新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

倒食

2015年08月08日 | 今日の出来事
偏印と食神とが横に並ぶ命式を「倒食」といいます。
食神という福禄の星が偏印によって壊されてしまうのですね…。
食神は「衣食住・健康・生命・安定・遺産・人気・発情」を表す星で、女性の場合は子供を意味します。
この様な福禄が偏印によって壊されるのが倒食です。
たとえば、日干:癸の場合、今年の流年は乙未 食神 墓になります。
そして、癸日干の場合は、金(辛)が偏印となり、木(乙)が食神となるのです。
五行の中で尅が一番強いのが金尅木です…鎌で草木を切る様なものですね。
ですから、倒食も金尅木の倒食は少々嫌な倒食と言えます。
命式本体や大運に金の偏印が強く出ていて、その偏印(金)を抑える財星(火)が無い場合は特に注意が必要です。
確りした財星(特に偏財)が出ていて、偏印を抑えていれば良いのですが、そうでない場合は倒食となってしまいます。
金が太過しますと、金には「事故・怪我・骨・筋肉・肺・結石・リンパ・アレルギー」等の意味がありますので、事故や怪我や骨折等で、儘ならない状況になる場合も多くあります。…倒食の時は儘ならない状況(前にも進めず後ろにも下がれず…)になりやすいものです。
私の知り合いのA氏は駅の階段を踏み外して足首を骨折しました。
特に日干:癸の人は7月の月運が比肩 墓でしたので、動けなくなるような状態でした。
人によっては熱帯夜が続く中、クーラーで冷やし過ぎて気管支を痛めた人も居た様です。
若いお母さんは子供の事で気になる事があったかも知れません。
四柱推命は運命の天気予報の様なものです。
自分の命式や運気の特徴を知って、上手に人生設計やスケジュールを立てると良いかも知れません…。
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コメント (5)
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