アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

さすがに…アンティークマンもショック

2012年05月22日 | Weblog
 首都圏在住の知人と、1泊で話をする機会がありました。
 話題は、昨年の3.11・・・
 「会社にいたが、地震に気づかなかった(勤務先→東京都中野区)」(この人は、こうい人なのです。あの大地震に気づかずに仕事をしていた!)
 「気仙沼市の顧客と電話で話しているうちに、津波が来て電話が切れた(勤務先→東京都港区)」(気仙沼の顧客は、その後生存が確認されたそうです)
 「東京都心から3時間歩いて社宅へ帰った(社宅→千葉県浦安市)」
 「会社に泊まった(勤務先→東京都中野区)」

 ここまでは、まあ…「大変でしたね」で軽く流せました。
 そうこう話しているうちに…
 「水に浸かった被災地では、手や指のない死体が…。ナイフやワイヤーカッターで、死体の腕、指を切断し、指輪、腕輪、時計を盗むグループがいた」

 これにはショックでした。性悪説を口にする私ですが、根っこは、「性善説」。
 「日本は災害時に略奪が起こらない」と、世界に評価されているのですが…死体を毀損して、死体から金品を奪う日本人がいる…ショックでした。略奪のほうがよほど質(タチ)がいいと思いましたね。こりゃダメダわ、日本人。なんとかしなければ…。