おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

閣下の相撲解説。

2006-01-16 04:42:13 | 我思う、故に書くなりよ。
大相撲中継ってのは、年に何回かやっているのは知っている。
だが、じっくり腰を据えて見たコトは無い。見流したり、報道番組のスポーツコーナーでたまに見てしまうコトがあるくらい…。

でまぁ、たまたま見たら、異質な光景に出くわした…。デーモン小暮閣下がポツンと…まだ人で埋まる前の観客席に座って、なにやらしゃべっている。

「あー。この人詳しいんだよな、相撲。」

そんな感じで見始めたら、結びの一番までずっと解説すると言う。NHKに出られない芸能人では無いし、音楽番組で歌っているのも見た覚えがあるが、「閣下」として「大相撲中継」に解説で出られているのは見た事無い。

んで、まぁ横綱が出る結びの一番まで見ちゃったのだけれど、相撲っておもしろいんだなぁ…と。普段の中継がどんなんだか腰を据えて見ているワケでは無いので、比較するのもどうかと思うが、間延びして眠くなりそうな中継が、まさに「ライブ」として堪能出来るモノに変わったんじゃなかろうかと。

単に相撲に明るいとか、深いとか、コアだとかでは無く、それに加えての「テンポ」とか「リズム」の良さが一番々の取り組みに生きているから「ライブ」に。取り組みはどれを見ても「スピーディー」であって、ほとんどが一瞬で終わっちゃう。それにマッチした解説が伴うと、なかなか見られるんじゃないか、中継も。

無理矢理盛り立てようと絶叫するアナや解説が出て来るスポーツ番組ってのは多々あったし、それが面白かったり、飽きたり…ってのも多々あった。おおよそ、縁も無さそうなタレントを連れて来て、それらしいコトをさせてみたりってのも、幾らでもあった。そうしたトコロとは違う、何か新しいモノが見られたんじゃないかと。

そうしたコトがコトも無く出来る芸能人ってのも少ないんだろうが、ましてや「国技」でもあり、ただ、はしゃげば良いもんでもナイってトコロをしっかりと抑えているのはさすが「閣下」と言うことかな。

ただ、それが「常態化」してもどうかと思う。TVのこっち側にいる人間は、贅沢にも「飽きっぽい」んである。見る側の世代に因っても望む物は違うだろうし、時代に因っても変わってくる。だけれど、こうした「スパイス」の効いた中継ってモノが今までは無かったコトを思うと、やはり「美味しい」。

相撲に限らず、他のスポーツでも見習って欲しいと思う試みだと思ったねぇ…。

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Zippoハンディウォーマー 2ndGIG #5。

2006-01-15 02:03:54 | お主もハクキンよのぉ…。
おもむろに、触媒の2コイチ。

昨年のシーズンオフちょい前に、火口を交換したのだが、毎日使っていると徐々に触媒部分が「すだれ頭」の様な、あるいはスクレーピーにやられた羊の脳みそのスポンジ状態とでも言うのか、密度が明らかに少なくなってしまう。

でまぁ、古くなった火口からボロボロのシート状らしき触媒部分を抜き取り、使用中の火口の触媒に重ねて使ったりしても良さそう…な話は昨年、どこかで聞いたので、ちょいとやってみている。それほど難しいコトでも無いので、加工自体は数分で終わったけど、ボロボロは本当にボロボロで、おとなしくシート状態を維持するのもキビシイ感じだった。

まぁ、2コイチ…だから、スカスカだったのがスカスカで無くなりはしたが、だからといって「おお! すげぇハイパーだぜっ!」ってコトは無さそう。急場しのぎにはいいかも。

さて、本来ならこんなコトはしなくても、替えの火口を買ってあるので交換すれば良いのであるが、どっかいった…。どうも、昔のとは違って何年もとりあえず持ちそう…ってコトは無いみたい。火口の交換なんぞした覚えも無く使い続けていた…なんて話も聞いてはいたのだが、それだって30年も前の話だと言うし。

そうそう。ホワイトガソリンを販売しているところが比較的近所に出来たので、試してみようと思う。ボトル入りのベンヂンよりは単価が下がるコトは知っていたのだけれど、ホームセンターでもなかなかお目に掛かれなくなってしまっていたので。ちょっと前なら、アウトドア用のガソリン・ストーヴと一緒にごろごろしてたのになぁ。ストーヴ自体、ガス用しか見掛けなくなってしまったし。

何気に、CMでレアな名前を耳にするようになった。「キリバイ」「桐灰」ってのがそうなんだけれど、今では「貼るカイロ」が主力商品みたいだが、かつては携帯用の炭カイロみたいなのが有名なメーカーなんである。私も、遠い昔に見た覚えがあるが、火のついた炭を安全に持ち運ぶと言う、懐炉そのものズバリで、何故に燃えちゃわないか不思議だったねぇ…。豆炭使う「アンカ」をそのまま小さくした様なものだけれど。とんと聞かなくなっていたので、会社そのものが無くなったのかと思っていたのだが、しっかりと残っていたんだなぁ。

でも、今年ほどこうした「ぬくぬく」が真価を発揮してくれる年も無いって程に冷え込んでいる。ウォームビズの目論みはコケちゃったみたいだけれど、本来は寒いからこそこうしたアイテムでウォームしなければイケナイんだと思うんだけどねぇ…。

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右腕。

2006-01-14 19:50:17 | 我思う、故に書くなりよ。
「ザワヒリ死亡」確認急ぐ アフガン国境でパキスタン (共同通信) - goo ニュース

ヒットしたとすると、大きな成果だねぇ…。

アルカイダのナンバー2でビン・ラディンの「右腕」と言われるテロリストをようやく葬ったんじゃないかと。ビン・ラディンは911以前から超有名でもあったが、その「右腕」が実は「肝」だと言われている。実質的な世界戦略を担っているのは彼で、ビン・ラディンじゃないと言う研究もあるからねぇ。

で、このザワヒリって人、本当に「右腕」みたい。左腕が写っている写真があまり無いのである。ちょろっと調べてみたのだけれど、詳しく解説しているサイトに出くわさなかったので定かじゃないのだが、左腕無いみたい…。FBIの最重要指名手配にも書いてなかったな。ビン・ラディンの方は左手で杖をつく…みたいなコト書いてあったけど…。

でもまぁ、現場指揮官のザルカウィなんてのも元気らしいし、死んじゃったら死んじゃったで「神」になっちゃったりする連中だから、そうそうテロリスト優勢な状況が変わるコトも無さそうだけれど、右腕を失う…ってのは痛手には違いないかも。

DNA鑑定しなきゃならない位に木っ端微塵にしちゃったらしいので、実際のトコロどうなんだか判らないらしいが、テロ行為を即座に止めさせるってコトに成功しているのであれば、やはり大きな成果じゃないかな。

人間をミサイルだか爆弾で殺しておいて何を言う…って話もあるんだけど、テロ行為を即座に止めさせるコトが目的であって、人間がどーのこーのなんて話は毛頭そこに無いんだよね。もちろん、無傷で捕まえられたらそれに越したコトも無いのだが、もうそんな悠長なコト言ってられないのが世界の趨勢。久しく大きなテロも起きていないだけに、のんきに構えていても良くないのだねぇ…。

日本は平和でいいなぁ。テロリスト野放しだし。まぁ語弊があるが、猛毒撒き散らした集団は未だにくすぶっている。密かに原点回帰を目論んでいるとも言われる、あの集団が、名前を変えて生き残っている。遅々として進まない被害者補償を棚に上げて、うちらはもう問題ありません…とか言ってるらしい。破防法の適用と言う手段があったにも関わらず、我々が彼らを生かしてしまったコトを悔いる日がこなけりゃ良いがと思うが、彼らは立派な「テロリスト」だと言うコトを忘れちゃいかんのよ。

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なぜかギロロづく。

2006-01-12 22:30:19 | 我思う、故に書くなりよ。
姪とお買い物にゆく。

その母のお買い物に姪と一緒についていくと言うのが正しいのだが、この姪は「お買い物=何か買ってもらえる」と言う図式が少なからず成り立っているので、たまに何も買ってもらえないと「ぶんむくれる…」。まぁ、子供なら多少のコトは多々あるのだが、この姪はちゃんと理由をそれらしく語ると理解するトコロが賢い。

そんなワケで、無下に「おもちゃ売り場」へ突入しても、ウィンドウショッピングで済ませられるケースがほとんどなので、こっちとしては安心でもある。

それでも、何かしら欲しそうな顔をさせたままなのも可愛そうだから、ちゃんと理由をお話して、厳選したモノを買ってあげると言うか、一緒に買うコトにしている。財布の中身を見せて、今日はこれだけしかお金がないので、これでおじたんと買える物にしましょう…と。

すると、何故だか「ガチャガチャ」へすっ飛んで行き、あーでもないこーでもないと思案した挙句、気に入ったガチャガチャに200円ほど入れるように要求するのである。おそらく、おじたんが「ケロロ軍曹」のファンであるコトを知っているのであろう。ケロロ軍曹のガチャガチャを選び、ゴリゴリ…とハンドルを回し、ケースを取り出す。おじたん的にはメインキャラである「ケロロ軍曹」が欲しい所だが、何が出て来るかは運次第。最初は「ギロロ伍長」が出た。

すると「はい。おじたんはこれね。次はあたちの…」と。

次は「タママ二等兵」が出た。しげしげと見つめ、気に入ったのか、ポケットにそそくさと仕舞いこむ。ケロロが出るまで回し続けるんじゃないかと思ったが、あにはからんや、それで「帰ろう」と。

「あれ? おじたんはギロロで、あんたはタママなの?」
「ちょうだよ。おじたんはギロロでいいの。」

うむぅ…。何をもってして「ギロロ」なのか定かでは無いが、以前にも一方的にギロロを押し付けられた覚えがある。どっちがメインの商品なのか判らないマスコット付キャンデーだったと思うが…。

そんな感じなので、何故だかおじたんのトコロにはギロロが集まる様になってきた。このまま「ギロロ・コレクション」でも始めようかとも考えたけれど、やはり収集癖発動と言うならばメインのケロロからが本筋だと思うし、宇宙渡辺久美子アイテムの収集なんて野望もあったりするので、このままギロロだけ増え続けても困るトコロなんだが…。

ちなみに、ギロロをおじたんに押し付ける理由は「かわいくない」からだそうだ。まぁ、確かに目つきが悪いキャラではあるが…。赤いから婦女子向きだと思うのだが、意外にしっかりと見てるんだなぁ…。そのくせ、せっかくゲットしたこの手のアイテムは、あっさりと数時間で興味が無くなるらしい。でもなぜか大事にしまっておいて、時たま取り出しては悦に入ってるという。変な子だ…。

ちなみに、ガシャガシャには中身がどんなもんだか大抵は子供でも判る様になっているのだが、彼女はそれとは別の世界のモノが出て来ると想像して望んでいるらしい。だから「おー。これはメインじゃないか!」と、こっちは思っても、彼女は深いため息とともに「ちっ! これかよぉ…」なんてつぶやいていたりする。

子供の世界は覗き見るとなかなかおもしろい。


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火鉢にあこがれる…2。

2006-01-09 20:09:32 | ぬくぬく火鉢ライフ
ヤフで落とそうと思ったんだが、意外に高値で断念…。

まぁ、本気で買おうと思うと陶器製だと5~6万はしてしまうので、オクで買うならばそれよりも格安ではあるのだけどねぇ…。手持ちの軍資金と相談すると致し方ない。

昭和初期に生まれた母に火鉢のコトを尋ねると、親戚の家にあるかもしれないので聞いてみるとのコト。家業が魚屋兼すし店だった時に、お得意様に配った火鉢があったハズだという。戦前の頃の話だねぇ…。

そんな趣のありそうな火鉢で炭をおこし、ちんちん…と湯を沸かすのに最適なのが「鉄瓶」。これはすぐに出て来た。でも、急須に近いサイズなので、多めに湯を沸かすって感じじゃないなぁ…。

ともあれ、しばらく使っていない感じだったので、これも調教。何度か湯を沸かしては捨てての繰り返し。最後にはキレイな湯を沸かし、コーヒーを入れる。水道水を沸かすと、まろやかにはなるが、鉄瓶だともっとまろやかになる感じ。使い込むともっと味が変わるらしい。鉄分の補給も兼ねられるので、なんとか2Lクラスの鉄瓶が欲しい所だが、工芸品だから値段がねぇ…。

なんだか、非常に「ジジくさい」生活になって来てはいるが、鉄瓶はともかく、火鉢はぜひにでも使いたい。なんせ、灯油が遠慮なく値上がりしているので、多少面倒でもランニングコストの低い方が良いのである。炭だと、ちょっと高そうな気もしていたが、普通に燃料として使う炭はそれほどでも無いんだよねぇ。

どうせなら「囲炉裏」って気もしないではないが、半端な値段じゃなくなるのでこれは夢だな…。そんな感じの長火鉢もあるんだけれどねぇ…。住宅がそれ相応じゃないとまた困るし。

てなワケで、普通の火鉢の前で丸くなってじわじわと暖まる…って感じが目下の目標である。コトコト黒豆でも煮てられたらそれこそ幸せ。うひひ…。それにしても、昔の生活を今行おうとすると、意外にお金が掛かるのも、なんだろうねぇ? 



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600フィルム+専用NDフィルター。

2006-01-08 06:11:23 | ポラロイドーシス。
こう言う時スキャナー無いと困るなぁ。

年末から年始にかけてリニューアルされたSX-70を持って、散歩に出掛けてみた。届いたばかりのフライトジャケット着て。

600フィルムがそのまま使える用に専用NDフィルターも取り付けたのだから、天候が回復するのを待っていたのである。

でまぁ、前にも撮ったようなトコロを「ばしゅ…うぃーーーん…」と。

さすがに、気温が低いので発色が悪い。画像が出てくるのを待つコトをせず、そそくさとバッグに仕舞う。無下に低温にさらしても良くないので。途中でホットコーヒー缶をバッグに入れて、暖めておくコトを思いついた。しめしめ。

やはり、NDだからファインダーを覗きづらくなるコトがしばしば。特に逆光の時が覗きづらい。まぁ、逆光で撮ってもあまり良いコトにもならないが、像が見えなくてオロオロ…するコトが多々起きる。敢えて、ソナーは切って、手動でピントを合わしている。

一息つくために、神社で缶コーヒーを飲むついでに仕上がりを見てみる。露出に関しては特にいじらず、白と黒の間で撮っている。少し陽が傾きかけていたので、満遍なく「黄色がかった…」感じがちゃんと写っている。ちょっと赤味も強いかなと思うが、それほど悪くも無い感じ。そうかと思えば、なんだかSX-70フィルムみたいに「ブルー」が乗った感じのも撮れているので、ちょいと不思議だが、その度合いは若干薄め。

同じ場所を600カメラで600フィルムの組み合わせで撮ったコトがあるが、もう少し「カリッ!」とした感じと「パリッ!」っとした発色だったと思う。まぁ、季節がちょいと違っているので、色味に関してはちょっと違って来るだろうけれど、「カリっ!」ってのが見当たらない。アウトフォーカス…ってワケでは無いが、そういう味がこのカメラ独特のモノなんだと思う。

今日、撮って来たばかりなのに、なんだか箪笥の奥の方から数年ぶりに出して来ちゃった写真みたい…って感じが600フィルムなのに出てる。それはそれで「味」なのかもしれないけれど、少々予想していたのとは違っていたので驚いている。もっと「カリカリ」した感じの仕上がりだと思っていた。まぁ、良く見ると解像度が若干良くなっていて、細かいディティールが写り込んでいるのだから、紛れも無く600フィルムなんだけれどねぇ。個体差…?

フィルムの装填も推奨される方法をやってみた。まぁ、紙を一枚かませるって方法なんだけれど、慣れないと結構めんどいなぁ。私の場合、プラモデル工作用のニッパーで内側の爪2つを切り取ってしまう方法に慣れているので、紙挟んで、途中で抜いて…ってのがどうも…。ニッパー無い時はコンクリートの壁面見つけてごりりり…って削ってしまう。削りかすだけは丁寧に落とすコトと、フィルムケースを優しく持つコトは忘れちゃいけない。妙にひしゃげて感光してしまうコトもあるからねぇ。

まぁ、何となくだが、そんなに悪く無い結果。満遍なく青味がかったフィルムじゃなくなったけれど、これはこれで。フィルムの入手がし易くなったコトと、なんでだかたまに安いフィルムが売ってたりするコトを考えれば全然悪く無い。

陽気が良くなって来れば、発色はちょっと変わると思うけれど、10C+10Gくらいは入れてもいいかなとは考えている。低温だとどうしても白っぽくなっちゃうから現像中の保温も考えないといかんなぁ。缶コーヒーだと持続性が乏しいし、ハクキンカイロだと熱過ぎる様だし。まぁ、持続性を取って、ハクキンカイロでなんとかする方法を考えてみたい。

「ばしゅ…うぃいいいいーん…」

これだよ。これも楽しさの1つ。いい加減、スキャナー調達しないと…。

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フライトジャケット届く…。

2006-01-07 18:14:51 | 我思う、故に書くなりよ。
紆余曲折。やっと届いた。

ちゃりんこ乗るのに、寒くないだろうってコトと漕ぐのが面倒でないだろう目的で当初はN2Bを頼んだのだが、あいにく体に合わないのが届き、別商品と交換してもらったのがCWU45/P。レプリカでも結構な値段はするし、本物だと新品ってのはなかなか出て来ない上に、出て来てもジャンパーの値段じゃなくなっているのがほとんど。ナニを持ってして「本物」と言うんだか怪しい世界でもあるが、一応、軍に納入する目的で作られた商品とか、実際に納入された商品を「本物」と呼ぶのが相応しいらしい。

でまぁ、ちゃりんこにまたがった姿勢でもお腹や背中が丸出しにならないサイズがちゃんと届いたのでウレシイ上に、中古なんだけどかなり状態が良く、なおさら。

ラベルを見ると、納入番号だか発注番号だかが消されておらず、そのまま。読み解くと、95年製だと判る。10年前の中古のジャンパーのナニがそんなにウレシイのか判らない人が世の中ほとんどだろうし、980円のナイロンMA-1モドキのジャンパーとナニが違うのか理解出来ないって人もほとんどだろう。確かにそうなんだ。

ナイロンジャンパーに1万数千円も払う意味があるのか無いのか、かなり怪しい所なんだけれど、一応、ちゃんとした規格の元で作られているので、品質には定評があるコトは言える。同じ規格で作られているけど、民生品として販売もされていたりするワケで、そっちの方が新品でキレイなんだけど、なぜだか結構な値段がしちゃったりするんで、安けりゃ中古でもいいかな…と。

今回のジャンパーは普通のナイロンでも無い(燃えにくいが結局は燃える…アラミド繊維)ので、幾分高いんだけど、そんなに暖かいモノでも無いんだろうと思っていたんだが、なんだか妙に暖かいので驚いている。それゆえのフライトジャケットなのかなぁ…。特殊な中綿でも無いと思うんだけど、薄い割りに暖かいのはありがたいねぇ…。また、べらぼうに暖か過ぎてもちゃりんこ乗るとなると困るんだけど、丁度いいなぁ。

でも、フライトジャケットなのに、実際に着ている写真はあまり見た事無いのも怪しい所だと思っている。もっとゴツイの着てたりするのがほとんどだったり、ツナギみたいなスーツってのが多いみたい。映画とかじゃ良く着てるんだけどねぇ。まぁいいか。むしろ、築地あたりの市場で見掛ける事が多かったりするくらいに仕事着なのかもしれないし。作業着屋さんなんかでも似た様なの売ってるし…。

こんなのも、時計と同じで「俺のはパチモンじゃねぇぞ…」ってモノなのかもしれない。良く見ないとわかんないし。まぁ、ご希望に沿ったものなので、満足じゃ。

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火鉢にあこがれる。

2006-01-05 04:28:40 | ぬくぬく火鉢ライフ
初売り…でもないけれど、大型DIYショッピングセンターに行ってきた。

年末にポラのフィルムが安かったので、買ったお店なのだが、品揃えはガテン系に偏向して豊富な感じだけれど、必要にしてかなり十分なジャンルで豊富。これはなかなかウレシイ。

何かお目当ての商品があったわけでは無いのだが、MTBとかアウトドア商品を眺めて質と価格を暗記する。そんなに買い急ぐ必要も無いので、まぁそんな感じで。

冬だからなのか、暖房用品も豊富にあって、なぜだか「練炭火鉢」がごろごろしていた。普通に、調理用なのだが、4~5種類出ていて、これはなかなかソソル。

秋にはこれで「秋刀魚」だろうと思うし、弱火でじっくり「個別焼肉」なんてのもたまらないし、かねてから「いつかは欲しい…」アイテムであったからだ。昔はもっと種類があったのだけれど、なんせ「直火」みたいなもんだし、調理にわざわざ使うなんてのは飲食店ですら限られているし、一般家庭で毎日…なんて時代じゃなくなったのも久しい。

でまぁ、昨今じゃ使用時に生じる副産物を利用した「れんたんすーさいど」なんかが持て囃されていたりもするので、なかなか種類を揃えて置いてあるお店も見なくなっていたのだが、なかなか壮観な眺め。1個千円足らずで、炭だの何だの買っても3千円もだせば一揃えセットで揃うワケだけれど、どうせなら「暖房」にも使ってみたい…って欲が出て来る。

と言うのも、一緒に「五徳」が売られているが、これが並んでいる「練炭火鉢」に使うモノでは無さそうなんである。おまけに「レディメイドな灰」もパックに入って売られているので、これらは「普通の火鉢用」として置かれているに違いない。

おー。それよソレ。陶器の丸っぽいのに灰を入れて、そこに炭を置き、その滲み出る様な火力でお湯を沸かしたり、手をかざして暖めたり、スルメを炙ったり、お餅を焼いたり、金のハシでたまに炭をつんつんしたり、ヘラで灰をきれいになでたり…。

んで、そっちの火鉢を探してみたのだが、見付からない。と言うか、扱ってなさそうだった。

帰宅して、ネットで調べると、結構な数は出て来る。だが、ほとんど「ミニサイズ」だったり、ハロゲン化されてたり、希望に沿うものは少ない。需要から考えればさもありなんだけど、昔のように暖房もちょっとした料理も…なんてのはあまり無いし、あってもリーズナブルな価格で無かったりする。相場として「そんなもんだ…」って感じだが、骨董の壷じゃあるまいしねぇ…。

得てして、かつては本来の趣旨通りに使われていたであろう「火鉢」は、庭の片隅で金魚の住処として再利用されたり、ちょっと豪華な植木鉢になっていたりするもんだが、どこかで余ってないか物色してみるとするか…。

これも時期を逃してしまうと、なんじゃそりゃ…的な買い物になってしまうが、激寒が相応しい今年の冬などにはかなりハマっておかしくない。石油ファンヒーターやら、ストーブと比べたら出番は全く無いのだろうけれど、そこに「趣」ってモノを

「ちくしょー! ちっとも暖かくねぇよ…」

と言うグチに重ねて味わうのも「あこがれ…」ってモノだったりする…かな…。

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MBCの勇気。

2006-01-03 11:06:29 | 我思う、故に書くなりよ。
年末辺りから、お隣の韓国も「捏造問題」で大騒ぎしていた。日本は「偽装問題」で大騒ぎだったので、あまり詳しく聞きかじるコトも無かったんだが、実は興味深いのである。

まぁ、世界的な「発明」が捏造だったらしい…だった…のかな。本来なら韓国を挙げてフェスティバル&カーニバルの最中なハズで、初のノーベル賞受賞者を英雄に…ってコトだったのだが、万歳ナシよ…になってしまったんである。

成長著しい韓国なら、いずれまた成功する日も来るだろうから、頑張って研究して欲しいトコロなので、それはあまり心配でも無いし、どーでも良い。韓国くらいしか研究出来ないって領域の研究だし、欧米でやらないのは「神の領域」にヒトが踏み込むコトになるからと考えているからね。

問題なのは、国家的なフェスティバル&カーニバルの熱狂の渦の中、誰が「水を差したか?」ってコトである。単なるちゃち入れただけじゃなく、結果的には世論を正しい道へ導いたコトにもなる。いったい、どこのドイツがケチ付けたのか?

実は、韓国のテレビ局、それなりにメジャーなMBCの「PD手帳(と読むらしい…)」と言う1つの番組だったんである。当然、国を挙げての世界的な快挙にケチ付けたもんだから、袋叩き状態になってしまった。ナショナリズムが関わってくるワケだから、何となく判る。番組の生命線でもあるスポンサーからも見放されてしまうと言う憂き目にも合ったと聞くが、同じマスコミにも相当叩かれたらしい。大きな新聞社のスクープ記事だったら、これほどまでに叩かれたかどうか疑問な点もある。

日本で言えば「報道番組」なんだろうか。とは言っても毎日の夕方から始まる様なニュース番組では無いらしく、「調査報道」を専門とした番組らしい。日本ではすでに枯れた種類の番組ではあるが、かつては元気だった番組も幾つかあったっけ。

何か問題に対する「決定打」を掴んでいれば、そうしたバッシングの嵐の中でも姿勢を保つのは難しいコトじゃ無いのだが、どうもそうでも無く、「問題は問題として…」報じたのがきっかけだったみたいだ。私はハングルが全くダメだし、その番組を見ているワケでも無いので全て「伝聞」だが、きっかけはそんな感じらしい。

うっかり始めちゃったものの、引っ込みが付かなくなったんで…ってコトなら、番組そのものが無かった事にしちゃえば済む話である。日本だって、バラエティー番組なんかに多々あったりするしねぇ。ところが、この番組はそうではなく、何か1つ筋の通ったモノがあるのだ。バッシングはバッシングとして、番組は続けられ、疑問を呈し、問題を訴え続けたのである。

そうしている最中に、熱狂の渦の中にボロが出始めた。国家的な偉業だった研究そのものが怪しくなり、今日現在のトコロ、「全部ウソ…」な勢い。まぁ、研究はしていたのだろうけれどねぇ。過去の研究すら「怪しい…」状況みたいだから、大どんでん返しそのもの。

でもね、同じマスコミからもバッシングされるわ、国民からは抗議の電話やらメールやらバンバン届くわ、未だに「韓国の恥」と言われてるんだとか聞くと、この番組はやはり違うものを感じるんだよね。何か、放送局とか、報道とか、そうしたモノが絶えず持っていて、絶対に失ってはイケナイものをしっかりと持っている感じがするんですよ。

日本の放送局とか、マスコミがそれをちゃんと持っていて、大事にしているか? と考えたら、かなり「不安」だと思う。同じ頃に日本で騒がれた「フィギュア・スケート選考問題」なんか、年明けたら無かった勢いでしょ? 「調子の悪いヤツ選んでどーするよ?」って疑問は誰もが持ったと思う。確かにその点を報じた番組も少なからずあったけれど、深追いはしない。視聴率というカラクリの向こうに漂う妖しいベールに飲まれちゃった。女子マラソンだって同じだった。Qちゃんは失速しても、それまでの戦績を見れば、選ばれない点はどこにあったのか? 今じゃハッキリ覚えているヒトも少ないだろうに…。

「そんなんでいいのかよ?」

って、やって行かなきゃイケナイのが報道なんじゃないのかどーなのかも判らなくなっている日本は、MBCのこの番組を見習わなければイケナイんじゃないか? 少なくとも、報道ってお題目を掲げているメディアが忘れちゃイケナイ部分をしっかりと持っている点においては頭上がらないと思うよ。

きっかけはどうだったか詳しく知れないんだけど、結果的にもの凄い「勇気」の要るコトだったんじゃないかと思う。考えただけで、避けて通れるモノならそうしたい…ってのが、本音としてはあったと思う。少なくとも、営利目的な媒体なら、やはり触れないで済むなら触れないでおこう…ってのはあるからね。

「んじゃあ、それでいいのかよ?」

ってトコロへ踏み込むだけのパワーの源が何だったのか? 興味あるけれど、何かやはり失ってはイケナイモノをしっかりと持っていたからこそ、こうした別の意味での「偉業」も成せたのではなかろうか。少なくとも、それに注ぎ込むパワーは日本の比じゃなさそうだ…。

そればかりに突出してもイケナイし、マンネリ化の果てにワイドショー的なレベルに下がってしまうコトが多々あったりもしたので、日本では枯れた番組とされて、あまり見る事も出来なくなってしまったが、失ってはイケナイのは精神だけでなく、「番組」として視聴できる状態なのかもしれない。そうした番組が消えて無くなっていく事に、大きな危機感を持ちながら、TVに向かわないとイケナイんじゃなかったのかなぁ…と思う。TVのあっち側も、こっち側も、忘れちゃイケナイモノを忘れて、失ってしまったんじゃなかろうか…。

ITと融合して、次世代をマスコミが目指す中に、そうしたモノはしっかりと残っているんだろうか? 何か、忘れてる感じがしてならないのは気のせいなのか? 小さなマスコミがそうした情熱を大事にしている部分が散見できるコトはままあるのだけれど、大きくなっていくマスコミにこそ、そうした部分を大事にしていってもらわなければならないコトを、絶対に忘れちゃイケナイ。

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よみがえる源氏物語絵巻(再)。

2006-01-02 06:25:37 | 我思う、故に書くなりよ。
なんだか、お正月の番組が例年に比べて面白くない…。

んで、早起きして見ているんだが、これ、写真に興味のある人にはオススメ。
直接は関係ないのだけれど、昔の絵の具の解析とかにちょろっと光学分野の話が出て来るんである。色ってモノを知るにも良いねぇ…。

平安時代に書かれた絵巻物を再現模写する…ってのが本来のスジ…なんだけれどね、今でこそ画材だの絵の具だのってのはゴマンとあるんで、いかにも簡単そうに思えるんだが、見た目で復元しても実はあまり意味が無い。それこそ単に「複製品」を作っているに過ぎないんだけれど、オリジナルはかなり劣化しているワケで、これを現代の科学の目で解析して、書かれた当時がどうだったかを再現するのである。

今よりモノが全てにおいて「乏しい」時代の作品なのだけれど、そこに当時の絵師が至高の技を盛り込んでいたワケで、単に「立派なもんだぁ…」ってのを超えちゃって「すげえよ、コレ…」って世界がそこにあるのだ。

そうした全てを読み取って、新たに描く現代の絵師もそれ相応の人でなければならず、単に日本画の巨匠…ってだけじゃ無さそうなのもスゴイ。オリジナルの劣化した状態から僅かな痕跡を読み取って、再現しなければならないのだからねぇ。

こう言う時、ちょいと絵画についての知識があるともっと楽しめるのだが、生憎そんなに深い知識も無いので、いきなり完成品を見せられても「ふーん。」で終わっちゃう方の人間なのが後悔したりする。高校の時に、美術の時間に「油絵」はちょろっと描いたりもしたので、油絵ならスタートから知っているが、日本画がどうなのか全く判らない。水彩画と違うのかどうなんだかなぁ。

写真の場合、オリジナルはオリジナルのまま、正確に複写するのは仕掛けさえ揃っていれば難しいコトも無いが、オリジナルが劣化する前の状態がどうだったか再現するのは無理ってモノ。デジタル化して像を置き換えて行かねばならないだろうし、それが果たして「写真」の範疇に納まるものかどうか…。絵の場合はそうした事も可能である所がうらやましい。だけど、そこに至るまではやはり写真ってものが必要不可欠であったりもする。

デジタルな写真が当たり前になって、誰もが簡単に100年前では想像も付かなかった映像の世界を手にするコトが出来たのだけれど、そうなった事でアートの世界も大幅に広がった。絵画と写真の境が無くなって、新しいアートとして産まれてもいるのだけれど、どこかでカッチリとした線引きを期待しているのは古い人間だからかなぁ。何か釈然としないものもあるのは確かなんだけどねぇ…。

そうした意味で、自分で撮ったデジカメの写真も、ほとんどいじるコトは無いのです。フォトショップを始め、便利なツールはたくさんあるのですが、リサイズするくらいで、それ以上は何か「いけないコト」をしている感じがしちゃうのです。

さて、再現模写された国宝の絵巻は、オリジナルと比較したらそりゃ全然違います。だけれども、可能な限りでオリジナルと同じ道具、同じ手法を用いて描かれたそれは、別の意味で「国宝」でしょうね。これを見るコトで、オリジナルが描かれた当時と同じ物を見ているに近いって、やはり「スゴイ…」コトだと思うのです。860年前に描かれたオリジナルを人間の目で見ても、入ってくる情報量は劣化と言うベールで隠されているのですが、科学の目で情報量を補って再現された再現模写からは圧倒的な量を「これでもかっ!」ってほどに見せ付けられます。そこに、800年も前の人々の英知が見て取れるってのは、いいよねぇ…。

が、こう書いている私は「紫式部」が原作者だってコトくらいしか知らないし、肝心な書籍の中身は全くと言ってよいほど知りません。光源氏って人がぐちゃぐちゃのどろどろな人生を送った…とは聞いてますが。そうした中身も知らないと、作品を見てもまた情報量は減っちゃうんだろうな。物語の挿絵ってのは、物語を知らないと描けないのも当たり前だし…。

まぁ、目の肥やしにはなったんで、良しとするんだけど、芸術は奥が深いなぁ、おい。

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晴れてくれないと…。

2006-01-02 03:05:51 | ポラロイドーシス。
なんだこの「ジャンル」ってのうざいな…。

gooブログに投稿するときに「ジャンル」ってのがあるんで、読んでる人には関係ないけどね、写真っての見付けたから今後は「写真」で。

さて、フィルターもゲットして、フィルムも大盤振る舞いで3パックもゲットして、正月をポラで過ごそうと目論んでいたのだが、元旦の1日はどんよりとぐんにょりと薄暗い1日で終わってしまった。従って、SX-70の出番なし。

オリジナルのフィルムならそれでも青味を楽しむ被写体を探しに出掛けても良いのだけれど、600フィルムなのでそれなりにメリハリのある色気が無いともったいない。高感度で発色も良いので、いまやポラのスタンダードなフィルムだけれど、どちらかと言えば黄色が目立った感じを受ける。やや明るい曇り…ちょっと明るめの日陰なんかで撮るとイイ感じかもしれないと言うのが従来の感想。10Cくらいのフィルターかましてやってもいいかなと思うが、新しく付けたNDフィルターで微妙に変わってきているハズなので、やはり晴れた日に試してみたい。

と、能書きは良いから撮らねばならぬ。撮らねばならぬのにこの天気とは…。

そんなワケで、先日張り替えた革のその後の様子がどんなんだかを書いておこう。

そりゃあ非常にキレイに貼れたので、満足至極なのだが、私のソナー君の場合、薄い金属板が剥がれかかって来ているトラブルが多発していた。一応、革を張る前に、処理はしておいたつもりなのだが、革を貼った後に改めて撫で回すと「ペコポコ…」は新たな場所に発生している。貼られた革に引きつられてペコポコになった場所が出来てしまったみたいなのだ。

で、これも処置しないとベロン…と言うか「パキッ!」って感じで金属の板ごと剥がれてしまう感じもするので、そーっと隙間を開けて、ボンドを薄く塗り塗りする。

前回はクリア系のモノを使ったが、なかなか接着力が即効で効いてくれなかったので、今回は恐らくオリジナルと同じだろう「黄色系」を使った。すると、どうしてだか効果てきめん。ちょいと圧着させているだけでしっかりと付いた。ただ、はみ出た部分が汚くなるので固まるのを待って、ゴリゴリと…。

これでペコポコも無くなり、げろげろりな状態。さりげなくジュラシックな感じの漂うSX-70が完成。持った感じの指への当たりもオリジナルと比べて格段に良い。うっかり滑らせたらとんでもないコトになるし、取り返しが付かないのはカメラの宿命だけれど、修理が効かないカメラだとなおさら。こうした点でも、張り替えて正解だったと思う。ただ、オリジナルの状態が損なわれるコトに変わりは無いのだが、コレクションとしてのSX-70では無いので…。

んー。うずうずずずずzzzz。撮りたいのは山々エベレスト10回言ってみ?

する事も無いので、剥離剤で爛れたソナー部の補修でも考えるかな。まぁ、表面の細かいシボが溶けてしまっただけなので、適当にサンドペーパーでなでて、サーフェイサー吹いて、マットブラックを吹いておけば良いんだけれど、新鮮なマットブラックが無いなぁ…。賞味期限切れ…なら転がっているんだが…。

んじゃ駄目か…。

そうだ。フィルターについて書いておこう。

とても薄くて、貼り付けたままで何ら問題は無い。ソナーだとデフォルトでレンズはある程度引っ込んだまま折りたたむコトになるので、傷が付く心配も無さそう。それ以外の機種では手動でレンズを引っ込めてから収納するように書いてある。リング部の裏に粘着テープが貼ってあるので、これで貼り付けるのだけれど、難しいコトも無いと思う。まぁ、不用意にフィルター部分に指紋など付けないのは当たり前だけれどね。付けた状態でファインダーを覗くと、暗いには暗いのだけれど、思ったほど暗く無い。もっと暗くなるんだろうと、想像していたんだけれどねぇ。単に露出を合わせてNDフィルターを選んできたってワケじゃなさそうだ。やるなぁポラロイド。

ただ残念なのは、真っ黒なリングなので、距離がわからなくなった。レンズ部にメートル表記がしてあったのだが、隠れちゃって。まぁ、1眼レフだから、覗いてピントを合わせれば良いワケだし、ソナー付であればソナーに任せても問題は無いし。そもそも、開放値でF8らしいので、多少ズレていてもあまり気にならないだろうけれど、後書きで入れてもいいかな。

一応、貼り付ける時にも気を使ってみた。汚れなどが付いていると、粘着力が弱くなるので、綿棒にベンジンをちょいと付けて拭う。意外に汚れてたりする。塗装が溶けているワケでもなく、黒とも茶色ともつかない汚れを拭い、革を張るときに使った消毒用アルコールで仕上げる。フィルターの粘着部にもアルコールを塗っておくと、微調整が可能。まぁ、フィルター径とレンズ径がほぼ同じなので、あまり神経質になるコトも無いのだが、一応ね。

そんなこんなで、準備は万端なのだが、天気がなぁ…。いっそのコト雨でも雪でも降ってくれればそれはそれなりに、なんだけど、どんよりの曇りじゃなぁ…。

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