桜が開き始めました。189回目の火曜行動です。
今日のレポーターはハルモニ会の平田さんです。
ー長崎さんの第一声ー
「今日、お配りしている黄色のチラシの裏面にのせているのは、大阪弁護士会が声明を出した内容です。
自民党が、共和国に対する制裁の一環として朝鮮学校への補助金を停止するように文科省が各自治体に通達を出すよう要求したことに抗議するものです。
民主党の時、すべての子どもたちが学べるようにと、高校無償化がスタートしました。しかし、朝鮮学校だけが、排除されました。これは違法だと裁判を起こすと、国は“政治的理由でない、正しく使われているかわからないから”といっています。
今回の愛知県など補助金を出している自治体への文科省の対応は、あからさまに政治的理由です。補助金を打ち切りなさいという文科省の行動こそが、ヘイトスピーチの最たるものです。ヘイトスピーチをしている人に、ほら、国も大阪府も市も差別してるやないかと勢いづかせるものです。
無償化から排除され、補助金を停止されて4年になります。学校、子供たちに対して、先生にたいして、保護者に対して、どんな大変な思いをさせているか計り知れません。
朝鮮学校は、子供たちが、自分自身が何者であるかを知り、認め、自分を好きになり、他者を思えるようになる、そんなかけがえのない場所です。日本の学校教育の中では、自分の国の文化や言葉を学ぶ時間、教育が保障されていません。補助金の支給を求める闘いを支持してください。』(レポート平田)
今日は男女6人衆です。
森本さんと井上さんは出張です。
「火曜バンド」今日は二人から始まりました。
いつものメンバーのお顔を拝見するとホッとします。あれあれ梁ハルモニはどうされたのかなぁ?
東成から甲年さんが来てくださいました。
朝高卒業生が今日も大勢きてくれました。
左のグリーンのベストを着た方は神奈川から来てくださったそうですよ。コマッスムニダ!
金先生、春休み返上していつも来てくださいます。リョンヒさんもこの頃毎週きてくださっています。
朝高卒業生の笑顔が良いですね。元気が出ます。
ずらりと並べば絵になりますね。
青年同盟の高さん、今日は親子で参加です。
笑顔良しのヨンサ君も来てくれています。
「火曜バンド」が三人になりました。
アピールがはじまりました。始めはカンさんです。
ーカンさんー
「卒業式がおわり、新年度が始まる準備をしている忙しい時期です。新入生が親御さんに連れられて来るのを見ると、3世から4世、5世へ受け継がれていると感動します。
しかし、一方では、補助金など厳しい状況があります。箕面市が、外国人学校に通う子供への補助金を打ち切るという通達をしてきました。財政的理由と言っていましたが、実際は北大阪朝鮮学校に通う2名だけで、ターゲットにしたものでした。
何度かの抗議と、根拠をもって話すことで、マイナスをゼロに戻しただけですが、2016年度から停止するということはなくなりました。
学校に通う生徒たちに何の罪があるのか!“補助金が朝鮮にまわっているのではないか”などとんでもないことを言う人さえいる。訴え闘い続けなければと決意を新たにしました。」(レポート平田)
朝高卒業のリレーアピールが始まりました。
卒業生
これからそれぞれの道を歩むことになります。朝鮮学校の関係者、支援してくださる人と一つになって、これからも無償化、補助金支給を頑張っていきたいです。
卒業生
火曜行動が200回ちかくになり、計算上1000人以上がアピールしてきたことになります。私達のこの小さい声を聞いてくれた人は、何人いるでしょうか。新しい人が入ってくるのに、無償化が適用されていない。これがつづいてはいけない。東京の学校へ行くが、東京で闘っていきます。私たちはあきらめません。
卒業生
朝鮮学校には日本の学校には当然ある権利がありません。僕たちは学び、多くの結果をだしています。後輩が学んでいけるよう、補助金を復活してください。
卒業生
私達の学校には、当然の権利がありません。私達の言葉に少しでも耳をかたむけてください。
卒業生
仲の良い友達が日本の学校へ行きました。親に負担をかけられないと言うのが、ほとんどの子の理由です。一日も早く、補助金を復活してください。
卒業生
親に負担をかけることを心苦しく思ってきました。ぜひ、補助金を復活し、無償化を適用してください。
卒業生
久しぶりに参加しました。学校でもここでも、素敵な仲間と出会いました。東京の学校に行っても、そこにも熱い思いを持つ人が多くいると思います。差別が続くかぎり、闘える人になれるよう頑張ります。
神奈川から来てくださった青年
反日教育をする学校、スパイを作る学校と言われてきました。12年間、コミュニティを守り愛することを大事にしてきました。日本社会で共存しているからこそ力を合わせ、より良い社会をつくれるし作っていかなければならないと思っています。私は必ずこの手でウリハッキョを守りたいと思っています。
城北初級で働くようになった朝大卒業生、教え子です。良く来てくれました。
ー池辺さんのアピールと歌ー
ゼミゼラブルの公演が終えてホッとしています。まわりの女性と話をしていると、安倍さんへの批判も出てきます。女性は話をきいてくれる。これからも話をしていきたいです。
新しい歌を歌います。『行こうよ,白頭山へ』
城北初級に関わって居られる方々
長崎さんの〆のアピールです。ー長崎さんー
「若い人が一言づつ話してくれました。有り難うございました。
4月、それぞれ新しい道に進んでいかれます。まだまだ差別、偏見があふれている社会の中で、傷つくときもあるでしょう。
韓国から支援してくれている方から、固く握り合った手を離さなければ必ず勝つという、そんな言葉を貰いました。壁は叩き続ければ必ず門になるという言葉もあります。頑張っていきましょう。』(レポート平田)
この後火曜行動の歌「この坂をのぼれば」今日も元気に歌いました。
(写真ー中山さん提供)
いつものように駐輪場でのまとめです。卒業生たちに大きな拍手が送られました。
金さんが6月5日に巽のロート公園で行われる「統一マダン」のことをお知らせしました。
田中さんは宝塚で行われるキムキガンさんの一人芝居「バイタルチェック」のお知らせをしました。
長崎さんが4月19日は裁判が行われるので192回目の火曜行動は11時半から12時半まで行い、午後1時から行われる傍聴のための抽選会に全員で行こうと話されました。
今日も若いパワーに一杯力をいただいた日でした。
彼らが高校2年生の9月17日に2年生の皆さんの前で講演をさせていただいたのですが、その時も「私がなぜウリ八キョを守りたいのか、なぜ火曜行動に参加しているのか」に対して長い時間話させていただきました。
みんな来てくれてコマッスムニダ!
彼らは間違いなくウリハツキョのため、在日同胞社会を守るためがんばってくれることでしょう。いいえ、それだけでは無く堂々と世界に向けて発信をつづけてくれると信じています。
遠回りして桃園に寄って帰りました、満開でしたよ。