人だすけ、世だすけ、けんすけのブログ

愛知13区(安城市・刈谷市・碧南市、知立市、高浜市)
衆議院議員 おおにし健介

はしか流行の不気味

2007年05月29日 | 政治
はしか(麻疹)の流行による大学の休講が相次いでいます。
これは不気味なニュースです。

というのは、鳥インフルエンザが人感染ウィルスに変異した場合の大流行については様々な形で予測やシュミレーションが行われていますが、参考になるのはスペイン風邪の大流行です。

問題は、1918年当事に比べると、現代社会では交通機関が高度に発達し、人の移動が比較にならないほど増えていると言うことです。このことを今回のはしかの流行と重ね合わせるととても不気味です。

ヒト型ウィルスへの変異は「IfではなくWhenの問題だ」と専門家は言います。つまり、私たちはヒト感染ウィルスの大流行による甚大な被害を想定した危機管理が求められているのです。

祝、白鵬、全勝優勝!

2007年05月27日 | 日常
小さかった頃、週末に祖父の家に行くと、いつも大相撲中継がやっていて「何が面白いんだろう?」と思ったものです。
ところが、歳をとってくると、不思議なもので、たまにスポーツニュースの大相撲の結果を真剣に見てしまうことがあります。
特に、両国に住むようになってからは、相撲が身近に感じられるようになりました。
場所が近づくと町が活気づきますし、普通にコンビニに行って、ベビーパウダーのよなにおいがすると思って振り向くと関取がいるなんていうことがよくあります。

この夏場所は盛り上がりました。
はじめは勝敗も特に気にしていなかったのですが、12日目、たまたま千代大海が見事なツッパリで朝青龍を破った一番をニュースで見てから、毎日、結果が気になるようになりました。
そして、昨日の千秋楽。朝青龍対白鵬の全勝優勝をかけた一番は見ごたえ十分でした。
既に優勝を決め、横綱昇進も確実視されているとは言え、全勝がかかった横綱との一番、白鵬の顔に緊張とともに気合がみなぎります。
一方の朝青龍も同じモンゴル出身の後輩に対する意地とこれ以上横綱として無様な姿は見せられないという気迫が伝わってきます。
がっぷりよつに組む大相撲。最後は白鵬の見事な上手出し投げで勝負あり、国技館に座布団が舞いました。

どんなに強い横綱も負けるんです。そして、ノッテル人というのは違うんです。勝利の女神は確実に白鵬に微笑みかけていました。
白鵬は長女が誕生したばかりだそうです。
また、昨日はモンゴルからモンゴル相撲の元横綱でもある父親が駆けつけていましたが、前日の優勝が決まった後も「全勝するまでは会わない」と言って、会わなかったそうです。その意気やあっぱれです。
勝負に勝つということを見せてもらった気がします。




恒三先生はエライ!

2007年05月27日 | 政治
 「時事放談」に渡部恒三民主党最高顧問と浅野史郎元宮城県知事が出演していました。
 都知事選のことを問われて、浅野さんが「都民は都政を変えたいと思っていなかった。宮城県民や福島県民に比べて切実感がなかった。」とまるで他人事のように言っていたのを聞いてとても不快に思いました。
 すると、渡部先生が言いました。
 「浅野クンが厚生省を辞めて宮城県知事選に出たとき、告示の1週間前でしたか(浅野さんが「3日前です!」)あの時、私も応援に行ったんです。そしたら、市議会議員の選挙事務所よりも惨めな状態で。それでも、浅野クンは当選してしまったものだから、選挙を甘くみたんだな。石原くん相手に勝とうと思ったら、もっと準備を整えて戦わないと。」
 恒三先生、よくぞ、言ってくれました!浅野さんが苦々しい顔をしていましたよ。浅野さんは、あの都知事選の敗因を自分のせいだと思っていないのでしょう。あれでは、都民の気持ちはつかめる訳がありません。

「政策空間」第43号が出ました!

2007年05月14日 | Weblog
「政策空間」
http://www.policyspace.com/

に原稿が載りました。

今回のテーマは、ポスドク問題です。
友人の研究者たちの切実な訴えをまとめました。

「末は博士か大臣か」なんて言われて、昔は博士と言えば、はっはーってひれ伏さなければいけない存在でしたが、何のその実態は、政府が作り出した無業者という悲惨なものです。

先日、東大の先端研の澤昭裕教授が「理系の人は本質を見抜く力がある。本質しか感心がない。文系がやっていることは彼らにはすべて雑務にしか見えない。」と言っていましたが、ポスドクという社会にとって有為な人的資源をどう活かすかという議論をする場合にも理系の人と文系の人の認識や考え方のギャップというのが鍵になると思っています。

興味深いテーマなので、ぜひ多くの皆様、特に当事者の皆様のご意見を伺いたいと思っています。

ダイエット

2007年05月14日 | 日常
最近、「痩せました?」、「何かあごのラインがすっきりしたね」とよく言われるようになりました。
「分かります?ダイエットしているんですよ。」
「そうか、仕事がきついとか体調が悪いとかじゃなくてよかった。」

と最近、こんな会話を楽しんでいます。
ダイエットって今までやったことがなかったけど、今年の2月から始めて3ヶ月で10キロ近くやせました。
体重が体重計に乗るたびに減るとうれしいし、人から「やせたね」と言われると、これまたうれしいものです。

特別なことをしているわけではありません。
一つは、運動。ジムに通い始めました。と言っても、平日は忙しくていけないので、週末くらいで、その週末さえも出張等でいけないことが多いのが現実です。

もう一つは食事のコントロール。朝食はコーヒーとバナナ。昼食は愛妻弁当。おかずのみでご飯はなしです。夕食もご飯は抜きでおかずだけ。妻がなるべく、油を使わないとか気を使ってくれています。でも、肉はしっかりと食っているので、空腹感はありません。

人からほめられて自慢しているのですが、妻は「私の努力の賜物よ」と言って譲りません。

投票に向かわせるものは何か

2007年05月11日 | 政治
シンクタンク、マスコミ、永田町関係者が集まるサロンのような会合に行ってきました。居酒屋の飲み会と会議の間のようなこういったサロンがもっと日本にもあればよいなあと思います。

呼びかけ人のキックオフ発言。「参院選への関心が低いよね」。
話は自然に、野党第一党の民主党のだらしなさへの厳しい批判と対照的に盛り上がった「郵政解散選挙」との対比となりました。

「自分の一票で何かが変わる!ということが国民を投票に向かわせた」
「シングル・イッシューではなく、パッケージで選択を示すべきだ」
「『政策』で選択するというが『政策』が示すものがあいまい」
様々な興味深い意見が出ました。

なかでも発言を切り出した会の呼びかけ人の
「国民は、政党や政治家が権力を行使して何をするのかに注目するのだ」
という意見には、なるほどと思いました。
自分自身が選挙にも出られた経験があるので発言にも説得力があります。
たしかに、政治とは使いようによっては毒にもなる「権力」だという意識は、私たちの意識には希薄のような気がします。


暴力とトラウマ

2007年05月08日 | 政治
携帯のわいせつ画像巡りけんか、妻が死亡 容疑の男逮捕(朝日新聞) - goo ニュース

このニュースについて、某民放の番組が加害者である夫の母親の証言と被害者の妻の生い立ちに関する情報を流していました。それによれば、被害者の妻がたびたび暴力を振るうことに加害者の夫が悩んでいたこと、また、妻の両親は被害者が小さい頃から夫婦仲が悪く、夫婦喧嘩の腹いせに暴力を受けていたというのです。

被害者の妻が夫に暴力を振るうのは、子供の頃に受けた虐待のトラウマが原因だったのではないか。暴力を一種のコミニケーションの手段にしてしまっていたのではないかというのです。もし、これが本当なら、わいせつ画像云々という突発的殺人というより根が深い、悲しい事件だと思います。

子供の頃虐待を受けた経験を持つ者が親になって自分子を虐待してしまうという虐待の輪廻とも言うべき現象や虐待によるトラウマが犯罪や事件に結びつく事例が少なくないような気がします。

一見、迂遠のようにも見えますが、虐待やDVに社会として救いの手を差し伸べていくことが犯罪や事件を防止し、長い目で見た場合には、犯罪や事件そのものの防止策よりも社会的コストも低いということが言えるかもしれません。

麺喰い記~さぬきうどん③

2007年05月06日 | グルメ
今回の「うどん遍路」ラストを飾るのは、今回が2回目の訪問となる

「山下(やました)」

前回食べて、おししかった!という記憶のある「冷やしとろろ」の小をオーダーしました。

とろろをかけるのは、そばでは定番ですが、うどんではあまり見かけないような気がします。とろろのせいで、普通以上につるりと食べられちゃいます。麺のこしもあって、とろろの絶妙の相性で安定した味です。3軒でも飽きずに美味しく食べられました。
ここは、前の2軒ほどは混んでいなくて、落ち着いて食べることができました。お薦めです。

麺喰い記~さぬきうどん②

2007年05月06日 | グルメ
義母が小縣家の斜め向かいに、行列のできているうどん屋をもう一軒発見。
なんと、これまた有名店

「長田(ながた)」

こちらは、少し待たされました。中に入ってみると、席は空いています。うどんを湯がくのが間に合ってないようでした。
家族連れは、たらいにうどんをもったたらいうどんを食べている客が多いようでしたが、私たちは冷やしうどんの小を注文しました。さぬきうどんでは珍しい食券システムで、ファーストフード店でもらうような番号札を渡されます。

出てきたうどんは写真のような極めてシンプルなもの。これをゴマやしょうがを入れたつけだれにしたして食べます。
「ウム、ウム、これはイケル」。こしがある上に、つるつるしていて口当たりが滑らか、麺はおいしい、合格です。今回、食べた3軒のうちの間違いなくナンバー・ワンです。それ故に、ダシがいまひとつなのが残念でした。

麺喰い記~さぬきうどん①

2007年05月06日 | グルメ
連休期間中、久しぶりに妻の実家のある香川県に行ってきました。
義理のお母さんにせがんで、うどん屋を探して走ってもらって、まず、見つけたのが「元祖、しょうゆうどん」を謳う有名店、まんのう町にある

「小縣家(おがたや)」

注文は、もちろん名物のしょうゆうどん。おろしがねと大根を渡され、自分たちで大根をおろして、しょう油と好みでスダ汁をかけ、豪快にかき回して食べます。
麺のこしはなかなか。ただ、特別にうまいというほどでも。おろしにしょう油というシンプルな味付けは、なるほど、元祖を名乗るだけのことはあります。

長い行列ができていましたが、客さばきはよく、さほど待たずに座れました。中に入ってみて納得。中はかなりの広さです。店の裏手にも駐車場があり、店の外に公衆便所のようなトイレが設置されています。ウッドデッキの喫煙スペースやおみやげ販売コーナーまであり、どうやら昨今のさぬきうどんブームで設備投資を行ったようです。バイトも不慣れで、よい印象を持ちませんでした。
さびしいことですが、流行りすぎて、擦れてしまったという印象を持ちました。

うどんは、ラーメン以上にシンプルな食べ物なので、安くて気軽に食べられれるのがよいところであって、昨今のブームも少し考え物です。