オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

和音(コード)のこと

2009-10-08 | ピアノ奏法
溜まったストレスにはトマトがいいと聞いて、このところ意識的に食べています。
イタリア人が陽気なのはトマトのおかげなんですって。
もしかして「うつ」かも・・と心配になってるあなた!ぜひトマトをお試しあれ。
たちまち陽気なイタリア~~ンになっちゃうかも♪

さて弾き語りのためのピアノ奏法、その第2回です。
弾き語りの時に和音(コード)をどう弾くのか。
ピアノでコードを弾くシーンは割と多いですよね。

その際、どのように弾くのも自由ですが、歌を邪魔しないようにあまり沢山の音を押さえすぎないことは重要です。
例えばCの和音はドミソですが、Cだからと言ってこのドミソをいつでも全部弾くとダサくなってしまいます。
左手でルート音(ベース音)のドを弾いているのなら、右手はオクターブに指を広げて、ドソドとか、ドソ、とかミソ、とか少し音を減らしてみるとちょっと粋な感じになりますね。
右手をシミとか、レソとか弾くとそれだけでM7(メジャーセブン)とか9(ナインス)のサウンドになって一気にオシャレになります。
そしてついでに左手のルート音もドだけじゃなくて、ミとかソとか動かしてみましょう。同じCでも随分違った印象になりますね。
和音の形も、下からドミソだけじゃなく、ミソドやソドミもCなので、いろいろと試してみてどの形が歌って一番気持ちいいか弾き比べてみましょう。

あとは同じコードでも高い音のところで弾くのか、ぐっと低いところで弾くのか。
曲のニュアンスと歌詞を意識して、歌を邪魔しないようにいろいろ試してみるのも楽しいです。

次回は刻むか止まるか分散するか。
コードの弾き方について書いてみますね。