おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

ATH-PRO5 MS その2。

2007-11-01 20:08:48 | おじたん。的便宜耳机評論。
24時間ガンガン鳴らして放置プレイ…。出掛けてたので、途中経過は知らぬ…。

まぁ、低音は豊かだけど、なんだかスッキリしない音が満ちているんだなぁ…。
何か、1枚薄皮を被ったまま…ってのが正直な感じで…

「この皮被りがぁっ!!」

ってイライラする感じが絶えず付きまとうんである…。とは言え、モコモコしたと言うほどではなく、満遍なく音は出ているが、低音が強い…けど、特に強過ぎる…って感じもしないし、なんだか良く判らない漠然とした不満足感が漂っている…。

そんなのが、24時間経ってもあまり変わらない感じがするんである。まぁ、多少だけど中・高音が出て来る様になったけれど…。ボーカルは箱出しより明らかに聴ける様になっているし…。

「ドンっ!」は「ボムっ!」、「カンっ!」は「コンっ!」って感じから進歩しないのであるが、これは価格なり…ってコトなのかなぁ…。

とすると、見掛け倒し…って感じが漂うが、ダメならダメっ! ってモノでも無いところがイライラするワケで、それなりに普通に聴けてしまうトコロがまたイヤだ…。

低音が豊かだけに、妙な感じに聴こえるかと思うと、決してそうではないので、曲によっては『フツーじゃん…』って程度で、特に悪い…ってコトも無い。

『可も無く、不可も無い…』

そんなのでロングセラーに成り得るのか? これでコンスタントに売れ続けてしまうのか?

謎は深まるばかりである…。

どんなドライバー積んでいるのか見たくなったので、パッドを外してネジも取って、中を見てみたんだが、これと言って特別な感じも無かったので、元に戻す…。

ただ、パッドを外すとドライバーの部分に沿って、土手が現れる。ちょっと硬質のスポンジみたいな輪が貼り付けてあり、イヤーパッドの中に、さらにパッドがある様な感じとなっている…。押しても潰れないくらいに硬めだし、ちょっと高さもあるので、耳に当たれば痛いと思う人もいるんじゃないかと思うが、こんなの初めて見たので、何か意味はあるのだろう…。

DJモデルなので、ケーブルは長いし、途中からカールしてクルクルしており、ポータブルをメインに使うとなると、非常にウザイんである。ヘッドホンの左側から生えて、クルクルの直前までが微妙にイイ感じの長さなので、ここでブッた切ってしまう…。リッツ線の処理だけちゃんとしておけば、ハンダ付けもそう面倒では無いが、老眼になりつつあるので虫眼鏡が欲しかった…。計ってみると80cm弱の長さとなり、やっぱりイイ感じ。

あまり期待も出来ないと思うが、エージングを続ける。

締りが無いと言えばそうだろうし、キレも無いし、それでいて何か被ってるし、このデザインだけがロングセラーの理由とも思えないので、やっぱり謎は深まる…。こんなので音をとったら、変な音が出来ちゃうんじゃないかと心配するんだが、一応プロフェッショナルモニターヘッドホン…なのである…。

あれこれ、刺さりそうなモノに刺してみて音を聴いたが、音の送り出し機によって大分音質が変わったりするので、出力が良いもので使うと良くなるんだろうな…。まぁ、当たり前だけれど、ポータブルのCDとかMDに繋いでナンボ…な使い方をするのだから、そこそこは出て欲しいんだけどねぇ…。

いろいろと不満はあるんだが、聴いていられないほどの不満でもないので、どちらかと言えばテキトーに流して聴いている分には疲れもしないし、曲によっては豊かな低音が楽しめる。

して、考えるとダイソーの¥525インナーイヤーはすげぇな…。

うむぅ…。ますます判らなくなった…。ひどくバランスが悪いとも思わないので、いかにスッキリ感を出すか? 一皮剥くか? ってトコロがいじくりドコロなのだろうか…。ただ、あまりいじって楽しんでいる人もいないみたいなので、期待薄…なのかもしれない。


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