これから暑くなると、高齢者は熱中症になりやすいと言われるのは、体力がないのが理由だと思っていた。
勿論、それもあるのだけれど、今回、勉強したことから言えるのは、年を取ると筋肉量が減り、筋肉による体内保水量が減るので熱中症になりやすいと言うのも大き理由なのだそうです。
人間の筋肉の大事な機能のうちの一つに筋肉内保水がある。
上の図は、私が聞いた話をネタに書いた図です。
縦の目盛りは体内保水量、横軸は年齢です。
赤ん坊のころは、80%もある体内保水量が、60歳では50%近くに下がるらしい。
したがって、筋肉の少ない老人が、夏場に脱水すると、体内保水の少ないため、発汗用の水が足りなくなって熱中症になったりしやすい。
他に、体内保水が減ると、唾液が減り、虫歯になったり、誤嚥の原因になったりするので要注意とある。
夏場は水分補給はもちろんであるが、筋肉も鍛えて増やして、筋肉保水を増やすことも、とても重要らしいです。
筋肉と体内水分の関係の知識は、今まで私には、なかった。
体内保水の面からも、年を取ると、筋肉をつけなくてはならない、という事を初めて知った。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます