ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

5月31日、473回目の「火曜日行動」です。

2022-05-31 15:15:00 | 火曜日
雨も上がり少し明け方は寒かったですが、良い季節になりました。



473回目の「火曜日行動」です。



今日のレポーターはハルモニ会の陶山さん、写真撮影はいつものように松尾さんが、頑張ってくださいます。



今日も心一つに発信してまいりますね。応援よろしくお願いいたします。



長崎さんの第一声始まりました。

長崎さん

府庁でお勤めの皆さま、ご通行中の皆さま、こんにちは。

こちらは毎週火曜日に、この大阪府庁の前で、朝鮮学校で学ぶ子どもたちが、夢と希望を持って大きくなれるように。長年、大阪府が支給してきました、朝鮮学校への補助金、これが打ち切られてもう10年を越えようとしています。これの一日も早い復活を。そして高校無償化から朝鮮学校は排除されたままです。そして幼・保無償化はようやく閣議決定の中で、朝鮮学校の幼稚園にも基準を満たした幼稚園には支給をされるようになりましたが、完全な支給も求めて、こうやって毎週火曜日に、私たちは声をあげています。

 今日は473回目。一日も早く府庁の前で訴えることが止めれるように、子どもたちが安心して学べるようにと願いながらアピールしていきたいと思います。

 今、日本の小学校でも前期の運動会が行われています。春の運動会と言いながら、夏日のような中で運動会が行われています。

 私も地元の大阪朝鮮第4初級学校の運動会に参加してきました。来年、生野初級に統合されるので、今年が最後の運動会ということで、クライマックス運動会で、地域が一緒になって一丸となって、今まで朝鮮学校を支えてきている、家族、ハルモニ、ハラボジ、そんな人たちが愛情込めて学校を育ててきたのだなということがわかるような運動会でした。

特に幼稚園の小さな子どもたちが、2歳児から、生き生きと楽しそうに自分の国の言葉や文化を、しっかりとウリマルでしゃべり、運動会でチャンゴをたたいたり踊りをする姿、それを見て喜ぶ大人の人たちの姿を見て、これこそ日本社会の中で、どの子も自分がありのままで認められる健全な自尊心、アイデンテイテイー、これがほんとに民族学校に行くたびに感じるものです。

 私が朝鮮学校を支援する原点は保育士をしていた時代にあります。私が生野区に移り住んだ40年前は人口が16万人でした。年々少なくなって今は13万人を切りました。人口の4分の1が在日コリアンの暮らす街。今、生野区は60以上の国の人々が暮らす、多国籍の街になっています。

保育園の中で、在園児の70%近くが在日コリアンの子どもたちという中で保育士をしていた時代。こんなにたくさんの子どもたちが来ているのに、保育園の中では、日本の子どもたちと同じ保育しかしてきませんでした。保育士の中から、在日の保育士さんと日本人の保育士で、自分たちがもっている民族のルーツが素敵なものだということを子どもたちに感じてもらう民族保育を作ろうということになりました。朝の挨拶を「アンニョンハシムニカ」という形で始める、そして給食に、ビビンパプやトックを取り入れる,

そして絵本にトケビや韓国・朝鮮の絵本を取り入れました。そして保育士がプチェチュムという扇の舞や、サムルノリを習って、子どもたちに民族保育週間ということで演技をしました。私たちが民族衣装を着て、とりわけ在日の保育士さんが民族衣装を着てチャンゴをたたき、子どもたちの前で、本名で「キムです」「高です」と語るとき、実は70%の子どもたちはほとんどが本名を名乗っていません。通名を名乗っていました。

すると嬉しそうに「先生も朝鮮人なん。僕も朝鮮人なんだよ」「先生も韓国人なん。私も韓国人なんだよ」と語るわけです。こうやって、自分がありのままに本名名乗って、そして自分の国の言葉や文化が素敵だということを堂々と出せる、それを子どもたちが喜ぶ姿。そして差別を感じたのは、民族保育をすることに対して、当初、日本の保護者から文句が出ると思っていました。

文句が出たのは在日の方でした。在日の親御さんが、もう日本社会の中で日本人として生きていこうと思っているのに、今さら寝た子を起こすようなことは困ると言われました。しかし、文句を言ってきた親御さんは、子どもさんが家でサントッキの歌を歌ってハルモニが大喜びをしてもっと歌ってと、ウリマルで子どもがしゃべる姿を見て、「先生たちありがとう。日本社会の中で、自分の名前を名乗ってこうやって生きていくことを本当はしたいのだけども、日本社会の中で生きていけないから言えなかった」と言われました。

堂々と生きることができない日本社会を、私たちが変えることをしなければ、本名を名乗って一緒に生きようということはできないなと思いました。だからこそ、朝鮮学校の中で、日本社会の中で堂々と本名を名乗り、自分自身が朝鮮人だということに誇りを持って生きれる、そういったことを語れる仲間がたくさんいる中で育つ、こうした場はほんとにかけがえのないものだということを保育園時代に感じました。そして私の息子が、友達が名前を2つ持っている、差別の表れではなく、名前を2つも持っていて素敵だと、息子も日本人だけどリ・ヨンホと自分で作って名乗っていました。幼い時からありのままに認めて、違いが素敵だと認め合って、友だち同士が育てば、差別や偏見は国境を越えていくのだと、強く思いました。

 前にも日本の大学生を朝鮮学校に連れて行ったときに、その大学生が、「なんで朝鮮学校に行くのだろうか?日本に暮らしているのに。日本が嫌いだから朝鮮学校に行くのだと思っていました。でも、ほんとに朝鮮学校に行って、子どもたちが生き生きと楽しそうに自分の国の言葉や文化を学び、多くの人に愛されている、認められているという姿を見て、自分で自分のことを好きになるところが朝鮮学校なんだなと思った」ということを語ってくれました。自分は日本の学校で教員になりたいと思って今学んでいるけど、こういった教員の姿が育っていることに対して、認められる社会を作っていきたいと思います。

 順番にマイクを回していきたいと思います。



火曜日バンドは不滅です❣️



大野さんがマイクを持たれました。

大野さん

 アンニョンハシムニカ、こんにちは、ご苦労様です。日朝市民連帯の大野です。

これまで朝高生、朝大生、初級学校の子どもたちも含めて、10年以上の集会ですから、ずいぶん参加されました。いつも言っていますが、朝鮮人をいつまで差別するのですか?私たちは差別に慣れたけどいつまで差別するのですか?という嘆きというか訴えがやられました。もう心苦しくて、胸が痛む、そんな切実な声を、府庁にお勤めの皆さま聞いてもらえたと思うのですけど、どう感じましたかね。

そしてSDGSが15年かけて世界に広めるということでやられています。その10番目が、「すべての国は平等だ」と生徒たちから学びました。私たちの運動は世界的な運動であると同時に、日本の中においてまだまだ不平等が多いという嘆きの声が出ております。
 
先日カジノの住民投票請求署名がありました。聞きますと20万超えたと聞きました。素晴らしいことだと思います。市民の人が住民投票してはどうかと、賛成の意見も反対の意見も多くあります。これを両方ある限り、大阪府議会は特に維新の方は真摯に受け止めて、やるというのが維新の考えだろうと信じてうたがいません。

だけど名古屋で大村知事のリコール運動があって住民投票請求署名を集めて、偽の署名が発覚したことがありました。その時中心になっていたのが、今年の参議院選挙で維新の会から立候補する予定であった田中孝博という人が中心人物です。もちろん河村市長であったり、高須クリニックであったりいるのですが、維新がそういう不正をやってでも政治を牛耳ると、圧力をかけるというやり方は発覚した、これは勿論維新も除名をやっていると思われますけど、根底にはそういう流れがあると思っています。

選挙前で吉村知事も、いろんな策を講じて、大阪府下の子どもたちに1万円のプリペイドカードを配ると。子どもの成長促す上で、子どもが堂々と生きていくうえで援助は必要と思います。素晴らしい発想でやられておりますけど、それ以前に目を向けるとこがあるでしょう。朝鮮人の子どもたち学生たちは、何の補助もなしに勝手にやれというようなやり方を、ずーっと10年間続けてこられています。

これに対して吉村知事はほんとにいいんですか?私たちは承服できませんし、ずーっと補助金支給と高校無償化適用を言い続けています。ここに来ている皆さんも同じ気持ちです。だけど大阪府・大阪市が本当に日本の中で一番素晴らしい都市になってほしいという願望はいつも持っています。その格差があまりにもひどいので私は頭に来ています。吉村知事、松井市長、真摯に住民投票請求署名を受け止めて、維新を支持する人も多く署名されているのですよ。日本の民主主義は間接選挙がすべてです。

ただ住民投票は直接選挙でありますから、2%上回ったということについては、これは絶対にやらなければ禍根を残すと思います。よろしくお願いします。



小川さんもアピールされました。

小川さん

 こんにちは。宝塚の朝鮮学校支える宝塚市民の会の小川です。今日の朝日新聞に朝鮮人追悼式が載っていました。宝塚の武庫川河川敷で工事をした、朝鮮人の労働者、戦前戦後を通じて、厳しい労働条件の中で。武庫川は暴れ川と言われて、宝塚の花の道も高くなっているのは防波堤だったのです。武庫川河川敷での工事に朝鮮人労働者の方がたくさん、朝8時から夜の8時まで、おにぎり1個で働かされるという過酷な中で、トンネル工事もして、その追悼碑が建てられたというニュースが載っていました。宝塚武庫川領域、伊丹も尼崎も朝鮮人の部落が多いのですがそれで学校も建っています。

 皆さんにお伝えしたいのは宝塚市が今回、大学生のコロナによる生活支援をすることになったのです。

それで国はコロナ禍の支援から朝鮮大学生を外しています。宝塚市はどうなのかと問い合わせたら、宝塚市は朝鮮大学生も含むということで、所得制限とかあるのですが3名の朝鮮大学生がいるのですが、スタートラインが平等になったということで、これは当たり前のことなのですが、国も見習って、この動きがどんどん広がってほしいなと思ってお伝えしました。

大阪府・大阪市も、補助金切らないで、この動きが広がればいいなと思って報告しました。



竹内さんもマイクを持たれました。

竹内さん

 富田林から来ました竹内です。

カジノ署名で何が嬉しかったかというと、駅のところでとっている署名より、ご近所さん回って署名集めたこととか、行きつけの大好きなお店のおかみさんに頼んだら、快く引き受けてくれて、「集めたるわ」と言って集めてくれた署名が一番うれしかったです。

何も知らない人から集めるより気心の知れた人から署名書いてもろた言うのがうれしいです。

今週土曜日、月2回の韓国語講座があって、20個の単語覚えることと、文章をヘヨ体に直して読めるようにという宿題が出ています。

何とか頑張って土曜日迎えたいと思っています。13名のメンバーは全部富田林に住んでいる日本人ばかりです。韓国の文化学ぶということが浸透しているなといつも感じています。



女性同盟の柳さんがマイクアピールをされました。

オモニ会

 知事の記者会見ました。18歳以下の子どもたちに商品券を配ろうと。連日テレビで、値上がり、値上がりと、今日はペットボトル飲料の値上がりをやっていました。5月のゴールデンウイークも街に人があふれているように見えましたが、実はそんなに人はいなくて、閉まった飲食店、閉店したところ、たくさんありました。「ゴールデンウイークあけとってもな、前半だけ開けるねん」「後半だけ開けるねん」という人もたくさんお話聞きました。

 その中で子どもたちに配るということは、いいことだと思いますが、でも、所得が低くてこれからいろんなものが値上がりして困る人たちはもっとたくさんいます。みんなが平等に公平に生活できる、そういうことに、子どもたちに1万円上げようという気持ちを、もう少しひろげて、若いもらえた人たちは「吉村さんこんなんやってくれる」と喜ぶかもしれないけど、高齢の方、体の不自由な方、いろんな人たちが大阪には住んでいて、その人たちがみんな幸せになれるように、万博やカジノやある種の人たちには楽しいことかもしれないけど、楽しくない人も「これやるのんやったら、ちょっと私らにも分けてくれへんかな」と思う人がたくさんいると思います。

 私たちの子どもたち孫たち、朝鮮学校に通う子どもたちは、維新になってから補助金を切られ、ほんとに苦しい生活をしています。

在日というだけで色眼鏡で見られ、私たちの本当の姿を見ずに、政治がどうだ、ああだというのですが、子どもたちの学ぶ権利に政治は関係ありません。毎週毎週こうやって来ていますが、ほんとにお願いします。補助金を復活してください。カジノに使うお金、万博に使うお金あるじゃないですか。これも私たちが払う税金なのです。吉村さんがちょっと拒んでいるんだったら、周りの人が行ってくれるし、周りが言ってんねんけど、吉村さんが周りが反対すると思ってるのだったら、もっと党としてほんとにいい大阪府を目指して、弱い人たちに、苦しい人たちに目を向ける、そういう政策をしていただきたいです。

 私たちはほかのことは言いません。今まで大阪朝鮮学校に給付されていた、その補助金をまず給付していただきたい。みんなが大変やから税収も悪いと思います。だけど今まで大阪府がほかの行政よりも早い時期から朝鮮学校に給付してくれていた補助金を、ぜひ、一刻も早く給付していただきたい。その一心です。よろしくお願いします。



オモニたちを先頭にシュプレヒコールと合唱が響き渡っています。

歌「声よ集まれ、歌となれ」

シュプレヒコール

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ

・朝鮮学校に高校無償化を適用せよ

・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな

・行政が差別するな



最後の歌は歌舞団の舞姫の音頭で「勝利のその日まで」❣️❣️



クッスンさんが今日も愛のキャンディを配達してくださっています。力が出ます^_^



いつものように駐輪場に集まり申し送りです。



各々が時間を作って「ワタシタチハニンゲンダ❣️」を見に行こうと話し合いました。



来週も頑張ります❣️

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ブログ開設から3800日目になりました。

2022-05-31 08:54:00 | お知らせ



2012年1月5日にブログ「ニョニョのひとりごと」を開設してから3.800日目になりました。この間2.345件の記事を発信したとデータが教えてくれました。その中で「火曜日行動」の記事は20回目から一度もかかすことなく452回分発進しました。
この先何年発信できるかはわかりませんが勝利の日まで発信し続けることでしょう。
継続は力なり❣️












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5月24日、472回目の「火曜日行動」です。

2022-05-24 14:28:00 | 火曜日






今日のレポーターはハルモニ会の木村さん、写真撮影は松尾さんです。今日も心一つに発信してまいります。



長崎さんの第一声始まりました。

☆長崎さん

今日は30度を超える夏日ですが、暑くても寒くても私たちは朝鮮学校の子どもたちの笑顔を守るため、2012年4月17日から毎週火曜日、私たちはこの場にもう10年も立ちつづけてきました。入学式が過ぎ、今は5月。

5月22日には私の居ります生野区の第四(チェーサー)初級学校で運動会がありました。第四初級学校は、来年度には生野初級学校で新しいスタートを切ります。最後の運動会だということで「クライマックス運動会」として盛開催され、二次会として焼き肉の交流会がありました。朝鮮学校を支えてきたハラボジ・ハルモニ(おじいさん・おばあさん)、それぞれが朝鮮学校に対して深い思いを抱いていることを交流するたびに感じます。

この府庁前でかつて阪神教育闘争があり、朝鮮学校廃止命令が出され、朝鮮学校で学ぶことを求めて3万人もの人たちがこの場に集まったということを折に触れて皆さんにお話ししています。運動会に集まったハルモニの中にも、子どもの頃朝鮮学校に来ており、それがつぶされる中で逃げ惑った思い、そして日本の学校に行かなければならなかった時代の思い、本当に貴重な思いが生きた証人として語られました。かつて奪われた学校だからこそ、自分の子どもたちは孫たちが朝鮮学校で学び、自分の国の言葉を愛し、堂々と生きている。運動会で子どもたちが踊る農楽や民俗の音楽に観客の方々から大きな拍手がわき、ハルモニ・ハラボジが本当にうれしそうに目を細めて子どもたちを見守っています。

今はもう4世、5世になっていますが、時代を越えても、子どもたちの中に自分が何者であるのか、そして自分のことを愛するがこそ、日本の国の文化を愛し、日本の人たちと手を取り合って生きていける、そんな子どもたちに育っていることをいつも朝鮮学校を訪れる際に感じます。
朝鮮学校と出会うことで、それまで偏見や様々な考えを持っていた多くの日本人も、朝鮮学校に来ると、まさに「目からうろこ」と表現しますが、新鮮な驚きと出会ったことで自分が変えられていく喜びを語っています。
ある日本の大学生は、朝鮮学校を訪れるまでは、日本に住んでいるのになぜ日本の学校に行かないのか、日本が嫌いなのか、と思っていたところ、朝鮮学校の公開授業に来て子どもたちの生き生きと学ぶ姿を見ると、朝鮮学校に行くのは、自分で自分のことが好きになるために行くのだと、自分自身は日本の学校でそのように学んできただろうか、と話していました。

ありのままの自分が好きになる、どこの国の人であれ、自分のルーツや文化に誇りを持ち、自分に対して自信があるからこそ、人に対して認めることができる、歪まない心、折れない心で人と出会って社会を作っていくことができるのです。
そんな朝鮮学校朝鮮学校は日本社会の宝です。

夏には参議院選挙がやってきますが、私たちの暮らしの中に違う人との差異を攻撃するのではなく、共存していく存在として違いを認めていく力、それが憲法にはあります。そんな政治のあり方が崩れていく中だからこそ、朝鮮学校が差別を受け、弾圧を受けています。

ぜひそんなことも含めて出会っていただきたいと思います。



火曜日バンドは不滅です❣️



今日も大野さんが1番にマイクを持たれました。

☆大野さん

今日もたいへん暑いですね。
私自身差別されたルーツを持つ身ですが、弾圧されたり、差別されたり、日本の世の中がまだまだよくなるどころか悪くなると感じています。朝鮮の文化・教育・祖国を純粋に学ぼうと朝鮮学校で学ぶことが政治の動向や上に立人の差別の心で阻害されていることを痛感しております。

昨日アメリカのバイデン大統領が来られて声明を発表しました。アジアの中で中国・朝鮮を孤立させる方向が明らかになりました。首相は今までの日本の軍事予算を倍にすると明言しております。世界で第三位の軍事力を持つと。これまで軍事費の大幅増を狙ってきましたが、国民の抵抗に阻まれてきました。しかし、今回ばかりは予算を倍にしたいという意図があからさまに出されています。
憲法改正問題が近いうちに国民投票法案を始め、出されていくでしょう。

先日、あるアンケートで、憲法を改正すべきというのが55%だという調査の結果が発表されました。しかし、その調査というのがわずか1,000人ほどのものでしかありません。それで、過半数が望んでいると。

私たちは平和教育を受け、平和、自由、平等の大切さを習ってきました。しかし、今の学校ではどんな教育をしているのでしょうか? それより朝鮮学校は差別されて当たり前だと? さらに朝鮮・中国に戦争を仕掛けることを容認するのでしょうか。自衛隊が軍隊となれば参戦するのでしょうか?

バイデン大統領は「台湾有事の時は中国を攻める」と発言しました。日本はその先兵として中国に攻めることになるのでしょうか? 石垣、奄美、宮古などで着々と準備が進められています。
この運動も、差別は戦争とつながるということを肝に銘じて、運動を発展させていきましょう。




イケメン三人衆健在です。



田中さんがマイクを持たれました^_^

☆田中直子さん

ここに来るまでに、豊中駅前で、カジノに反対する住民投票の署名に取り組んできました。有権者の50分に1人の署名なんて、初めは不可能かと思いましたが、ここにきて、みんなのがんばりによって不可能ではないという気がしてきました。

「カジノの是非は府民が決める住民投票を求める会」では、成立を目指す住民投票条例案で、大阪府民は国籍に関係なく投票できるものとしています。条例が成立したら、皆さん、是非投票してください。

森友問題は重要な局面を迎えています。被告・国は「認諾」という形でお金を払って裁判から逃げてしまいましたが、佐川さんに対する損害賠償裁判は続いており、明日2時から大阪地裁で開廷します。みなさん、よろしくお願いします。



初めて来られた方がマイクを持たれました。

☆初めて参加した女性

私の友人に在日コリアンの方がいます。彼女は朝鮮学校を卒業した方です。 仲良くなるに従って、朝鮮学校でイベントがあれば、一緒に連れて行ってくださり、 映画や舞踊を見に連れて行ってくださりました。

私は長年日本に住んできて、日本人としての誇りについてあまり考えたことがありませんでした。でも、彼女が朝鮮学校について語る姿を見て、彼女はなぜ自分のルーツを大事にしているのかな、と思いました。そこから関心を持つようになりました。自分のルーツに誇りを持つ友人が本当に素敵だと思います。そのような人が家族や友人にいれば見方が変わるのではないかと思います。

私の父は外国人(バングラデシュ)です。でも、家族なので、外国人として捉えたことはありません。父であり、家族です。それと同じで、その人がどんなバックグラウンドを持っていても、自分の友人であることにはかわりがありません。心ないことを言われれば、胸が痛むのはみな同じではないでしょうか。様々なレッテルがあって、人の目もあってうまく行動に移すことができないことも多いと思います。でも、私は、友人のために何かできることがあるのがうれしい、と感じております。ありがとうございます。



大村さんもマイクを持たれました。

☆大村さん

だんだん暑くなってきました先日、日曜日、城北朝鮮初級学校で3年ぶりに親子交流会が行われました。運動場いっぱいを使って、サッカー、バレーボール、オセロ、椅子取りゲームを楽しみました。それからアボジ・オモニの用意した焼き肉で楽しい一日を過ごしました。

補助金を打ち切られて経済的にはたいへんな中でも、保護者が子どもを朝鮮学校に通わせているのは、そこでアイデンティティーを育むことが自分にとって大切だと考えているからです。子どもたちは学校で歴史・文化・言語を学ぶことが楽しいのです。

学校は世間で言うところのみすぼらしいものです。数年前の台風で屋根が壊れたときも自力で修繕しました。地震対策はまだできておりません。びくびくしております。行政は朝鮮学校に対して何の援助もしないのです。施しではありません。プールもないし、理科室もない、家庭科室、給食もない朝鮮学校ですが、子どもたちは自分が朝鮮人であるという自覚を持っています。枚方の一番遠くから城北に通う子どもが言っていました。「ぼくは朝鮮人だからこの学校に通っている」のだと。朝鮮学校のこと対して反日教育をしているととがった考えをしている日本人もウトロで放火事件がありました。この被告は、朝鮮学校のことを「年間500億円ももらって反日教育をしている」という根も葉もないデタラメを信じていると語っていました。それがヘイトクライムにまでなってしまいました。
私たちは真実を見極めましょう!



オモニたちを先頭にシュプレヒコールと合唱「声よ集まれ 歌となれ」が高らかに歌われています。

☆オモニ

きーつけやー
あんたのことやでー
その差別
みんなで豊かな社会作ってみない?
その方が楽しいよ!

私は朝鮮学校に子どもを通わせている保護者です。

今年1年生になった次男は朝鮮学校で一生懸命、朝鮮語と日本語を楽しく学んでいます。ひらがなを覚え、いろんな単語、朝鮮の歌、いろんな挨拶を学んでいます。子どもの口から毎日何を習ったのかを聞いていると、私も楽しくなってきます。

そんな我が子が通う朝鮮学校には本当にたくさんの愛があふれています。先生方、朝鮮学校を訪れる方々のいろんな愛が詰まった朝鮮学校を、基礎教育、民族のルーツを大切に大切にして受けている教育をこの日本社会で認め、社会的な保証を当たり前のごとく、日本で生まれ育った私たち、そして私たちの子どもへ、与えていただきたいと思います。

当たり前のことが当たり前に行われる社会が人間一人一人を大切にする社会へとつながっていくと思います。社会的にいろいろ課題があると思いますが、それを一緒に解決していく、そのひとつとして、朝鮮学校をまっすぐ、まっすぐ見つめていただきたいと思います。
コロナで難しいときがあるかもしれませんが、学校に来られる機会を作っていきたいと思います。

歌とシュプレヒコール

『声よ集まれ、歌となれ』

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ!
・朝鮮高校に高校無償化を適用せよ!
・朝鮮学校の子どもたちを差別するな!
・朝鮮学校の補助金支給を復活させよう!
・行政が差別するな!




最後の歌は名テナー姜さんの音頭で「勝利のその日まで」!

駐輪場での申し送りです。
初めて来られた足立さんのお友達が自己紹介をされました。


来週はもっと暑かもしれません。くれぐれもご自愛くださいね。ではまた府庁前でおめにかかります。

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春の最後の日に

2022-05-21 17:51:00 | 花たち
春とは言えない陽気、もう夏にはいりましたね。半袖出しました。

春の終わりに名残惜しいので、写した拙い春の花アップします。




















































































































































最後は私が育てているサツキーチンダルレ^_^
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5月17日、471回目の「火曜日行動」です。

2022-05-17 17:10:00 | 火曜日
とても良いお天気です。











30分早く到着してしまいましたが、すぐに皆さん来られました。




古賀さんの宣伝カーが到着しました。









今日のレポーターはハルモニ会の平田さん、写真撮影は松尾さんです。今日も心一つに発信してまいります。









早くから来られていた南さんです。自作のゼッケンをつけておられます。








長崎さんの第一声始まりました。

長崎さん

こんにちわ 私達は毎週火曜日、朝鮮学校に通う子ども達の夢と希望を大人が奪わないでほしいと訴えています。大阪府が長年出してきた補助金を打ち切ってもう10年を超えてしまいました。

一日も早く子ども達がありのまま認められて、安心して未来に向かって生きていってほしい、いろんな違いを認め合って生きていける、そんな社会であってほしい。そんな思いで、毎週火曜日にここに立っていろいろな方にお話をしてもらっています。そして毎週、音楽で皆さんを楽しませ、ともに闘ってくれているのが火曜バンドのみなさんです。

日本はかって朝鮮半島を植民地支配した、その結果、多くの朝鮮の方々が日本で暮らすようになった。民族の言葉や文化を奪ったことの反省の上で戦後がスタートしたにも拘らず、75年が過ぎようとしている今も、このように子ども達が自分の国の言葉や文化を学び、ありのままの自分に誇りを持って生きていくという権利が奪われています。

私達の行動が10年を迎えるなかで、多くの人たちが火曜行動に参加してきました。

私は朝鮮人が多く住む生野区で保育士として、民族保育に取り組むなかで朝鮮学校を支える活動を始めました。ここに参加するみんな、朝鮮学校と出会い色々な学びを得ています。

日本がキチンと清算しないまま来ていることを自分の課題としてとらえ、一緒に生きていくことは楽しいと思っています。それは人間らしく生きていくためにかけがえのないことだと思っています。そんな思いで、いろんな人が自分の言葉でアピールされます。お願いします。







10年間変わることなくマイクとスピーカーを運んで下さっている長崎敏和さん❣️









火曜日バンドは不滅です。












ハルモニ会の陶山さんがアピールのトップバッターです。

陶山さん

こんにちわ  毎週毎週、私達はここで訴えています。一日も早く、朝鮮学校へ高校無償化を適用してもらうように、補助金を復活してもらうように、この10年本当に同じことを訴え続けています。私達の切実な声は届いているはずなんですよね。

どうして行政は動かないんでしょう。みなさん1人1人が自分の問題として考えていないからなんですよ。

先日、4月30日に京都宇治市のウトロで平和祈念館がオープンしました。私もウトロという名前は知っていたけれど、詳しいことは知りませんでした。

3年前に「ウトロ」という劇があり、初めてウトロを尋ねました。この劇の前にフィールドワークをしてくださって、歴史を聞かせてもらったのです。

3年前、劣悪な生活環境のなか、やっと新しい住宅が出来て、移り住んで新しい生活が始まったという報告を聞きました。ところが、そこに住んでいる生き証人のような方、一世のハルモニが、落ち着かない、やっぱり住み慣れた古いけどやっぱりいままで住んでいた場所の方が落ち着くと言って、さっさと帰って行かれた、という話を聞きました。

確かに生活環境は悪かったかもしれないけれど、ひどい日本の行政のなかで、ウトロの住人としてみんなで支え合い、助け合ってこられたその歴史のなかで支えられていきてこられたんだなと感じました。そのハルモニも去年の秋に亡くなられました。

今年、5月1日に再びウトロを尋ねました。とても素敵な記念館ができていて、そのハルモニが2階でパネルになって迎えてくれていました。

「ウトロ」の劇は、ウトロで生まれ育った世界的なパフォーマーチャンヘンさんをモデルにした劇です。劇の中で、在日朝鮮人に対する差別の問題、世界一のパフォーマーをめざすためにアメリカに行きたいと家族に話すと、パスポートを得るためには国籍を変える必要があるという問題にぶつかる、そんなことを劇のなかで示していました。本当に知らなかったなと思うことばかりです。

3年前に見た「ウトロ」劇と、今年に見た「ウトロ」劇とは少し違ってアレンジされていました。マダン劇というのは観客も参加したりするんです。今年、参加されたチェジュドの民衆歌手チェサンドンさんが、数年前に来日した時の思いを歌にして歌ってくれました。「ここはわれわれが生きて守る場所」という歌詞が心に残っています。

ウトロの放火事件の裁判では日本の姿勢が問われると思います。問われるべきだと思います。






















東谷さんがマイクを持たれました。

東谷さん

吉村知事、働いておられる職員の方、ここを通られている方々に訴えます。

朝鮮学校への高校無償化からの差別を日本政府が行っています。大阪府はそういうことを知って改めてくれるよう要求します。

カジノで多くの多くのお金を使う、そんなことをしながら、子ども達の教育のために使うお金を出さない、おかしいと思いませんか!

一日も早く差別を止め、朝鮮学校への補助金を出すよう要求します。私はお隣の国と仲良くしていきたい、そして協力していきたいと思っています。そのために一つ一つのことを大切に行っていくことが必要です。子ども達のことを大切に考えてください。

教育は大切なことです。そのことを十分理解し、朝鮮学校への高校無償化を一日も早くしてください。要求します。毎回、訴えているのですがなかなか実現しません。一日も早くしてください。











原戸さんもマイクを持たれました。

原戸さん

火曜バンドに参加しています。

政治的な理由で子ども達を差別するのはダメだと国連からも勧告が出されています。こういう現状を職員の方々はどう受け止めておられるのかなと思います。

行政という立場で考えると、国連の勧告が出されているのに無視している、そんな状況です。どういう感性でされているんでしよう、すごく疑問に感じて仕方がないです。大阪というところはどうしてもトップダウンで意見を言うことさえ出来ないのかもしれませんが。

少なくとも行政というのは、住民のためのことをするはずなんです。お金儲けをするところではありません。個人の良心ということに、これからも期待したいと思っています。

毎週毎週、訴えている声が耳に入っていると思うので無視は出来るものではないと思います。訴えられていることを、話題として広めてほしいと思います。お願いします。



















イケメン三人衆健在です。






















村上さんがマイクを持たれました。

村上さん

狭山事件を知ってほしい茨木の村上です。

今まで仕事があって参加できなかったのですが、仕事がなくなったので参加したいと思って参加させてもらいました。

私には在日の友人がいます。友人には小さいお子さんがいて、来年に小学校に上がることになっています。友人は親としては、朝鮮学校に行かせたいと希望しているのですが、朝鮮学校の値段、毎月5~6万円、それ以上必要なんですよ。毎月のお金を働いて払えるかどうか、朝鮮学校へ行かせるかどうか、躊躇しているところです。

子どもには教育を受ける権利があるのですが、それを保障するのが行政の仕事ではないでしょうか。お金がないから学べない、この状況をなくすことが行政の仕事ではないですか。私は朝鮮学校のすべての学ぶ権利を保障するよう、無償化を求めます。皆さん共に頑張りましょう。












南大阪地域のオモニたちがマイクを持たれました。

オモニ

いつもありがとうございます。今日は南大阪初級学校の保護者が来ています。

今年4月、長男が1年生に入学しました。お金の問題、高校無償化が適用されないなどの問題で、朝鮮学校以外の選択をせざるを得ない人達がいるときいています。

高校無償化という制度はもともと、高校生が経済的な理由で自分の将来を制限されないようにという崇高な理念があったと思うんです。

朝鮮学校を排除したことで、同じルーツをもつ子ども達と同じルーツをもった先生に囲まれて学ぶという権利を失わされている、学ぶ権利にとって矛盾をはらんだ制度になってしまっています。国が決めた制度ですけど、矛盾をはらんだ制度を府は見て見ぬふりをせず、自治体で出来ることを検討してもらいたいと思います。


シュプレヒコール

子ども達の学ぶ権利を保障せよ!

行政が差別するな!

朝鮮学校に高校無償化を適用せよ!

朝鮮学校に補助金を復活せよ!

朝鮮学校の子ども達を差別するな!

みんなの力で豊かな共生社会を作ろう!












シュプレヒコールと合唱「声よ集まれ 歌となれ」が響き渡ります。













































最後の歌は歌舞団の秦さんの音頭で「勝利のその日まで」❣️




























駐輪場での申し送りです。


























来週も頑張ります❣️



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