アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

日本も、禁酒の日を設定してはいかがでしょうか!

2012年05月09日 | Weblog
 週に2日、休肝日をつくらなければ…それは、よーく解っておりますが…。一層のこと、国が「ドライ・デイ(禁酒の日)」を作ってくれないものでしょうか?そうすれば、国民の肝臓が守られるので、病人が減る。病人が減ると、国の財政は大助かり。良いと思うのですがね。
 えっ?「酒屋のことも考えろ」だって?酒を売らない日を(年間)数日設定するだけで酒屋が困窮することはないでしょう。

 「酒を売らない」と決めている市町村があるのが、米国。そんなこととは知らず、マサチューセッツ州アーリントン(ハーバード大学があるケンブリッジの北隣の町)の目抜き通りで酒屋を探したことがありました。歩いても歩いても、酒屋がない。スーパーに入って、「リカーの棚はどこ?」と聞いても、相手にされない…。バスに乗って、リカーの看板を探しましたが、終点のレキシントン(アーリントンの北隣)までの間、発見できませんでした。アーリントンも、レキシントンも、「ドライタウン(禁酒の町)」で、酒を売らない町だった!早く教えてくれれば良かったのに…。

 「だったら、ドライタウンに住んでいる間は禁酒できてよかったんじゃないか」って?そ、それが、ドライタウンではない町には酒屋がたくさんあるので購入でるのです。家で飲むぶんには、なんのお咎めもありません。
 マサチューセッツ州の北隣の州は、ニューハンプシャー州。ニューハンプシャー州には消費税がない。マサチューセッツ州との境界のハイウェイ付近には酒のディスカウントストアや大型のショッピングモールがずらりと並んでいます。
 当然ながら、週末は出かけていって、ビール、ワイン、ウイスキー、日本酒…たっぷり買い込んでおりました。
 なお、話が逸れますが、ニューハンプシャー州には公式キャッチフレーズなるものがあります。「Live Free or Die(我に自由を、さもなくば死を!)」凄いキャッチフレーズです。この「LIVE FREE OR DIE」が、ニューハンプシャー州の(車の)ナンバープレートに書かれてあります。

インドには、「ドライ・ディ」があります。インド全州が一斉にドライ・デイを実施するのは、10月2日(ガンジーの誕生日)だけ。ほかのドライ・ディは、各州が設定しているので、異っています。
 インドらしいのは…
 1 各宗教の祝日をドライ・デイにした…これは、信心深いインド人らしい
 2 給与日をドライ・デイと…していた(過去形)。もらったばかりの給与で酒を買  わないようにという配慮で設定したところ、税収減になるため撤回した…あ、あ  のね…もらったばかりの給与で酒を買わせようということか?
 3 選挙投票日から結果発表までの集計期間に、酒を飲んだ住民が騒ぐのを防ぐた  め禁酒日に…
 4 ドライ・ステート(禁酒の州)もある…なかなかやるなあ、西部グジャラート  州
 5 高級ホテルは、ドライ・ディでも酒を出す…金持ちは、「酒を出せ!」と騒ぐということか?

 日本も、ドライ・ディ作るべきです。国がダメなら、都道府県。それもダメなら市町村でもいいから!えっ?「オマエが休肝日を作れない意志の弱さのトバッチリを、どうして日本国民がうけなければならないのだ」だって?
 わ、私は、こ、国民の健康を考えて…