おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

NOVAうさぎの失踪。

2007-10-27 14:10:55 | 我思う、故に書くなりよ。
失踪がいつになるのだろうか…と書いたのは6月だったかな。

実は7月の終わり、8月の頭な頃に、埼玉のNOVAに勤務する知人のねぇちゃんから「給料がもらえていない…」って連絡を頂いたのである。

理由も説明されず、上司や、そのまた上の偉い人に尋ねてもオロオロしっ放しの状態が続いたそうで、「どうしたらいいの?」って相談の連絡だった。

まぁ、名実共に大きな会社なので、理由も無く給料の振込みが行われない…なんてのは滅多に無いし、あるとすれば残高不足、口座のロック…位にしか考え付かないワケで、受講料の返金だなんだ…ってのとは別次元の財布の問題だからねぇ…。

「会社を信じて待つのも手だし、見切りを付けるのも手だよねぇ…」

って話はしておいたんだが、普通に考えたら終わってる状態なんだよねぇ…。銀行だって、お金準備しておく都合があるもんだから、知らぬ振りを決め込むワケじゃないから、その辺からは「ヤバイ…」って話は既にあったと思うのだけれど、受講料の返金が出来てない時点で判断すべき企業だったんだろうな…。

でまぁ、ねえちゃんはその後連絡も無いので、どーにかしたんだと思うんだが、NOVAの方は破綻してしまった。まぁ、報道ではだいぶ前から騒がれていたので、予兆が全く無かったワケでは無いし、昨今では報道でも給与の遅配・未配が報じられていたので、あまり驚く事も無いのだけれど、破綻して被害を被る人の数は膨大なワケで、恐れていた事が現実となりつつある…。

再建に手を挙げる企業もあると言うので、可能性としての望みは捨て切れないが、多大にマイナスを抱えており、その数も膨大なワケだから、簡単にケリが付くとは思えない事から、やはり悪しき慣習としての「語学学校とんずら…」が続くのではないかと思う…。

やはり、どこかで見切りを付ける事は大事なんじゃなかろうか。その判断の元になる様な情報はおいそれと出たりはしないものだし、不用意に流れ出ても良いモノでは無いのだが、甚大な被害が確実視されているにも関わらず、傍観する事しか出来ないのは、なんだかとてもおかしいと思えるのである…。そうした唯一の情報でもある企業の透明さってモノも、今回は危うかっただけに、予見されるべくして起きてしまった事に打つ手なし…ってのも変だと思うんである…。

それとも、語学学校に通うってのは『博打』みたいなモノなのか? サドンデス覚悟の学習バトル。倒れる前に取り返せ…みたいな…。

やはり、そうであってはイケナイのである。だがしかし、「とんずらの法則」は事実として繰り返されている。

この辺を、例えば経済産業省も考えていたりはするだろうけれど、消費者も自衛する手段を何かしら備えておかねばいけないのかもしれないな…。

保険的なモノは無いのかしらん? 保険屋が介入する事で透明性が保たれる事にもなるワケで、似た様な学習コースでも、学校によって保険料が違うとなれば、ヤバさの目安にもなろうかと…。それだけに、学校としてもいい加減な経営は出来なくなるし。保険料の安さが信頼の証…って事にはならないのかなぁ…。そもそも、前金制とかチケット制ってのを止めちゃえば大した被害にもならないか…。

まぁ、いっぱい倒れて、いっぱいコケそうな『前置き』がしっかりとあっただけに、何ともいろいろと残念な話となってしまったなぁ…。




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