人だすけ、世だすけ、けんすけのブログ

愛知13区(安城市・刈谷市・碧南市、知立市、高浜市)
衆議院議員 おおにし健介

肝炎対策

2008年03月29日 | 政治
肝炎対策の与野党協議会、与党内の修正案まとまらず解散(読売新聞) - goo ニュース

 道路特定財源の一般財源化について、自らの決断で踏み込んだ方針を表明した福田総理。この決断を1月前にできていたら事態は現在とは大きく違っていたかもしれません。

 同じように、薬害肝炎訴訟の時に政治決断もタイミングが遅れ、後手に回った感が否めませんでした。しかし、あの時は少なくともその政治決断が被害者や国民の評価を得ました。

 しかし、実際には、総合的な肝炎対策を含む救済の道は険しいようです。記事のように、与野党の違いは月額8万円という高額のインターフェロン治療の自己負担をいかに減らすことができるかという金額の問題だけだったはずなのに、せっかくできた与野党の協議機関がたった2回の会合を開いただけで、与党側から「党内調整がつかない」という理由で一方的に協議が打ち切られました。

 これでは、あの政治決断は単に世論に押されてのポーズだけだったのかと疑いたくなります。患者・被害者が政府・与党の肝炎対策の姿勢に不安と不信の念をいだくのも無理ないと思います。

「カエルの会」番外編

2008年03月29日 | 政治
 今回は、岡田かつや代議士の好きなカエルと安城から西三河から日本の政治を「変える!」をかけて、「おおにし健介・岡田かつや カエルの会」と名付けました。

 写真は、絵てがみの先生が描いたカエルの色紙に、岡田さんがサインをしてくれたものです。

 そして、この「カエルの会」というのを「面白い」と感じてくれた方が後日「カエル」という字はこんなにもいろいろあるよとメモを持ってきてくれました。

 1.反:カヘル、ソムク、カヘシ 手の裏をかへす
 2.回:カヘル、メグル 物の回転せる形を象りしもの
 3.更:カヘル、サラニ、カハル 夜間時刻のかわりめ
 4.返:カヘル、カヘス 往復
 5.復:カヘル、モドル、マタ 元の場所にもどる
 6.換:カヘル、カハル 取り換える
 7。孵:カヘル、フ 卵を温め子にする

 主なものだけでもこんなにもたくさんの「カエル」という言葉があります。面白いですね。

 さらに、同じ方が知立神社には蛙のご神体があるということを教えてくれました。雨乞いの神様だそうです。
 納得です。

「おおにし健介・岡田かつや カエルの会」開催!

2008年03月27日 | 政治
 3月24日月曜日、岡田かつや代議士を迎えて、刈谷駅北口での街頭演説会、安城市民会館での「カエルの会」を開催しました。

 おかげさまで、「カエルの会」は、当初180席のところ、椅子を追加して、最終的には300名を優に超える方々が集まってくれました。
 今回は、椅子の配置を工夫して、私がヘッドセットを付けて観客の間を縫って歩きながら、時には観客にマイクを向けたり、質問をして赤と白の旗を上げてもらったりと、みなさんに受け身で話を聞いてもらうだけではなく、参画してもらっていっしょにつくりあげる会にしました。

 岡田さんの立ち位置の関係で、片方の通路を通れなかったり、紅白の旗を使う機会が少なかったりと反省すべき点は多々ありますが、みなさんにも概ね好評をいただけたようです。

 私は、あいさつの中で私がこの西三河、愛知13区で挑戦することは「役割」という話をしました。
 そして、その日会場にも来てくれていた筋ジストロフィーと闘う青年の話をしました。

 会って話をした時に、彼は、自信に満ちた口調で「自分には役割がある」と私に言いました。私は、おそるおそる「でも、最初からそんなに前向きになれたわけではないですよね。何がきっかけで『自分の役割』を自覚できるようになったのですか。」と聞きました。
 彼は、子どものころ、ボランティアさんに世話をしてもらうことに「悪いなあ」といつもひけめを感じていたそうです。ところが、ある日、ボランティアの一人が「自分はここに来ると癒されるんです。自分はお手伝いするのが楽しいんです。」と言ってくれたのを聞いて、「障害を負った自分にしかできない役割がある」と意識するようになったと話してくれました。

 人は誰しも自分の存在が認められて必要とされていると感じることで、生きがいや喜びを感じると思います。 
 彼をはじめ多くのみなさんに集まっていただいて、自分の「役割」というのをあらためて見つめ直す会となりました。 
 

白たんぽぽ

2008年03月23日 | 日常
ハクモクレンのことをここで書きましたが、白い花っていいですよね。

みなさんは、白タンポポを知っていますか?
タンポポと言えば、黄色と相場が決まっていますが、黄色いタンポポのほとんどは、西洋タンポポという外来種ですが、日本古来の在来種の中には、白たんぽぽというのがあります。

私を応援してくれている方で白たんぽぽのことを多くの方に知って欲しいと紹介している方がわざわざ事務所に一鉢持ってきてくれました。
たんぽぽをこうして鉢に入れるのもいいものですね。

ハクモクレン

2008年03月23日 | 日常
ポスティングや挨拶をしながら街を歩いていると、季節の移り変わりというのがよく分ります。

梅や桜もあでやかでいいのですが、このハクモクレン、見てください!ハッと立ち止まってしまいました。白さが目にしみます。

岡田かつや来る!

2008年03月19日 | 政治
◎ 3月24日(月)
◆ 午後6時より 刈谷駅北口 街頭演説会
◆ 午後7時より 安城市民会館大会議室
  「おおにし健介・岡田かつや カエルの会」

岡田さんは、私と同じ36歳で1990年衆議院に初当選。92年には自民党を離党して、細川連立政権樹立に参加しました。
「政権交代ある政治の実現」が信念です。
「まっすぐ」で「ひたむきな」な姿勢やまじめで政策通なところ、いろいろな点で共感をおぼえる政治家の一人です。
岡田さんはカエルが好きで、自らのキャラクターにもしておられます。岡田さんと一緒に西三河から日本の政治を「カエル!」そんな会にしたいと思います。

大ホールではなく、あえて比較的小さな会場で岡田さんとみなさんの距離を近く感じていただきながら、みなさんと一緒に作っていく会にしていきたいと思います。

多くのみなさまのご来場を心よりお待ちしています。

麺食い記~西三河編③

2008年03月17日 | グルメ
今日は高浜に行く用のつでにご推薦をいただきながら、行く機会がなかった「玉響」さんに行ってきました。

「玉響(たまゆら)」高浜市神明町1-13-11 ℡0566-53-8772

店構え、店内のインテリア、器、そしてラーメンに至るまで、ラーメンの既成概念を覆すのが「玉響」さんです。

私が注文したのは竹燻製麺。600円はリーズナブル。
細打ちちぢれ麺が美味しい。ただ、済んだスープは私には少しあっさりしすぎている感じがしました。

お客さんには、若いカップルが目立ちました。隣のご婦人二人連れも「あっさりしておいしかった!」と言っていました。

雰囲気も味も女性を意識しているようです。ただ、ガツンと食べたい若い男性には少し物足りないかも。
これは、ラーメンというより、そばに近い気がします。

余談ですが、私がワシントンDCで勤務していた当時、チャイナタウンにある富記という店によく行きましたが、そこの海老ワンタン入りヌードル・スープの麺がこのちぢれ麺によく似ているような気がしました。
DCに行かれる方は、MCIセンターの近くの富記でぜひB&Qヌードル・スープかシュリンプ・ワンタン・ダンプリング・ヌードル・スープを試してみてください!




高層マンションとコミュニティー

2008年03月16日 | 政治
 中日新聞の西三河版で3回の連続シリーズで新幹線三河安城駅の開業20周年の特集をやっていました。その3回目では高層マンション住民の中に生まれたコミュニティーの芽として、2月中旬に行われたマンション住民のための防災訓練とその実現の原動力となったマンションママたちのことが取り上げられていました。

 三河安城に次々と建つマンションの防災は、安城市にとっても課題となっており、この防災訓練は市の自主防災組織活性化事業の一環として行われました。今日は、その成果報告会が行われました。

 私は、パネルディスカッションの部分しか参加でいませんでしたが、地域コミニティーの新しいありかたを問いかけるたいへん興味深いものでした。

 マンションママの会を立ち上げた横山さんが以前に防災の講演会で「助けられる側から助ける側に回ってください」と言われたことをきっかけにして、マンション住民同士のつながりを模索したというのを聞いて、自発的にこのような動きが出てきたことの意味の大きさを感じました。

 今回の防災訓練は、箕輪町内会の協力なくしては成り立たないもので、防災訓練の炊き出しの準備等を通じて、マンションに住む新住民と昔からの住民の間に交流が生まれたこともたいへん意味があると感じました。

 しかし、パネリストの一人の町内会長の意見には少しひっかかるものがありました。町内会長の主張は「とにかく町内会に入れ!」というものです。以前はマンションごと入らないと入れなかったのを半分以上の住民が加入すればはいれるようにする。また、町内会は組制で運営されているが、マンション住民は、組に入る必要もないし、町内会の役もやらなくてもいいとも言っていました。

 町内会長の意図としては、加入の要件を緩和することでマンション住民にも町内会に参加しやすくしたと言いたかったのだと思いますが、町内会費だけとられて、役につくこともできないというのは逆におかしな気がします。私の考えすぎかもしれませんが、そこには「町内会にあんたらも入れてやる」というようなニュアンスが感じ取れます。

 私は、新住民と昔からの住民の交流はもっと進めていくべきだと思います。しかし、それは、町内会長も言っていたように町内会の運動会等の行事にマンション住民も招待するといった方法でも実現可能です。

 マンション住民の中には、戸建て住宅にあるようなウエットな近所づきあいが嫌でマンション生活を選択したという人もいます。ライフスタイルや価値観の違うグループを無理に一つにするよりは、私は、マンションママの会に見られるようなマンション住民の中に自発的に芽生えた新たなコミニュティーやつながりの持ち方を育てていくことの方がよいのではないかと思いました。

樹を植える

2008年03月16日 | 日常
安城学園の第二グランドの植樹祭に参加しました。
よい天気に恵まれて、当初の予想をはるかに上回る千人を超える市民が参加しました。

植樹祭というとスーツを着た偉いさんが形だけスコップを土に入れる式典を想像しがちですが、ここのは少し違います。生徒、父兄、市民入り混じって、幼時からお年寄りまでみんなが実際に盛り土に足を踏み入れ、スコップで穴を掘り樹を植えていきます。そして、藁を敷きつめ、縄をはる作業もみんなで協力しながら行います。

この日植えたのは53種類、3000本以上、グランドの隅に申し訳程度の植えるというのではなくて、森をつくろう!という試みです。

ニューヨークのセントラルパークも最初は市民が土地を買い取り、長い年月をかけてマンハッタン島の真ん中に広大な森を育てたそうです。

樹は大きく育つまでには長い年月がかかりますが、樹を植えながら、我々政治の世界に携わる者も目先のことばかりではなく、将来、未来を見据えなければならないんではないかと思いました。

確定申告に初体験

2008年03月14日 | 日常
先日、ある場所にお邪魔した時に一人の女性が私を追いかけてきて、次のような要望をいただきました。

1.年老いた母親に付き添って刈谷税務署に確定申告に行ったところ、列に並ばなければならないのは仕方ないが、高齢者のために腰かけを用意してもよいのではないか。

2.確定申告書類の作成は高齢者には複雑で難しい。丁寧にサポートするスタッフが必要ではないか。

3.税務署に出向くことができない高齢者や障害者に対してはどのような対応がとられているのか。

早速、以上3点につき民主党愛知13区総支部長として刈谷税務署に回答を求めたところ、迅速に対応してくれました。特に、1点目については高齢者を見つけたら職員が椅子を勧めるよう指導を徹底することを約束してくれました。

こんなことがあった後に、今日、自分の確定申告の手続きに刈谷税務署に行ってきました。
私は、国家公務員や公設秘書の時には必要なかったので、恥ずかしながら初めての確定申告でした。やったことのあるスタッフから事前に用意していかなくても必要書類さえ準備していけばその場で丁寧に教えてくれるから身一つで行ってくださいと言われたので、そのとおりにしました。
会場に行ってみると「職員は一列に一人が付いて、札が上がった順に一問一答で答えます。」と言われて、「なに、話が違うぞ!」と思いながら悪戦苦闘していると、別のところに連れていかれてマン・ツーマンで対応してくれ、」スムーズに書類を作成することができました。

実際にやってみて、やはり分りにくいと思いました。特に、手引と深刻種類の対応関係が複雑で分りにくい、これでは高齢者に自分で申告しろというのは酷だと思います。

今日も実際に「難しいことを言われても分らん!もっと丁寧にわかりやすく言ってもらわんと理解できん!」と職員と言い合いをしているお父さんがいました。

若い人の場合は、パソコン上のシステムを使用する方が計算や書類作成も楽なような感じを受けました。
しかし、いくら、様式や手引きを工夫したり、パソコンを駆使したところで、複雑さの原因は、たくさんの控除がある税制そのものの複雑さにあることを実感しました。

もっとシンプルな誰でもわかるような税制に税の仕組みを抜本的に見直すことも必要かもしれません。

また、刈谷税務署には日系ブラジル人の申告者が多数来ていました。日本人の私にとっても難しい書類をよく書くなと感心する一方で、言葉の問題もあり対応する税務所職員のご苦労も感じました。

JAPAiN(苦痛に満ちた日本)

2008年03月14日 | 政治
 日経新聞の3月12日朝刊に英エコノミスト誌の「JAPAiN」と題した特集記事の抄訳が掲載されました。

 たまたま訪問先の複数の企業で経営者の方が「今朝の日経のあの記事読んだ?」と話題にしていたのが印象的でした。
 写真のようにJAPANにiを加えてJA“PAIN”(苦痛に満ちた日本)というのは痛烈な皮肉ですが、中身を読むと耳が痛い指摘があふれています。

 小泉構造改革は、安倍内閣でつまづき、成長志向型の改革路線は影をひそめ、代わりに旧来型の非効率分野に大盤振る舞いを行う旧来型の政治が再び頭をもたげています。そして、その中で若手官僚はやる気を失っていると指摘しています。

 そして、その責任を「問題は政治なのだ」としています。
 かつて、エコノミスト誌は「失望させることにかけては超一流」だと日本を揶揄したそうです。しかし、その時日本の政治家が「失望しなことにかけては日本の有権者は超一流」だと言ったそうです。

 しかし、経営者の皆さんの反応を見ていても、さすがに日本人も現在の政治の閉塞感には失望と危機意識を感じています。「問題は政治なのだ」と名指しをされている以上、次の選挙が日本の将来に与える影響は計り知れないと思います。

都築弥厚

2008年03月11日 | 日常
安城の和泉付近を回っている時に、都築弥厚さんの銅像を見つけました。
都築弥厚さんは、明治用水の計画を最初に立てた人物です。
当時、安城ヶ原と呼ばれていた台地はため池の水に頼るほかない枯れた土地でした。そこで、明治村の酒屋に生まれた弥厚は、台地に用水を通すことを考えました。地域住民からの強い反発を受け、測量をするに当たっては夜中に密かに行わねばならぬような状況だったそうです。弥厚は、幕府に嘆願を続けましたが、夢かなう前に亡くなり、私財のすべてを投げうち、多額の借金だけが残ったと言われています。

他人から反対されようが、無理だと言われようが、「用水を引けば荒地が豊かな大地に変わる!」と信じて、その信念を貫いた弥厚。
弥厚のような人物が世の中を本当に変えていくのです。

安城には、この「弥厚スピリッツ」が宿っているのです。私も弥厚に習い、挑戦することを銅像を眺めつつあらためて誓いました。

石田前犬山市長 IN 安城

2008年03月09日 | 政治
 安城で地域活動に取り組むみなさんが党派を超えて集う「おいしいものを食べる会」の例会に、石田芳弘前犬山市長が特別ゲストで参加してくださいました。

 石田さんは、愛知県知事選挙に挑戦し、残念ながら惜敗しましたが、私はいま思えば、愛知では参議院選挙での与野党逆転につながっていく動きがあの知事選から始まっていたのではないかと思います。知事選の戦いをまとめた「挑戦」という本は私も読ましていただいて刺激を受けました。私も愛知13区で「挑戦」をしていきたいと思います。

 石田さんは短い時間でしたが、最近視てきたスウェーデンの政治社会事情を中心にお話をしてくださいました。

 特に、印象的だったのが教育の話です。スウェーデンでは、教育を受けたいと望むむものは誰もが無料で教育を受けることができることになっており、それが国民的コンセンサスとなっているそうです。国全体で「教育に格差をつくらない」という合意ができているのです。
 
 しかし、日本の教育に目を転じれば、私立に行かせればお金がかかる、塾に通わせればお金がかかると、スウェーデンではすべて税金で面倒をみているものの一部を個人が負担をさせれれている現実があります。一方で、道路については個人の負担ではなく、すべて税金で面倒をみているのです。道路に税金を使うのなら、教育にも税金をもっとつかうべきというのが石田さんの主張です。スウェーデンでは、医療・福祉・教育に関わるサービスに公的資金を流すことで、雇用を生み出し、経済を活性化することに成功しているそうです。

 石田さんの分りやすく説得力のある話を聞いて、あらためて、愛知県知事が石田さんでないことを残念に思いました。
 
 ぜひ、今度は、私の応援に安城に来てください!よろしくお願いします。