上図は、太極~八卦までの図です。
この内容を簡単に説明します。
1.まず宇宙の根本は太極です。太極とは、混ざり合った泥水の様なものです(陰陽が一つになっている状態)。
2.泥水をしばらく放っておくと、上の方が透明に澄んできて、下の方に濁った泥が溜まります。これを両儀と言います。水の上澄みを陽、泥水の下の方が陰となります。(陽は澄んで透明、陰は濁った部分です)。
3.澄んだ部分をまたしばらく置いておくと、また二つに分かれます。四象といいます。
4.より、澄んでいる部分を老陽。澄んだ範囲の中に少し濁った部分があるものを少陰といいます。また、濁っている範囲の中に少し澄んだ部分のあるものを少陽、そしてより濁っている部分を老陰といいます。
5.老陽の部分から、乾と兌が分れ、少陰の中から離と震が分れます。また少陽から巽・坎が分れ、老陰から艮・坤が分れます。これが八卦となります。
6.乾は自然界では天を人物では夫(父)を表し、兌は自然界では沢(川の流れ)を人物では少女(昔は三女、今は幼い女の子)を表します。また、離は自然界では火を人物では中女(女盛り、中年の女性)を表します。そして、震は自然界では雷を人物では長男を表します。
7.次に巽は自然界では風を人物では長女を表し、坎は自然界では水を人物では中男(男盛り中年の男)を表します。また、艮は自然界では盛り上がった山を人物では少男(幼い男の子)を表し、坤は自然界では地を人物では妻(母)を表します。
※八卦(はっか)の読み方は、乾(けん)・兌(だ)・離(り)・震(しん)・巽(そん)・坎(かん)・艮(ごん)・坤(こん)です。
この八卦が占いの基本となります。
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