は やおやの店先では見かけないけど、とても美味しい。
そして、大袈裟ではなくて地球は生きている感じがする。たとえお隣の国がテポドンを飛ばそうとも、麻生さんが我々の税金を勝手にばら撒こうとも、春は来る、ちゃーんと来る。草木は、もうそろそろ出番だよと言わんばかりに芽を出すのだ。というわけで食いしん坊の明日は山菜の天麩羅です。

 さて話は変わる。
昨日の新聞一面は全紙とも和歌山カレーの林被告の死刑確定の記事だった。
そして、動機が不明なれど、状況証拠の積み重ねから 林被告しかいないと判断されたと。で 5月から始まる裁判員制度に、課題を残すと新聞に書いてあった。
また 読売新聞には同じ罪を裁くのに、一般の裁判委員と プロの裁判員の金に差がありすぎる。
一般人一万円とうん十万円の裁判官、死刑判決がこれじゃ安すぎると、言ってみれば責任の重さに対する報酬のことなのだ。ま、ちょっとうがった意見かもしれないけど。

私は前から何度も言っているように、この制度には反対だ。
様々な理由があるけど一番の反対理由は、
やっぱり裁判というのはプロフェッショナルとアマチュアとの間に一線を引くべきだと、しっかり勉強した人と 訓練されてない俄か裁判員とでは人を裁くというのはハンディがありすぎ、荷が重すぎるし また責任が持てないんじゃないかと思う。

またまた話が脱線するが、この忌まわしい事件が起きた同じ年の10月。
わが地区の 町内運動会での出来事。 
お昼に婦人部隊が作ったうどんを出すのを 運動会の町内行事の恒例にしていた。ところがこの事件が起こったことで、役員会で大いにもめた。今年は自粛しよう、いや恒例だから辞められない。喧々諤々のすえ、この日の大量のうどん注文が中止になると当てにしている製麺所さんが困るということを考えて、自治会長が皆の前で最初に毒味をすることにしよう、ということで一件落着した。

因みに この大岡裁判の時の自治会長は 亡くなった主人でしたが。

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「天国までの百マイル」他一冊・・浅田次郎著を読む。

2009年04月22日 | 本の事
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  バブル時代に栄華を極め、今は落ちぶれて妻子にも逃げられた中年男が、重い心臓病で死を待つだけの母親に、奇跡を起こすために奔走する物語。

 図書館で借りた本。

アサラーのフル次郎さんが好きな浅田次郎の本ということで、借りてみたのだけど・・
早くブックレビュー書かないと忘れてしまうぅ・・・、
ここんところ 連日 猛スピードで本を読んでいるから、あたしの頭の中はまるで洗濯機の中のようにぐるぐる、ぐるぐるからまり寸前。

で浅田次郎はいい女を書くのがうまい、あんな女性になりたい 読み終えるたびいつもそう思っていたのだけど、この本に関しては、ちょっとこじつけが多すぎると思ってしまった。
読み始め 別れた女房は 主人公から金ふんだくってふてえやようだと思っていたが、実はどうしてどうして。

離婚しているのに主人公の母親の世話を、ずっとこっそりナイショでみつづけてあげるている。
主人公からの仕送りももらえなくて、子供も育てなくちゃいけなくて、自分だって働いてて、そんな余裕は絶対にないはずなのに、何故かひとり面倒を見続けてる。
それなら別れなきゃいいのにと思ってしまう。

しかし、それより何より私がこの物語で一番うらやましいと思ったのは、謎の天才外科医にバイパス手術を施してもらうため、衰弱した母をワゴン車に乗せ 房総のひなびた漁村にあるカトリック系病院目指して、100マイルの道のりをひた走るのだけど、そのお医者さん、こんなお医者さんがいたら 医者嫌いの私も検査してもらうかも、そう思てしまった。ま、物語だからね・・

 →この本は再読。
我が家の本箱から引っ張り出した本。
表題の「ぽっぽや」はあまりにも有名だから飛ばして、つぎの「ラブ・レター」

「(略)写真も持ってます。 毎日見てるうちに吾郎さんのこと大好きになりました。好きになると、仕事つらくなります。仕事の前、いつもごめんなさいと言います。しかたないけど、ごめんなさいです。
やさしい吾郎さんの写真見ると涙が出ます。悲しいのつらいのではなく、ありがとうで涙出ます。
心から愛してます世界中の誰よりも。
吾郎さん吾郎さん吾郎さん吾郎さん吾郎さん吾郎さん吾郎さん吾郎さん。
再見。さよなら」
主人公が人間らしさを取り戻していく様子が描かれていて ジーンとくる。
そうなんだよ、人間なんて単細胞なんだから、ちょっとした温かみのあるエキスを振りかけられれば 誰だって純な心に戻れるんだよ。そうでなくちゃ人間なんてやっていられない。

浅田次郎という作家は女を描くのがうまいと最初に言ったけど、ということは、すなわち心が純粋で、その上シビアな現実をファンタジックに描くのがすごくうまいので、素晴らしい女性になるのではないかと・・
そして 全部読んだわけではないので偉そうなことは言えないが、家族への愛 いや人間愛と言ってもいい、そういうものが物語の底に流れていてるのが ビンビンひしひしと感じられるのだ。
それゆえに人が心の奥に必ず持ち合わせている故郷への郷愁的感情の琴線を揺さぶるのではないだろうか。

浅田次郎の物語は読んだあと、ページを閉じるのが惜しいような気がする。
うん、本当にカッコいいのだ生き方が、小説の中だけど憧れる。

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