甥潤平の前夜式と告別式が終わって広島に戻りました。
前夜式には400名以上、告別式にも200名以上の方にご参列いただき、潤平の旅立ちを見送っていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。
19年という短い人生でしたが、潤平は多くの人たちに愛されていたんだと改めてわかりました。
いろいろご心配をしてくださった皆さま、ありがとうございました。
母親である妹も私たち遺族も、まだまだ悲しみが癒えるには時間がかかると思いますが、潤平のおかげで沢山の人の優しさや温かさに触れることができました。潤平の友達が口々に妹に慰めの言葉をかけているのを見て、生前潤平がどんなに周りの人に優しくしてきたかがわかり、妹の子育ては間違ってなかったねと安心しました。
潤平ありがとう。これからは天国でお母さんを見守ってね。
子供を育てるって大変なことです。
親は悩みがいっぱい。迷いもいっぱい。後悔もいっぱい。
それでも親と子という縁をいただいてこの世に生を受けるということは、よっぽどのことなんだと思います。
親であること、子であること。
それは今世での役割。
どちらが偉いどちらが劣ってるということはなく、先に生まれた人は「この世」での経験が長い。後から生まれた人は「あの世」での経験が長い。どちらにも教えるべき事があり、教わるべき事があるんだと思います。
ここを読まれた若い皆さん。
命を大切にして下さい。
健康の大切さや命の尊さは失ったときにわかります。
ひとりで我慢などせずに調子が悪い時には誰かを頼って下さい。
家族や友達を大切にして下さい。
当たり前と思ってる存在が、当たり前ではないことがいつかわかります。
そして、人生に勝ち負けなどはなく、あなたの人生は唯一無二です。
だからあなた自身を心から愛して大切にして下さい。
これが潤平と家族と私からのメッセージです。
生前潤平が大好きだった曲、いきものがかりの「ありがとう」のピアノ演奏の動画を貼っておきます。ピアノを習い始めてまる2年。発表会での演奏です。
『ありがとう』
ありがとうって伝えたくて あなたを見つめるけど
つながれた右手は 誰よりも優しく
ほら この声を受止めてる
まぶしい朝に苦笑いしてさ あなたが窓を開ける
舞い込んだ未来が 始まりを教えて
またいつもの街へ出かけるよ
でこぼこなまま積み上げてきた 二人の淡い日々は
こぼれた光を 大事に集めて
今 輝いているんだ
あなたの夢がいつからか 二人の夢に変わっていた
今日だっていつか 大切な瞬間(おもいで)
青空も泣き空も 晴れ渡るように
ありがとうって伝えたくて あなたを見つめるけど
つながれた右手が まっすぐな思いを
不器用に伝えている
いつまでもただいつまでも あなたと笑っていたいから
信じたこの道を 確かめていくのに
今 ゆっくりと歩いて行こう
喧嘩した日も泣き合った日も それぞれ彩(いろ)咲かせて
真っ白な心に描かれた未来を
まだ書き足していくんだ
だれかのために生きること だれかの愛を受け入れること
そうやって今を ちょっとずつ重ねて
喜びも悲しみも 分かち合えるように
思い合うことに幸せを あなたと見つけていけたら
ありふれたことさえ 輝きを抱くよ
ほら その声に寄り添ってく
愛してるって伝えたくて あなたに伝えたくて
かけがえのない手を あなたとのこれからを
わたしは信じてるから
ありがとうって言葉を今 あなたに伝えるから
つながれた右手は 誰よりも優しく
ほら この声を受止めてる
(いきものがかり『ありがとう』水野良樹作詞・作曲)