おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

Zippoハンディウォーマー その13。

2005-01-03 23:36:49 | お主もハクキンよのぉ…。
今年もハクキナー。ぬくぬくの伝道に勤しむ。

しっかりと雪なんか降る寒さがやって来て、その真価が問われるワケだが、実に頼もしい事になってる。

Zippo版とスポーツの併用が続いているワケであるが、主力がスポーツに移って来た。しっかりとした寒さにはしっかりと熱ちい方が抜群の効果をもたらすのは当たり前。握ってヨシ、懐でヨシの頼もしさがたまらんのです。

残念ながら、このスポーツと言うモデルは既にディスコンとなっており、限定販売が終われば購入は難しいワケで、余裕があればもう1個欲しいのだが、そうもいかない所が惜しい。

が、現行品には高温型のPEACOCK pocket warmer#Sってモデルがあるので、ゆくゆくはこちらを手に入れようかと…考え中。でもこれって、写真や諸元で見る限りZippo版の元になった3Rとサイズも火口も燃焼時間も同じ事になっている。とするとカバーに開けられた空気穴の大きさの違いなんだろうなぁ。

ともあれ、高温型のありがたさ…ってのを知ってしまうとやみつきになる私であった。

少々、難を言えば、燃費が悪い。近所で購入できる特製ベンヂンがみるみる無くなっていくのである。本音を言えば、寒さと持続時間でZippoオイルで使いたい所なんだが、価格が折り合わないでいる。ブレンドする作戦は温度的に不満の出る寒さであるがために、ベンヂンオンリーとなったワケだが、併用するZippo版でこれを使うと、ぬるぬる…と言う温度で長時間過ごさなければならない。

うむむ…。燃料すら満足に買えない身であるが故に、情け無いハクキナーである事の証。だが、ここは知恵を絞ってより一層のエコロジーで乗り切らねばならないなぁ。そろそろ本気でホワイトガソリンの導入を検討しなければいかんかも知れぬ。ぬぅ。

今までを振り返り、燃料式カイロの「ゴミを出さない度」の素晴らしさに驚いてもいる。特製ベンヂンのプラボトルが3本だけ。これが使い捨てカイロだとするとどうなるんだか。環境に優しいと言うよりゴミ捨てが面倒な身としてはこれは大変助かる。

先日、某証券会社でOLをやっている自称・帰国子女に燃料式カイロを見せてあげた。見せてあげたのは理由があって、他人が燃料式カイロから滲み出る「臭い」をどう評価するのか興味深い所があったからだ。使っている自分は全く気にならないのだが、普段からZippoライターを持ち歩いているし、嫌いな臭いでも無いため、かなり贔屓目で見ていると思う。タバコも吸わない彼女がどう臭いに反応するか実験台になってもらったワケ。

結果、臭いはあるが、気になる程の物ではない…って事だそうだ。愛用者の中にはアロマオイルを袋に染み込ませて臭いを紛らわせている人もいると聞くので、ちょっと心配だったのだが。それよりもZippo版を奪われそうになった。

カイロ自体、別に新しい物でも無い。が、知られていない事の実証みたいな物で、見た事も聞いた事も無かったそうだ。海外ではハンディウォーマーでそこそこ知られている様ではあるが、西海岸あたりの北米じゃあまり使われないのかも知れぬ。ぬぃ。日本では「おじいさんおばあさんのアイテムだった」物であると教えると、そういう感じはしないと言う。Zippoブランドで販売はされているが、日本で生まれて細々と生きて残った物だと話すと、感激していたみたいだ。あれやこれや教えている内に、すっかり欲しくなり、ちょーだい攻撃が始まったが、おいそれとくれてやるワケには行かぬ。ぬぅ。

で、マカーな彼女はiBookでサイトを探しまくり、Webで買っていた。共同購入って事で、2300円ほどだったみたい。自分が数ヶ月前に買った時は、なんだかんだで4000円近かったのになぁ。

一応、低温火傷の危険性についても話はしておいたが、焼肉とロースとビーフの焼け具合に例えた辺りから話が変な方向に進み、まぁ、ヤケドには注意しろよ…って要旨は伝わったと思う。まぁ、晴れてハクキナーの仲間入りをしたワケで、伝道師としてはうれしい。今では毎晩のメッセンジャーで「ぬくぬく」な度合いを報告して来る。付属の袋がボロけて来た話をすると「キルティングじゃダメかな?」と素材投入してくれた。確かに、あれはちょっと良いかも知れぬ。ぬぃ。ボロけたら作ってみるそうなので、私の分もお願いはしてある。あまり断熱効果や密閉効果が高いと意味無くなってしまうが、ぬる目の燗が良いって人には良いかもだな。

古き温めて、新しきを知る…。エルメスのバーキンをこよなく愛する彼女ではあるが、その使いっぷりは見事。投資の目的でもコレクションでもなく、実用に愛されたブランド品の姿に「若ぇのにわかってるじゃねぇか、コイツ…」と唸らされる。ちゃんと手入れをしてさえいれば、長く使え、味も出る事を楽しんで愛用している所が頼もしい。「だいじだいじ…」とつぶやきながら、クリーナーを塗り塗りする姿を見て、カイロもこうして物を愛用出来る人にこそ、使って欲しい物だと思った。

ハクキンカイロってブランドも、そうした使い方をユーザーに提示していると思うし、使い捨てカイロの大量消費スタンダードな時代にあっても、そのために細々と消耗品を欠かさない様に努力している姿がそこにある。

ネットでのブームに推された感じは否めないが、燃料式カイロを愛用出来る人になってみるってのも、私が好きな方向性である。

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