乙女高原フィールドノート

山梨県の北部,秩父山塊のふところにある小さな高原「乙女高原」(山梨市)での自然観察記。

綿あめ? 水飴細工?

2008年11月20日 | 水・氷雪・霜
乙女高原は霜柱王国です。雪があまり降らない年末なら,何段重ねもの,巨大な霜柱を見ることができます。
さて,この霜柱をじっくり眺めていると,どんなふうに出来たかが想像できます。それは,綿あめを作るのに似ているんじゃないかと思われます。ざらめを熱で溶かして,それが細かい穴から吹き出ると瞬間的に固まって,綿あめの「線維」ができますが,霜柱の場合も同じように,地面の「土の細かい穴」から毛細管現象で水が出てきた瞬間に凍り付いてしまい,土の中からは,さらに毛細管現象で水が押し出されたり,凍った水が中の水を引っ張り出してくるので,あのような,水飴細工みたいになるのではないでしょうか?(2008年11月20日 観察)
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