人だすけ、世だすけ、けんすけのブログ

愛知13区(安城市・刈谷市・碧南市、知立市、高浜市)
衆議院議員 おおにし健介

信ずるところ=ビジョン

2007年07月22日 | 政治
子供の頃、親と一緒に観ていた時以来、長らくNHKの大河ドラマを観ることはなかったのですが、最近は時々「風林火山」を観てしまいます。人は加齢とともに保守化するんですね。

上田原の合戦で村上義清に破れ、重臣を失った武田信玄が自らを責めふさぎこんでいるところに、実母大井婦人が言う台詞。
「みなは、強いそちを信じるのではない。そちの信ずるところを信じたいのじゃ。」

領民を治め、家臣団をまとめる戦国武将の生き方は、政治家に通じるものがあります。リーダーたる武将の「信じるところ」というのは、現代語で言えば「ビジョン」とか「ミッション」になるのではないでしょうか。
いつの時代も人は「想い」について行くのです。


中越沖地震雑感

2007年07月21日 | 政治
新潟県中越沖地震で被災された方々には心からのお見舞いを申し上げたいと思います。地震の知らせを受け、長岡の友人に電話をかけたところ案の定普通でしたが、メールは送受信可能で、幸いにして彼の家族はみんな無事とのことでほっとしました。

地震の関係のニュースを見ていて2つのことを思いました。
1つは、日ごろの備えです。新潟は3年前にも大地震に見舞われました。多くの人は数年でまたこんな大きな地震が起こるとは思っていなかった節があります。それぞれの家庭での備えはもちろんですが、一つ気になったニュースは、柏崎市が救援物資をさばききれず受入れをストップしたという報道です。近年、企業の意識も高まり、被災地にスピーディーの救援物資が送られるようになってきました。一方で、ボランティアや救援物資を受け入れる側のコーデネート能力が不足しているために、せっかくのボランティアや救援物資が活かして切れないということが指摘されています。柏崎市の体育館には物資の荷下ろしのためトラックが何時間も列をなし、体育館には物資が山済みになる一方で、山間部の集落には十分な救援物資が届かないという実態があります。平時から、災害復旧を指揮する人材を地域で育成することが重要ではないでしょうか。

もう一つ気になったニュース、それは、柏崎にある自動車部品製造工場が被災したことで部品の供給がストップし、トヨタをはじめとする自動車メーカーの生産ラインが操業停止を余儀なくなれたという報道です。
地震対策や復旧は、一義的にはそれぞれの企業の責任で行われるものなのかもしれません。しかし、日本経済のけん引役である自動車産業が地震による大打撃を受けるようなことがあれば日本経済は大きなダメージを受け国益を害します。産業が地震で壊滅的な打撃を受けたようなケースでは、事と次第によっては、公的な支援を行う余地もあるのではないでしょうか。
銀行は経済の基礎的インフラだという理由で金融機関に対する公的支援を行ったことを考えれば検討の余地はあると思います。
諸外国では、どうなっているのか興味深いところです。

ヒレカツみそ丼

2007年07月01日 | グルメ
名古屋から新幹線に乗るのに、あわてて駅弁を買いました。
これが当たり!
期待していなかったものが意外においしいというのは幸せな気分になります。
「だるまのヒレカツみそ丼」
これの素晴らしいところは、
1、まずカツが厚い。
2、どてみその味がしっかりしている。
3、半熟卵がついている。
私はすっかりファンになりました。
名古屋で新幹線に乗る皆さん、ぜひ一度お試しあれ。