ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

映画「学校Ⅳ 15才」を見て

2008年10月14日 07時11分31秒 | 映画
・・・どんな映画を見るかは年齢によって随分趣味が違う。私の家族もみんなが大人になって年齢、好みで同じ映画を楽しむことが少なくなってきた。したがって映画を見るときはひとりで見ることが多い。
・・・今日は久しぶりに良い映画を見た。今まで見た邦画はストーリー展開がスムースでなく見て楽しめる映画が少なかった。しかし、今日見た「学校 Ⅳ 15才」はその点私の胸に残る良い映画であった。
・・・思春期以上の年の子供を持ったことのある親はついつい自分の歩んできた道に照らして子供に「大学に行け」とか「こんなことをしていると将来きっと後悔するよ」とか干渉しがちである。
・・・この映画は15才の男の子が、共働きの両親のもとで不登校になった息子が、ある日、家出をしてずっと生きたかった屋久島の屋久杉を見る為にヒッチハイクでくという話です。その旅行の途中で親とは違う接し方をしてくれる大人や、自閉症の同年代との男の子との触れ合いとか、いろいろな経験の中で、彼が成長していくという物語です。

「映画に出てくる屋久島の港」


「主人公があこがれた屋久杉」

・・・私のように過去に子供の子育てで、この子の親と同じような経験をした覚えのある人間にとって、家出の旅で自分自身が経験することで、登場人物の15才の息子の成長に胸が熱くなる思いがする映画でした。

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