おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

飛び出せ青大将っ!

2006-03-08 20:01:54 | 我思う、故に書くなりよ。
…なんかよじれてうねうねしていた…。

田舎に住んでいると、ヘビ…などはあまり珍しくも無いのだが、田んぼがめっきり減ってしまった影響で、数多く見かけるのは難しくなってしまった。たまに見かけても、車で轢かれた轢死体だったりがほとんどで、生体として見かけるチャンスは私が子供の頃に比べて圧倒的に少ない。

天気も陽気も良く、ROCK5500で散歩に出掛けると、程なくして『坂』。盆地に住んでいるのでどこへ出掛けても『坂』なんだけど、今日は自転車から降りずに登り切ろうかと…。

ぜいぜいひいひい…言いながら、ヨタヨタと途中まで登り、何気なくと言うか、上を向く元気がどこにも無かったので、下を見ると「ヘビ」。

陽気が良かったんで、出て来たのかと思ったのだが、なんともおとなしい。良く見ると不自然に体がよじれている。車にでも轢かれちゃったのかと、良く見ると、そうでもなくとてもキレイな体をしている。薄っすらと青味がかった体表と言うかうろこ。アオダイショウ。

すぐに逃げちゃうのかと、カメラをあわてて構えるが、あまり動く気配も無い。なんだか寝ぼけている感じもしたので、数枚、モデルになってもらった。

あまりに動かないので、しげしげと近寄ってマクロで撮ったりもしたのだが、アオダイショウ特有の青臭い臭いがキツイ。しかもかなり大きな個体で、ピンっと伸ばせば2mくらいはありそう。冬眠から出て来ていきなり轢かれちゃうのも可哀想なので、そばの雑木林に投げ込んでやった。

この写真では写っていないが、他の写真をよく見ると、抜け殻が写っていた。どうやら脱皮したばかりだった様子。本当に脱皮したばかりだったみたいで、抜け殻がしわしわで縮まったままだったみたい。どうりでキレイな体だったワケだ…。

ま、ちょっと可哀想なコトしちゃったけど、車に轢かれるよりはいいな…。明日も晴れたら、抜け殻でも探しに行こう…。

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