おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

平成の巌窟王はどーなのよ? その4だか5だか…。

2009-12-25 05:13:03 | 我思う、故に書くなりよ。
…なんか、TVでやってたらしい…。知人の主婦が教えてくれた。

…番組表にでもでっかく書いておいてくれないと、見ないよなぁ…。

ま、かれこれ…ずっと追いかけている「事件」の件で『ハワイ日本人占い師親子殺人事件』とでも書くと、覚えておられる方もいるかも知れぬが…。

…久々に書くので…ちょっと書いておくかな。

この事件の犯人とされるのが日本人で、知り合いの息子って話になる。歳もおじたん。と近いので、会うのを楽しみにしていたのだが、会えなくなってしまった。

事件の犯人として名前があがり、日本から米国に容疑者として引き渡されてしまったので、チャンスは幾らかあったのだけれど、そんな話で拘置所にいるともなれば、まず親族が接見するのが優先…って事で、実際に会う事は叶わなかったんである。

んでまぁ、裁判は事件の起きたハワイで始まり、有罪となったので刑務所に…。

現在は米国本土の刑務所にいるらしいが、転々とする事もあるらしい。

被告の父上が私と知り合いで、人生の大先輩な方だったが、息子の無実を信じて闘うも、無実が晴れる事を見ることなく他界された。親族の方とも知り合いなので、あれこれ話は聞いているが、定かじゃない話がわんさかあって、実際にはどーだったのか? そうした点から謎が多い事件でもあったりする。

細かい点はそれこそ沢山あるんだが、この事件では2人の日本人が殺されて、その全てを1人の人間が行った…と、裁判では決まってもいるんだが、どうもそれはかなりムズカシイ事がじわじわと明らかになっており、積極的なのか、そうでないのかは定かじゃないが、この事件に関わった事はおおよそ事実と思われるが、単独犯ではなく、組織的な複数の人間による犯罪と考えた方がよろしい感じ…。

近年、ワイドショーでこの事件を取り上げる事があり、刑に服しているその姿がTVに出たりもしているし、被告として無実を主張する声も流れたのだが、実は無実じゃないのか? と言う声が他からも上がっており、被害者の親族の方が無実を主張するブログ…と言うのも現れて、真実が明かされる事を願っていたりもする。

ところが、おそらくはそうなんだろうけれども、無実たる事象も証拠も表立っては何ら出て来てはいないんである。

実際、そうしたグループの一員だった事を認めており、複数の人間がこの事件に関わっている事を被告が語ってはいるんだが、他がどこの誰なんだかはサッパリ出て来ない。出さなかったのか、出していないのか、定かじゃ無いんだが、自身の無実を主張する割には肝心な事は語っていない様子で…謎が謎を呼ぶのである…。

あれこれ鑑みると…言うに言えない…って事だと思うんだが、それが裁判で決められている事だからなのか、それ以外なのかも定かじゃ無い。異国の裁判なので、そうした取り決めがあったりするが、それがあるのか無いのかも。

こうなると、何がどうしたら無実なのか? って疑問が出るワケで、仮に無実だとしても、それなりの何かを提示しなければそうともならないのが世の中である。

そうした点で、判っている事、判らない事を整理してみて…ってのをちまちまとやっているのだけれど、裁判で明らかになっている事以上の事は、ほとんど判らず、週刊誌の憶測記事程度の話ならいっぱいあるが…

「ホントはどーよ?」

ってのが皆無…。まぁ、なかなかな記事もあったりするが、それら全てを事実として立証する事が困難なモノが多く、こんな調子では未来永劫困難で終わってしまう感じなのだ…。

裁判記録を読んでも、あまり詳しい事は書いておらず、結構漠然としてるんで、日本みたいに事細かく…って資料が乏しい。ま、これは裁判が始まった当初からだったので、知り合いであるところの被告の父とも語り合ってはいたのだが、細かい事を出さない…ってのも裁判上の戦略だったりするワケで、なんだか大変な事件の割には大雑把な話し合いやってんだな…って印象が強かった。

あの頃「救う会」なんてのも出来て、知り合いだから入ったし、カンパもしたのだけれど、救う会であっても詳しい事が乏しいのは変わりなく、無実は信じたいものの、どの辺がそうなのよ? ってのは絶えずつきまとっていた。

詳しい事と言えば、ハワイの警察が調べた結果…だけで、これは後にドキュメンタリー番組になったりもしている様であるが、それら全てを被告1人がやってのけた…って事に全く疑念も無い感じなので、深く考えるとあちこち『?』が付く。

そうした点に、こっちから大した反論も無かった様子が伺えるワケで…案の定、立派な刑を喰らって…現在に至るワケだけれど。

端から見れば、おかしい点は幾つか指摘も出来るのだが、こっち側から詳しい話が出ておらず、大筋で認めてたりもしちゃってるワケで、突っ込むにも突っ込めないまま…なのである。

…言うに言えない…

そこに全てがあるんだと思うんだが、知ってる人が語るとか、書くとかしない限りは『無実』を得るには至らないワケだからねぇ…。

そんなワケで、TVで何をやったのか興味があるのだが…。

まぁ、無実…ってのもキビシイが、全部…ってのもキビシイ。具体的にはどの程度…って話が明らかに出来れば、一生を刑務所で過ごさなくても良くなるんだろうと思うが、そうした材料が出ても来ないし、明らかにもなっていない現状を考えると…やっぱりキビシイよなぁ…。

「この人は無実です! 理由は明かせません。」
「おお、そうか! 無実か! そりゃ大変だ!」

…そうした声が実際にあり、冤罪を唱える人もいたりするのだけれど、肝心な部分がゴッソリと抜けている。何がどうしたら無実だと言えるのか? 説得力の付くモノは未だに皆無で、それでいてそうと語るのは…どう考えてもムズカシイ。

そりゃまぁ、そう言うのも自由ではあるが、そうでなく、確かな事を求めて手にしていかなければ、万人に受け入れられる『無実』は勝ち取れない。少しでも疑問符が付かない無実をもって、彼を日本に迎えたいと思うのだが…当人が言わない事が多すぎるきらいも多々あったりで…なんじゃそりゃ…。

少しでも真実に近づきたくなるのは、謎が多いって事だろう。亡き大先輩である父上の墓前にパーラメントを一服添えながら、自問自答もするし、こうなるんだったら、もっと話してくれても良かったんじゃないか…と問う事もある。

世間は…忘れるだろう事かもしれないんだけれど、忘れるワケには行かない事もあるんである…。今年は、あまり進展しなかったけれど、少しづつ、材料を集めていこうかと…毎年思ってはいるんだけれどねぇ…なかなか…。

まぁ、ワイドショーであっても、たまに思い起こさせてくれるきっかけがあるだけ、まだいいかな…。それにしても気になるなぁ…。



10:10 追加

…ワイドショーで…って話だったが、時間を割いて…って事ではなく、世相的なモノの1つの事件として名前が出てた…ってダケだったらしい。3億円事件だとか、オウム事件、パンダが来たとか、皇太子ご成婚とか…。

ちょっと残念だが、まぁ94年(平成6年)も十分古い…って事なんだよね…。

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