アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

国旗掲揚・国歌斉唱をしない私立学校は認可取り消しっ!

2012年05月31日 | Weblog
麻布高校といえば、知らない人以外は皆知っている。この春の大学合格者は…東大になんと、90人。京大20人、一橋に同じく20人。早稲田に170人、慶応に131人。日本大学に15人、青山学院に4人。
 この、麻布中学・高校の氷上信広校長先生の「国旗・国歌発言」なのですが…!

 卒業式や入学式での国旗掲揚・国歌斉唱について…
 「私立校は関係がありません」
 東大に90人も合格する学校の校長先生だから、「頭がいい人」だと思っておりましたが…学習指導要領以前の、公教育、私教育について分かっていないデスネ。

 私立学校だから、「私教育」だと思っていたんじゃないのかぁ?
私立の小・中・高校は学校教育法第1条で定められた「学校」です。都道府県の設置認可を受け、国や都道府県から多額の助成金を受けている公教育の機関なのです。当然、学習指導要領を守る義務がある。
 「私立学校=公教育」なのです。

 麻布の校長は、「国旗掲揚・国歌斉唱を行わない」と、きっぱり。これは許せない。罰を与えなければなりません。しかし…罰則規定などない。
 学習指導要領は…
 「入学式や卒業式などにおいては、その意義を踏まえ、国旗を掲揚するとともに、国歌を斉唱するよう指導するものとする」
 この、「…するものとする」を拡大解釈されてはたまらない。「するもの」と、一応強制のように見せかけて、「とする」で、縛りを解いている。だから学校の判断で、「しなくてもよい」となるのだ…。このような解釈は、正しくないですから!

 では「…するものとする」は、どんな解釈が正しいか。「するものとする」は、「しなさい」ということです。ではなぜ、「しなさい」と、しなかったか?
 それは、文科省が私立小・中・高の国旗・国歌実施状況の調査を近年していないことにまず問題がある。
 文部省時代の平成7年の調査で、国旗掲揚は小学校の卒業式で65.4%、国歌斉唱は小学校の入学式で42.3%だった。こりゃマズイ。国民がこの事実を知ったら、学校認可取り消し、助成金はもちろん打ち切り。非常に大きな問題となる。だったら、調査をしなけりゃいい。見て見ぬふりしておこーっと。
 学習指導要領で、「しなさい」としてしまうと「国旗掲揚・国歌斉唱」をしない学校を処分しなければなりません。「するものとする」で、少し抜け道を作っておこう…というわけ。

 おかしい!反日教育をしている朝鮮学校の授業料を日本国民の税金で負担するかどうかは大問題にしている。それなのに、「国旗掲揚・国歌斉唱」をしない、つまり反日教育をしている日本人が通う私立学校は問題にしない…?
 今こそ、断を下さなければ、開成、駒場東邦、武蔵も追随するかも知れません。そうなると、反日の日本の政治家が急速に増えていきます…
 それにしても、麻布の 氷上校長、ひがんで(僻んで)いるんじゃないか?
 え、よく分からないって、「氷上(ひがみ)」と、「僻み(ひがみ)」を掛けたんですが…。