ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

7月30日、353回目の火曜日行動です。

2019-07-30 18:22:25 | 火曜日






暑い、とにかく暑い❗️頭がふらふらのまま府庁前に向かいました。






今日のレポーターはハルモニ会の陶山さんです。





写真撮影はいつもニコニコ松尾さんです。





大村さんの第一声始まりました。

大村さん

 今日は353回目、朝から熱中症や猛暑といわれていますが、今日も訴えたいことがあってたくさん集まっています。先週子どもたちが来ました。東大阪中級学校から3年生が70人、大阪第4初級学校から高学年20名、子どもたちの訴えを聞かれたことでしょう。


朝鮮学校をつぶさないで、朝鮮の文化や歴史を学び、日本の歴史も地理も学んでいます。マスコミの言うような学校ではありません。同胞社会・日本社会の未来のため、勉強も部活も一生懸命頑張っています。夢があり未来があります。学ぶ権利や夢・未来を奪わないでほしいと話していました。

日本の学校との交流をしたり、ラグビーの試合もします。そこでは本当に分かり合って子どもどうしの中では差別はありません。大人はなぜ差別するのですか?日本社会に貢献するため当たり前のことをしているのに日本政府が差別しています。そんなに僕たちが嫌いなのか。朝鮮人がダメな理由はなんですか?せつせつと訴えました。


 子どもたちの話を聞くと胸がいっぱいになり、胸が痛くなります。なぜこんなことしなければいけないのでしょうか。早く無くなってほしいです。子どもたちは堂々と話しました。朝鮮学校で学んだことを日本社会に生かして、未来に向かって生きていこうとしています。夢をつぶさないでほしい。私たち日本人は、子どもたちの夢を摘み取らない日本社会を築かなければいけないと思います。


ところがどうでしょう。全体の20数%の支持で政権が維持されています。その中でこの朝鮮学校への弾圧が行われています。日本社会を変えていかなければなりません。


おかしなことがおこっています。得票率で政党要件が満たされた党がありました。その中にヘイトスピーチで、徳島県教組を朝鮮学校に寄付をしたとして攻撃した人、ある人は日本にアイヌ民族はいないと言った人も出ていました。その党首は、先日北方領土問題で戦争を容認する発言した人を自分の党に入れると話していました。戦争・朝鮮人差別・アイヌ差別を容認する人が許される、この日本社会はおかしいと思います。日本がまっとうな社会になるためにも朝鮮差別をなくすことが大切です。


今、徴用工の問題から、日本は輸出規制を行っています。経済の問題のようになってきています。韓国がひどい話を持ちかけているというようなひどいマスコミの在り方、政府の在り方を忖度したマスコミによる宣伝、これにより反韓国の嵐がふいています。テレビでは韓国での反日のニュース、民間交流が途絶えたとか、一部のことをどんどん流しています。反朝鮮・反韓国の風潮はおかしいと思います。


日本は1910年に朝鮮半島を植民地にし、どれだけの人を朝鮮半島から日本に徴用したか。政府は、徴用工問題は斡旋・募集できた人たちだ、強制連行ではないと言っているのです。ところが徴用工というのは、1944年に国家総動員法とか徴用令とか出まして、それからのちに強制連行的なもの、夜中に無理やり引っぱり出して連れてきたり、それまででもすべて国がかかわりながら、警察権力を使って徴用してきた、これは事実なのです。

2・3日前ある徴用工の記録というドキュメンタリーがありました。その人はずーっと記録していたわけです。広島の東洋工業で働き、敗戦後、韓国に帰った。その人が連れてこられたのは強制連行そのものです。


そういうことを考えるならば徴用工の問題は、日本の植民地支配、過去清算の問題としてきちんとなされるべき問題です。1965年の日韓請求権協定で解決済みだと言っていますが、これは韓国に対しての5億ドルの無償提供だったわけです。個人請求については、日本政府もその後、否定してないわけです。今の徴用工訴訟については、輸出規制に話を変えて、反韓・反朝鮮を日本の中に起こしている。これは植民地時代に朝鮮人に対してやったことと一緒の空気ではないでしょうか。朝鮮人・韓国人大嫌いと思わせるような、そういった狙いではないでしょうか。


あるかなり有名な若いタレントさんが、韓国行ってきた、韓国の人たちはとっても良かった、とツイッターでつぶやくと、すごいコメントが入ったそうです。恐くて仕方がない。韓国がいい、朝鮮がいいと言うとどういう風に言われるかわからない、そんな雰囲気を今出している。そういう雰囲気を創り出しているのは政府であり行政であると思います。








火曜バンドは不滅です。今日は凄いゲストが来てくれました。







高嶺羽さん。幼稚園から高級学校までウリハッキョで学び今は韓国で伝統民族楽器の研究と演奏活動を行なっています。






まずはチャンセナプで火曜バンドと合わせながら吹いています。






長崎さん、暑い中、出張中の由美子さんの分まで頑張っておられます^_^











































高嶺羽さんを紹介される大村さん。


今日はゲストを紹介します。大阪の朝鮮学校で12年間学ばれました。朝鮮高級学校を卒業し、ソウルに民族伝統音楽の勉強のため留学されています。そして演奏活動をされています高嶺羽さんです。楽器テピョンソを演奏してもらいます。ウリハッキョの後輩のために駆けつけてくださいました。

<アメージングアリラン>












「アメイジング アリラン」











演奏に続いてアピールをする嶺羽さん。

高さん

幼稚園から高校まで15年間、朝鮮学校に通いました。朝鮮半島の音楽・言葉・歴史・文化も学びました。日本で生まれましたが朝鮮人の子孫として、朝鮮半島にルーツを持つ者として生まれました。そんな私が朝鮮半島の文化を学ぶのは当然のことです。

朝鮮学校に通って、堂々と自分が朝鮮人であると胸を張って言えます。

朝鮮学校を卒業した後、朝鮮学校に通わずに日本の学校に通った在日朝鮮人の方々に会う機会がありました。その方たちは、自分が何者なのかと、日本人なのか、朝鮮人なのかと悩む方がとても多かったです。自分が朝鮮人だと胸張って言える、それは朝鮮学校があったからです。朝鮮学校に通ったからです。

朝鮮学校に通ったから、今でも自分自身の文化として、朝鮮の音楽を学んでいます。朝鮮学校に通ったからこそできたことです。

ニュースである人が言いました。日本で生まれたのだから、日本の子どもじゃないかと。日本人として生きればいいではないかと。よく聞きます。

逆に言いたいです。僕らが朝鮮人として朝鮮のことを学ぶ機会があってはならないのかと。朝鮮人として自分のことを知り、朝鮮人であるということを自らが選択して生きていく。そのために朝鮮学校は必要です。朝鮮学校があるためにはたくさんの支援が必要です。朝鮮学校支援、朝鮮高校無償化適用をお願いします。


大村さん


 幼児教育の無償化が行われるということで、朝鮮学校のみ除外されているわけです。

そうすると窓口で、日本の幼稚園に行けば、認可外保育になれば、そんなことが言われるわけです。日本人になれ、同化しろ、と一緒です。

敗戦後74年、植民地化の中で日本人になれ、日本人化しろ、そういったことで行われたものを、敗戦後朝鮮学校を取り戻し、自分の国の言葉・文化・歴史を子どもたちに育んでいこうということでできた朝鮮学校が、ずっとここまで続いていってるのです。


日本の学校に行けばお金はタダでしょう。でもそうではないのです。そして今、日本の学校でどんなことが行われているのか。


極端な話ですが、この大阪市内で、ある小学校、5月8日、児童朝礼で、天皇即位を祝って、神武天皇の話を持ち出して、皇紀何年という、神話に基づいた話を持ち出す、その場で愛国の歌姫といわれるある女性歌手を呼んで、とんでもない歌を歌うのです。「行くぞ日の丸、令和の時代」とか、そういったことが日本の学校で行われているのです。大阪市内の学校で許されているということがおかしいことでしょう。











中大阪地域の皆さん集合です。


































演奏は続きます。






池辺さんが小笠原美津子さんの逝去について報告されて、小笠原先生を偲んで「十三夜」を熱唱されました。

池辺さん


 日朝の友好に長年尽くしてこられた、歌手の小笠原美都子先生が先週の木曜日に亡くなられました。日曜日に告別式を済ませてきました。9月にお別れ会をします。

先生はテイチクレコードのドル箱スターで華やかに活躍されました。


後半は中国から始まって日朝の友好に尽くしてこられました。28回訪朝なさって、音楽家たちをたくさん朝鮮に連れて行ってくださいました。


先生を忍んで「十三夜」を歌います。








オモニ会、ハルモニ会合同のアピール、シュプレヒコール。合唱は「声よ集まれ 歌となれ」❗️




オモニ会

先週英語版のチラシを配ったら、こんなもの読まれへんという人がいて、まだまだ伝えられていないと思いました。何度も何度も訴えていきます。

私も一言「DonotdiscriminateKorianhighschool」
     「朝鮮学校差別しないでください」

歌とシュプレヒコール

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ

・行政が差別するな

・朝鮮学校に高校無償化を適用せよ

・朝鮮学校に補助金を復活せよ

大村さん

城北に新しく赴任した先生は城北の卒業生です。堂々とした先生として子どもたちと頑張っておられました。

先生が言っておられました。どんな苦しい状況の中でもいろんな方々が私たちの学校のためにがんばってくださっている。だから私も母校で頑張れるのだ。子どもたちとともに頑張りたい。と















カナダからの留学生のアピールです、ニョニョが通訳をさせていただきました。

カナダからチェさん

私はカナダで勉強している韓国の留学生です。チェスヒョンといいます。

私は去る1年間、チマチョゴリについて研究してきました。研究の中でわかったことは、日本では今、チマチョゴリが着れないという現実です。なぜ着物は自由に着れるのに、チマチョゴリは着れないのでしょうか。

これは現在だけの問題ではなく植民地時代から受け継がれてきたものです。帝国主義の歴史をつなげてきた日本は、今歴史に対する認識を新たにせねばならないと思います。

朝鮮の子どもたちにとって、朝鮮半島のみならず、この日本は本当に大切な国です。

朝鮮の子どもたちの民族教育権を守ってこそ、日本は世界に誇れる国になると思います。朝鮮の子どもたちの民族教育権を保障してください。






















最後の歌は大村さんの音頭で「勝利のその日まで」❗️





















いつものように駐輪場に集まり申し送りです。




素晴らしい若者たち❗️







高さんの一言





暑い暑い火曜日行動が終わりました。来週も頑張ろうと励まし合い解散しました。



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生まれて初め育てた朝鮮カボチャの実と次女のコンサートだより

2019-07-28 07:43:25 | 日記
5月9日、若い友人の黄さんと久しぶりに恒例のランチを楽しむ日に彼女がカボチャの苗をプレゼントしてくれました。






どんどん葉っぱが増えて行きました。






どんどんツルが伸びてベランダの外に出ました。





一階の屋根まで伸びたところで、写真を見た黄さんが垂らさずに柵に絡ませてと言ったのでその通りにしました。






ついに蕾がつきました。^_^




花が咲きました。






どんどん咲いてはすぼみ咲いてはすぼみました。全て雄バナでした。





タルオルムの公演「中天」を見にいった日、教え子の朴さんが王様カボチャをプレゼントしてくれました。














いろんなものを作り楽しみました。






ベランダでは相変わらず葉っぱが伸びていました。花はやはり雄ばかりでした。








そんな時、教え子の朴さんが山本さんと私を自分の畑に招待してくれました。


三田の近くの山の中です。





こんなにたくさん収穫してお土産にいただいてルンルンで帰ってきました。






家に帰り、栄養分を吸収させました。







しばらくして苗を育て始めて2ヶ月経って初めて牝花が咲いたのです。私はこの時までもこのふっくらしたものが勝手に大きくなると思っていました。






ところがどっこい雄バナが咲いていないため受粉できず、せっかくのチャンスは虚しく通り過ぎて行きました。涙





牝花と雄バナが同時に咲かなければ授粉はできないのです。涙


あるfbチングが牝花と雄バナを同時に咲かす方法があるのになぜ調べなかったのかと言いました。もう後の祭りです。


ところがところがついにその日は来たのです❗️
















遂に牝花と雄バナが同時に咲きました。


チャンス到来❗️





雄バナを摘みました。







花びらを取り除き、花粉だけにして授粉してみました。










二日目、8.5センチ






三日目11センチ、順調です。今日は7月28日、うちの次女のピアノコンサートの日です。






実もなり、コンサートも成功すれば最高の日になることでしょう。


娘がウイーンでのピアノ留学から帰ってから10年目を迎え行われる大切なコンサートです。友人が大勢応援に駆けつけてくれます。本当に嬉しい日です。



10年前ウイーンから帰ってのはじめてのコンサートの時の写真です。





3月31日に行われた春のウリノレコンサートでは17曲も伴奏をしてくれました。





今日のジョイントコンサートを企画し、開催して下さる田淵千代子先生に心から感謝いたします^_^




当日の写真数枚だけ(7月28日)














ありがとうございました^_^





三日目11センチ






四日目、直径14センチになりました。また明日、、、


7月30日のカボチャは16.5センチになりました^_^









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7月23日、352回目の「火曜日行動」です。

2019-07-23 17:46:06 | 火曜日
雨が上がりました。








今日は352回目の「火曜日行動」の日です。







今日のレポーターはハルモニ会の木村さん。




写真撮影は年齢不詳の松尾さんです、今日も協力しあってブログを完成させましょう。





オモニ会の皆さん、そして東大阪中級部の三年生が社会実践活動の一環として全員やってきました。懐かしい顔顔、、、
そうです。2年前、1年間だけ東中で講師をしていた時の一年生がこんなに大きく、立派になってきてくれたのです。涙が出そうになりました。















大村さんの第一声始まりました。

☆大村さん

今日も暑い日になりました。352回というこの数字は早く打ち切りたいものです。
今日は東大阪中級学校と第四初級学校からたくさん来られています。

参院選の投票率は50パーセントを切りました。私たちはそれほど無関心なのか、それとも無関心にさせられているのでしょうか。
選挙が終わったばかりなのに、どの局もお笑いタレントの問題ばかりを延々と流しており、選挙結果の分析は一切ありません。
自民党が圧勝したかのような印象操作がなされていますが、本当にそうでしょうか。

自民党は得票率も議員数も減っています。
新潟では野党の女性候補が勝利しました。
秋田ではイージスアショア配備反対を掲げた女性候補が当選しました。

沖縄では辺野古基地反対を正面から訴えた候補が勝利しました。
また、重度身体障碍者が2人当選し、これが国会、ひいては社会を変えるきっかけになるのではと思います。
選挙結果の数だけ見れば自民が上回っていますが、私は、捨てたものではない、私たち市民がもっと動かねばと思いました。

今年10月から国が幼保無償化に向けて動き出します。そこでも朝鮮学校の幼稚班は除外されています。認可外保育所(ベビーシッターが部屋を借りて運営するようなものをも含む)も無償化の対象なのに。こんな理不尽なことがあっていいのでしょうか。

大阪はG20 で国際化をアピールしました。たしかに、大阪の街中のデパートは外国人観光客でいっぱいです。しかし、本当に多文化共生の社会として万博を成功させたいなら、まずは朝鮮学校への差別をやめるべきです。

それでは東大阪中級学校の学生さんたちのリレートークをお願いします。








火曜バンドは不滅です。

















先週もきてくれた師範科三年生と文学歴史学部2年生です。



































東中の学生たちのリレートークです。




☆3年男子学生

今私達は楽しく学校生活をしています。
しかし、実際は高校無償化の排除で、補助金が国からおりず、自分達は学ぶ権利を奪われています。
私達は日本学校の子達とさほど変わりはありません。ただ国籍が違うだけでなぜ、そんなにも差別を受けなければならないのでしょうか。なぜ、朝鮮学校だけが差別を受けなければならないのでしょうか。

私はこれからも学校で私達の民族を学び、国が私達に差別を続ける限り、戦うことをやめません。1日でも早く、国からの無償化適応をお願いいたします。





☆3年女子学生
「高校無償化」は私立学校、外国人学校、すべてに適応されているのに、朝鮮学校だけが除外されています。朝鮮学校を知らないし、自分には関係ないと思われている日本の方々も多いと思います。
私達の学校は、朝鮮語で授業しますし、朝鮮の歴史や文化も学びます。ですが、日本語の授業もあります。朝鮮学校はマスコミが流すような、そんな学校ではありません。暖かい場所です。朝鮮学校の生徒はそれぞれ個性を持ち、光り輝く同胞社会の未来です。私達はこれから同胞社会の未来のために、勉学に励みます。もちろんクラブ活動や、日本学校との交流、多くの人達に朝鮮学校を知ってもらえるように頑張ります。





☆3年女子学生

学校はいつも楽しくて、充実しています。そんな楽しくて、大好きな私達の学校は今、差別を受けています。補助金から排除され、私の兄が通う大阪朝鮮高級学校は無償化から外されています。一昨年には校舎を移転までしなければなくなりました。こんなに大きな日本が規模の小さい朝鮮学校だけを補助金から排除し、無償化から外すなんて明らかな差別です。気づいていますか?

 私達は生徒である前に、一人の人間です。堂々と生きていきたいんです。でも、過去の歴史や、今この存在さえも無視されつつあります。私達は部活、勉学にも一生懸命励んでいますし、それぞれ夢もあります。これ以上、私達の学ぶ権利、夢、未来を奪わないでください。何度も何度も叫んでいる私達の声に一度でもいいので耳を傾けてください。




☆男子学生
私は今日で小6の時以来2回目の参加となりました。まだ続く差別、永遠に終わろうとしない差別。自分の国の言葉、歴史を学び、歌を歌ったり。これの何がいけないのか。私達は悪い事一つでもしているのか。むしろそんなことをしているのは日本政府の方ではないかとよく思います。

2017年7月28日の勝訴のことは誰も忘れることがありません。しかし、そこから3か月も経たないうちに地方の地裁で敗訴が相次いでしまった。我々学生達は怒りと悔しさを隠し切れません。この感情はあの日本政府は何一つ理解していません。
弾圧に負けないのは朝鮮民族の伝統です。今ここに集結された方々、他の同胞達と力を合わせて必ずこの手で我々の学ぶ権利を勝ち取りましょう。





☆女子学生

大阪府庁の皆さん、私達は在日朝鮮人です。
この言葉を聞くと、話も聞いてくれませんか。胸が痛いです。
私達のことばに耳を傾けてくれないのですか。聞いてください。

私達は今も国からの援助がもらえず学校生活が困難に陥っています。
歴史を知っていますか? 昔、朝鮮人は何もしていないのに、日本は強制連行で私達の先祖を連れて行きました。それなのに日本政府は朝鮮人に対して「国に帰れ」など。
おかしいと思いませんか。でも私はこうして堂々と歴史を語ることができます。

ちゃんと歴史を学んでいるからです! 私のこの言葉が少しでも多くの人達の耳に届いて共感してくれる日を諦めず待っています。

☆女子学生
私は日本で朝鮮人として生まれました。日本人との違いは今学校で習う言葉や歴史や文化だけです。なぜそれが悪いのでしょうか。
私は、今日火曜日行動に参加して思いました。みなさんに良心はないのでしょうか、と。
それとともに、支援してくれる人がこんなにたくさんいることに驚きました。この日本が差別のない社会になるよう、共に頑張りましょう!




☆男子学生

僕は東大阪朝鮮中級学校ラグビー部主将です。わが校のラグビー部はこれまでに近畿大会に2回出場しています。それだけでなく、数多くの大会で優勝しています。それなのに「朝鮮学校だから無償化は適応できない。」本当にそうでしょうか。日本人の中でも僕らを応援してくださる方はたくさんいます。

僕は10年近くラグビーをしてきました。その中で日本学校との交流がたくさんありました。でもその子達は朝鮮学校だからといって差別するなんて一度もありませんでした。なぜ子どもができて、大人ができないのでしょうか。僕達は負けません、何度転んで何度負けようとも、この戦いに勝つまで決して負けません。

☆女子学生
私は火曜日行動に参加するのが今日初めてではありません。小学六年生のころ、日本の人達に頭を下げながらビラを配る同胞達の姿を目の当たりにして驚きを隠せませんでした。私達が朝鮮学校で楽しく勉強している裏で同胞達はこんなにも苦労しているんだと感じた私は心が痛くなりました。ですが、火曜日行動以外でもいろいろ辛い思いをして戦ってくれている同胞達や日本の方々に、日本政府は目もくれません。どうしてまだ差別を続けるのですか? どうして在日朝鮮の未来である朝鮮学校を破滅させようとするのですか? 朝鮮学校は私達にとって無くてはならない唯一の学び舎です。どうか先代達がひどい苦痛に耐え、作ってくれた学校を、私達の夢と希望が詰まったこの学校をこわさないでください。

どんな困難がぶつかってこようが、絶対に負けません。輝かしい未来のために、同胞達、そして協力してくれている日本の方々の愛があふれている学校で一生懸命学ぶことを誓います。








☆女子学生

どれだけ叫べばいいのだろう。火曜日行動が始まって7年。
補助金支給が停止され、高校無償化制度からも除外されています。今も朝鮮学校に対する差別は続いています。
なぜ私達だけが差別されるのでしょうか。毎週火曜日、ここで訴える声は聞こえていますか。

朝鮮学校に訪ねてきたある日本の方が「体育館やプールなど日本学校にあって朝鮮学校にないものはたくさんあるけれど、朝鮮学校にしかないものは、学生同士の助け合いの愛。先生と生徒の信頼の愛。学校への父母と同胞の地域の愛がある。」とおっしゃってくださいました。私はそんな朝鮮学校が大好きで9年間通っていることが誇りです。そんな愛に溢れた自慢の学校を奪わないでください。

私達は今日も朝鮮学校に通い、自分の民族に対して学び続けます。そして大阪府庁前へ向かい、火曜日行動が1日でも早く終わる事を願い叫び続けます。

☆男子学生
今私達在日同胞は一つになり、権利獲得のために戦い続けています。私達の先代達は差別されるたび立ち上がり、私達をまもるため戦い続けてきました。そのたび権利を勝ち取ってきました。何度声が届かなくても、何度心を踏みにじられようとも、私達は先代の意思を継ぎ、何度でも立ち上がり、必ずや差別のない、安心して学べる権利を勝ち取ってみせます。どうか、私達の笑顔を奪わないでください!

僕たちの手で、必ず学ぶ権利を勝ち取ろう!  (全員:勝ち取ろう! 勝ち取ろう!)










大阪第4初級の少年団員たちもやってきました。

☆大村さん

学生たちの声を聴いてくれましたか? 初級学校の時にも来たというという話を聞いて、それだけ長い間やっていることに胸が痛みます。
第四初級学校の生徒たちも来ています。







三人の代表がアピールします。


☆6年女子生徒

 私は大阪朝鮮第4初級学校に通う6年生です。
 私の父は日本人で、母は朝鮮人です。なので私の体には朝鮮人と日本人の血が半分ずつ流れています。そして朝鮮も日本も両方、私にとってはとても大切な国です。
 そんな私が朝鮮学校に通う理由は、話でしか聞いたことのない自分の国、朝鮮についてしっかり学ぶためです。
 でも、朝鮮学校で学ぶのは朝鮮についてだけではありません。日本の小学生と同じように日本語はもちろん、日本の地理や歴史も習います。

 このように小学生ではあるけれど、朝鮮についても日本についても学べる朝鮮学校が私は大好きですし、日本の方々にも、もっと私たちの歴史について、私たち自身について知ってほしいです。
 そのためにも朝鮮学校は必ず必要です。
 私たちの楽しい学校をうばわないでください。

☆6年男子生徒

 ぼくは今6年生です。
 この火曜日行動について昨日僕たちは勉強しました。そこで8年間もこの行動が行われていること、その回数が350回をこえることを知りました。
 8年前といえば、ぼくはまだ3歳です。
 そんな前からずっと火曜日行動が行われていると知り、おどろいたし、毎週朝鮮学校のために集まってくれていることを、とてもありがたいと思いました。

 でも8年間もやっているのにまだ解決してくれないんだとも思いました。
 朝鮮学校を守るため頑張っている人がこんなにたくさんいるのに、いつまでも僕たちのことを大阪府は無視し続けるんですか?
 無視しても僕たちは朝鮮学校を守るため、「差別しないでください」と言い続けます。
 何年たっても、大人になっても朝鮮学校を知ってもらうため頑張るので、朝鮮学校だけに対する差別はもうやめてください。

☆男子生徒

 僕は幼稚園の時から朝鮮学校に通っていますが、日本の学校や学生達と変わらない生活をしています。
 違いがあるとすれば、日本語や日本の文化はもちろんのこと、朝鮮語や朝鮮の文化、歴史も勉強しているということです。でもこれは日本学校に通う小学生が自分の国について学ぶのと同じで、僕たちは僕たちの国の言葉や文化、歴史について学んでいるだけのことです。

 朝鮮人として当たり前の勉強をしているだけです。

 それなのに朝鮮学校に通う僕たちだけ日本政府から差別されるのはなぜですか? そんなに朝鮮人がきらいですか?
 他の国の人々はよくて朝鮮人はだめな理由は何ですか?
 まだまだおさなくてわからないこともありますが、これが差別だということぐらいはっきりわかります。
 僕たちの学校をつぶさないでください。朝鮮人にも温かい手を差し伸べる日本でこれからは暮らしたいです。
 そのためにも、一度、朝鮮学校に通う僕たちの姿を見に来てください。



















大村さんが繋ぎます。

☆大村さん
これから朝鮮学校では夏祭りが行われます。近所の日本人が来て触れ合うと朝鮮学校がどんなところかわかってくれます。ぜひビラの裏の日程を見て、来てください。











高久美さんのご両親今日も来られました。







大阪朝高オモニ会会長のアピールです。

☆オモニ
朝鮮高校と東大阪中級学校に子どもを通わせている保護者です。子どもたちが「私たちの学ぶ権利」と言うと、「日本学校に来て学べばいい」と言われます。しかし、日本学校で何を学ぶというのでしょうか。子どもたちが言っているのは、「朝鮮人としての学ぶ権利」です。
私たちは決して最後まであきらめません。維新の会の皆様、そんなに力があるなら、ぜひ、補助金を再開してください。












オモニ会、ハルモニ会合同でのシュプレヒコール、アピール、合唱「声よ集まれ 歌となれ」












宋さんのアピール

☆オモニ
布施から来ました。私の娘が小6の時にこの行動が始まりました。いまはもう高3です。この7年間、本当につらい思いをしてきました。私たちの子どもも差別と偏見に対して闘ってきました。その娘が進路のことで「お父さんのような朝鮮学校の教師になりたい」と言うようになりました。逆境の中でたくましく育っていることをほこりに思うととともに、一緒に闘っていくことを決意しました。

希望を込めて歌を歌い、シュプレヒコールをおこないます。
 
『声よ集まれ、歌となれ』

・すべての子どもたちに学ぶ権利を保障せよ!
・行政は朝鮮学校を差別するな!

・朝鮮学校に「高校無償化」を適用せよ!
・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ!

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな!
・みんなの力で豊かな共生社会をつくろう!








































☆大村さん
私たち日本人は支援するというのではなく、この問題を放置していては民主主義社会を築くことはできないという気持ちでいます。勝利するまで闘いたいという気持ちを込めて、『勝利のその日まで』を歌いましょう。


最後の歌は全員で「勝利のその日まで」❗️



































カナダ大学に留学中のチェさんが来てくれました。






いつも溌剌❗️変わりない東中の先生方。






第4初級の校長先生も来られました。



駐輪場での申し送りです。










府庁内、ロピー活動の報告です。


*府庁訪問報告

維新の会と自民党の議員に会って話を聞いてもらいました。
山田けんた氏が納涼祭は必ず来ると言っていたそうです。







奈良からお子さんを東大阪初級に送っておられるオンマです。



第4の生徒たち、挨拶もしっかりできましたね^_^初級部低学年の時、学童保育で一緒に過ごした子どもたちが大きく大きくなって府庁前に来てくれました。






今日は夏休みも近いとあって子どもたちがたくさんきてくれました。嬉しいけど胸がいたいです。1日でも早く火曜行動に終止符を打つため、子どもたちの人権を守り学ぶ権利を必ず勝ち取るため、これからもがんばります。




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7月16日、351回目の「火曜日行動」です。

2019-07-16 18:16:01 | 火曜日
雨も上がり急に暑くなってきました。351回目の「火曜日行動」開始です。










火曜帽子の生みの親、由夏さんが久しぶりにやってきました。個性的なチョゴリを着て❗️





今日のレポーターはハルモニ会の平田さんです。写真撮影は松尾さんです。今日は暑いですがよろしくお願いいたします。





火曜バンドは不滅です。






由夏さんも飛び入りで❗️








無償化連絡会大阪、大村和子さんの第一声始まりました。

*大村さん

私達は大阪府民・市民の目線で朝鮮学校の無償化問題、補助金問題を取り組んでいます。もう8年に入っています。351回目です。こんな記録はスットプしたいものです。

今、参議院選挙期間です。各政党、各候補者が色々な公約を述べています。しかし、ほとんどの公約の中に、朝鮮学校の問題、朝鮮人の人達の姿は見えていないと思います。

ご存知ですか。オモニ、アボジ達、保護者の人達は同じように税金を払っているんですよ。きっちりと義務だけは果たしているのに、選挙権がない、意見を述べるきちっとしたそういうものがない。この国の政治に文句を言うなということでしょうか。


この10月から国レベルで、幼児教育の無償化が実施されます。しかし、朝鮮学校の幼稚班だけは除外されているのです。高校無償化から排除され補助金が不支給とされる、こんなことが簡単になされていくんですよね。本当に腹立たしい。この国はどこへ向かうのだろうか、そんな思いでいっぱいです。


ヘイト条例が出来て3年を迎えました。しかし、相変わらずヘイトスピーチなどが各地で行われています。法はできても、どうして止めることができないのか。国や行政が朝鮮学校に差別をしている、だから朝鮮学校に差別をしても構わないんだ、やってもいいんだという、差別を止められない情けない状況を生み出していると思います。


この構図によって、子ども達は大変な状況にあります。子ども達は感じています。「私達は朝鮮人であることで差別されないといけないのか、何か悪いことをしたのか」などということを聞いた時、本当に胸が痛みました。


でも学校の中では差別はありません。言葉、文化、歴史などを学びアイディンティティをはぐくんでいます。子ども達は負けてはいません。未来に向かって頑張っています。子ども達に暗い影を落とさないような日本社会にしていかなければならないと思います。


















若いオンマたち勢ぞろいです❗️








生野初級、東大阪中級、大阪第4初級から大勢のオンマたちが駆けつけてくださいました。
























青年たちも❗️













梁さんがアピールします。

中級部の娘さんがオモニの事を詩に書いて「コッソンイ」コンクールで一位になりました。素晴らしい詩です。

*梁オモニ

私は、朝鮮中級学校、高級学校に子どもを送っている母親です。今日の火曜行動が351回目となります。毎週のようにこの場で私達は朝鮮学校の良さや、朝鮮学校について沢山の方に知っていただく為にアピールをし、ビラを配ってきました。

府庁職員の皆さん、一度はビラを手に取り読んでいただけましたでしょうか?朝鮮学校について関心をもっていただけましたでしょうか?また朝鮮学校に足を運んでほしいと何人ものオモニがこの場で訴えてきました。一度でも足を運んでいただけましたでしょうか?学校に足を運んでいただき、自らの目で、耳で、そして心で感じて頂きたいです。


子ども達の純粋な笑顔を見れば、子ども達の学ぶ権利を奪おうとしているこの不当な差別が間違っていると必ず気づくはずです。先日、ハンセン氏病の家族の方が裁判で勝訴しました。人権侵害にあたると国は控訴をしませんでした。この社会で人権侵害は沢山行われています。朝鮮学校への差別もその一つだと思います。


大阪からこの差別を正していきませんか。私たちはこれからも差別がなくなるまで訴えていきます。
















由夏さんがアピールします。

*由夏オモニ

私は東大阪朝鮮学校中級に娘を送る母です。又、下の息子は日本の学校の支援学級に送っている母でもあります。私自身、朝鮮学校で育ち、娘も朝鮮学校に送っていて、今年初めて日本の公立学校という門をくぐりました。今日はそこで感じたことを話そうと思います。

日本の学校は地域によって差がありますが、朝鮮学校に比べると、色々なことがそろっています。施設、先生の数、支援制度など学校として必要な物や人は整っています。最近では一人一人に対応した個別の対応や支援にも力を入れていて、地域とのつながりやルーツについてもしっかり学べるよう考えられています。「教育」としての基本は整っている中で感じた事は、日本の未来のために、日本で生きていく上で必要な事を、しっかり先生方も頑張って教えてくださっている事も感じました。


しかし、私達家族は、色の違うパスポートをもった外国人です。その、日本で生きていく上で必要な事プラス、自国とのつながりやルーツ、アイディンティティをプラスしてこそ「人」として生きて行けるのです。

特に在日韓国、朝鮮人や中国などアジアにルーツをもつ外国人には色々な歴史的な経緯もあります。なぜ自分がここにいるのか、なぜ違う色のパスポートを持って日本で生きているのか、その答えが必要なんです。

その答え朝鮮学校にあるんです。日本の学校でその答えを探そうとしてもそれは、「日本歴史」という本で「朝鮮史」の内容を探しているのと同じなのです。あくまでも日本の中の外国です。私達は「朝鮮史」の本で日本を学ぶ事を必要としているんですし、その権利があります。


今日は私はあえてチョゴリを着てきました。何を着て、なにを食べるのも自由です。自国の事を学ぶ事も政治などにとらわれず自由でありたいと思います。






上着がチョゴリだったとは言われるまで気づきませんでした。





歌舞団の新人団員も活躍していますよ。オンマたちと一緒に❗️






満7年間、立ち続けてくださった素晴らしい方々❗️





青年たち❗️













平石さんもアピールです。

*平石さん

私は全港湾労働者として働き、組合の活動をしていました。朝鮮学校に通わせている親の話には心が痛みます。このようなことをいまだに言わせているのです。戦後70年、変わっていません。


安倍さん、自民の皆さん、そして維新のみなさん、まだまだ続ける気ですか?いい加減にしてください。北大阪朝鮮学校は50年以上になり、校舎が老朽化しています。

日本の学校ではそんなことしなくていい、私はこんなことを恥じだと思っています。私は朝鮮学校の納涼祭に行ってきました。焼肉を食べたりして交流してきました。7月22日にも納涼祭があります。理屈ではなく、実際に行って交流すればいいのではないでしょうか。


安倍政治について、ひどいものだと思います。韓国に対し3品目の輸出規制をするという。徴用工問題に対応しないからというのです。先日の話し合いもひどいものでした。こんなことをしていると日本の政治はダメになると思います。






李英一さんご夫妻❗️








































































オモニ会合同のアピールとシュプレヒコールと合唱「声よ集まれ 歌となれ」


*オモニ

私は、朝鮮学校に子どもを通わせる保護者です。現在「高校授業料無償化」から唯一、朝鮮学校の子ども達だけが除外されています。それをうけて大阪府は長年支給されてきた助成金を2011年度からすべて停止しました。


ではなぜ支給されていたのか?それは大阪府が外国人の子ども達にも学ぶ権利は保障されるべきというまっとうな意識をもっていたからだと思います。子ども達の学ぶ権利は国籍や、民族に関係なく保障されるべきだと思います。


よく在日外国人が保障をもらいすぎていると言う人を見かけますが外国人に納税の義務があることを知らないようです。私もしっかり税金払っています。知らないことが差別をうむとはこういうことだと思います。


大阪府は、朝鮮学校に対する助成金を速やかに復活・再開してください。


ご通行中のみなさん、行政が子どもを差別している事を知って頂き、国籍に関係なく平等な町になるようご協力をおねがいいたします。

オモニ達の歌とシュプレヒコール






愛のキャンディです。









明石の吉田さんがまた来てくださいました。




































鄭青年もアピールします。

*若者

青年同盟のチョンです。無償化は高校時代に可決されました。大学に進学したあと、適用除外になると聞きました。補助金の不支給も知りました。


朝鮮学校にいくことがそんなに悪いことなのか、朝鮮人として生きていくことがそんなにわるいことなのか、新自由主義が強まり、自己責任がはびこっています。


沢山の同胞、日本人の人がなみだを流して闘ってきました。4・24が示している。どれだけ弾圧されようが、差別されようが闘いを止めません。今、納涼祭が行われています。同胞達の温かい気持ちと屈強な気持ち、心を知っていただきたいです。









朴さんもアピールします。

*アボジ


生野区コリアタウンの近くの第4初級で民族教育を守ろうと活動しています。

第4は冷房がありません。昨年の猛暑では大変でした。近くの、御幸森小学校は3年前に設置されました。

ハラボジ、ハルモニは通学の子ども達の見守りを毎日してくれています。朝鮮学校の子ども達だけでなく、御幸森小学校の子どもたちにも声をかけています。“アンニョンハセヨ、おはようございます”と。小学校の先生もアンニョンハセヨと声をかけてくれます。

地域では同じ住民なので、日本人であろうと何人であろうと、子ども達が事故なく安全に登校できるようにと思っています。地域では自然に出来る事が国や大阪府の行政になるとなぜできないんでしょう。それを抑える何か力が働いているのでしょうか。

住民の助け合っていこうと言う感情を上からおさえる、悲しいと思うし、憤りを感じます。


オリンピック、万博、ラグビー大会があります。その人たちに臭いものにふたをして、いいとこだけ見せるつもりでしょうがみんなは見ています。


朝鮮学校の問題は根本問題を解消することにつながります。行政として考えないといけないと思います。議員の皆さん、踏ん張ってください。踏ん張らないといけないと思います。























李さんもアピールします。

*アボジ

私の家内は日本の学校を卒業しました。私は日本の学校から朝鮮学校に転向しました。両方を経験しました。

一つ言えることは、質、レベルにおいてまったく差はありません。

私達の子ども達は友好の懸け橋になる子たちです。教育問題を政治問題にしているのは、議会だと思います。次の時代を見据えて、現実を見据えて、解決をおねがいします。








大村さんが繋ぎます。

*大村さん

徴用工問題は、私達が歴史を学んでいないと言う問題です。

歴史問題と言えば「慰安婦」問題があります。キルウォノクハルモニもキンボクトンハルモニも朝鮮学校の子ども達のことを心配され支援してこられました。歴史をきっちり正しく考えないといけないと思います。






















最後の歌は「勝利のその日まで」❗️

















いつものように駐輪場での申し送りです。















府庁内ロビーの報告です。









パンさんもアピールします。










今日は若いオンマたちがお花畑のような華やかな雰囲気を作って元気をくださいました。













来週も頑張りましょう❗️

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7月9日、350回目の「火曜日行動」です。

2019-07-09 20:39:04 | 火曜日
もう350回?!時の流れが速すぎて嫌になります。私の1週間は火曜日から始まる様になってしまいました。













今日のレポーターはハルモニ会の横道さんです。





写真撮影は松尾さんです。今日もよろしくお願いしますね^_^





火曜バンドは不滅です❗️






今日のリーダーは無償化連絡会の大村和子さんです。大村さんの第一声始まりました。

☆大村さん

府庁で働いているみなさん、ご通行中のみなさん、こんにちは。
私たちが府庁前で集まりを始めて今日で350回目になります。
回数を更新するのが目的ではありません。2012年4月に始めた火曜行動がこんなに長期になるとは思っていませんでした。


大阪府・大阪市には全国に比し、多くの在日朝鮮人が住んでおられる。朝鮮学校もたくさんある。国からの援助が一切無いから、大阪府・大阪市は朝鮮学校に長年補助金を出してきました。


それが急に補助金がゼロになった。これは大変なことだ。そんなことが許されてはならない。
朝鮮学校の親も子供たちも同じ府民・市民であり、納税もきちんとしているのに、理不尽ではないか。私は日本人としておかしいと思い、訴えたいと思い、立ち上がりました。


「高校無償化」問題も私立学校、外国人学校すべてに適用されているのに、朝鮮高級学校だけが除外されています。


数人ではじめた火曜行動は回を重ねるうちに色々なことがありました。
日の丸の旗を持って差別的な言葉を吐き邪魔をする人物が現れたこともありました。
話し合っても、刷り込まれたことしか返ってきません。


松井知事が通りかかった時、赤ちゃんを抱いたあるオモニが「この子に学ぶ権利はないのですか」と知事に問いかけました。知事ははっきり「ない!」と言われたそうです。
また、ビラを払いのけられたり、うるさいと言われた時も私たちは丁寧に反論してきました。


でも悪いことばかりではありません。
「がんばれよ」と言ってくださる職員の方もいます。
火曜行動に立ち寄ってくださる人や、カンパを寄せてくださる人もいます。
フェイスブックで見て、電話で励ましてくださる遠方の人もおられます。


朝鮮学校のことを知らないし、自分には関係ないと思っている日本人が多いと思います。
朝鮮学校は朝鮮語で授業することと、もちろん朝鮮の歴史や文化は学びますが、他の授業の内容は日本の学校と変わりません。日本語の授業もあります。
マスコミが流すような、反日的な学校ではありません。


先日、城北朝鮮初級学校で15回目の給食作りをしました。朝鮮学校には給食がありません。
学期に一回ですが、仲間もだんだん増えて、今回は18人の仲間が集まってくれました。
初めて参加した女子大生は、健やかに伸びやかに勉強する子どもたちに感動していました。
朝鮮学校に出会えて良かったと言っていました。
自分の目で見て感じることで色々わかると思います。


これから各朝鮮学校では納涼祭などが行われます。ぜひ訪ねてください。よろしくお願いします。










河さん!





















イケメン三銃士に熟女お一人健在です❗️





柴田さん、今日も来てくれましたね。














香代さん、いらっしゃい^_^












由美子さんの分まで頑張る敏和さん!














スンジャさんようこそ❗️








崔さんもマイクを持ちました❗️

☆崔さん

皆さん お疲れさまです。

皆さんは6月30日、報道を通して衝撃的な場面をご覧になったと思います。
G20の帰途、トランプ大統領がパンムンジョム(板門店)を電撃的に訪れ、金委員長と会談し、全世界に衝撃を与えました。
トランプ大統領は朝鮮の地に足を踏み入れた最初の大統領と言われていますが、それは何を意味するか。
このことの意味をしっかり考えたいと切実に思っています。


共和国とアメリカは休戦状態ですから、ある意味交戦中と言えます。
そのアメリカ大統領が板門店に足を踏み入れ、金委員長と笑顔で話し合った。さらに文大統領と三者で会談した。
このことは、当事者たちが、紛争を終わらせよう、若しくは終わっていると捉えたという、象徴的な出来事だと考えています。


半面、日本の政治の在り方、社会の在り方はどうですか。
今回の選挙の争点は改憲、憲法を変えるとことを安倍首相ははっきり言っている。なぜ変える必要があるのか。それは戦争する国にするためです。


休戦状態を終わらせるために、トランプ大統領、金委員長、文大統領が会談しました。中国もロシアも合意しています。なぜ日本だけが逆行するのですか。
日本のこのような危険な政治が、朝鮮学校にたいする差別をも生み出しているのです。
ただの差別ではないのです。根深いものです。


そういったことをきっちり考え、しっかり向き合ってください。
無関心が一番こわい。暗黙の了解などというのは共犯者です。










東京在住の高久美さんのご両親、今日も来られましたよ。


















くっすんさん、動き始めました^_^























大村さんが繋ぎます。

☆大村さん

ほんとうに感動的な場面でした。アメリカの現職の大統領が軍事境界線を越えました。
その時、軍事境界線はなくなり、平和と統一の象徴に変わりました。

7月27日は朝鮮戦争の休戦協定から66年目です。戦争終結に向けた年になりました。
G20で安倍首相は韓国の文大統領を無視しました。隣国の大統領ですよ。
安倍さんは「慰安婦問題」「徴用工問題」は歴史問題ではないと言いました。
正しい歴史を考えていたらこんなことにはなりません。
教科書の問題をふくめ、正しい歴史を教育に取り入れなければなりません。










黙々とメモをとる横道さん!









通院しながらもバスに乗って駆けつけて下さる秦さん❗️






陶山さんもマイクを持ちました。

☆陶山さん

みなさんこんにちは。

毎週こうして訴えているのは、本当に差別のない社会を作ってほしいから。
具体的には「高校無償化」制度の即時適用と大阪府・市の補助金の即時再開を求めています。

私の住んでいる近くに小学校があります。今の時期、キャーキャーとプールの楽しそうな声が聞こえてきます。
朝鮮学校にはプールがありません。給食もありません。
日本に住んでいる、どの子にも等しく教育を受ける権利があります。
それを保障するのが行政の仕事だと思います。


先日、第四朝鮮初級学校の公開授業に行ってきました。
初めて参加した友人はとても考えさせられた。参加して良かったと言ってくれました。


映画上映会やカンパ活動などでクーラー設置活動が行われて、講堂にもクーラーが入っていました。でも家庭用なので十分とはいえません。
校長先生は、クーラーは設置出来たが、その電気代がまた親の負担になるので、大変苦しいと言っておられました。そのお話を聞いて本当に悲しくなりました。


私は公立小学校で教員をしていましたが、後輩の若い先生方に、なぜ民族学級が必要かということを話す機会がありました。
嬉しかったことは若い先生が、目の前に在日の子どもがいたら、向き合っていこうと思うと言っていたことです。


また、小・中・高とサッカーをしていた若い男の先生は、朝鮮学校との試合は、いつも負けていたけれど、そこで交流の生まれた経験を話してくれました。


今、参議選が始まっていますが、どの子の人権も平等に保障され、差別のない社会を目指す人を選んでください。よく考えて選挙に臨みましょう。
























愛のキャンディ❗️









古賀さんもマイクを持ちました。

☆古賀さん

ご通行中のみなさん こんにちは。
府庁のみなさん ご苦労さまです。

吉村知事、4月7日知事選の勝利おめでとうございます。
私は反対側におりましたので残念でしたが、あえておめでとうと言わせてもらいます。

知事は多くの支持を得て当選された。
たくさんの大阪府民の支持を得て当選した以上、自分達の考えだけで府政を行うのは吉村知事らしくありません。
在日の方々も我々も府税を納め、大阪府政を支えております。
朝鮮学校補助金の即時再開という私たちの願いを、大阪のためにもぜひ聞き届けていただきたい。

ヘイトスピーチは法律上禁止されていますが、府や市が朝鮮学校を差別していることは、ヘイト勢力の助けになっています。
行政がヘイトスピーチを助長してはいけません。
行政がヘイトスピーチを後押ししてはいけません。

吉村知事、一日も早い補助金の再開をお願いいたします。












オモニ会の皆さんが三々五々集まって来ました。





香代さんが先頭に立ちアピールです。

☆オモニ

アンニョンハシムニカ
私は朝鮮高級学校3年生に娘を通わせているオモニです。
今日、上海経由で修学旅行から帰ってきます。

いつになったら直行便が出来るのだろうと、いつになったら南から上がって行けるのだろうと何時も思っています。
でも現実は上海経由でウリナラに行きました。

安倍首相がハンセン病裁判判決に国は控訴しないと決断したとニュースがありました。

選挙のためかもしれないけれど、この決断はとてもいいことだと思います。

朝鮮学校の子ども達が日本で楽しい毎日を送り、不自由なく学校に通えるように、国による「無償化」適用を安倍首相は同じように決断してほしいと思います。
府・市の補助金再開を知事や市長は決断してほしいと思います。










オモニ会、ハルモニ会合同のシュプレヒコールと合唱「声よ集まれ 歌となれ」

今日は福島・北大阪地域から来ています。
みんなで歌をうたいます。一緒に歌ってください。

♪♪ 声よ集まれ 歌となれ ♪♪

シュプレヒコール❗️

・すべての子どもたちに学ぶ権利を保障せよ!
・行政は朝鮮学校を差別するな!

・朝鮮学校に「高校無償化」を適用せよ!
・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ!

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな!
・みんなの力で豊かな共生社会をつくろう!












最後の歌は「勝利のその日まで」❗️






いつものように駐輪場に集まり申し送りです。

☆ロビー活動の報告
選挙モードに入っていて議員さんには会えなかった。
毎日新聞の記者と朝日放送の記者に面会できた。
毎日新聞のキャップの方は公開授業や納涼大会など
をぜひ訪ねたいと、言っておられた。









































帰る方向が同じ方々でランチいただいて帰りました、来週も頑張ります^_^



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