人だすけ、世だすけ、けんすけのブログ

愛知13区(安城市・刈谷市・碧南市、知立市、高浜市)
衆議院議員 おおにし健介

スタンドに長蛇の列が

2008年04月30日 | 政治
今日午後にも行われる見込みの租税特別措置法改正案の衆議院での再議決を受けて、4月1日から1月の間下がった状態になっていた暫定税率、上乗せ分約25.1円が5月1日より復活する見込みです。

今のうちの安いガソリンを満タン給油しようと、ガソリンスタンドは長蛇の列ができています。試算によれば東海地方で月2320円の家計の負担増になるそうです。地方は、暫定税率復活を求めていると言いますが、例えば、富山では、公共交通機関がなく、仕事や買い物に自家用車は不可欠です。一家に5台、6台の車を所有している場合、月のガソリン代は22万円にもなるそうです。

ガソリンスタンドに並ぶ車、そして山口2区の補欠選挙の結果が民の声だと思います。政府与党は、この国民の声に真摯に耳を傾けるべきであり、それを無視するかのような再可決は政治不信を増幅させるだけだと思います。

藤の花がみごとです

2008年04月30日 | 日常
当たり前ですが、GW中もおおにし事務所@活動中です。
つい先日まで、桜の季節だったのに、早くも5月。

碧南の鷲塚にある広藤園では、藤の花が満開で見ごろを迎えています。
前の道に立って、あいさつ活動を行ってきました。

知らないと通り過ぎてしまうような場所ですが、一か所でこれほど藤の花が咲いているところはなかなかないのではないでしょうか。碧南市ももう少し駐車場や園内を整備してPRすれば、もっとたくさんの観光客が来ると思います。

台所のつぶやきを国政へ

2008年04月26日 | 政治
私は「台所のつぶやき」、「井戸端会議」にこそ、真の有権者の声があると思っています。
その意味でもいま力を入れている活動にミニ集会、座談会があります。
5人でも10人でも、場所も主催者のご自宅でも喫茶店の片隅でもいいので、おおにし健介の話を聞いてもらって、また、みなさんが日常の暮らしのなかで感じていること、民主党や政治について思っていることをお聞きするという会です。
(写真は主催者の手作りの案内書きです。うれしいですね。)

やってみて、あらてめて、みなさんの生の声には、本当に気づかなかった様々な問題点が隠れていることを実感しています。
国政の課題というより市政の問題も多く含まれていますが、地域の課題を考えるにあたってたいへん参考になるので、ここ数回の「おおにし健介と語る会」で気づいた意見をいくつか書いておきます。

○後期高齢者医療制度について、老人クラブの茶話会で説明をしてはどうかと市に 提案したが担当課がタテ割りになっているのでとりあってもらえなかった。

○学校全体のことを考えている人間が校長以下の数人しかいない。地域の人を含め て多くの人間で学校全体の運営をしていくために作ったはずの学校協議会の仕組 みが本当にやりたい人間が委員になれないので形骸化してしまっている。

○某小学校では、3月からは春だからということで、半そで・短パンと決められて いるが実際の気候に即していない。意見しても「きまりだから」と言われるだけ である。 

○高齢者のための施設に自力で来てお風呂に入っていくような人は「お年寄り」と は呼べないのではないか。そこにも来れないような人にこそ目配りすべき。

○学童保育の時間をもっと延ばして欲しい。夏休み期間中の午前8時は厳しい。せ めて保育園と同じ7時半にして欲しい。学童保育について、定員を含め充実をは かって欲しい。周辺の市と比べて、子育てをしながら働く環境が見劣りすれば、 社宅を出て家を買う人が他の市に出て行ってしまう。

どの意見も生活に根ざしているだけあって説得力があると思います。特に、子育てや教育に関わる部分は、財政的に余裕のあるこの地域では、市が独自の取り組みで市民のニーズに応えることが可能だと思います。また、国の制度でもこうしたことに積極的に取り組む自治体を応援する仕組みが必要だと思いました。



レンゲ

2008年04月23日 | 日常
 碧南市長選挙市議会選挙も無事終わって、心機一転、久しぶりに安城市内でスタッフと一緒にポスティングを行いました。

 汗ばむ陽気の中、旧きよき安城の風情を残す東尾周辺を歩いていると、田んぼの真ん中に一面のレンゲ畑をみつけました。ほっとする風景です。

碧南市議選あれこれ

2008年04月23日 | 政治
 碧南市議選の感想の続きです。
 今回、これまでの26の定数が22に削減されました。22の定数に28人が立候補する激戦となりました。

 民主党と協力関係にある2人の議員、石川輝彦さんと竹内広治さんは、それぞれトップと3位という好成績で再選を果たしました。それぞれ前回より票を上積みしたことは応援した甲斐がありました。本当におめでとうございます。

 結果を見て気づいたこと思ったこととしては、共産党の3名の候補者がいずれも1400票~1500票で中位以上の成績で当選を果たしたことは、日頃の地道な活動と正確な票配分の成果と見ることができます。

 今回、10人の新人が出馬をしましたが、うち3名が40代以下の候補者でした。当選したのは、39歳の杉浦哲也氏だけでしたが、選挙戦を通じて、この3名の候補者は街頭活動を中心とした若さを前面に出した選挙活動が目を引きました。
 特に、杉浦氏は、黄色のイメージカラーの運動員と一緒にスーパーの前で街頭演説する姿や自転車街宣、桃太郎など運動量が多かったような気がします。2600票を集めた2位当選は立派だと思います。
 最年少27歳の長田候補も街頭のコスチュームや街宣車に新しさがあり、25票差の次点は惜敗の名に恥じないでしょう。
 林田候補は、準備不足が否めませんでしたが、荒削りですが、190の長身で一人交差点に立ち聴衆に訴える姿は何か惹きつけるものがありました。今後の活躍に期待したいと思います。
 同年代で政治を志す身として、3人の今後はいろんな意味で気になるところです。

碧南市長選挙と碧海5市の将来

2008年04月23日 | 政治
 20日は碧南市長選挙・市議会選挙の投開票日でした。おおにし事務所も選挙期間中、家内とスタッフを関係する候補者の陣営にはりつけて選挙応援を行いました。

 市長選挙・市議会議員選挙のそれぞれについて簡単に感想を書いておきます。

 今回、碧南では永島市長の勇退にともない、議長経験者の3名の保守系の市議が市長選に出馬をしました。しかし、これまで永島市長→県議→国会議員とつながるラインが碧南の枢軸だと言っていた現職の自民党代議士は最後まで態度をあいまいにしたままで、一方では、永島市長が鍔本候補を後継指名するという市民には分りにくい構図の選挙となりました。

 結果は、禰宜田氏が市長の後継指名を受けた候補を破り初当選を果たしました。これは、やはり美術館問題が大きかったと思います。前市長が進めてきた美術館については、その維持運営費が当初の市長の約束をはるかに上回っていることが問題となり、選挙直前の議会で市長が予算の撤回・出し直しに追い込まれる事態となりました。

 美術館問題は、私は碧南の課題の一つの象徴だと思います。碧南は、財政的に豊かな自治体です。しかし、中部電力の発電所や臨界の工業地帯の企業からの税収も今後は減っていくことが見込まれています。ハコモノは、建設費はともかく、将来にわたりランニングコストがかかってきます。いま豊かだからと言って安易にハコモノを建設することは慎重でなければなりません。

 もう一つは、財政指数で言えば全国第2位の豊かさを誇っていますが、問題は市民がその豊かさを実感できていないことだと思います。豊かさを実感しにくい一つの理由は、豊かな財政力を効果的に発揮するだけの規模がないことにあるのではないかと思います。そのために、ハコモノを造ったり、中学校卒業までの医療費の無償化といったことしかできないのだと思います。

 これは、西三河、碧海5市に共通する課題だと思います。かつて、碧海5市の合併構想というのがありました。私も今更これを蒸し返すつもりはありません。碧海5市は、それぞれに特色と歴史があり、また、財政的に余裕があるために差し迫った状況がない中で、メリットが少ない合併という方向にはなかなか進まないと思います。

 しかし、メリットがあればどうでしょう。ここから先は、一つの考え方ですが、豊田や岡崎まで含めて、西三河地方に政令市を誕生させるということであれば話は別だと思います。豊かな財政と権限を使って独自のまちづくりを進めることができるはずです。静岡県でさえ、浜松市と静岡市の2つの政令市があります。愛知県には、尾張地方に名古屋市しか政令市がありません。三河地方に政令市がもう一つあっても不思議ではないと思います。

 副次的な効果として、市長や市議の数を大幅に削減することで税金を節約することも可能です。私は、夢のある話として、西三河政令市構想というのは一つアイデアだと思います。

 少し話がそれましたが、碧南市長選挙を通じてそんなことを考えました。

 

 

バターがない!

2008年04月20日 | 日常
 仲けいすけ県議からの電話で、奥様方からバターが手に入らないという苦情が相次いでいるがどういうことかとの問い合わせがありました。

 恥ずかしながらこのことを知らなかった私は早速スーパーの乳製品売場に行って確かめてみました。すると、たしかにバターは売り切れで、品薄のために入荷してもおひとり様一個までとの張り紙がしてありました。

 これはバターの原料となる生乳が不足していることが主な理由です。数年前に消費低迷の影響を受けて、生乳の大規模な生産調整が行われました。しかし、北京五輪をひかえて中国で乳製品の需要が急増。一方で、原油高やバイオ燃料ブームで世界的な穀物の高騰が起こり、畜産農家の経営が圧迫をされる中、生乳の増産に対応することが困難な状況にあります。

 農水省も事態を把握していますが、今のところ有効な手立てを講じることはできていません。畜産農家がたとえ乳牛を増やすことができても、生乳の増産には数年を要すると言われています。

 このモノのあふれた現代社会でバターが手に入らないというのは衝撃的なことです。すべてが農水省の責任ではありませんが、最近の行政は、想像力が欠如しているように思えます。生乳の生産調整の影響について事前にどこまで綿密な検討が行われたのかは疑問があります。

 耐震強度偽装を受けて、建築基準法の改正が行われましたが、「羹に懲りてなますを吹く」ような手続きの厳格化により、建築現場は混乱し、住宅着工件数の落ち込みは経済問題に発展しています。
 これも、姉歯のような偽装を防止することは必要ですが、いま問題になっているような法改正を行えばどのような事態を招くかは容易に想像がついたはずです。

 後期高齢者医療制度も同じです。行政の想像力の欠如、ていねいさを欠いた対応というのが目に余る気がします。

ホッとする庭

2008年04月14日 | 日常
13日は、私の37歳の誕生日でしたが、碧南市議会選挙の告示日とあって、早朝から、普段お世話になっている議員のみなさまの事務所を順番に激励に回るあわただしい一日となりました。

そんな中でもいつも私を支えてくれるボランティアのみなさんがフラワーアレンジメントをプレゼントしてくれたり、別のところではバースデー・ケーキを準備してくれたり、周囲の気遣いとやさしさにふれるうれしい誕生日となりました。

家内を含む少ない事務所スタッフをそれぞれの陣営にはりつけて、私は久しぶりに一人で活動をしています。
戦い始まった碧南のまちで束の間の休息、前から気になっていたレストラン「ファイブ」(中後町1-49 ℡46-0005)に入りました。ここは、私が時々おじゃまするお好み焼きの「日吉軒」さんの息子さんのお店です。

メニューも豊富で味も値段も満足。
そして、このバルコニーの庭を見てください。さりげない雰囲気が気に入りました。
碧南のまちを街宣車が駆け抜ける喧噪の中にあって、トマトピューレの空き缶に植えられたハーブが気持ちを和ませてくれます。

ひとりの昼食を楽しんでいると、そこに、バッタリ、坂部安城市議夫妻が入ってこられました。

「ファイブ」さん、おすすめです。

桜の下で

2008年04月07日 | 日常
先週は、普段、朝の駅頭のローテーションに入れていない駅を回って、朝の街頭活動を行いました。

例えば、宇頭駅は岡崎、三河八橋駅は豊田と駅自体の所在地は選挙区外ですが、ちょうど市境にあるために、利用者は13区の安城や知立の方が半分以上いらっしゃるものと思われます。

写真は、伊勢物語の「かきつばた」の折句

か らごろも
き つつなれにし
つ ましあれば
は るばるきぬる
た びをしぞおもふ

で有名な八橋の駅での街頭風景。バックの桜が見事です。
桜が終わると、今度は、かきつばたの花が楽しみです。

地域を守る消防団

2008年04月07日 | 日常
 毎朝、駅での街頭活動をしていると、真新しい制服やスーツに身を包んだ新入生や新社会人の皆さんを見かけます。見ているだけで、こちらも気持ちが新たになります。

 週末、安城消防団でも入団宣誓式が行われました。「浪人」の身なので来賓席ではなく、ラッパ隊の後ろからみなさんの姿を見せていただきました。

 今朝(4月7日)の中日新聞の社説にも消防団のことが書かれていました。かつては、自営業者や農家が中心だった消防団も社会の変化とともに現在は会社員や公務員が中心になっています。そのため仕事上の時間的な制約も大きく、訓練や任務の負担も大きくなっています。
 地域によっては団員の確保が非常に困難になっているところも多いと聞きます。

 幸いなことに、みなさまの努力で安城では今年も約70名の新入団員を迎えることができたようです。安城のまちの「若さ」を実感します。

 「自分たちの地域は自分たちの手で守る!」というボランティア精神、自治の原点が消防団には宿っています。

大浜陣屋となんば提灯

2008年04月07日 | 日常
碧南市の羽根町交差点の近くの大浜陣屋跡が広場として整備されました。

オープニングを記念して、「なんば提灯をともす会」のみなさんの手で広場全体になんば提灯が灯され、白壁と桜と相まって幻想的な雰囲気を漂わせていました。
私も点灯式に参加させてもらいました。

幕府の重臣で沼津城主となった水野忠友は三河の地に所領を得て、大浜に陣屋を置いていたそうです。広場の展示パネルを見ると、歴史がよく分ります。

また、なんば提灯とは三河地方に伝わるお盆頃に灯されたものだそうです。花のつぼみのようで、やさしい灯りに心が癒されます。

歩いて回る大浜のまちのまた一つ新たなスポットが生まれました。ぜひ、立ち寄って休憩されてみてはいかがでしょうか。