アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

小食のススメでは日本は滅びる!大食いのススメだっ!

2012年05月29日 | Weblog
 共通の話題がない人達と食事をするときなど…話題探しに困ります。そんなときに当たり障りのない話題が、「レストラン情報の交換」ですかね。
 「マリン(レストラン)のメニューはどれも2人分の分量。一つだけ注文して、2人で食べるのは違反」
 「気楽食堂のラーメンは、麺だけで3玉ですから一人では食べきれませんよ」
 このような他愛ない話をしながらの食事…その時、私がミスを犯しました…
 話題が、「大盛り」とか、「メガ盛り」だったものですから、その流れで次のようなことを言ってしまいましたぁ。
 「函館には、ラッキーピエロというハンバーガー屋があるんだけど、そこの『太っちょバーガー』は凄いよ。とにかく、普通のハンバーガーが5~6段重なっているんだから!…」こういうことを言ってしまい…周囲の静寂に気づきました…。
 食事をしていた7~8人の中に、完全肥満体(太っちょ)の20歳代の女性が2人おられたのでした。「しまったぁ!」と、思ったときにはもう遅かった。後は、会話には参加せず、黙々とドライカレーを食べておりましたょ…トホホ。

 日本の、食堂、レストランに対しては、「盛り(分量)の少なさ」に腹を立てていました。最近は、競って分量勝負が行われるようになりよかったです。

 そんな私の安心に冷や水をかけたのが、昨今の、「小食ブーム」。ブームの火付け役は、医師で、断食指導者。なんでも、その道では超有名人なのだそうで…。
 著書に、「『食べない』健康法」というのがある。概略は…
 1 一日1~2食を少量摂取する。「好き放題、飲んで食べるのは1日1食だけにしなさい」
  …力士は、一日2食であの太りよう。一日3食がいいと思うのですがねえ。
 2 あらゆる病気は、食べ過ぎと身体の冷えから起きる。
  …ま、ま、マジッスカ?あらゆる病気?インキン、タムシも食べ過ぎと冷え?
 3 現代人はそもそも食べ過ぎ。食べ過ぎ→消化不良→毒素を出す→血液を汚す。
  …消化不良になるほど食う人がどこの世界に居ますかっ!
 4 空腹は、300万年の人類の歴史にとっては自然。
  …300萬年まで遡らなくても、私の子どもの頃(50年前)だって空腹は自然でした。
 5 小腹が空いたときにはチョコレートか黒砂糖を少し食べる。黒砂糖を摂るとむしろやせてくる。
  …黒砂糖にもカロリーはあると思いますがね?

 この医師の患者には、細川護熙、羽田孜、安倍晋三、石原慎太郎など著名人も多いのだそうで…。患者は、引きも切らないのだという。

 「大食い推奨派」の私としては、この「小食こそが健康の道」という説のどこに反論したらいいか?
 最近、「老人は、積極的に肉を食べなさい」という医師の話を耳にしました。老人が小食にすると、どんどん弱ってしまうのではないか?食べられるうちは元気でいられる…。
 つまり、栄養学の見地から、この小食のススメはいかがなものか?
 あと…日本国民がこぞって小食志向になったら、日本のGDPはどうなるか?やせこけた貧乏人ばかりになってしまうのでは?

2050年の経済予測リポート(経団連の研究機関)では、このまま経済成長を怠れば、1人当たり国内総生産(GDP)で韓国に抜かれ、先進国から転落する。こりゃ大変!
 さあ!三食満腹でおやつは、黒砂糖と生姜紅茶とSOYJOYでがんばるぞーっ!日本のGDP、韓国に抜かれないようにしなければね。