人だすけ、世だすけ、けんすけのブログ

愛知13区(安城市・刈谷市・碧南市、知立市、高浜市)
衆議院議員 おおにし健介

まちかど座談会

2007年10月31日 | Weblog
 30日、私の住む今池小学校区で行われた「まちかど座談会」に市民の一人として参加しました。どんな形で「まちかど座談会」が行われているのか一度見てみたいと思ったからです。

 最初に、神谷学市長から、パワーポイントを使った市政の課題についてのプレゼンがありました。たいへん分りやすく感心しました。ただ、少し長すぎるかもしれません。出席者の多くは「これをやりました。あれをやりました。」という話よりも市長と直接対話をできる機会を期待してきていると思うので、もっと対話を中心にした会になるとよいと思いました。

 中心のテーマの一つは、市長の提唱する「環境首都あんじょう」のまちづくりと市長のゴミを20%減らすという公約に関係するごみ問題でした。素朴な感想として、市長が高らかに唄う「環境首都」のコンセプトがごみ処理能力の限界という目先にある問題に矮小化されてしまっているのではないかと感じました。

 質疑応答では私も1つの質問と1つの提案をしました。
 まず、今池町にあるイスラム寺院モスクについて、宗教や文化を尊重することは大前提でありますが、お祈りに来る外国人が周辺に車を駐車したり、夜中に近くに集まって話をするなど周辺の住民にとっては、分らない故の不安があるのも事実だと思います。市としてモスクの責任者等とこれまで何らかの接触をはかったことがあるのかどうかをたずねました。回答は、担当部署も不明でこれまで接触を持ったことはないというものでした。風俗店や工場と違って宗教施設については住宅地の中にあっても法的な規制はないのかもしれませんが、非公式な接触を持っておくことは、知らないことによる不安を解消するためにも必要ではないかと感じました。

 次に、提案を一つ行いました。市長は「昔は『日本デンマーク』というのがあったが、いまは安城のまちのイメージがはっきりしない」ということを言われました。しかし、私自身は今こそ「日本デンマーク安城」というのを再評価すべきだと思っています。市では市史の編纂作業を進めているようですが、ハッキリ言って分厚い市史は誰も読む人なんていません。私は、オーラルヒストリーという手法を使って、「日本デンマーク安城」の時代を生きた高齢者の方にインタビューを行い、それを記録に残すべきだと考えています。現代では、情報機器の発達によって低予算で映像記録を残すことができますし、当時のことを知る高齢者の話を直接聞いて映像記録に残す作業はいますぐ行わなければ手遅れになります。ぜひ、市として取り組んでいただきたいと思います。

からくり、カラクリ

2007年10月28日 | Weblog
 先週末は、碧南の「大浜てらまちウォーキング」に参加。気持のよい天候の下、竹内市議、石川市議とともにまちを散策。
 私がいつも座禅会で通っている林泉寺さん周辺も、いつもと違ってたくさんの人であふれていました。
 写真は、「乱杭渡り人形」というからくり人形の上演です。人形が手と首を振りながら、乱杭の上を渡り歩いて最後に松の枝に飛び移り「天下太平楽」と書かれた軸にぶらさがり終わるというユニークなものです。
 このような乱杭渡り人形は全国でも珍しく、碧南以外には犬山にしか残っていないそうです。

安城サンクスフェスティバル他

2007年10月28日 | 日常
 27日の土曜日はあいにくの雨でしたが、安城では「まちはステージ」を合言葉に「安城サンクスフェスティバル」が開催され、これに合わせるように様々なイベントがありました。

 私は「サンクスフェスティバル」と聞くと、米国に居た頃のサンクスギビングデイ(感謝祭)を思い起こします。「日本デンマーク」安城でこの時期にこうしたお祭りがあることはよいことだと思います。

 午前中は、安城学園高等学校にお邪魔をして、安城まちづくり市民会議環境委員会主催の「不都合な真実」上映会に参加。会場設営のお手伝いをさせていただきながら、映画もしっかりと楽しませてもらいました。
 「不都合な真実」を観たのは初めてでしたが感銘を受けました。その感想はまた別途このブログで書きたいと思います。

 午後には、神杉酒造さんの「初しぼり新酒まつり」を見学。日本酒をテースティングした後、新酒の限定量り売りをゲット。
 写真は、酒風呂足湯。いい匂い、なんと贅沢な!試飲と相まって、雨に濡れた体もポッカポッカに温まりました。

 夜には、期間中二回目の「南吉かふぇ」で一杯。この居酒屋がサンクスフェスティバルに合わせた期間限定とは少しもったいない気がします。

まちの声を聞くこと

2007年10月25日 | 政治
私の師匠の馬淵澄夫はよく「辻立ちや個々訪問でまちの声に耳を傾けると、永田町とまちの声のズレに気づく。この声が聞こえなくなったら、議員は辞めた方がいい。」と言っていました。

駅頭の街頭活動の途中で話しかけられたり、支援者や企業を訪問して話をしていると「なるほど、そんな見方があるのか。」とか「実現可能性は別にしてなかなか面白いアイデアだな。」とか「そうかみなさんの目にはそんな風に映っているのか。」とさまざまな気づきがあります。私は、このまちの声を拾い上げて国政に反映させることこそ議員の役割だと思います。

そして、昔はまちの声を聞くためには、有権者の中に入って直接会話するしかありませんでしたが、最近では、インターネットやメールを通じて、時間や場所を選ばずに有権者とコミニケーションをとることができるようになりました。これは素晴らしいことだと思います。しかし、一方で議員や候補者は一人で多くの有権者と一対多のコミニケーションをとる必要が生じます。

私のところにも徐々にメールが送られるようになってきました。事務所のスタッフも含めてメールに必ず目は通しますが、とても全部ご返事できず、本当に申し訳ありません。ただ、私は皆さんの声にしっかりと耳を傾けていきたいと思います。


見ザル、言わザル、聞かザル

2007年10月23日 | 日常
不乗の森神社で見つけた「見ザル、言わザル、聞かザル」。
悪いものは見ない。悪いことは言わない。悪いことは聞かない。
逆にいえば、いいものだけを見て、いいことしか言わずに、いいことだけを聞くということ。
そんな風に生きることができれば、気も楽でしょうね。

ちょっといい話

2007年10月22日 | 生き方
先日、ある席でこんな話を聞きました。
ちょっといい話なので忘れないように書いておきます。

その方は、息子夫婦と孫たちと同居をされているのですが、ある日、お好み焼きが食べ残してあるのを見つけて「誰だろう、食べ残して、もったいない」と思って、それを食べてしまったそうです。
その日の夜、小学生の孫がしくしく泣いているので「また、兄妹げんかでもしたんだろう」と思っていたら、後で息子さんから「お袋、あいつが何で泣いてたか知ってるか?」と聞かれて、「さあ、分らない」と答えたそうです。
すると「後で食べようと思って大事に残しておいたお好み焼きをお袋が食べちゃったんだけど、それを言えばお袋が悲しむと思って我慢してたんだぞ」と息子さんが言ったそうです。
それを聞いて、その方は胸がキュンと痛んだそうです。そして、孫に謝ろうと思いましたが、今度はお嫁さんが「あの娘がせっかくお義母さんのことを思って黙っているんだから黙っておいてあげてください」と言ってくれたそうです。その方は、心の中でお嫁さんに対して「孫をあんなにいい子に育ててくれてありがとう!」と言ったそうです。

家族関係が希薄になる中で、家族が互いに思いやれるっていいなと思いました。


ヘリコプター

2007年10月22日 | 日常
神谷安城市議のご紹介でH社長にヘリコプターの乗せてもらいました。
ヘリコプターに乗るのはこれが2回目ですが、このヘリコプターのかっこよさには興奮しました。
男の子なら誰しも子どもの頃は大空に憧れるものです。秘書のコージーは本気で羨ましがっていました。
あらためてヘリコプターが非常に狭いスペースで離陸ができて、飛行が想像以上に安定していることに感心しました。
高速、しかも渋滞知らず。コストの問題はありますが、日本でももっと活用できる分野があるように感じました。

きりんに見えますか?

2007年10月21日 | 日常
「安城市福祉まつり」で「ででむし」さんのブースでバルーン・アートに挑戦。
不器用な私でも親切に教えてもらって上手にキリンが作れました。
(石上市議が少しだけ写っているのに注目!)
作品は、Sさんの娘さんにプレゼント。
キリンよりプードルの方がお気に入りかも。

似てますか?

2007年10月21日 | 日常
Iさんから思わぬプレゼント。
私の写真から、裁判の再現画を描いている方に頼んで似顔絵を描いてくれました。
どうです、似ていますか?
また、これを早く渡したいと、わざわざ持ってきてくれたIさんの気持ちが何よりうれしいです。
大切に事務所に飾ってあります。

民主党広報版設置中!ポスター掲示場所募集中!

2007年10月18日 | 政治
 新人にとっては、まず顔と名前を知ってもらうことが大切と、少ないスタッフですが、一丸となって民主党広報版の設置とおおにしの政党活動ポスターの掲示をお願いする活動を行っています。
 しかし、これがなかなか難しいのです。ご近所の手前もあり、快くポスターをはらしていただけるお宅はけっして多くはありません。

 どこでも結構です。もし、自宅の片隅に「ポスターを貼ってもいいよ!」という方がおられれば、13区総支部・おおにし事務所までご連絡ください。

 しかし、最近になって、苦労して一枚一枚貼ったポスターがどこからか?圧力がかかって「やっぱり、申し訳ないが外して欲しい」と言われるケースが増えています。
 我々はよいとして、善意でポスターを貼らせてくださった方が辛い思いをされることには、本当に残念な気持ちでいっぱいです。
 でも、私たちはこれに屈することなく地道な努力を続けていく覚悟です。

モアイ出現!

2007年10月18日 | 日常
 碧海桜井駅での街頭の帰り、昭林公民館の近くの喫茶店ドルフィンさんに立ち寄りました。
 いつも通るたびに気になっていたモアイ像。ここは、宮崎でも渋谷でも、もちろんイースター島でもありません。安城です。
 そして、横は、おおにし事務所のウワサの巨漢秘書、コージーです。さすがのコージーも小さく見えますね。
 ドルフィンさんは、内装もスタイリッシュで、ジャズがかかっていて素敵なお店でした。

産科・小児科医不足

2007年10月18日 | 政治
 いま問題になっている産科医、小児科医の不足の背景には、医師の偏在があります。医師が都市に、そして特定の診療科に偏在しているのです。
医師の総数は、30年で2倍に増えていますが、産科、小児科では1割減になっています。 
 医師の数が減ると、一人ひとりの医師への負担が重くなり、過酷な労働環境に耐えられなくなった医師が辞めていくという悪循環が起きています。

 まず、医師の使命感と自己犠牲の上に成り立っているいまの医療現場の環境を改善するための措置が必要です。そのためには、周産期医療センターや地域小児科センターを整備して一人ひとりの医師の負担を軽減する必要があります。
 もうひとつは、診療報酬にメリハリをつけて、小児科や産科の診療報酬を大幅に引き上げることが考えられます。
 どちらも予算を必要としますが、小さな生命を守るためには、一定程度の財政支出は私は必要だと思います。

 さらに、個人的には、診療科目ごとの定員枠が設けるべきだと思っています。放っておけば、「楽な方、儲かる方」人が流れていくのは当然です。
 例えば、法曹の世界では司法試験に合格し司法修習を終えても、成績が優秀でなければ裁判官に任官することはできません。 医師についても診療科目ごとの定員枠を設けることは私は可能だと思います。

挨拶は難しい

2007年10月15日 | Weblog
 今朝は、北明治のレクリエーション運動会に出席。石上市議のはからいで、石上市議、大村代議士元秘書の今井市議に続いて、挨拶をさせてもいました。
 いろいろな行事でのあいさつは、秘書として代議士の代理出席をする機会などに見てきて「もっと気の利いた挨拶をすればいいのに」なんて思っていました。
 しかし、最近になって、少しずつ労働組合の定期大会や運動会のような行事で挨拶をさせていただく機会が増えてきて、自分でいざやってみると難しい。
 永田市議は「街頭演説はカラオケのよう」と言いますが、慣れてくるとさほど緊張しません。また、ミニ集会や講演のような場面も皆さんが落ち着いて自分の話を聞いてくれますので、自分のペースで話すことができます。
 挨拶は、①挨拶が続いてみなが退屈しているのを感じる、②壇上に視線が集まるのを感じる、③行事の性格を事前にちゃんと把握できているとは限らない、④他の来賓の挨拶と内容に差をつけにくいといった点において、難しいと思います。
 いつも反省しきりで、もっと修行が必要です。

 今日は、季節柄、多くの行事が重なったようで、いくつかの行事に顔を出して回りました。そのうちの一つは、アイシンAWのファミリーフェスティバル。保険会社のサラリーマンの息子である私には、工場の敷地に入ること自体が新鮮です。
 写真は、発明展示の一つ。ロデオ自転車。面白いけど、酔いそうです。

小児科が消えています

2007年10月11日 | 政治
碧海5市は、財政的に裕福な自治体が多いこともあってか刈谷総合病院、安城の更生病院のような中核的病院が地域医療を支えています。

しかし、高浜ではやはり医師不足が現実の問題としたあるようです。
高浜市立病院では、多くの診療科の医師が非常勤。
写真のように小児科のところはテープがはってあって消されていました。

自分の症状を伝えることができない子どもを診る難しさ、早朝深夜、週末を問わない過酷な勤務環境から、小児科は人気がなく、全国的に小児科医の不足は深刻な問題となっています。
こうして、看板を実際に見ると実感します。