ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

11月29日、498回目の「火曜日行動」です。

2022-11-29 16:50:00 | 火曜日
11月も明日で終わりです。雨の中498回目の「火曜日行動」が行われました。



今日のレポーターはハルモニ会の平田さん。



写真撮影は松尾さんとニョニョです。



今日も心一つに発信して参りますね^_^



長崎さんの第一声始まりました。

長崎さん

こんにちわ 今日は生憎の雨ですが、この時期にはちょっと暖かい雨です。元気に火曜行動を始めていきます。
大人が子どもの夢を奪わない。自分の国の言葉や文化を学び、誇りをもって生きていく、そんな朝鮮学校を大阪府は長年支援してきました。それを全国に先がけて10年前に打ち切りました。私達は火曜行動を始め、来月12月13日に500回目を迎えることになります。ほぼ毎週、火曜日行動を続けてきました。一日も早く終わらせたい。
しかし、行政が差別をしない、そんな当り前の行政に変わるように私達は訴えを続けます。

11月26日の土曜日、生野区の初級学校で公開授業が行われました。53名の方が参加してくれました。今回は奈良、京都、韓国からも参加してくれました。

初めて参加された方のアンケートです。子ども達の、とにかく学校が楽しくて仕方ないという笑顔、先生と子ども達との間の暖かさ、来客の人たちに元気よく挨拶し、自分のしていることを誇りに思っている姿、百聞は一見にしかずですね、と書いてくれた方がいました。

子ども達の公演では、素晴らしい歌や踊り、幼稚班の子ども達のチャンゴ、大きな歌声に拍手が起こっていました。
元気をもらって、また頑張れます。自分の存在が人を勇気づけ、又人からも元気をもらう、朝鮮学校はそんなプラスの連鎖を持っていると思います。

12月13日はいよいよ500回目の火曜行動になります。この10年の間に沢山の方が参加してくれました。差別が無くならないことに怒りながら、後は頼むとバトンタッチをしていかれたかたも何人もおられます。1人1人の方の顔が浮かんできます。

ぜひ、12月13日には多くの方々に参加をしていただいて、自分の国の言葉や文化を誇りを持って学ぶこと、全世界で子どもの権利として認められていることが、なぜこの国では通らないのでしょう、皆さんと声を上げていきたいと思います。




火曜日バンドは不滅です。



朝日新聞の記者さんが今日も取材に来ています。



大野さんのアピール始まりました。

大野さん

アンニョンハシムニカ  雨の中ご苦労さんです。
いろいろお話したいことがあります。

一つは吉村知事がコロナについて2類から5類にという提案を市議会にしたということです。やると言ったらやるかもしれませんが結果責任を取れるかどうかということがこれから重要です。

今日、国会中継がやられていました。これまで3人の大臣が辞任をしてね、今日は秋葉復興大臣が追及されていました。広島選挙区では10増10減で変更があるんです。それで影響を受けるものが足の引っ張り合いをしていると思います。
大変な状況が続きますけれど、朝鮮の問題が私達にとっては大事な問題です。

もう一つの話は、南大阪ウリハッキョのオータムフェスタに行ってきた話です。先週、平石さんも感動して報告されましたが、私も感動しました。

○○さんは日本の学校へ行き高校も日本の学校でした。自分が朝鮮人であるということをカミングアウト出来なかったそうです。高校の時、好きな人が出来て、付き合ってもらえませんかと言ったが、女生徒は待ってくれと言って大学に行ったそうです。その後留学同に入って、いろいろ学習して、何で朝鮮人はこんな差別を受けないといけないのか思い、大学に入ったら本名を名のろうと思ったと。告白した生徒には自分から断ったということです。朝鮮人と知ったらどう思うか、受け入れられなかったと。

そして子ども達を朝鮮学校に行かせた。朝鮮人として生まれ、いずれ祖国に行くことも、親戚に会うこともある。その時言葉が出来ないと困る。自分の話ができない、自分を隠さないといけない中で、朝鮮人仲間は心強いと。

朴さんは本名を名のり、子ども達を京都の朝鮮学校に通わせたという話です。



人権協会の文さんがアピールです。

文さん

大阪人権協会のムンです。
大阪出身で、埼玉の方で活動をしていてこの夏から大阪に帰ってきて、地元で活動することになりました。今日初めてこの場に立ちました。

先日、一部報道でもあったように、国連の人権委員会の方で今年も日本政府に対して朝鮮学校差別に対する勧告が出されました。この間度々、行政府の朝鮮学校差別に対して勧告が繰り返し出されてきました。

日本政府は、これを無視するどころか、居直るような発言を繰り返しています。いやいや何ら差別はしていない、在日朝鮮人に対しても差別なく日本の学校で学ぶよう門は開いている、勝手に朝鮮学校に行っているんです、と。

朝鮮学校は単なる学校ではありません。私自身はずっと日本の学校で朝鮮語にふれることなく育ってきた在日3世なので、私自身が一番よくわかります。その難しさ、この葛藤、苦悩について。

朝鮮学校での学びというものは、在日朝鮮人自身が、奪われた言葉、文化、歴史を取り戻すことが出来るか、そういった意味で、朝鮮学校で学ぶ権利は単純な学ぶ権利ではなく、やはり民族教育を受ける権利として重く考えているわけです。

無償化から排除され10年以上が立ちました。生徒たちは無権利状態におかれ、様々な学び、青春を謳歌するこの時期に心を痛める姿をみると涙がでます。

大阪は、政府が無償化排除をする前に補助金を中止するという、朝鮮学校排除のやり方を先導する役割をしてきました。

埼玉県ではコロナ禍で各学校、生徒にマスクを配布しましたが、その対象から朝鮮学校を排除しました。無償化制度から考えて、排除したことすら気づいていないというという状況でした。マスクについては園長さんが1人で声をあげたことで始まり、当事者、保護者、日本社会へと広がりました。メディアも取り上げ、県は非は認めなかったが配布を決めました。声を出すこと、マスク1枚ですが大きな力を持っていると思いました。

府庁で働くみなさん、感じないんでしょうか。大阪は地裁で歴史的な判決がだされました。

国連の勧告は広がっています。この声は決して小さいものではないと思います。
正義は必ず実現されるという信念をもって、頑張りたいと思います。



女性同盟の皆さんを先頭にアピールとシュプレヒコールと合唱「声よ集まれ 歌となれ」❣️❣️

オモニ達の歌とシュプレヒコール

オモニ

お疲れさまです。女性同盟から来ました。女性同盟は75周年を迎えました。生野支部で活動しています。先日、映像を作りました。70歳、80歳を迎える顧問にどのように活動を行ってきたかお話を聞きました。楽しそうにお話してくれました。引き続いてやっていかないと感じました。

歌  声よ集まれ歌となれ」

シュプレヒコール

朝鮮学校の子ども達を差別するな!

朝鮮学校の子ども達の学ぶ権利を保障せよ!

高校無償化を適用せよ!

補助金を復活せよ!




最後の歌は歌舞団の秦さんの音頭で「勝利のその日まで」❣️❣️❣️



駐輪場での申し送りです。



勝利の日まで頑張ります!
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11月22日、497回目の「火曜日行動」です。

2022-11-22 16:25:00 | 火曜日
秋晴れの大阪城公園。



497回目の「火曜日行動」始まりました。



今日のレポーターはハルモニ会の井上さんと横道さんです。写真撮影は松尾さんとニョニョです。今日も心一つに発信してまいりますね。応援よろしくお願いいたします^_^



長崎さんの第一声始まりました。

☆長崎さん

府庁でお勤めのみなさま、ご通行中のみなさま、こんにちは。小春日和のいいお天気の中、今日も火曜日行動を始めさせていただきます。

私たちは、2012年4月17日にこの府庁の前に立ちました。全国で最も多く在日朝鮮、韓国の人たちが暮らす大阪で全国に先駆けて支給してきた朝鮮学校への補助金が打ち切られてもう10年を越えました。来月の13日には火曜日行動500回目を迎えます。長く続けることに決して意義を見出しているわけではなく、一日も早く朝鮮学校への補助金が復活し、火曜日行動を終りにする、その思いでこの火曜日行動を続けています。

先週、11月19日に大阪朝鮮中高級学校で3年ぶりの公開授業が行われました。100名を超える方々が参加してくださいました。韓国から、大陸学校という名前で活動されているNPOの団体の20名近くの方が参加され、大阪の教職員組合の方、フェイスブックを見て初めて来たという方、色々な方が授業を参観し、教科書を見たり、子どもたちの素晴らしい公演に胸を打たれ、交流会では互いに意見交換をし、交流することができました。シンポジウムでは、オモニ会の会長が、なぜ子どもたちを朝鮮学校で学ばせているのか、在日朝鮮人であることに誇りをもって生きてほしい、当たり前のことがこの10年潰されてきたことに対してははっきりと声をあげていく、向き合っていく、闘っていくという発言がありました。
当事者だけが背負わされる、当事者だけがいつも頑張らなければならない、こうした在り方を私たち日本人が一緒に変えていきたいといつも思っています。

来週はもう12月。13日には500回目の火曜日行動が教育塔前で予定されています。
いろんな方々に参加いただいてこの火曜日行動は実施されてきました。
今日は、キム チャンボムさんも来てくださっているのでひと言アピールお願いします。



金さんのアピールです。

☆金さん

みなさん、ご苦労様です。
朝鮮学校が、子どもたちにとって、同胞社会にとって、みんなにとってどういう価値のある存在なのかということをあらためて教えられたことがあったのでお伝えしたいと思います。

先日、広島出身の朝鮮大学に行っている学生と会って話を聞いたことがありました。私がいつも心配するのは、朝鮮初級学校から大学まで行かそうとしたらお金も相当かかるんじゃないかということなんですが、学費や生活費、今どれくらいかかってるの?と聞いたんです。

そうしたら驚くような低額だったんです。朝鮮大学は寄宿制で寮に住んではるんですが、日本の国公立の大学で下宿生活するよりはるかに安い金額で彼らは生活し、学んでいました。学校や周りの保護者たちがたくさんの努力で、朝鮮学校で学びたいという子に教育機会を与え、奪われないようにしたいという努力と思いが非常に伝わってきました。

自分の子はどうやったかなと思い、初級学校時代の卒業文集を読んでみました。「ぼくたち、私たちの夢」ということで一人ひとりが書いていました。進路の問題、将来何になりたいか。たとえば、サッカー選手になりたい、パティシエになりたい、そして、看護師になりたい、お年寄りに役に立つような仕事をしたい、弁護士になって世の中から差別をなくしたい、など子どもたちの無邪気で真っすぐな思いが伝わってきました。日本の子どもたちと同じような夢をもっているわけなんですが、たった一つ違うのは、彼らは民族的な誇りをもってこれからの進路を歩んでいきたいと思っている、それが日本の子どもたちとの違いでした。逆に言えば、彼らが民族的な誇りをもっているからこそ、真っすぐな夢ももつことができるし、障害に対するエネルギーをもつことができるのだとあらためて知ることができました。

朝鮮学校のことをスパイの学校だと言うけしからん奴もいます。朝鮮学校が反日教育をしているという奴もいます。でも、朝鮮学校に通っている子どもたちは、実は自らが社会の一員として自己実現したいという思いをもちながら育っている子どもたちだということをあらためてたくさんの人に知ってほしいなと思います。
これからも、そういった思いをもって卒業した子どもたちと共に朝鮮学校を守り、子どもたちが育つための助けにちょっとでもなっていくようにしたいと思います。

みなさん、頑張りましょう!



火曜日バンドは不滅です❣️



イケメン三人衆久しぶりに勢揃いです。



小川さんのアピール始まりました。

☆小川さん

こんにちは。
私は尼崎に住んでいますが、先日市長選挙がありました。維新と、私たち市民派の松本さんが立候補して、維新が敗れたんですが、何故だと思いますか。維新は、自分のところに住んでいる子どもを差別するような行政をするじゃないですか。自分のところに住んでいる人を差別するような維新には来てほしくない。人権を大事にしないということがよそから見てもわかるんです。そこをしっかり考えてほしいです。吉村知事も松井さんも来ましたが、勝ちませんでした。人権を大事にしない維新が来たら自分たちがどんな目にあうんだろうとみんな思いますよ。だからそこを是非、胸に手を当てて考えてほしいと思います。

維新だけじゃないです。先日、宝塚市議会でも自民党の議員が朝鮮学校の子どもたちへの助成金をやめるようにという提案を議会に出しました。私たちは議員への抗議文をもって交渉に行きました。宝塚市の教育長は、宝塚市の子どもは大切にする、民族教育は大事にしないといけないという答弁をしてくれました。
トップが変わったら、市長が変わったら、そういうことを行政も言えないと思うんです。人権を大切にする市長というのは大切だと思いました。

私たちは毎年、神戸朝鮮高校のコンサートを12月にしています。今年は学校の都合で1月に行われます。その神戸朝鮮高校の公開授業が6月にあり、行ってきました。授業の後の交流会で子どもたちが夢を語ってくれました。同胞の役に立ちたいという思いが伝わって来ました。中の一人の生徒さんが、アルバイト先に履歴書を出したら、「朝鮮学校に行ってるの?そら言われへんわな」と言われたと。朝鮮学校が名乗れないようなものとして捉えさせる日本社会、国からが差別しているこの国で日々差別に向き合わざるを得ない子どもたちの思いを感じました。私たち日本人はそういう思いを知っていかないといけないし、共に社会を変えていきたいので、1月のコンサートに是非来てください。

そして、大阪市は人権をないがしろにする行政はやめてください。



大西さんが久しぶりに来られマイクをもたれました。

☆大西さん

熊本県の人吉市という小さな町から応援に駆けつけてきました。
人吉市のような小さな町でも外国人労働者の人達がたくさん入ってきています。
その人達には「一緒に働こう」と言っていますが、この大阪では、もともと大阪で生まれ育った外国籍の人達を差別しておいて、外国人労働者に「差別はない、一緒には働こう」どうしてそんなことが言えるのですか! ふざけていると思います。

日本で生まれ育った外国籍のこども達に自由に教育も受けさせない。差別する。それにもかかわらず、今さら外国からの労働者には「仲良くしよう」なんて出来る訳がないと思います。
この国に何十年も住んで来た外国籍の人達から(差別はないと)認めていただけなければ、そんな言葉は信用できません。
吉村知事や松井市長はカジノだ旅行だ、そんなことばかりしていないで、このことに真剣に向き合ってほしいと思います。

在日の人たちはきちんと税金を納めて立派に働く労働者です。生きているんです。それを差別するのはおかしい。

在日の人々を差別している限り、この日本も大阪府・市も衰退していくと思います。
自分達だけが良ければいいんだ、そんな考えは止めてください。
維新は差別を止めないのなら、とっとと大阪から出て行って、どこかに行ってください。熊本以外のどこかに。
熊本の方言で “頑張れ” は “がまだせ!” といいます。

朝鮮学校 がまだせー!!



平石さんも久々のアピールです。

☆平石さん

みなさん こんにちは。
わたしは、ずっと南大阪初級学校にかかわっております。先日そこでオータムフェスタがありました。わたしは20年以上通っていますが、焼肉や朝鮮料理はいつも実に美味しい。

朝一番は公開授業で、続いて講演がありました。
講演は「わたしは何故自分の子どもを朝鮮学校に行かせたのか」がテーマでした。

たくさんお話されましたが、よく覚えているのは「子どもの言葉が豊かになる」ということです。日本語では母音は5つしかないのですが、朝鮮語は確か21あると思います。そしてパッチンがある。英語にも中国語にもそういう発音がある。朝鮮語を習っていたら中国語にも英語にも入りやすい。

日本人は朝鮮語の発音が分からないのですね。そういう耳を持っていないから。そういう意味では羨ましいなと思いました。
私なんかいくら習っても読めるけれど喋れない。

私はもともと小さい子に英語を習わせるのは反対だったんです。まだ分からない子に二つも言葉教えなくていいと。
ところが朝鮮学校の授業を見ていると、小さい子どもも2つ3つと言葉を覚えています。私は自分を基準に出来ないと思っていただけで、ちゃんと出来ているんですね。すごいなと思います。朝鮮学校の子どもたちは豊かな感性を持っていると思いました。

改めて朝鮮学校の素晴らしさを感じました。



金アギさんが久しぶりにマイクを持ちました。

☆アギ さん

気―つけや あんたのことやでその差別。
無関心では差別はなくならないよー。

ご通行中のみなさん 府庁で働いているみなさん。
朝鮮学校に子どもを通わせている、一保護者です。いつもここで何を話そうか、と考えれば考えるほど、一人ひとりの人間を大切にする政治であってほしい、それを思うばかりです。
朝鮮学校に通う子ども達、日本の学校に通う子ども達、何も変わりません。大切な社会の宝だと思います。

でも朝鮮学校に通う子ども達は自分のルーツを学ぶという一点において日本の学校とは違うんです。ルーツを大事にするからこそ、私達は子どもを朝鮮学校に送ります。
自分のルーツをしっかり学び自分のルーツを大切にするからこそ、他の子ども達や友達も大切にできる、そんな心を育むのだと思います。

その様な大切な学校、私達の朝鮮学校を繋いでいくべきだと思います。
もう一度、補助金の復活を強く求めます。よろしくお願いします。
そういう気持ちを込めて皆で歌を歌いたいと思います。

☆ 歌とシュプレヒコール

歌「声よ集まれ 歌となれ」

シュプレヒコール
・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな

・朝鮮学校に高校無償化を適用せよ

・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ

・行政が差別するな

・みんなの力で豊かな共生社会をつくろう



☆ カンさん

みなさん こんにちは。
この11月は、大阪府下の朝鮮学校で公開授業とオータムフェスタが行われました。
私は吹田支部で勤めておりますので、北大阪朝鮮初級学校の方に行ってまいりました。
少なくない日本人支援者も来てくださいました。みなさん授業を興味深く参観されていました。

一人の方が非常に熱心に授業を見ておられるので、教育関係の方ではないかなと思い声をかけました。やはり教育関係の方でした。そして各教科書を校長室に並べて見ていただきました。特に日本語教科―朝鮮学校では外国語になりますが―と英語の教科書のレベルの高さに感心されていました。これは朝鮮学校のことをもっと訴えていかなあかんな、と仰っていました。
何が言いたいかと言いますと、やはり実際に「来て」「見て」知ってもらうことが大切だ、ということを改めて感じた次第です。

それでは「勝利のその日まで」大きな声で歌いましょう!



駐輪場での申し送りです。



申し送りが終わり、最後の紅葉に癒されようと、大阪城公園内を歩いて帰りました。しばしお楽しみくださいね。



来週も頑張ります。

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11月15日、496回目の「火曜日行動」です。

2022-11-15 18:18:48 | 火曜日














今日のレポーターはハルモニ会の陶山さん、写真撮影は松尾さんとニョニョです。今日も応援よろしくお願いいたします。








長崎さんの第一声始まりました❣️

長崎さん

 府庁でお勤めの皆さま、ご通行中の皆さま、こんにちは。今日は秋晴れのさわやかな天気になっています。大阪城公園も紅葉が進んでいます。相変わらず大阪では、大人が子どもを差別しない、これが終わらずに朝鮮学校の子どもたちへの差別が続いている中で、今日も、大人が子どもたちの夢と希望を奪わない、子どもたちが在日朝鮮人・韓国人として生まれたことを、当たり前に認め、自分の国の言葉や文化を学び、日本の中で誇りを持って生きていく。こんな当たり前のことが大阪では認められないまま、10年にもわたって、火曜日行動を続けてきています。

 子どもの権利条約、国連からの勧告、私たちは10年を超えて何度となく訴えてきました。今、子どものいじめが大きな問題になっています。学校や行政で、人権を大切にしよう、いじめをなくそう、共生社会をつくろう。こういうスローガンを何度となく見てきました。でもそれを一番行わなければならない行政が、官制ヘイトという形で、子どもたちが、自分たちが行っている学校は悪い学校なの、なぜ私たちの学校は大阪府や大阪市や国から学校として認められないの。オモニやアボジが大阪で働き、税金を納め、地域の中で一緒に働いて義務も果たしているのになぜ、自分たちの学校には一切の公的な税金が与えられないのだろうか。私たちは素朴な疑問として思います。

 大人が子供を差別しない、子ども自身が責任をとることができないことを、子どもに負わせてはならない。国と国との関係がどんなに悪化しても、そこで学んでいる子どもたちに対して差別してはならない。こんな当たり前のことが通らず、私たちは10年を超えてこの場に立って訴えています。

 朝鮮学校への差別への闘いは全国で繰り広げられてきました。大阪の裁判だけでなく、東京・愛知・広島・福岡で裁判がおこり、朝鮮学校を支える人たちと共に、闘いが進められてきました。今日は東京から佐野通夫さんが参加してくれました。東京は文科省前で、朝鮮大学の学生さんや日本の支援者の人たちと毎週金曜日に行われています。佐野さんに一言アピールをいただきたいと思います。










10年前お亡くなりになった高仁鳳さんを通してお知り合いになった岡田さんが、駆けつけてくださいました。本当に力を得ました。











火曜日バンドは不滅です❗️












東京から佐野通夫先生が駆けつけてくださいました❣️

佐野さん

 皆さんこんにちは。ご紹介にあずかりました佐野と言います。火曜行動が悲しいことに、500回を迎えてしまう。金曜行動も先週の金曜日で447回と、こんなのさっさと終わらなければいけないのに、残念ながら相変わらず続いています。そればかりでなく大阪の方にも話は伝わっていると思いますが、東京朝鮮中高級学校、十条という駅にありますが、ここに通う生徒がほとんどが使う埼京線の赤羽駅、ここの階段の点字ブロックを大切にしようという横断幕に、何と朝鮮人殺す会という落書きがありました。最初に気が付いたのは朝高の3年生、9月9日に気づきました。本人はとても怖いわけです。親にしか話せなかった。そのことをいけないと伝えられなかった。本人はこれから差別と闘う人間にならなければいけないと言っていますけれど、見たときには周りの人みんなが自分のことを狙っているように、そんな恐ろしさに襲われたと言っています。

30日になってそのことを聞いた我々が駅に、こんなのが残っているぞと言いに行ったら、その日に消されてしまって、駅は被害届を出さないという状況にあります。そして、10月4日に政府がJアラートをながして、日本の上は通っていない、はるか上空をいく、日本とは関係のないミサイル発射訓練で、役にも立たないJアラートを出して、そのことで、各地の朝鮮学校や総連組織に嫌がらせが来ていますが、やはり埼京線の車内で、今度は中学生です。中学生が男の人から、お前らミサイル打ったやろうと暴言を吐かれ、そして実際蹴っ飛ばされている、そんなことが起こっています。周りに大人がいっぱいいたけど誰もそれを止めてくれなかった。

ウトロの事件見てもわかるように、政府が行っている官制ヘイトが、今いろんな人々の命までも奪いかねない事態になっています。もともとはこの大阪府庁そして東京都庁そして文科省が行った官制ヘイトが、朝鮮人には何をしてもいいんだという雰囲気を作り出している。そのことをしっかり受け止めて、そんなことを許さない社会を作っていかなければならないと思います。

皆さん毎週お疲れ様です。

長崎さん

 朝鮮学校への子どもたちへの具体的な駅での落書き、車内での暴言、そして東京だけではなくて、長野県で、カッターナイフが朝鮮学校の校門の中にまかれるといういやがらせ、電話がかかってくる、こういうことが相次ぎました。

 朝鮮学校への補助金を打ち切る、学校として認めない、こうしたことが続く中で朝鮮学校には差別をしてもいいんだということがある中で、Jアラートが鳴らされたときに、差別や暴言が危険な形で起きてくることに、きちんと声をあげていきたいと思います。








朝日新聞の記者が今日も取材に来ておられます。









東谷さんがアピールされました。

東谷さん

 大阪府庁の皆さん、どうか聞いてください。私は大阪にあってキリスト教の信者として教会に行っています。この前の日曜日、韓国の教会と大阪の教会が交流をしていて、互いのことを思って祈りあいましょうということをしました。私も、教会に行って今、昔のことを思い、大変良くないことを日本の国はしました。そのことを反省し、これからどうして行ったらいいか神様導いてくださいと祈りました。

100年前日本の国はパリの講和会議に人種差別撤廃案というのを出しました。それぞれの人が大切にされるということを願って出された案でした。でもそのことは世界中の国から批判を浴びました。言っていることはいいけどやっていることは全然違う。特に朝鮮半島に行って、植民地化し、悪いこといっぱいしているではないか。日本の国でも部落差別を行い、良くないことをしている。言っていることとしていることが違う。まずしていることを改めよと言われて、世界中から総スカンをくいました。

 先日岸田首相が韓国の大統領と話し合い、これから仲良くしていきましょうとか話し合っているけど、こんな差別的なことをしていて、そんなことなるはずがない。まず、していることを改める。朝鮮学校の子どもたちにどうか無償化がなるように、差別の行為をまず止め、そして、しっかりそのことをしていかないと、仲良くしていきましょうといくら言葉で言っても、行いが変わらなかったら、絶対にならない。これから先もその子どもたちが大きくなって、いつ仲良くなれると考えているのですか。差別していることを改めることが、大切なことだと思います。どうか朝鮮学校にも無償化を実現してください。









金さんもアピールされました。

金さん

 皆さんこんにちは。火曜日行動も来月500回を迎えます。もう10年間、ここに立ち続けています。思い返すと娘が27才なので、ちょうど高校無償化から除外されて、高校生の時代でした。大阪府・大阪市の補助金を切られて、本当に大変な時期に高校生活を送りました。今、私の娘が社会人になって、まだこの火曜日行動が続いているということについて感慨深いと思います。先日、ある高校野球の審判員の方が、ミスジャッジをして甲子園出場の夢を断たれたということを反省して後悔しました、というニュースを見ました。

私はこの10年間大阪府・大阪市が朝鮮学校の補助金を切ったのが、ほんとに正しいのか、府庁で働いている皆さん、ほんとに自分たちがやっているのが正しいのか、胸に手を当てて考えてみてください。そして今でも遅くないので、我々と一緒に声をあげていただきたいと思います。日本社会が今、右傾化し、朝鮮からのミサイル、日本の上空と言っていますが、全然上空でも領空でもなく、宇宙空間を飛んでいるミサイルに対して、Jアラートを鳴らし、すべてのテレビ局が避難してください、安全を確保してください、地下に避難してください、延々と続きました。

そういう中で朝鮮学校の子どもたちが暴言を吐かれ、また足をけられたり暴行を受けています。大阪府庁で働いている皆さん、今の政治、今の社会、変えていけるのは日本の方々、我々当事者が声をあげることだと思います。これからもここに立ち続けます。我々の訴えを真摯に聞いて行動に移してください。よろしくお願いします。



















































大村さんもマイクを持たれました。

大村さん

 府庁で働いている皆さん、ご通行中の皆さん、今日で496回になります。もうすぐ500回になります。先週の水曜日に、城北朝鮮初級学校で、支える会の給食つくりをしました。学校では学校給食法というのがあって、義務教育ではどこの学校でも各自治体によって、やっていくのが決められています。朝鮮学校には給食がありません。

アボジは朝早くから仕事に出て行っているので、オモニが枚方の端の子どもなんか、オモニが5時前ぐらいから起きて、ハッキョに通う子どもが4人いれば4人分の弁当を作って送り出します。そんなオモニを見て子どもがこんなことを言いました。僕がチョソンサラムやからウリハッキョで学ぶのは当たり前や。オモニもがんばってな。僕も頑張るからな。と言ったと、オモニの話がありました。毎日毎日弁当作りをして子どもたちを送り出しています。

給食始めたきっかけは、せめて学期に1回でも温かいものを食べてもらいたい、たった1回でもオモニたちの負担を軽くしたいという思いもありましたが、朝鮮学校を見てもらいたい、知ってもらいたい、友だちに包丁持って手伝ってくれへんと言うと、続々とみんながやってきて、給食つくりをやりました。子どもたちはとても喜んでくれました。


 先日ウトロの平和記念資料館に行きました。近くに放火の生々しい跡がそのまま残してありました。ウトロ地区には1941年、朝鮮半島から1300人の人たちが強制動員されそして働かされ、京都の宇治飛行場建設のために働かされたけど、敗戦後、その人たちはそのまま放っておかれて、ウトロ地区に住みついたわけです。上下水道は1988年まで無かった。井戸水を汲んでいた。行ってみるとわかりますが、その地区はほかの地区より低くなっていて、ちょっと雨が降ると水たまりになって、トイレの汚水まで流れている。

そういう状態がずっと続いていました。そういうところに強制退去の話が出たりとか、そういう中でもウトロ地区では、解放後に、自分たちの力で自主学校を造った、けれども朝鮮学校閉鎖令で1949年に、断たれるまで、子どもたちはそこで学んでいた歴史があります。ぜひともウトロに行かれたことのない府庁で働いている皆さん、この歴史をきちんと知ってほしいと思います。先ほど佐野さんが、間違った歴史を鵜呑みにしたまま垂れ流していくヘイトスピーチ、ヘイトクライムのことを話されましたが、正しい歴史を知るためにも、府庁で働いていらっしゃる皆さんもぜひ、ウトロの平和記念館に行って、そばにある生々しい放火跡、ほんとに胸が痛みます。よろしくお願いします。
























































申さんのアピールです。

オモニ

 こんにちは。先ほどのスピーチを聞いていまして、止まないヘイト、それはいったい何なのかと考えると、この10年間のみならず、過去、数十年にわたる政府と行政による朝鮮人差別、子どもたちの民族教育に対する差別が、嵐のように止むことなくある中で、大人がそして政府が朝鮮学校の子どもたちには差別をしてもいいんだ、事あるごとに弱者である子どもたちが被害をこうむっています。この高校無償化裁判が始まった時、過去、裁判の弁護団の弁護士たちは、ほとんど朝鮮学校の女子生徒に対する、チマチョゴリ、暴行、そして事件などを追って、弁護団に一緒に入って、ヘイトと子どもたちの人権を守るということで活動をされていました。

その活動の中で、高校無償化制度から、私たち火曜日行動この10年間立っているのですけど、何一つ変わっていない中で、当事者である私たち、そして日本の社会を変えようという私たちが、この闘いを止めることはできないと思っています。
そういう思いを込めて歌います。

歌 「声よ集まれ歌となれ」
















オモニたちを先頭にシュプレヒコールと合唱「声を集まれ 歌となれ」が続いています。

シュプレヒコール

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな

・朝鮮学校に高校無償化を適用せよ

・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ

・行政が差別するな

・みんなの力で豊かな共生社会をつくろう

























































最後の歌は「勝利のその日まで」❣️












駐輪場での申し送りです。
クッスンさんが今日も愛のキャンディーを配達してくださいました。

10年間欠かさず毎週配ってくださったおかげで、いつも元気をいただきました。








長崎さんが東京から来られた佐野先生を皆さんに紹介してくださいました。









朋友の岡田さんもアピールされました。











河住さんもアピールされましたが,チラシがないので来週お知らせしますね^_^







今日も皆さんお疲れ様でした。来週も頑張ります。勝利の日まで頑張ります‼️
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11月8日、495回目の「火曜日行動」です。

2022-11-08 15:20:00 | 火曜日
秋晴れの今日、時々冬の気配を感じます^_^



今日のレポーターは、ハルモニ会の木村さん。写真撮影は松尾さんとニョニョです。今日も心一つに発信してまいります。



大和高田から毎週来られている森本さんが新しい歌と横断幕を作って持ってきてくださいました。



長崎さんの第一声始まりました!

☆長崎さん

日中は小春日和といえる暖かな日々ですが、朝夕は冷え込む日があります。
大阪府は全国に先立って朝鮮学校への補助金を出してきましたが、それを打ち切って10年。今日もここにはたくさんの仲間が集まっています。いつも私たちを元気にしてくれる火曜日バンドのメンバーは日本人が中心です。そして今日も横断幕を持って駆けつけてくれているのは我が子を朝鮮学校に通わせているお母さん=オモニの皆さんです。そして、朝鮮学校への差別は、日本の社会を作っていく民主主義・憲法を踏みにじるものであり、それを変えていきたいという思いで様々な運動に携わっている日本の仲間の皆さんも集まっています。

今日も「大人が子どもたちの夢と希望を奪わない」を合い言葉に、アピールをしていきたいと思います。
秋には秋祭り・バザーといった形で催しが開催されました。そして公開授業も11月に予定されています。11月19日には大阪朝鮮中高級学校で公開授業が行われます。3年前(コロナ禍以前)には、多くの方々が参加してくれました。その中でたくさんの方々が、子どもたちが授業を生き生きと学ぶ姿、朝鮮語で学ぶ姿に感銘を受けました。
今回もぜひいろんな皆さんに参加をしていただきたいと思っています。

現在戦争が行われていますが、日本が戦後、平和で戦争をしないために、第二次世界大戦の前から行ってきた朝鮮半島に対する植民地政策、様々なアジアに対するに対する戦争を反省してスタートした歴史が、今、本当にひっくり返ろうとしています。

先日も朝早くからけたたましくJアラートが鳴り響きました。しかし、朝鮮のミサイルなるものはどんなものだったのでしょうか。日本を直接狙ったものではなく、遙か遠く宇宙空間に打ち上げたものです。にも拘わらず、東北では電車を止め、Jアラートを鳴らすといったことがおこなわれました。

先日、朝鮮学校に対するヘイトが続くことによって、申し入れがおこなわれました。朝鮮学校の子どもたちに対する暴言・暴力が実際に起こっています。長野県では朝鮮学校の校門の中にカッターナイフがばらまかれるという事件が起こりました。国を挙げてのヘイト。「怖いと思うところ」には何をしてもいい…。今私たちはもう一度立ち止まり、声を上げていくべきだと思っています。朝鮮学校に対する差別がこれからもっと激しくなっていくことがないよう、そのためにも私たちは繰り返し、朝鮮学校の実際を見に来てほしいと思います。

いつも奈良の大和高田市から三線(サンシン)を持って来られている森本さんが、今日は4人の仲間と一緒に来られました。




火曜日バンドは不滅です❣️



南大阪から来られた田村さんのアピールです。

☆田村さん

私は「1%の底力で朝鮮学校の民族教育を支える会」に属しています。

この間、南大阪朝鮮学校の公開授業と講演会に行ってきました。

子どもさんたちは朝鮮の言葉や歴史だけでなく、日本語や日本の歴史・地理も勉強していました。先生と生徒さんたちがものすごく真面目に勉強されてて、感動しました。公開授業は、たくさんの間違った情報に対して正しく知ってもらおうと、1年に1回開かれており、本当に頭が下がります。その後の「なぜ私は子どもを朝鮮学校に通わせているのか」という講演にも感銘を受けました。民族の誇り、それは人間の尊厳ともつながっていると感じました。日本も民族の捉え方を学校で学ぶべきです。侵略した時の「単一民族」政策という古い考え方ではなく、「多民族共生」をうたっているのですから。

朝鮮学校の保護者は日本人と同じく税金を払っていますから、朝鮮学校に対して高校無償化、補助金、幼保無償化などに税金を使うべきです。そうでないと、日本は「泥棒国家」に、大阪府民は「泥棒府民」になってしまいます。税金は正しく使うべきです。日本の中央政府がしなくても、大阪府や市は率先してやったらいいと思います。その方が大阪の名が上がると思います。

行政が差別をしないでください。

☆長崎さん

日本政府は戦後ずっと朝鮮学校に対して補助金を出すことはありませんでした。でも、日本全国の地方行政は様々な形で出してきました。それはそこで暮らす在日の方々がいる以上、行政が出すべきだと。しかし、10年前大阪が維新の会になってから、出さないことが広まってしまいました。でもしっかりと出し続けている自治体はあります。愛知県は朝鮮学校への補助金を増やし続けています。大村知事は子どもに差別を持ち込むべきではないとはっきりと明言しています。こうしたことを大阪府もみならってほしいと思います。




森本さんたちが創作された歌を披露されました。

☆森本さん

アンニョンハセヨ。いつも大和高田市から来ています。今日は火曜行動に誘うと、4人の仲間がよろこんで行きたいというので、来てくれることになりました。奈良県には唯一の朝鮮学校が耳成(みみなし)にあります。そこには幼稚園もあって、『ハッキョの歌』を作って歌っています。

その歌詞が書かれた青い旗と録音を持ってきました。奈良の先生は保育中でここには来られませんが声のメッセージを届けます。歌を聴いていただきたいと思います。


ハッキョの歌が聞こえるかい
学校はハッキョ ハッキョは学校
ハッキョ ハッキョ ウリハッキョ
合い言葉はハッキョ 
うぐいす啼くよ ホケキョ 
ぼくらは ハッキョ
うぐいす歌えば ぼくらも歌う
ハッキョ ハッキョ ウリハッキョ
皆んなで歌おう ウリハッキョ
皆んなで守ろう ウリハッキョ

次は朝鮮語で歌います。…
ありがとうございます。

ちなみに、ウグイスの鳴き声はなんと言うんでしたっけね。

「ケッツコル」と鳴きます。(オンニョさん)



大村さんもマイクを持たれました。

☆大村さん

今日で私たちは495回ここに集まっています。12月13日には500回となります。

先日、東京の金曜行動に、アコーディオンを弾いている古賀さんと、大野さんと3人で行ってきました。

朝大生がたくさんおり、中には大阪出身の学生も3人いて、「冬休みにはまた火曜行動に行くからね」と言っていました。

それから、韓国から「ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会」の方々や民主労総の委員長などたくさんの方々も来られていました。他のたくさんの日本人も来ており、この日は総勢150人が文科省前に集まっていました。

このような金曜行動がずっと毎週、朝鮮学校の学生を中心に行われています。

その中で大阪出身の学生がアピールしました。自分たちに対する差別、いままでずっと高校無償化から除外され、幼保無償化も受けられず、今や大学生への緊急給付金も朝鮮大学校だけ除外されている。その中での朝鮮学校への思い、学んできたこと、その中で今の自分があるのだと。他にも何人もの学生がアピールをしました。

彼らを見ていると、民族教育がこういったりっぱな青年たちを育んできたことをまざまざと目にしたわけです。
私も火曜行動の紹介をし、古賀さんがアコーディオンで弾いて、火曜行動で歌っている歌を歌ってきました。

11月3日には、城北朝鮮初級学校で公開授業とバザーが行われました。入学当初にはたどたどしかった1年生が、今では先生とウリマルで受け答えをし、朝鮮語で書かれた教科書も読めていました。本当にすごいなと思いました。こうして彼らはしっかりと、朝鮮人であることに誇りを持って、アイデンティティーを育まれ、朝鮮学校で学んできたことにより、朝大生のようになり、そして社会で活躍していくのだということを感じました。

今日は城北朝鮮初級学校のオモニたちがここに来られています。




森本さんと仲間の皆さん。



オモニたちを先頭にシュプレヒコールと歌「声よ集まれ 歌となれ」❗️

☆オモニ

今日は初級学校3年生のオモニが来ています。私が初めて城北朝鮮学校を訪れたとき、校舎の老朽化がひどいのに驚きました。私自身、幼稚園から朝鮮学校に通っているので、ある程度の想像は付いていましたが、教室の真ん中に雨漏りがして、バケツが置いてあるのを見て、本当に大丈夫かなと思いました。今の日本学校ではありえない光景です。でも、うちの子はそんな厳しい環境でも毎日楽しく学校に行っています。自分の国の言葉を学ぶことが悪いことなのでしょうか。
私たちは日本の方と同じように働き、納税もしています。私たちの声に耳を傾けてください。子どもたちの未来のためによろしくお願いします。

☆オモニたちの歌とシュプレヒコール

差別は口から生まれ、ヘイトクライムに発展します。そんなことがあってはいけません。この歌をしっかり聴いてください。

『声よ集まれ、歌となれ』

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ!
・朝鮮学校の子どもたちを差別するな!
・朝鮮高校に高校無償化を適用せよ!
・朝鮮学校の補助金支給を復活させよう!
・行政が差別するな!




最後の歌は大村さんの音頭で「勝利のその日まで」❣️❣️



駐輪場での申し送りです。今日も多彩なイベントの紹介がありました。体が幾つあっても足りないですね。^_^



もうすぐ500回目の「火曜日行動」の日がやってきます。

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11月1日、494回目の「火曜日行動」です。

2022-11-01 20:22:00 | 火曜日






今日のレポーターはハルモニ会の平田さん、写真撮影は松尾さんとニョニョです。今日も心一つに発信してまいりますね。



長崎さんの第一声始まりました。

長崎さん

こんにちわ 今日はあいにくの雨模様ですが、火曜行動の間は雨が上がってくれているようです。

今日も、大人が子ども達の夢と希望を奪わないための火曜行動を始めていきます。
長年、大阪府が支給してきた補助金が打ち切られて10年を超えました。私達が2011年4月17日にここに立ってから10年と半年が来ようとしています。

自分のルーツが当り前にありのままに認められて、自分の国の文化や言葉を安心して学べる、そうした大阪府であってほしい。かって大阪府は全国に先がけて人権、多様性を守る自治体としてそれを全国に広めてきました。
それがこの10年の間に大きく変わりました。言葉では多様性、多文化共生と言っていますが、一番長年暮らしてきた在日朝鮮人の人達が認められていません。

全国に先がけて打ち切った補助金の復活を一日も早く行うよう求めて色々な人が参加しています。

私は生野区で朝鮮学校を支える会の活動をしています。
いつも私達を前向きな気持ちにしてくれる火曜バンドのみなさん。メンバーはほとんどが日本の方々です。

朝鮮学校の問題は私達の問題、日本社会の基本である憲法は基本的人権をもっている、朝鮮学校への差別は社会の民主主義を壊していく、そんな思いで色々な立場の人達が参加しています。

横断幕をもって参加してくれている人達は朝鮮学校へ子ども達を送っている保護者の方々です。補助金が10年余の間打ち切られ、約11億円とゆうお金が打ち切られたことになります。大きな負担を抱えながら支えてこられています。今日も忙しい中、私達の声に耳を傾けてほしいと参加されています。

東大阪朝鮮学校では、いわゆる秋祭り、バザーが行われました。北大阪では公開授業とフェスタが行われました。生野初級でもフェスタが行われました。沢山の人達が参加をして子ども達の姿に喜んでくれていました。

11月になりましたら公開授業が色々なところで行われます。ぜひ皆さんにお近くの朝鮮学校に足を運んでいただきたい、そして出会っていただきたい、反日教育云々に惑わされず、実際に子ども達が生き生き育っている姿を見て、朝鮮学校を知っていただきたいです。




火曜日バンドは不滅です。



今日のアピールトップバッターは東谷さんです。

東谷さん

この行動に参加してまだ1年ちょいです。でもみんなが熱く語るのをよく聞いて、差別がなくなるよう、朝鮮学校の無償化が成るようにとずっと参加しています。

どうしてこのことができないのか。大阪府は万博を行うお金があったなら、国は軍事に使うお金があったなら、どうして1億円が出せないのか。どうしてできないのか。

1日も早く無償化が実現するよう願っています。早く行ってください。みんなが願ってここに集まっています。私も願っています。早く行ってください。

長崎さん

生野区で始まった子ども食堂というところに行っているんですが、子ども達が置かれている食生活の状況はきびしい。バランスのとれた食事と言いながらそうなっていない。

国の予算を見た時、府・市のコロナ対策を見るとき本当に予算が少ない。何より、朝鮮学校の保護者の方達は義務としての税金をおさめ、地域の活動を担っているのに見返りがない。朝鮮学校に対しては補助金さえもないことを知っていただきたい。




大野さんがマイクを持たれました。

大野さん

今補正予算を審議していますよね。1日のうちに4兆円上乗せしたという話を聞きましてね、予算的には10兆円残っているという。これから防衛費を加算しようとしている、それの前触れやなとおもてます。

10月4日に共和国がミサイルを発射し日本の上空を通過したとJアラートがなりました。
その後に、心配してたように朝鮮学校に対する非難がゴウゴウと続いています。聞いているだけで東京、長野、四日市、神戸、四国、九州でいずれも大変なヘイトクライムがあったと聞いています。東京では朝鮮学校の1人の生徒に声をかけ、朝鮮がミサイルを撃っているやないか、なんで無償化やねん、と大人が罵声を浴びせた。ホームで1人でいた生徒に日本人6~7人が殴る蹴るの暴行を加えたと聞いた。

朝鮮人に対する差別はなかなか払拭されない。政府が払拭する気がなくては払拭できないと思います。韓国にもヘイトスピーチがやられている。”殺したい”というビラが堂々と貼られている。というのが今の日本です。

関東大震災直後にあったやり方ね、国民を先導して差別心を煽るという、同じことやなと思います。関東大震災の直後に群衆が皇居に集まってきた。時の国防大臣は朝鮮人がやった、火をつけたと人々の目をそちらに向けさせた。100年前と今、意識は変わっていないなと思います。運動をしていくにあたって、危機感があるがこれらのことを思って運動を続けたいと、自分も自分を戒めています。



大村さんもマイクを持たれました。

大村さん

こんにちわ 今日で494回目です。補助金は停止されたままです。

先日日曜日に北大阪初級学校で公開授業と65周年記念式とバザーが行われました。沢山の人が来られ、国会議員、市会議員の方も来られていて、このような理不尽な状況を改善し、多文化共生に向けて頑張りますと挨拶されていました。

子ども達は一生懸命に勉強している様子でした。日本語の授業以外は全部、ウリマルで行われていました。幼稚園児もウリマルに慣れていっている様子でした。自分たちが朝鮮人であることに誇りを持ちながら学校生活を送っている。やっぱり守っていかなければいけない。私達日本人のこれが課題だと思います。

前の国体のラグビーの大阪府の代表の1人に朝高ラグビー部のリさんが選ばれました。準優勝までいきましたが、彼の力がその中で発揮されたわけです。大阪朝高を認めない大阪府知事はどう考えているのでしょう。朝鮮学校を認め補助金を復活してほしいです。

また、この前府知事賞をもらったヤンハクチョルさんはボクシング協会の会長をして沢山の人を育ててこられました。
これから各学校で催しがあります。皆さん、ぜひ行って、見て、知って、感じてほしいと思います。

オモニ達の歌とシュプレヒコール




オモニたちを先頭にシュプレヒコールと合唱「声よ集まれ 歌となれ」❣️

オモニ

一緒に歌を歌いましょう!

シュプレヒコール

*朝鮮学校に学ぶ権利を保障せよ!

*朝鮮学校の子ども達を差別するな!

*朝鮮学校に高校無償化を適用せよ!

*朝鮮学校に補助金を復活せよ!

*行政が差別するな!



シュプレヒコールが続きます。



最後の歌は「勝利のその日まで」❣️



いつものように駐輪場での申し送りです。



今日は参加者がとても少なかったですが、力を合わせて頑張りました。来週も頑張ります。

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