おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

お日柄も良く。

2006-03-21 23:50:07 | 我思う、故に書くなりよ。
突然だが、彼岸と言う事で『お墓参り』。

まぁ、宗教的にどーのこーのと言う希望も指定も無いままに旅立った父なので、彼岸だから…ってのも変な話だが、残された家族としては「けじめ」的なモノも必要なんだろう。私、個人的にはそーゆーモノは一切無いので、こーしたイベントが必須とは考えていないけど。

休日なので、どーなる事かと思っていたのだが、行きも帰りもスムースなドライブで、午前中で終了。朝のうちは寒かったが、日が昇ると気温も上がってポカポカで春そのもの。帰りのラジオで横浜での桜の開花を聞いた。

気温が上がるだろうコトは予想していたので、SX-70を持参して良かった。まぁ、それでもイマイチな発色だったけれど、撮る事が「楽しい」シーズンの到来って事で。

父の墓所は富士山の麓にある。桜並木の整備された広大な墓所なのだが、まだ開花とは行かない様子だった。富士山も見える部分は『真っ白』。やはりデカイ。

んで、広大なのは良いとして、肝心な墓が見つからない。

「だいたいこの辺で…」

って感覚でしか覚えておらず、ここに墓所を決めに何度も訪れている母ですら見つける事が出来ない。うろうろしても、一角全体が同じ墓石なので、1ヶ所ずつ見て回らなければならず、何か手掛かりは無いのか聞くと、番地みたいなモノがあるという。そりゃそーだろう。

でまぁ、番地を辿って見つけた。既に親戚が訪れていたようで、花が添えてあった。家で咲き始めた花でも持ってきてあげればよかったかなと、思う。

父の闘病の締めを書かねばならないと思っているのだが、なかなかまとまりが付かなくて書けないでいる。あまり、前向きな事が多く書けない闘病だったせいもあるんだろう。それでも、一応の締めは書かなければなぁ。

広大な墓所には色々と便利な施設が建てられており、活況なのが『お土産屋さん』的な出店とコーナー。似つかわしくないと考える向きもあるのだろうが、墓石屋と花屋しか無いよりは格段に良いと思う。観光気分で訪れても悪く無いし、何よりも来墓するコトに意味を求めるならば、そうした施設があった方がやはり便利だ。

んで、ソフトクリーム。

食べたのは「抹茶」。緑色のとぐろが巻かれていたが、なかなか美味しい。お茶の美味しいところだし。バニラと抹茶とミックスがあって、ミックスだとバニラと抹茶が同時に楽しめるが、ミックスを頼んだ家人の表情は微妙だった。

帰ってきて、作曲家の訃報を聞く。宮川 泰さん。「宇宙戦艦ヤマト」とか。私より上の世代だと「ザ・ピーナッツ」の数々のヒット曲。

私にして見れば、もちろんそうした方面でも馴染みのあった方ではあるが『腰痛』とりわけ『椎間板ヘルニア』に関して、この人から得た知識は広く深かった。歳を召して、なっても良いだろう年齢でこの病気になったならいざ知らず、高校入学して1週間の若さでなってしまった私を始め、家族や知人もどーしたら良いんだかサッパリな状況だったのだが、たまたま見たTVでその苦労と工夫を紹介されていたのを見て大変勉強になった。

「どーしたら楽で、どーしたら痛くて、どーしたら再発しづらくなるか?」

痛みと一緒に生活していなければ、知り得ない数々のノウハウを面白く語るその人が著名な作曲家だったとはその時まで知らなかったし。ご冥福を。

WBC決勝戦をお土産に買って来た『うなぎパイもどき』を茶菓子にしながら観戦。ハラハラがそこそこあって、見物としては良いゲーム。盛り上がっているとは言われているが、なんだかパッとしたものが見えて来なかったので、これはこれで良かったんじゃないだろうか。オリンピックゲームからも外れちゃったので、こうしたイベントが無いとねぇ…。国内に目を戻すと、興味深い所もあるけど、老害は未だに駆逐されずに残っている事を考えると、少々複雑。

うなぎパイもどき…普通のパイみたいだが…静岡で作ってねーし。もどきだしなぁ。

まぁ、そーした1日でありました。

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