おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

Victor JS-101。その2。

2010-07-27 16:25:54 | おじたん。的便宜耳机評論。
…昨晩は雷雨で豪雨で暴風で…。

このチャンスを逃すわけにはいかず、新しく仲間入りしたニッパーくんで、普段じゃ聴けない様な大きな音を…。

ドライバーユニットが傷んでいる事もなく、そこそこの音は出てるのだが、ツィーターから出る音が「あんた、そんなんでいいのかい?」って控えめな主張。

いかんせん古いし、ユニット自体も劣化しているだろうし、ネットワークもそうだろうから無理は出来ない。あまり多くは望めないが…実に遠慮がちなトコロが気になったのである…。

…少々喝をいれてやるか…。

ほとんど紙なので、エッジにアーマオールを塗るとか、そうしたウーファーに出来そうな事が出来ないので、よく使ってコリでもほぐす…って事しかできない。
ケンウッドに繋ぎ直し、やってみる事に…。コイツが生まれた時代じゃ想像出来ない組み合わせだろうけれど、今じゃ屋根は一緒だもんな…。

小一時間、雷鳴と轟音に紛れて喝を入れてみる…。普段では聴けない音量で聴くと、なかなか頑張ってくれて、まだまだ頑張れる子なんだって事が判る。効率がそれほど良くないみたいだから、大き目の音じゃないと本領発揮出来ないってのはこのスピーカーに限った話じゃないが、箱の大きさを活かしたふくよかな低音は小さいスピーカーのそれとはまた違うモノなんだな…。

今朝になり、クラシックを聴いてみると…高音に伸びと艶が感じられる様にはなった。キレは無いかも…。幾種類の楽器がいっせいに忙しく音を出しているシーンなんかは「…なんか違う…」って感じがする。

それでも、ラジオの女性アナウンサーの声が、よりそれらしく…って変わっていた事に驚いた。コリはほぐれつつあるみたいだ…。

ウチへ来る前まで現役ではあったが、大きな音では聴かなくなって久しかったのかも知れない。しっかりと主張出来る機会が様々な事情で失われつつあるのは気の毒だが…使われない分、動きが渋くなるもんである…。

…やれば出来る子…やらせていなかったせいで、おじいちゃんになりつつあるが、じわじわと復活している感じは受けるので、無理させずに頑張ってもらおう。ユニットを今時のモノに替えてみる…って手段も当然あるが…最終手段だろうなぁ…。ネットワークには手をいれておかないと…って気もするが…。ターミナルもショボ過ぎるんで、これはなるべく早くなんとかしたい。


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