おじたん。的ぶろぐ生活。

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ATH-PRO5 MS!

2007-10-31 05:56:31 | おじたん。的便宜耳机評論。
貯まった商品券を消化すべく、電気店へ…。

都会に住んでいないので、商品券を頂いても使いどころが無く、非常に不便だったりするが、賞品とか謝礼で頂く事が結構あるんで、今回は使ってみようかと…。

で、ATH-PRO5 MSって、オーバヘッドなヘッドホンを購入。

実は、かれこれ7年越しの夢(?)みたいなモンだったのである…。

家電量販店のPCサポートにいて、痛切に感じたのが「オーディオ」の知識の浅い事なんの。カセット・テープのウォークマンで知識が止まっていたので、MDなんぞ持ってこられても判らんのである…。CDだって、ディスクマンはどーしたのよ? って感じ。

でまぁ、ポータブルなオーディオを買ったついでにヘッドホンも買ったのだが、これがオーディオテクニカのATH-F5E MSってヤツで、良かったのは『迷彩カラー』だけなのに激怒し、ヤケでSONYのMDR-Z900、Z700をまとめて買う暴挙に出たのがヘッドホンにハマったきっかけでもある…。

この時に、周囲の人間はそうした暴挙に走るとは想像していなかったので、一応のオススメ…として勧められたのが『ATH-PRO5』だったのである。とりあえず買っておけ…って程の『定番』とも教えられたし、既に何年も作られ、売られ続けているモノだとも教えられたのだが、そんなの無視して暴挙に…。

以後、ずっとMDR-Z900が個人的な『定番』となり、愛を持って使い続けているので、オーバーヘッドなヘッドホンを他に買う理由も無かったのであるが、よく考えたら幾年も作り続けられていること、売られていること自体が不思議であり、謎にさえ思っていたのである。

早ければ半年かそこいらで姿を消す製品も珍しくない中、あまり良いとも言われない評判の中にあって、かれこれ12年も現役である製品など『非絶滅危惧種』に相違ない…。何故にそうなのか? どこがそうなのか? とても気になっていたのである。

さすがに、いざ購入となると、やはり悩む。微妙に改良はされているかもしれないが、基本的には12年前の製品である。素材やデザインの進化と、それに伴う高音質化だって当然としてあるワケで、コレと比べたら新製品なヘッドホンは幾らでもあるワケだし、諸外国製のモノも同じ様な値段で手に入るのだから、あえて今、コレを買う意味もとても薄い…。

そこに何があって、何を感じるのだろう…。

もう、そんなトコロにしか意味すらもないのだが、頂いた商品券とは言え、バクチに注ぎ込むようなものじゃないのか? 

だが、そんなコトを考えながらも、目は必死にそれを探しているのである…。

当初の希望はベーシックな『黒』であったのだが、売れちゃって無いとの事で、シルバーと迷彩カラーを見せられる。迷わず『迷彩』を購入。試聴もさせてもらえそうだったが、そうしちゃったら『新製品』の方が良くなるに決まっている…。

なにしろ『迷彩』で失敗している事がコトの始まりでもあるので、リベンジの意味もあるのだが、単に『迷彩』とか『軍用』が好きだし、左よりは『右翼』だし。

『ひょっとして、軍用とか特殊な需要がロングセラーの秘密なんじゃ…』

な、話は無いようである。CD屋さんの試聴機に繋がっているのとガワは一緒だが、中身は違うらしい…って話はかなり以前に聞いた…。プロフェッショナルを謳っているが、その道のプロ達が愛用しているとも思えない音質だと言われているし、形式的にはDJタイプだが、名のあるDJなら幾らなんでももうちっと良さそうなのを使っているだろうコトも古くから言われている…。

とっととその場から去り、早くその秘密と多くの謎に触れたかったのであるが、意外と商品券で買うのは面倒な場合もあるんで…。

冷たい雨に濡れる前に帰宅できた…。

プチプチにくるまれたヘッドホンを取り出すと、見た目とは違って「軽い…」。

んぁ…。この迷彩は…恥ずかしい方向に派手だな…。F5Eの迷彩は地味で良かったのだが、これ、はずかしーぞ…。妙にひなひな…なカールコードもやはり長いな…。

「なんとなく、やっちゃった…か? 俺…」

エージングが終わった頃に続く…。


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