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死刑囚大喜びっ!!

2010-07-14 05:13:51 | 我思う、故に書くなりよ。
千葉法相落選でも「適任者」=菅首相(時事通信) - goo ニュース

…県民の1人として、この仕事しない国務大臣を落とすためだけに、先日1票を投じてきたワケだが…。

ま、すんなりと落ちたのでそこそこ意味のあった投票と思うのだが、その手があったなぁ…。

国務大臣は半数以上が国会議員であれば良いので、民間から呼んでも良い事にはなっているが…。

法務大臣にしか出来ない仕事が「死刑の執行命令を出す」というか、命令書に「署名する」ワケだけれども、法律で決められた職務を全うせずに法務大臣でござい…ってのがどうにも許せんのだな。

事実として、この法務大臣は今まで執行命令を出していない。法律で決められた仕事であるにもかかわらず、その職務を放棄しているのと同じ状態を維持しており、司法のトップでありながらもそうなんだけれど、それを「適任者」として何の問題も疑わないのはどーかと思うのである。

ま、民主党だから…って事ではない。自民党時代なんか、幾人も法相が替わっても長らく執行が無かった事も事実としてあり、なぜにそうした状態を黙認して、問題提起すら行われないのか不思議なのだが、死刑囚ってのはそれなりの犯罪をしでかさないと、そうとは決められもしない人達であって、それなりに相応しいひでぇ事をした人間なのだ。

ただ、幾度か書いてもいるが、その刑が本当に相応しいか疑問の余地のある死刑囚もいたりするし、実際にいたんで、執行が慎重に行われる事には異論は無い。

だけれども、どう考えてもその刑を科さないのはおかしいだろ…って死刑囚もいるワケで、そうした死刑囚を喜ばせてイイ話じゃない。

法務大臣がその状態を良しとしない限り、執行はされないままであって、こりゃ死刑囚は大喜びなのである。その刑でしか償えないと、裁判で決まった人間なのに、刑が科せられずに生きていられるワケだからね…。

この問題は、どの党に言っても似た様な答えしか出ず、つまるところ「うやむや」にされる。既に決まっている法律でありながら、うやむやにされている事実をナントカしない限りは公平じゃないワケだが、きっとどこへ問うても…

「…当たらず触らず…」

なのである。

どこの党が政権を取ったとしても、法律で決められた刑の執行に命令を出せない人を法務大臣に据え付けるべきじゃないし、執行命令を出せないと言う人がその職を承るべきじゃない。イヤなら断れば済む話だ。

国として、死刑の是非をキチンとケリ付けるべきなのだが、既に決まっている法律を守らないのはマズイ。率先して法相がうやむやにしているのはもっとマズイ。出来ないならちゃんと断れ。信念、信条として出来ないなら、断るべきだろうし、それはそれで立派だと思う。

国として、国連のそうした条約にも批准していないのだから、行うべきはキチンと行い、やらないならば、刑法や刑訴法、特別法を改正してやらない国とすべきなのだけれど、うやむや…なのだなぁ…。

その辺をそろそろキチンとしないと、刑の科せられない死刑囚がどんどん増えてくる。それだけでも立派に「不公平」であるばかりか、彼ら彼女らの健康維持、生命の維持には税金が使われており、本来ならば使わなくて良い税金がどんどん使われていくワケでもある…。死刑囚はその死をもって罪を償うため、労働する事は科せられないが、相当にひでぇ事しでかしている割に、3食付きで養う理由はどこにもないハズである…。少しは働かせて食費くらいは自己負担でやってもらわないとふざけんじゃねーよ…なのである。

てなわけで…つくづく残念な事になっている…。9月あたりに組閣し直すとか言う話もあるが、その後もこの政権じゃどーなることやら…。

やっぱり、いろいろとガッツのある政権を国民は求めなきゃダメなんだな…。

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