・・・ラジオのカルチャー番組の中で、奈良時代の話の中で、興味深いことを耳にした。
奈良時代の律令制度では、その時代の年寄りは、介護制度の恩恵を受けていたというのである。
私自身は不勉強で内容を直接学んだわけではないが、ラジオに依ると80歳以上に人にはその家人が世話をしなくてはいけない、と法律で決められていて、その費用として、介護した人の税金は免除されるのである。
90歳以上の人には二人分の介護が必要として、二人分の税金が免除される。100才以上は三人の介護が決められていたという。
この話を聞いて、ある意味、今の時代より考え方として、よい制度ではと思ったからである。
介護するのがそのひとの子供であったり、孫の男子がするべきとあるのは、ある意味、素晴らしいと思うし、その費用を税金免除と云う形で、社会が見るというのも素晴らしいと思った。
歴史的には誰が老人を介護し、だれが負担すべきと云うのは、時代とともに変化し、必ずしも常に被介護者にとって、都合がよい良い方向に常に向かっていたというわけではないのが面白い、しかし、その時代の権力者の考えで、常に、内容は変わるらしいと云うのが問題でもある。
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