ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

12月8日、174回目の「火曜日行動」です。

2015-12-08 20:15:07 | 火曜日
12月8日、174回目の「火曜日行動」です。




12月8日、174回目の「火曜行動」の日がやってきました。





70階段を今日も一段一段上ります。



大阪城公園内はすっかり冬です。




府庁前到着です。今日のレポーターは「春母(ハルモニ)会」の木村さんです。よろしくお願いいたします。





―長崎さんの第一声です。-

 木々の落葉に年末を感じながら、長崎さんのアピールは、かつては「共生」の町であった大阪の変遷についての話から始まりました。


 雨が降れば雨漏りがし、耐震工事すらできていな老朽化した校舎で過ごさなければならない朝鮮学校の状況を訴え、明日(12月9日)11時(10時30分集合)大阪地裁で開かれる「無償化」適用裁判への傍聴を求めました。また、12月8日の日米開戦の日によせて、かつて米国でおこなわれた日系人の強制収容と、現在の日本が朝鮮学校に対して差
別政策とが同じであると訴えました。


 火曜日行動で掲げている横断幕は、子どもたちの寄せ書きや無償化連絡会が作成した物に加え、11月からは、韓国の「ウリハッキョのこどもたちを支援する市民の会」から「海を越えているが心はひとつ」という思いを込めたカラフルな横断幕が加わっています。


「朝鮮学校の生徒たちの作品展があり、それを見に行った日本人の生徒たちは、その豊かさにショックを受けるそうです。朝鮮学校の教育がイデオロギーに染まった画一的なものであるといった考えを抱いている人には、ぜひ朝鮮学校の美術の時間を見学に来て
ほしいものです。」(レポート木村)





東大阪中級のオモニ会の皆さんがトップに登場です。明るい!





「火曜バンド」は最初は3人でした。「平和のピアニスト」池辺幸恵さん、登場です。




南大阪の金さん、今日はお休みを返上してお越しくださいました。一分も休まず道行く人々に声掛けしながら「朝鮮の子どもたちを差別しないでください」と訴えておられます。





故国の支援者たちが持ってくれた横断幕です。文科省前の「金曜行動」でも同じ物を掲げています。






長崎さん、すっかりお元気になられたようです。安心しました。



井上さん、珍しい!眼鏡をかけていらっしゃいます。




美男子三人衆の登場です。もう「火曜行動」では欠かせないですね。





梁オモニム、今日も有難うございます。百人力です。





3年半の間、欠かさず共に歩んできた愛しい仲間です。横道さん、平田さん、田中さん、毎週毎週お疲れ様です。





大村さんもお元気になられましたね。今日も枚方からお疲れ様です。





若者の代表です。東成支部の高さんです。おやおや、親子で参加ですね。




お父様の高先生、城北の校長先生です。東中時代の上司です。




洪さん、ようこそ、お久しぶりです。教え子のお母さんです。



金さん、先日の裁判には娘さんが参席されましたよ。運動万能な優秀な教え子です。




天使の登場です。





大村さんが走ってきました。天使に逢いに・・・



いいなぁ、こんなスナップ! 「火曜行動」ならではのホットな姿です。





東中のオモニ会長登場です。




おやおや「火曜バンド」が5人になりましたよ。頼もしいなぁ。





横道さんに岡本さん積極的にビラ配りをされています。





中大阪の尹校長先生、いつも目が合うと顔を隠されます。私が避けないでくださいとお願いすると、いやいや苦笑いされています。(笑)




“平和のピアニスト”池辺幸恵さんが新作の歌を朗々と披露しました。




ー朴ヨンチさんのアピールです。-

「誰でも朝起きたときには鏡を見る。自分の顔を客観的に認識できるように。日本政府が自分を認識すべきまっすぐな鏡は、世界スタンダード、すなわち国連である。その人権差別撤廃条約委員会は日本に対して、朝鮮学校への差別をやめ、補助金の再開、「無償化」制度の適用を勧告している。


 大阪もちゃんとした鏡を見ていた時期もあったが、今は恣意的で、自分の好きな顔だけを相手にしている。そして、自分の嫌いな顔を整形しようとしている。朝鮮学校に日本と同じようになれとはまさにそういうことである。大阪府ももう一度まっすぐな鏡を見つめ直してほしい。」(レポート木村)







斎藤さんに小山さん、お疲れ様です。




あら、いつのまにー「火曜バンド」が6人になりました。リコーダーの木村さんが今日はレポーターなので全員7人が勢ぞろいしました。日本全国どこにもいません。我らが「火曜バンド」素晴らしい!




ー東大阪中級学校のオモニ会金菊江会長のアピールー


「いつまでこの闘いをしなければならないのか、もう我慢の限界です。朝鮮学校にはまだまだ根強い差別があります。子どもたちが朝鮮人としての自分を恥じることは親にとってつらいことです。自分がありのままに生きることがこんなにもつらい社会をこのままにしていいのでしょうか。


 子どもたちは日本と祖国との架け橋となり役に立ちたいと思っています。
 大阪府庁の皆さん! こんな子どもたちをいっしょに育てていきましょう。


 私たちは勝利を闘い取るまで毎週来ます。どこにでも行きます。闘いをやめることはありません。
 小さな風穴でもそれが大きなうねりとなって日本社会を変えていけるようにという願いをもっています。」(レポート木村)



東中オモニ会のオモニたちが会長のアピールを聴きながらうなづいていました。何回も・・・






 -東成青年同盟の高さんのアピールです。-


 「私たちは結成60周年のイベントをおこないました。6万個のドミノ倒しや60㎞マラソン、1人1000円運動でカンパも集めてきました。


 これからも民族教育を守るためにがんばっていきます。」(レポート木村)



天使を囲んでソさんと星娘さんです。このお二人は誰もが行かない場所の隅々まで行って、いつもビラ配りをしてくださいます。




お茶目な金さんがおどけてくれています。大切なキャラですね。




ーもう一度長崎さんー


 「先日の朝鮮学校の生徒さんの涙ぐみながらの「私たちはスパイになるための教育は受けていない」という発言を思い起こします。朝鮮学校で「反日教育」がおこなわれているという偏見を払拭するために、ぜひ学校見学に来てください。」


「先日の大阪府議団との交渉の場で、「歌声は届いている」と言われたが、歌だけでなく風穴を開けていきたい。」(レポート木村)


 最後に、いつものように力強く『この坂を登れば』を歌って、174回目の火曜日行動を終えました。


(中山さんがいつもの合唱の様子を写して下さっていました。)

 
 今日も公園内を一人で歩きながら帰りました。








空は果てしなく蒼いのに私の心は晴れませんでした。もう少しでまた新しい年が明けると思うと少しつらい気がしました。子どもたち、孫たちに申し訳なくて…明日は11時から裁判です。最後の勝利を獲得する日まで頑張りますね。











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする