ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

追憶2015 最終章70 「一年間コマッスムニダ!」

2015-12-31 22:37:50 | 日記



お正月を迎える準備をすべて終わりパソコンの前に座ったのは午後11時でした。

一年間を振りかえろうと「追憶2015シリーズ69」まで昨日までにアップしました。節目の年に合わせ追憶シリーズ70で一年を終えようと写真を選んでいたらあら大変、12時が迫っているではありませんか


追憶シリーズで1年間をどう過ごしたのかをアップしたので、しつこく書かないことにしますが、やはりこの一年間で一番印象に残っているのは「火曜」の仲間たちとブログを更新しつづけ2015年度行った47回分をすべてアップできたことです。しんどい日もつらい日もいつも仲間が支えてくれました。

そレと同時に文芸同の活動を休むことなくつづけ発表会と共に文芸同大阪の作品集「プルシ(火種)」22号を作り上げたことです。


岡山での講演会、奈良でも土曜児童教室など印象に残ったことは山ほどありますが、やはり今年は4年ぶりに生まれ故郷青森を再訪問できたことが今も脳裏に浮かびあがります。青森から北海道に渡るときオモニに背負われ乗ったであろう船を見せて下さるため、青森港へ連れて下さった碇ヶ関の皆さんのことは生涯忘れることの無い感動になりました。

1年中絶え間なく行われたイベントにも参加しほとんどをブログにアップしました。毎朝6時15分に起き孫弁当も一生懸命作り楽しみました。朝ヒジョン君を毎朝バス停まで送り会話をたのしみました。6人孫の誕生会は大叔母さんも一緒に毎回家族で楽しみました。夫との土曜日の朝の散歩も楽しみ兄弟とも常に連絡し合い楽しいひと時を共に過ごしました。


学童の子どもたちとお好み焼きを作り、ドッジボールを楽しみ捻挫したこともありました。すべてが楽しい追憶になりました。

12時の鐘が鳴っています。途中ですが、今日はこれぐらいにしておきます。

来年は静かに、一歩一歩地道に歩んでいこうと思います。一年間励まし続けてくれた大切な家族、詩友たち、昔の同僚の皆さん、「春母(ハルモニ会」の皆さん、ブログやfbを見て下さったチングの皆さん、本当に本当にコマッスムニダ!














































































































































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追憶2015 68 「第1回ヘグム演奏会~響~」12月13日

2015-12-30 22:30:29 | イベント



12月13日、午後6時半より梅田のザ・フェニックスホールにて、第1回ヘグム演奏会~響~が行われました。




演奏中の写真撮影は禁止されているので最後の挨拶のシーンだけ掲載いたします。

第1回ヘグム演奏会 実行委員会 代表 李美香さんのご挨拶を掲載いたします。

「本日は、第1回ヘグム演奏会~響~へお越しくださり、誠にありがとうございます。

 心よりお礼申しあげます。

 韓国の伝統楽器ヘグムの音色を日本でも沢山の方に届けたい。と云う、日本に住むヘグムを愛する有志たちの想いが、縁つながりで新たな縁を結び、今日という素晴らしい日を迎えることになりました。

 また、その想いを共にしてくださったカン・ウニル先生とヘグムプラスの皆さん、箏奏者の横道佳世子さんを始め何よりもご来場くださいました皆様へ御礼申し上げます。

 胸いっぱいの喜びと感謝の気持ちを込めて、ヘグムの未来を奏でたいと思います。

 今日の舞台を通して日韓伝統楽器の更なる飛躍とヘグムで紡ぐ音楽の輪が日本、韓国、世界へ広がっていくことを心より願っております。カムサハムニダ。」          













素晴らしい演奏会でした。一つの小さな想いが大きく実りました。ソヘグムも素敵ですが、ヘグムはもっと素敵なような感じを受けました。

ヘグムの第一人者であるカン・ウニルさんが言いました。「ヘグムの弦は2本ですが、一本は泣きの弦、もう一本はほほえみの弦です。人間の人生の様でしょう?涙と微笑みを表す音なのです。」

その通りでした。ヘグムの演奏を聴くとあるときは軽快に心も弾みます。あるときは胸が痛くなるほど切なくなります。人生に喜怒哀楽があるように2本の弦で喜怒哀楽を自在に表現できるヘグムは本当に素晴らしいと思いました。

ミヒャンさん、素敵なコンサートを企画して下さりコマッスムニダ!また可能性が一つ広がりましたね。

(ちなみにミヒャンさんは高校時代の同期生の娘さんです。司会進行をされた具さんは中学時代の同期生の娘さんです。3世が主人公の時代になりました。おめでとう!)




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追憶2015 67 「文芸同大阪ハンマウム作品発表会2015」と自作詩「作業服」

2015-12-30 22:04:54 | イベント


12月12日、文芸同大阪ハンマウム作品発表会2015が、大阪府朝鮮人会館に於いて午後6時半より行われました。

文芸同大阪の作品集「プルシ(火種)」も同時に発行いたしました。




        편집후기              

[불씨] 22호가 6년만에 나왔다.
그간 음악부, 무용부를 비롯한 문예동의 모든 맹원들과 애호가들은 정력적인 문화활동을 통하여 동포사회를 더 풍요롭게 하는데 이바지해왔다.

 문학부맹원들이 그간에 창작한 작품은 150편을 넘는다.
달 1~2번의 문학부모임을 계속하면서 오늘에 이르렀다.

힘의 원천은 무엇인가? 문학에 대한 사랑뿐만 아니라 그보다 중요한것은 동포들과 함께 울고 웃고 그들의 참모습을 형상해낼 때 자신이 더없이 보람과 긍지를 느끼는데 있다.

한편의 시가 가지는 힘은 비록 미력하나마 결코 무력하진 않다.

[불씨]는 어두운 길을 밝히는 자그마한 홰불이다.
그 불의 뜨거움은 모든 슬픔과 괴로움을 녹여낼것이다.
우리의 소원인 남북을 가로막는 분계선마저도┅ .


編集後記

 「プルシ(火種)」22号が6年ぶりに刊行された
 この間、音楽部、舞踊部をはじめとする文芸同の盟員及び愛好家たちは精力的な文化活動を通じて同胞社会をより豊かにするため貢献してきた。

 文学部の盟員たちがこの間に創作した作品は150編を超える。
 月1~2回の文学教室を継続しつつ今日に至った。

 力の源は何なのか。文学に対する愛だけではなく、それよりも重要なことは同胞たちと共に泣き、笑い、彼らの真の姿を形象できたとき、自身がこの上ないやりがいと誇りを感じるからだろう。

 一編の詩が持つ力は微力ではあるが、決して無力ではない。

 「プルシ」は暗い道を照らす小さな松明(たいまつ)だ。
 その火の熱さは全ての悲しみと苦しみを溶かしてくれるはずだ。
 私たちの願いである南北を隔てる分界線までも┅ 。

                        2015年12月12日

                         「プルシ」編集委員会





作品発表会のプログラムです。


写真だけアップしていきますね。又時間の余裕のあるとき解説をいたします。

舞踊部青年組ー金賞受賞作「박편무(パクピョン舞)」







ヒャンウムの皆さんの重唱(子供さんたちも一緒に参加―ほほえましい!)

[우리 학교 우리 미래(ウリハッキョ ウリの未来)」









演劇口演部 ウリナラの昔話[뿡뿡! 단방귀 복방귀(屁こき女房)」























クラリネット重奏「アリラン・ファンタジー」






自作詩の朗読「花靴」金愛美さん。





自作詩の朗読「とうもろこし」金明恵さん。




独舞 金賞受賞作 キム・ヨンファさん。「小太鼓の踊り」







歌舞団3重唱 [희망의 나래(希望の翼)」





歌舞団3人舞[희열(悦び)」






自作詩の朗読「法事の日の風景」秦勝元さん。




自作詩の朗読「作業服」ニョニョ


作業服
            ニョニョ

作業服をたたんでいたら
目に付いたズボンすそのほつれ
いつの間にかあちこち破れた作業服

一針一針 繕う
もう何年になるだろう
白いチョークしか持ったことのない人が
油だらけの作業服に身を包んだ日から

作業中 思いがけない事故にあい
何針も デコを縫ったこともあったっけ
溶接の火花であちこち穴だらけの作業服

洗濯機が汚れると言った日が 
あまりに恥ずかしい

でも いつも家族のために汗を流し
愚痴なんて云ったことが無かった あなた
ただ黙々と働いていた あなた

何も言わないけど 家族は知っている
大きな不自由なく心ゆくまで学び
希望の道を進んでこれたのは
この作業服のおかげだと

油まみれの作業服 小穴だらけの作業服
でも そんな家族愛の染みついた作業服が
今日もベランダで 風に 揺れている


    작업복
      

작업복을 개더니
눈에 든 바지자락의 흐트러짐
어느새 여기저기 터진 작업복

한바늘 한바늘 깁는다
이제 몇해가 되였을가
새하얀 백묵밖에 못가져본 그이가
기름투성이 작업복을 입은지도

작업중 뜻밖에 일어난 사고로
이마를 몇바늘이나 꿰맨적도 있었지
용접 불꽃으로 수없이 구멍난 작업복

세탁기가 더러워진다고 한 날이
너무나 부끄럽다

그래도 언제나 가족 위해 땀 흘리고
푸념 한번 해본적이 없었던 당신
그저 묵묵히 일하던 당신

아무말 안하지만 가족들은 안다
큰 불편없이 마음껏 배우고
희망의 길 걸어올수 있었던건
이 작업복 덕분인줄을

기름 배인 작업복 구멍 뚫린 작업복
하지만 가족사랑 깊이 스민 작업복이
오늘도 베란다에서 바람에 나붓거리네








群舞 舞踊部成人組 「巫女の舞」















今年度文芸功労賞












2部文芸同 同盟員たちの懇親会

特別出演 民族器楽団金さん





委員長のご挨拶

各部の報告



演劇口演部の新人、金春玉さん、和歌山から通っています。










長崎さんもお祝いのご挨拶をしてくださいました。

食事の後はジャンケンゲーム






最後はみんなで「この世に誉なし」を歌いました。





孫のユナがこの写真撮ってくれました。




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追憶2015 66 [学美展]を観てきました。12月4日

2015-12-30 21:57:17 | イベント
例年は全国の入選作を見ることができるのですが、今年は千葉やあちこちで同時に開催されているので、高級部の一部を除いて大阪の作品だけでしたが、素晴らしかったです。どの作品ものびのびしていました。

























































































うちの孫たちも全員入選していました。


ヒジョン幼稚班







2年生のユファは3作佳作でした。


4年生のリファは佳作でした。


5年生のユナ


中2年生のユニです。

第4学童の子どもたち、一部だけですが















学美展は日曜日の午後2時までです。是非お出かけください。

デジカメではとてもじゃ無いけど、生徒たちの素晴らしい作品をお伝え出来ません。

是非是非生の作品をご覧になってウリハッキョの子どもたちの素晴らしい感性に触れてみてくださいね。
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追憶2015 65 「大阪朝高吹奏楽部第11回演奏会」12・5

2015-12-30 20:58:52 | イベント
12月5日、午後6時45分より、東成区民センター大ホールにて大阪朝高吹奏楽部第11回演奏会が行われました。

毎年見に来ていますが、今年も本当に充実した内容で良かったです。

写真だけですが、よろしかったら楽しんで下さいね。








司会もとても上手でした。





東大阪中級部の賛助出演です。「ソバンウルソリ」とてもチャンダンに乗って楽しかったです。











プロとして大活躍中の先輩金正奉さんのインタビューと指揮でどんどん進行されました。









右は奥様の金玉実さん、ご夫婦で幸せですね。ちなみに二人とも教え子です。









































ユーホ!まで飛び出しました。大うけです。





























最後の曲の前に尹先生が3年生を紹介しました。3年生の生徒たちがクラブを引退するにあたりいろんなメッセージを残しました。

















最後の司会です。雰囲気をあげようと司会者二人頑張りました。ほほえましかったですよ。













素晴らしい演奏会が幕を閉じました。OB,OGたちの活動が華々しいのですが、これからも吹奏楽部は発展し続けて行くことでしょう。



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