おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

赤福が…。

2007-10-23 05:22:44 | 我思う、故に書くなりよ。
が…、って程食べてない。

亡くなった父が「アンコ好き」だったので、墓前に供えたらどうかなぁ…とは思っていたんだけど、自身では生涯で1度食った記憶があったかも…しれない…って感じかなぁ。

その時は、やはり「お土産」として頂いたんだと思うが、自分で買おうと思った事が1度だけあって、お土産に買おうか買うまいか悩んだのである…。あまりに日持ちしないお菓子…って認識だったので、結局買わなかったのだが…。

でまぁ、偽装だの余りものの再利用だの、ヒドイ話になっているが、かれこれ30年もそれで大きな問題も無かったトコロがまたスゴイ…。冷凍なら話も判るが、それすらも偽装だの虚偽だのって言うのだからねぇ…。

こうなってくると『安全圏』と思わしき日数はいったいどれほどなのか?

非常に興味深いのであるが、季節によっても変わってくるし、付着した雑菌の繁殖具合にもよるんだろうから、一概に何日…ってのも定かじゃなくなるのだが、確か、赤福は2~3日って事を謳っていた様な気がする…。まぁ、見た目どおりに「なまもの」だから、そんなんだろうと納得していたワケではあるが、実際に売られていたのはそんなのカンケーねーなモノだった様子…。

まぁ、なまもののくいものだし、作ってりゃ『ダメ』なのも判りそうだけれどねぇ…。一応、許可とか免許とか、検査なんてのもあるんじゃないかと思うんだが、その辺の30年がどうだったのか気になるねぇ…。

全然、地元じゃないんだが、大昔に流行った噂で「余ったアンコはあずきアイスバーになる…」なんてのがあった。確か、ドラマかなんかで赤福のことをやっていた頃じゃないかと思うんだが、定かじゃない。それでも、なんとなく納得していた。とはいえ、地元でもなんでも無いので『赤福』自体食べた事のある人間が周囲に限りなくおらず、単に「あんころもち」の余ったアンコがアイスに…って話だったのだが、こうなってくるとあながち…って気もしないではない…。

今の時代の大量生産だと、捨てるモノも大量となる場合もあるワケで、もったいない…と言う気持ちも判らないではないのだけれど、これはもう致命的だなぁ…。

仕事の関係で、やはり老舗の大判焼き屋さんと付き合いがあった時期があったんだが、老夫婦が細々と続けていて、普遍の味を守り続けているお陰で、結構な数が出て行くのだが、中に入るアンコはいつも出しっ放しで、たまに見ると増えたり減ったりはしているが…

「おっちゃん、それいつのよ?」

って感じだった。衛生面を気にしだしたら、キリがないんだと思うんだが、これがまためちゃくちゃ美味いんである。顔見知りだから、おばちゃんがお茶を出してくれるのが常だったりもして、その渋さに絶妙にマッチしちゃって、まさに絶品。

そんな思い出もあるもんだから、こうした事件の波及が気になったりしちゃうのだ。
小さく、変わりない味を守り続けて細々とやっているトコロも世には多い。大きなトコロと同じ基準でやっていければそれにこした事は無いが、無理に近い。そうした『味』まで、不衛生だと見てしまうのはいただけないのだが、老舗がこれじゃぁなぁ…。

モノによっては出来てから2~3日経った方が『美味い!』ってお土産も、確かあった気がするが、やはりそれでは「安全」であっても売れないらしいので、ムズカシイのであるなぁ…。

でも『赤福』は論外だろう。長い歴史にとどめを刺しちゃったなぁ…。

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KOSS スパークプラグ。 その2。

2007-10-23 02:16:01 | おじたん。的便宜耳机評論。
最近の猫娘はかわいい…。

それはさておき、ズンドコの境地が簡単に味わえるヘッドホン『スパークプラグ』。
かれこれ、2日ほど鳴らしっ放しで放置しており、俗に言われる「エージング」の最中である。

気が向いたらCDを取り替えており、その時にはちょいと聴いたりもするのだが、環境音楽からアニソンまで満遍なく鳴らしている。その方が、ヘッドホンの調教には良いと、昔ピュアオーディオの達人に聞いた事があるのだが、調教専用のCDとやらも売られているとか…。

でまぁ、2日ほど鳴らしたお陰で、かなり聴ける様になってきた。

具体的に言うと、低音に支配されてはいるけれども、女性ヴォーカルやピアノの高い音なんかが潰されずに聴こえて来る様になってきた。それでもまぁ、曲によっては無理矢理迫力が出てしまい、本来の調子とはまた違った味で聴けてしまうのだけれど…。期待していたほど、伸び、艶、ハリってのは出てはいないが、当初よりは格段に良い…と、思う。

むしろ、この迫力に慣れてしまうと、他のヘッドホンで聴いた時に、物足りなくなってしまう。このまま「ずんどこ…」な趣が変わらないとなると、やはり「改造」を加えた方が良いかもしれない…。

世間で言われている「プラグの改造」は、装着感の改善とそのオマケで音質の改善を楽しむ…ってところにあったりするので、ちょいと感じが違うのだけれど、この黒くて太いイヤーチップはそのままに、音質だけ変化させるとなると、本体に手を加えて…って事になる。「ギボシ改造」のキボシの部分の材質、長さで音質が変わるとも言われており、確かに材質による変化はもうちょっと調べ込んでみたい部分。

ま、本体内の空いたスペースに何かを詰め込んで、空間を埋めてしまう…って方法が一番簡単ではあるが、気持ち良いトコロがどこなのか探るまでがなかなか大変だったりする。過去に、オーディオテクニカのヘッドホンで、妙な感じの低音を抑えるために、100均で白いメラミンのスポンジを買ってきて。盛大に詰めまくった覚えがあるので、それを試そうかと…。

オーバヘッドなヘッドホンだと詰める量もなかなかの量になってしまうが、「スパークプラグ」だと、僅かな量で済むし…。本体の背面に小さな穴が10個空いており、これを塞ぐだけでも低音が収まる事にもなりそうだが、それも必要なら内側からキレイにしないといかんかな…。まぁ、加減が肝なので、詰めときゃいーだろ…ってもんでも無い。詰めすぎたら低音の魅力がスポイルされちゃうし、変にバランスが崩れても困るしねぇ…。ダメなら直ぐに元に戻せるって事も重要だし…。ある程度の硬さみたいなもんがあると、量的には詰め易いんだが、ふにょふにょだと、復元した時の事を考えねばならんしねぇ…。まぁ、耳に頼るしかないか…。

しかし、メーカーはこの音に何かしら問題を見出さなかったのかな? あまりにズンドコなのは西洋でも東洋でも一緒だと思うのだが、他に何か特殊な用途を見込んで作っていたのかな? 微妙に謎なのだが、ズンドコだと騒音下でも多少は聞き取り易くなるんだとか聞いた覚えもあるので、その辺なのかな…。

CDを引っ張り出して鳴らしているが、MDも引っ張り出して、聴いてみている。

高音質を吐き出すシリコン・オーディオは持っていないので、比較するのもなんだが、MDもそんなに悪い音じゃなかったんだな…。昨今はハイMDなるものが主流だそうだが、おじたん。のはもうそろそろ7年目になるSONYのMZ-E900なので、普通のMDだし…。廃れて行くのは寂しいが、なかなか良い音を出している点においては寂しい以上に「もったいない」。

そういう点では、iPodが予想だにしてなかった音の悪さ…ってのは痛かったな…。
もうちっと良いかと思ったのだけれど、実際にヘッドホン持ち込んで視聴した限りでは、うむむ…だった。他社のシリコン・オーディオプレーヤーの方が、音質的には良かったりするのだが、どれも一長一短でねぇ…。

まぁ、気にしだしたら、お金が幾らあってもキリの無い世界なので、どこいらで妥協するか…って事にはなってしまうのだが、どのプレーヤーで、どの音楽を、どのヘッドホンで聴いたら「ベスト!」ってのが簡単に判れば良いんだけれど、そうした決まりのハッキリとしてない世界でもあるので、それらを探す旅でもあったりするんだな…。

と言う中での¥2Kの出費はなかなか有意義なものだったみたいで、今のところは満足至極…。あと2日もすれば、落ち着いて来るだろうから、好みへと調整出来れば、なおさら…。ただ、何でも迫力が増してしまうのはジャンルによっては「ありえない」って事なので、ズンドコ必須なジャンルが好みならオススメであり、クラシックとかは向かないだろうね、これじゃ…。

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