176回目の「火曜行動」が始まりました。
今日のレポーターは「春母(ハルモニ)会」の平田さんです。
長崎さんのアピールから「火曜行動」は始まりました。
「今日は今年最後の火曜行動になりますが、子供達が「大阪で育って良かった」と思えるように、補助金の復活を求めて活動を続けていきます。
元気の出るお話を。若い人たちの話です。
以前に生野朝鮮学校を訪ねて来た、堺東の高校生たちが12月26日にフェスティバルを企画していて、そこで、朝鮮学校が補助金を打ち切られたことを取り上げるそうです。
朝高の美術部が12月17日~22日、美術展をしていました。“摩擦”というテーマでした。感受性の鋭い時期、社会への深い思いはあるはずだが、“摩擦”について考え、自分はどう思うか、どう表現するかという視点で、独創的な作品ばかりでした。
“恨み”的なものでなく、自身の内面をとらえ、社会とどうつなげるかを表現していました。そこに、堺東の高校生も来ていました。
年末にはラグビーの試合があります。今年は大阪ではなく東京の朝高が初めて全国大会に出場します。28日です。ぜひ応援に行ってください。
これは沖縄の話です。
沖縄の皆さんは、辺野古に新基地はつくらせない、“これは魂の叫びだ”と立ち上がっています。先日、代表者の山城ひろじさんが大阪に来られ、お話をされました。山城さんは、4月にリンパの癌と診断され、半年の闘病を終えて、座り込み現場に復帰してすぐ逮捕されました。
なぜそこまでして闘うのか?あの沖縄戦を生きた90代の“オジイ、オバア”が、もう繰り返してはならないと闘っているからです。
10代20代の人が集まってきています。山城さんは、苦しい場と思われるかもしれないが、“もう基地はいらない”という一点で、色々な人たちが集まり、暖かくつながっていると言われていました。
その話を聞いて、火曜行動も同じだと思いました。
孫のため、民族教育のために苦労をしたハラボジ、ハルモニが、自分の子供たちが権利を奪われていると、アボジ、オモニが、この状況は日本人として誇りをもてない、許せないという人たちが、火曜行動に参加し、心がつながっています。」(レポート平田)
ソウルの兄弟が持って来てくれた大切な横断幕です。
生野初級のオモニ会会長さんが又きてくださいました。
北大阪地域のオモニムたちが来てくださいました。
梁オモニム、一年間本当にお疲れ様でした。
ナカムラさんもきてくれましたよ。
柴田さんが連続してきてくれました。
「火曜バンド」は今日もみんなの心に勇気と元気のパワーを送ってくれました。
ー森本さんのコメントと作品ですー
「今年一年お世話になりました。ありがとうございました。今年最後の火曜日行動、赤ちゃんを詠む3首です。 ちゅうき
「青い空元気いっぱい赤ちゃんは我らの仲間火曜日行動 」 ちゅうき
「師走の空赤いほっぺの赤ちゃんが何も言わずにすべてを語る」 ちゅうき
「抱かれて赤ちゃんそこにいるだけで無限に広がる抗議行動」 ちゅうき
美男子5人衆登場です!
「今日は日朝市民連帯・大阪の有元共同代表(真中)も参加されています。
30年ほど前、有元さんがまだ現職の労組役員の時からのお付き合いです。
55年前、青年部時代に60年「安保」闘争の時、三井三池闘争の現地に夜行列車で行かれたそうです(手作りのゲルマニウムラジオを聞きながら)。
ホッパー(貯炭槽)前の集会で会ったかも知れません。」(中山さんのコメントから転載)
同胞も日本の方々も赤ちゃんまでも一つの想いで今日も集まりました。
宮川さんが今日もバイオリン片手に走ってこられました。
恥ずかしがり屋の金さんも少し写真に慣れてきたようです。
柴田さんが今日も先頭切ってアピールしてくれました。
「橋X氏は改革を断行させると言っていましたが、安倍政権も同じ、ネオリベラリズムの繰り返しにすぎません。
格差が広がって、非正規やブラック企業など、希望が見いだせない、不安定になる。そこに、“在日特権”というウソがあおられて巻き込まれます。
人権が確立する社会を作っていかなければならないと思います。」(レポート平田)
明玉さんも風邪の中きてくれましたよ、
エミさんのアピールです。
「保護者の一人です。今日は子供の誕生日です。
子供は、親が言ったのでもないのに、朝高に行くと決めています。
その子が初級1年の時の春休みに来てアピールしたのを読みます。
「ウリハッキョに行っています。4月には2年生になります。ウリマルを習って、10級に合格しました。一輪車にのれるようになりました。朝鮮舞踊も習えて楽しいです。日本の大人のみなさん、朝鮮学校をいじめないでください」
子供がなぜ、こんなことを言わなければならないのでしょうか?」(レポート平田)
ナカムラさんアピール初デビューです。
「3年前に初めて知って、ここに来ました。誘ってもらって朝鮮学校にも行きました。その学校の近くに日本の学校もありましたが、それと比べて校舎も古くかったです…だからもっと支援してほしいと思いました。
赤字だといって、文化とか学校など弱いところが切られています。
朝鮮学校の方も税金を払っているのですから、平等に支払っていってほしいです。」(レポート平田)
舞踊手同士です。
天使君と天使ちゃんのお出ましです。府庁前がパ~と明るくなりました。
天使ちゃんの未来のために頑張るオンマ!
「赤ちゃんが生まれてから今日で4回目の参加になります。
毎回、悔しかったり、少し喜んだり複雑な気持ちになります。
今日、知事が通ったので、ビラを渡そうとしました。「毎回もらっているからいいです」と受け取りませんでした。
私達がどんなに大変な思いで此処にきているか、この紙1枚がどんな重みを持っているか、この1枚に、朝鮮学校に通う子供たちの希望と未来がかかっています。
日本の知事が、そういうことでいいんでしょうか?
ビラをまだもらっていない方はもらってください、読んでいない方は読んでください。
この子供たちにも、同じ権利があって、未来があります。同じ権利をください。知事は、毎回ビラを受け取ってください。」(レポート平田)
長崎さんのあたたかい眼差し、、、
仲間たちと最後の合唱をしながら、なぜか悔し涙で、声を詰まらせてしまいました。ごめんなさい。
合唱の後、いつもの駐輪場で報告会がありました。橋X氏がトップになってから60人もの先生方が「日の丸、君が代」強制条例を違反したからと解雇されたそうです。
なんということでしょう、民主主義国家として恥ずかしくないのでしょうか?
みんなで駐輪場に集まり激励しあいました。
終了後、「春母(ハルモニ)会」のメンバーと今年最後の食事会をするため、近くのイタリアンのお店に行きました。
火曜日だけ1000円バイキングを行なっているのですが、今回で4回目かな?100回目の食事会からこちらでの食事が始まりました。
今年の1回目の「火曜行動」は1月6日130回目から始まりました。今日が176回目なので47回、府庁前に立ち、アピールをし、歌を歌い、ビラを配りました。
どんどん仲間が増えて行きました。国の違いや思想や所属団体の違いなど、とっくに超越して「火曜行動」の仲間は姉妹になりました。
「火曜行動」のブログも今ではみんなの力を合わせて、作れるようになりました。この連帯感は今日を元気に生きる源かも知れません。本当にありがとう。そしてお疲れ様。
2012年4月17日から今日までほとんどの「火曜行動」で毎回30分以上のアピールをして、みんなを引っ張って下さった長崎由美子さん!本当に本当にお疲れ様でした。
梁オモニムを始め毎回来てくださった同胞の皆さん、退院したその日から駆けつけて下さった館山牧師をはじめ日本の友人の皆さん、本当にお疲れ様でした。
古賀さんはじめ毎回素晴らしい演奏でみんなを鼓舞してくれた「火曜バンド」の皆さん、来年もよろしくお願いいたします。
それにそれに毎回みんなが元気になるようにキャンディを配って下さったチョグッスンさんを始め「ハルモニ会」の皆さん、お疲れ様でした。1月5日から再スタートです。
諦めることなく最後の勝利を手にするまで、励まし合いながら坂を上りつづけましょうね。
応援してくれた皆さん!来年もよろしくお願いいたします。
「春母(ハルモニ)会の皆さん、レポーターとして、キャンディおばさんとして本当に本当にお疲れ様でした。