広島国際会議場で開催の平和省地球会議『世界のピースメーカーの人々とのお話し会』に参加した。
平和省プロジェクトは国際的な紛争を武力ではなく平和的話し合いで解決する省庁『平和省』を世界に作ろうという市民運動。その地球会議は今年3回目を迎え、今回は日本が開催国となった。
日本ではきくちゆみさんが代表としてその運動に携わっておられ、ホスト国として各国の代表の皆さんと日本の各地を回って報告会が開かれ、ここ広島でもその機会が持たれたという経緯。
各国のグローバルアライアンスのメンバーの皆さんが、ぜひ広島に来たいと希望されたのも大きな理由だった。
秋葉広島市長の挨拶の後、各国のメンバーが個々の平和省設立への取り組みを話してくれた。
貴重な体験だった。
今回広島へやってきたのは世界17カ国から26名の人々。
この運動の結果、ソロモン諸島とネパールには、実際に政府に平和省が設立されたそうだ。
すごいなあ、平和のために自ら行動する人たちが世界にはこんなにいるってことだ。世界も捨てたもんじゃない。
実はこのお話し会の最後に私が歌うことになっていて、主催のNさんのご主人の写真によるスライドショーのあと『心の手を繋ごう』を英語と日本語の歌詞で歌った。最後の「ラララ~」をみんなで歌ってもらう時、ゲストの皆さんが次々と席を立って、会場のみなさんと手を繋いで輪になって一緒に歌ってくれたのは、なんだか感動的だった。
インドとパキスタン、イスラエルとパレスチナ、国と国との間に争いはあっても、人と人の間には国境も争いもないと思えた。
終わってから「あなたの歌と音楽はビューティフルだった。」と世界のいろんな人に言われた。
そういう形容をしてもらったことは初めてだったけど、なんだか伝わったと思えて嬉しかった。
英語はまだまだだけど、日本語でも伝わるものは伝わる。
つまり心を伝えるのは言葉だけではない。
これが私の作った初めての英語の歌。次に英語の歌をもし作る時には日本語を訳すのではなく最初から英語で作ってみようと思う。より通じ合うために。
終了後の懇親会もとてもいい会だった。
世界の国の皆さんにに「日本の母の味」を楽しんでもらいたいと、おでん、天ぷら、焼きそばを始め、炊き込みご飯、お味噌汁・・など、広島のボラティアの方たちによる、たくさんの日本の家庭料理のおもてなし料理が並んだ。
心が温かくなる手料理だった。
アメリカからユース代表として来日したアロンは20歳の青年、ルーマニアのコリナは24歳だった。
日本でも、平和のために自分も何かしたいと思う人は多い。
大切なのは勇気と行動と機会。
自らそれらを積極的に作りだしていくことなんだなと思う。頑張ろう!!
「何か出来る、何か出来る、こんな僕でも、こんな僕でもまだ終わっちゃいない。」
(『インディゴの夜空』オレンジブルーより)
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