オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

効果的にオブリガートを入れる

2009-10-14 | ピアノ奏法

11月のワンマンライブのフライアーができました。
ライブタイトルは『おいしい秋』。
Peppermint Leafの半年ぶりのワンマンライブです。
新曲もいっぱいやります。
お腹いっぱいおいし~~~いライブにするつもりなので、どうぞお楽しみに。
詳しくはInformationを見て下さいね。

さて今日は弾き語りのためのピアノ奏法、その第4回。
今回は効果的にオブリガートを入れる、です。

ここで言うオブリガートはメロディーが次のフレーズに移る時に入れる「合いの手」みたいなものです。
ドラムのフィルインのようなものですね。
つまり民謡で言うところの「あ、そ~れ」とか「それからどした~」とかいうやつです。

これがあるとないとでは楽曲の印象が全然違います。
これがないとやっぱり間が抜けた感じになってしまいます。

有名なジョンレノンのイマジンという曲をイメージしてみましょう。
ピアノは最初は左手はオクターブでドを弾いて、右手はドミソを8分音符で分散して弾きます。
歌詞の合間にラ、ラ#、シと必ず入るフレーズ、これがオブリガートです。
これがないとこの曲が成り立たないというくらい印象的ですね。

ピアノ弾き語りの場合は、自分が歌を歌いながらオブリも自分で入れます。
つまりピアノと一緒に歌うつもりで演奏します。
この時の音の大きさは当然、歌(メロディ)>オブリ>伴奏部分という強さになります。

ところで、オブリを入れるのは結構至難の業。
私のオリジナル曲にもピアノソロで歌う『月の夜』という曲がありますが、歌詞の合間に、両手で高いポジションで「チャラララン♪チャラララン♪」という三連符のフレーズを入れるんですが、これが結構難しくて・・。
未だにここだけは目で確認しないと弾けません。
しかもオブリに気を取られると歌の最後が途切れてしまって台無しに。
歌は歌でしっかり歌いながら、オブリで曲をつなぐという気持ちを忘れずに。
とにかく練習あるのみですね。

というわけで、弾き語りのためのピアノ奏法は今回で終了です。
参考になったかどうかかなり疑問ですが、これからピアノの弾き語りでもやってみようかなと思う人に、ちょっとでも役に立てれば幸いです。
また何か思いついたら「第5回」とか「番外編」とか書いちゃうかもしれませんね。

最後に懐かしいビリージョエルのライブ映像を貼っておきますね。
曲はおなじみ『素顔のままで』。曲もいいし、歌もいいです。
やっぱり弾き語りってめちゃカッコイイですよね。もてたいキミは是非チャレンジしてね!!