…無職の生活も身について、朝、今日は何をやろうと考え、頭に浮かんだ趣味の作業、季節毎の、家庭菜園の作業、雨が降れば室内の作業、たとえば今よくやっている革細工であったり、ビデオを見たりと、自分の気の向くままの毎日の生活を楽しんでいる。
昨日、棚から、のぞいていた本を引き出すと、それは14年前の2002年の私の日記であった。
その頃何をしていたのかとの興味から、中を読んでいると、あるページにこんなことが書いてあった。
「(会社の仕事、特に、説明資料作りで一日過ごしていることを書いてあって、其れに引き続いて)・・・・、こうしてつまらないことで、時間をくわれ、日日の自分の命の時間を過ごしていくことに、真面目に考えると、これでよいのかと疑問がわくが、こうして過ごしていくことが人生である。・・・・・」
何をすれば、自分の時間を有意義に過ごしたことになるのか、難しいことであるか゛、今も、毎日を振り返れば、仕事以上に非生産的な趣味をしていて、とても、有意義とは思えないが、精神的には、自分の意のままに暮らせて、幸せを感じる。
これも、人生に訪れる季節である。