6月30日、387回目の「火曜日行動」です。

雨が降りしきる中、３８７回目の「火曜日行動」が大阪府庁前にて行われました。

今日のレポーターは、ハルモニ会の平田さんです。

写真撮影は松尾さんです。雨で大変ですが、力を合わせて発信して参りましょう。

歌舞団のカンさんと新人団員の金さん、一番乗りです。

火曜バンドは不滅です❗️❗️

長崎由美子さんの第一声始まりました。

＊長崎さん

大人が子どもの笑顔を奪わない、朝鮮学校の高校無償化、幼保無償化、補助金の復活を求めて今日も火曜行動のメンバーが集まっています。

コロナ感染、この後も経済の落ち込みもまだまだ広がっています。コロナ問題で改めて政治のことを考えました。弱い立場の人が守られていない、セイフィーネットが弱くなっていると感じました。

朝鮮学校の保護者も休校になって働きに行けない、そういう中で頑張っています。こういう環境にあっても朝鮮学校への差別が明らかになっています。埼玉でマスクを配布しなかった差別は、抗議の声で配布されましたが謝罪も今後の姿勢も示されていません。幼保無償化の適用はされていないままです。

宝塚市、中川市長が頑張っているところですが、６/２５に市議会で幼保無償化が外されていることに対し是正を求める請願を決議しました。

全国で、朝鮮学校を含む認可外として外されている幼保に対し、国が地方自治体に調査事業を提起しています。年間8万円の協力金がでます。宝塚市が決議を上げたという動きもあり、１８の自治体が調査事業に手をあげています。無償化につながれば全国に広がっていける。あきらめない、お互い手を繋ぎ合っていきましょう。

朝鮮大学の学生を、困窮する学生を支援する国の政策の対象から除外しています。幼稚園から大学まですべての朝鮮の子ども達を差別しています。

税金は取るが権利はない。保護者の方達は各地元ではいろいろの役割を担って活動をされています。しかし、子ども達の権利はすべて奪われています。

大阪府庁で働いている皆さん、こういう実情について考えてみてください。

大阪福島初級のオモニたちです。力が沸き上がります。

京都から来られた高橋さん。今日もマイクを持たれました。

＊高橋さん

京都から来ました。
何かとっかかりがないと新しいことに気づきません。忙しい時間と思いますが、何かピンとくるものがあれば話を聞いたりしてみてください。皆さんは公務員をされている以上、僕らより論理的にものを考えていると思います。

建物、道路についてお話したいと思います。雨にぬれても、整備された道路がある、建物の中では濡れず安全ですよね。そういった設備の中で暮らせているが、そういうのは作った人達が居るからですよね。安全に暮らしているインフラが一つ一つ出来ていくんですよね。

在日の汗がしみこんでいないものはないんですよ。こういう人たちに不利益をもたらすのは論理的でない。自分が論理的に考えているつもりでも、脳は時々破綻します。道路、建設、電車、食べ物・・つながって考えてみてほしいです。

京都には尹東柱が留学していました。記念碑が建てられています。興味がなかった人も、詩を読めば何か感じることがあると思います。”星をいとおしむ心で　すべての生きとし生けるものを　いとおしまねば”　何を言いたかったかくみ取るしかない。ぜひ立ち寄ってみてください。

イケメン三人衆、久しぶりに勢ぞろいしました。仲間に会えることがこんなに嬉しいなんて
❗️❗️

雨が時折酷くなりましたが、皆さん毅然と立ち向かっておられます。

高橋さんに続き、河住さんもマイクを持たれました。

＊河住さん

大阪府・市に生活保障を求める座り込みが行われていて参加しました。テレビなどで吉村知事を高く評価する声がありますが、生活保障に対してほとんどお金を出していないということがわかりました。大阪は中小企業の倒産が全国で2番目に多いのです。生活保護の支給を必要とする人も多いです。

コロナ対策の一律10万円の給付は大阪市はまだ３％です。大阪市の保健所は一ヶ所しかありません。PCR検査も、まだ希望しても待たされている話をききます。

大阪市は1100億円の予備費を持っていますが、松井市長は都構想や万博、IRに取っておくといっています。
私達の生活のためのことをやっていただきたいです。

大村さんもアピールです。

＊大村さん

昨日、何か月ぶりかで城北朝鮮学校へ行ってきました。６/15から生徒が登校しています。3月から休校、5月、6月と登校日を増やし6/15から普段どうりになっています。

広い地域から通学しているため、先生達はオンラインを活用したり、子ども達をフォローしたり頑張ってこられました。築60年の木造校舎で、今まで頑張ってきたのですが、今年は各教室にクーラーが設置されていました。すべて保護者のみなさんの力とチャリティなどで得た資金で設置されたのです。
日本の学校は府・市によって設置されています。

朝鮮学校は自分たちの言葉、文化、歴史を学び、アイデンティティーをはぐくむ大切なところです。大阪府内には9校があります。そのうちクーラーがない学校が2校あるんですよ。今年の夏は暑いです。子ども達はマスクをして授業をうけていました。

国からの支援がない、補助金がない。何とかして維持していますが、今後どうしていくか思案をされています。この夏はコロナで納涼祭もできません。

先ほど生保の話がでていましたが、一番弱い立場のものではないですか。私は、補助金を何とかもとにもどしたい。恩恵ではありません、歴史を考えれば、府民として考えれば出すべきものだと思います。

大阪福島初級のオモニたちがアピールを始めます。

オモニ会の李さんがまずアピールされました。

＊李オモニ会会長

幼稚班から含め20人という小さな学校です。一人、4人、というクラスもあります。でも子ども達は目をキラキラ輝かせて学校に行っています。

先生達の愛情、友達、保護者、周りの人たちの愛情をうけて育っています。民族教育の中で、たくましく明るく育っている子ども達をほこりに思っています。

保障されるべき権利、学ぶ権利を与えてもらいたいと思います。子ども達には無限の可能性があると思います。あきらめることなく、ひるむことなく、前を向いて闘っていきます。

それでは歌を歌います。

オモニ達のシュプレヒコールと歌

オモニたちのシュプレフコールと合唱が始まりました。みんな共に声を合わせます。

歌舞団の新人団員がマイクを持ちました。

＊歌舞団の新人団員　金詩温さんのアピール

朝大を卒業して4月から歌舞団で活動しています。

高校無償化が始まったのは私が初級部5年生の時でした。当時は意味も解らなかったですが、10年たった今も除外されたままです、愕然とし怒りを感じます。それどころか、だんだんひどくなっていると思います。

幼保無償化、高校無償化に加え、コロナ対策の大学生への支援策からも朝鮮大学ははずされました。やめてほしいです。つよくお願いします。

最後の歌「勝利のその日まで」も彼女が音頭を取ってくれました。

いつものように駐輪場での申し送りです。

大阪福島初級のオモニ会長李さんが皆さんの気持ちを代弁してオモニ会が準備されたマスクをはじめプレデントを伝達されました。大きな拍手と感動で胸がいっぱいになりました。

河住さんや大村さんもアピールされました。

来週も頑張ろうと帰路につきました。皆さんお疲れ様でした。風邪などひかれなければ良いのですが、、、

6月23日、386回目の「火曜日行動」です。

まだ6月なのに真夏のような日です。

今日のレポーターはハルモニ会の井上郁子さんと横道昭子さんです。交代でレポートして下さいます。

写真撮影は松尾和子さんです。今日も力を合わせ発信して参りましょう。

長崎由美子さんの第一声始まりました。

☆　長崎さん

　府庁でお勤めのみなさん、ご通行中のみなさん、こんにちは。
　今日で386回目になります。

　私たちは、朝鮮学校に学ぶ子ども達の笑顔と夢を大人たちが奪わないよう、大阪府が長年支援して来た朝鮮学校への補助金の一日も早い復活を求めて2012年の4月17日に府庁前に立ってから、既に386回。8年を超えてしまいました。コロナ感染予防のために私たちも3月、4月、5月の中旬まではお休みしていましたが、今もマスクや消毒、ソーシャルディスタンスなどを守りながらこの行動を続けています。

　コロナの問題の中で、日ごろからの持つ者と持たざる者との差が大きくなりました。466億円も使って何の役にも立たない布製マスク。政府が日ごろから関係を持つ人のところに高い値段でマスクを仕入れる。一番支援の手が届かなければならない人たちへの給付金もまた電通の中抜き。政府の対策の中でこのようなことが次々と明らかになりました。


　コロナの広がる中で人と人との心がギスギスして来る、自分の辛さで精いっぱいになって、他人の大変さが想像できなくなる、そんな中で子どもたちへの差別の問題として、さいたま市が当初マスクの支給を子ども達にしなかった。多くの人の抗議の中でマスクは支給されましたが、行政が”マスクが転売されるかもしれない”というような差別を煽ることを言ったことの謝罪はありませんでした。


　そして、幼児教育の無償化が去年の10月からスタートしましたが、朝鮮学校を含む外国人学校、もりの幼稚園、シュタイナー教育などをしている各種学校とされる幼稚園にはこれが支給されていないことが続いています。

　この問題について、先日、全国の朝鮮学校の裁判支援の弁護団会議の中で次のような報告がありました。支給をされていない各種学校の幼稚園のある地方自治体が手をあげて調査事業をする。調査費という形でお金がおり、それが協力に応じた学校の保護者に支払われる、ということが始まりました。

　大阪府は朝鮮学校への補助金の支給を打ち切りましたが、近隣の京都も兵庫も支給をしていますので、朝鮮学校の幼稚園へ支給されているような地方自治体では手を挙げることによって朝鮮学校の補助金が幼稚園に関しては拓かれる、そんなことが全国18の自治体で始まったということです。残念ながら大阪ではこの調査事業はされない、ますますおざなりになっていきます。


　今回のコロナの状況の中で明らかになったのは、感染は人種やお金の有り無しに拘わらず起こるということです。支援しなければいけないのは、守らなくてはいけないのは全ての子ども達、全ての人々です。朝鮮大学が、困窮した大学生への支援金から外されていることに対しても、文科省からは、各種学校であることを理由として一切の答弁がなされていません。

　留学生への支援金も成績優秀な人3割に対してだけ出すということに対してもおおきな怒りの声があがりました。日本にとって役に立つとみなした人にだけお金を出す、今、本当に一番辛い思いをしている人たち、困っている人たちに寄り添っての支援ではなく、自分にとって都合のいいお友達企業にはお金を出すけれどもそうでない人たちには日頃から少ない収入の中から税金をとっておきながらこんな時には支援がされないということが明らかになって来ました。

　コロナの中で、朝鮮学校が幼稚園から大学まで差別を受ける、こうしたことに対して私たちは全国の仲間とともに声をあげていきたいと思います。

　会議の中で愛知からの報告も言っておきたいと思います。吉村知事が今非常に持ち上げられていますが、、私は愛知の大村知事を支持したいと思います。愛知の大村知事は、今年度、朝鮮学校の補助金を値上げしたそうです。全国的に朝鮮学校の補助金を打ち切って
いる中で、愛知の大村知事は、政治の問題に子供たちの学ぶ権利を連動させるべきではないと、沢山の額ではないけれど値上げしたとのことです。図書券2,000円は朝鮮学校の子ども達に配られましたが、年間69,800円出ていた補助金はもう10年間打ち切られたままです。パフォーマンスではなく本当の子どもたちに寄り添う姿勢を、テレビの前ではなく私たちの前で見せていただきたいと思っております。

　それではみなさんの発言をいただきたいと思います。平石さん、お願いします。

今日は南大阪地域のオモニたちが大勢来てくださっています。

火曜バンドは不滅です❗️

平石さんのアピールです。

☆　平石さん
　　
　かつて全港湾で活動していた平石と申します。

　本日2時から大阪高裁で、IWJ（インディペンデント・ウェブ・ジャーナル）の岩上安身氏の控訴審判決が行われます。橋下知事時代に大阪府の職員が自殺したということを彼がリツイートで流した、橋本氏の方からは岩上氏に削除を求めるとか抗議するとか一切何もしないまま突然提訴したのです。明らかにルール違反です。

私も労働組合で会社とさんざん対決しましたが、団体交渉でお互いの言い分を述べる、ダメなところは訂正しろと求める、そのような経過を経て裁判や争議になりました。橋下氏のやり方は卑劣というほかありません。地裁も橋下氏のやり方に何の批判もなく岩上氏のリツイートを削除しなかったことは名誉棄損に相当すると有罪判決を下したのです。このようなことで有罪になるなら、私たちがリツイートすると全部有罪になるということです。あってはならない判決、見逃してはならない判決です。高裁ではもう少しまともな判断をしてくれるでしょうか

、裁判にはあまり期待はしていませんが、今日2時からの大法廷に駆けつけたいと思っています。
　コロナの件では色々なことが言われていますが、アベノマスクは全くふざけた話で、コロナには大勢の利権屋が群がっています。電通は何ですか！　持続化給付金をどれだけピンハネするんですか。政府が予算をつけて回す、最初から話ができてるんだと思います。三重にも四重にも下請けをさせて途中でピンハネをする、国民の税金を何やと思ってるんでしょうか！アベノマスクも4社で、うち一社はやはり安倍総理とつながりのある企業だということです。

何が起きても自分たちの利権に利用する、ここまで堕落している日本なのか！一方で朝鮮学校に対する差別はずっと続いている訳です。ますます怒りを禁じえません。

　最近、アメリカで黒人が殺され、大きな怒りが湧きました。黒人を連れてきたのはあなた達アメリカ人じゃないか、綿花を採る時どれほどこき使い搾取し殺していったんだ、使えるだけ使って住み着いたら今度は冷たく差別するのか。

在日コリアンも日本に於いて同じ扱いです。日本の植民地支配の結果、直接連れて来られたり様々な事情で日本に来られた、既に3世4世の時代になっていますが、これを差別することは日本人として非常に恥ずかしいと思っています。

長崎さんが先ほど8年と言っていましたが、私もこの間ずっとこの運動も含めて様々な運動をして来ました。残念ながらまだ解決していないのは本当に悔しいのですが、労働組合などを通じて若い人にもどんどん、日朝友好、アジアの人々との友好、そのようなことをつなげていきたいと思っています。全港湾はまだ活動家が動いています。差別や人権抑圧、労働運動への弾圧などどんどんひどくなっていますが、それに負けていては相手の思うつぼです。闘うしか解決の道はありません。若いころにさんざん教えられ、また実感でもあります。これからも頑張るつもりです。共に頑張りましょう！

大村和子さんがマイクを持たれました。

☆大村さん

みなさんこんにちは
今日６月２３日は沖縄戦の慰霊の日です。沖縄戦が終結した日です。
朝、テレビでは平和の礎の所に、次々遺族の方々が詣でておられる映像が映し出されていました。


追悼式は例年摩文仁の丘「平和記念公園」で行われていますが、今年はコロナの関係で「国立墓苑」で行うと発表されました。しかし、それは追悼式の趣旨に反する、国家の慰霊ではないという県民の反対の声で、もとの「平和記念公園」で行うことになりました。


本土も原爆投下、激しい空襲はありましたが、１９４５年３月米軍が上陸して地上戦になったのは沖縄だけです。
沖縄は本土防衛の防波堤の役割を担わされ２０万もの人が、県民の４人に１人が亡くなりました。
人々はガマに逃げ込み、なんと日本軍によって集団自決に追いやられました。
手榴弾を手渡され家族を殺し死んでいった痛ましいことが各地であったのです。


沖縄戦はたった７５年前ですが、今も沖縄県民が反対している辺野古新基地建設はコロナで２ケ月工事は止められていましたが、沖縄県議会選挙の５日後に唐突に工事を再開しているのです。何年かかっても完成しないと言われている軟弱地盤、この新基地建設にどれだけお金を使っていますか？


先日、イージスアショア配備を危険性が排除できないと突然中止しました。
勿論、秋田、山口県民の反対運動があったからでもあります。
しかしイージスアショアを止められるのなら、沖縄の基地建設は止められるはずです。


あさって６月２５日、これも何の日かご存じですか？
日本人は殆ど知らないし関心がないと思います。
６月２５日は朝鮮戦争が始まった日です。
朝鮮戦争がなぜ起こったかということを日本人は考えないといけないと思います。
もしも日本が植民地支配をしていなかったら、朝鮮半島が分断されることはなかった。


日本はあまつさえ朝鮮戦争特需で復興をとげました。
あの東京タワーの鉄筋は朝鮮戦争で壊れた戦車の鉄が使われているそうです。
表だってはいませんが、日本人５０００人がこの朝鮮戦争に参加しているわけです。
日本人として考えさせられます。


「マスク不支給」や「大学生支援金」から朝鮮大学だけを除外する。そんな中で今回こんな記事を見つけました。
山口県下関市に朝鮮初・中級学校があり、幼稚園もあります。
下関市はコロナに鑑み、各幼稚園・保育園に給付金を出すことになりました。
ところが朝鮮学校の幼稚園のみ対象に入っていないのです。
それはおかしいでしょう。コロナは人を選んでくるわけではありません。それなのに何故朝鮮学校幼稚園だけ排除するのですか。


コロナ渦の中で朝鮮学校も大変困難な状況になっています。
補助金も出ていない朝鮮学校の運営は、父母の負担は大きいのですが、その外バザーやその他行事、カンパなどで運営費をまかなってきました。
しかし今コロナ下でこういった行事などができません。運営はますます厳しくなります。


多くの日本人は「それなら日本の学校に行けばいいやん」と言います。
しかし、何故朝鮮学校に行っているのか？
朝鮮学校の歴史、民族教育の大切を考えるからです。残念ですが日本学校の教科書は酷いものが多い。
どうかこのコロナ渦の中で朝鮮学校のことをもう一度見直してほしいと思います。

南大阪地域の洪さん。元気にアピールです。

☆オモニ

府庁で働くみなさん　いつもお疲れ様です。
吉村知事、いつもテレビで拝見しております！
でも、もっとほかにすることが沢山あると思います。

私は子ども二人、朝鮮学校を卒業させました。上の子は２３歳になりました。
「高校無償化」「補助金」制度から除外されたのは、上の子が中学２年生の時です。
それから何年たったでしょうか。まだ除外されたままです。
このコロナ渦で、どの学校も厳しいと思いますが、朝鮮学校はさらに厳しい状況におかれています。

府民・市民が払った税金を朝鮮学校には出さないという理由はおかしいです。
私達も府民税・市民税を払っていますよ。

都構想、IR、万博・・・それよりも子ども達の教育の方が大切ではないでしょうか。
コロナ下の長い休校でいろいろ困難が出て来ています。子ども達の心のケアや学力の回復など、先ず子ども達に税金を投入すべきではないでしょうか。
子ども達に未来がなければ、大阪の未来もありません。
子ども達に寄り添い、子ども達の幸せを第一に考え、差別のない教育行政を行ってください。


☆長崎さん

中学２年生の時に無償化、補助金の差別が始まり、もう２３歳になった。
もう１０年近い月日が流れております。
オモニから心を込めた訴え、ありがとうございました。

南大阪地域の李さんのアピールです。

☆オモニ

８年間、ここに立って下さっている日本の方々、本当にありがとうございます。
大阪府庁の職員の皆さまも暑い中お疲れ様です。
私は小学生一人と中学生一人のオモニです。

私は火曜行動に参加するのは３回目なのですが、今朝子どもがこんなことを言いました。
「オンマ、また火曜行動に行くん？」
「そんなん行っても無駄やで。吉村知事テレビに出るんが忙しいて、在日のことなんか考えてる暇ないやろ」
たった１３歳の子どもがこんなことを言っていました。

学校でも子どもたちが同じようなことを言っているようです。
でも、これが正常なのでしょうか。
在日は差別されて当たり前、といった諦め感情が子どもたちに出てこないか。
差別を根着かせている、吉村知事！　何とかしてください。

知事は弁護士出身とお聞きしています。コロナのことでリーダーシップを発揮されているのであれば、人権派弁護士出身の知事としてもリーダーシップを発揮してください。
一度朝鮮学校にも来てください。よろしくお願いします。



☆長崎さん

子どもさんの言葉に本当に心が痛みます。
因みに吉村知事が本当に人権派弁護士だったのか。誰の弁護をしてきたのかも合わせて考えていきたいと思います。

金さんのアピールです。今日も来てくれました❗️

☆オモニ

アンニョンハシムニカ　こんにちは。
暑い中、大阪のためにありがとうございます。
遅刻してしまいましたが、自転車を立ちこぎで必死できました。

私は小学校６年の頃に三重県に引っ越しまして、小学校６年生から高校卒業の６年半、片道１時間半近鉄電車に乗ってチョソンハッキョに通いました。

小学校の頃は、オンニ、オッパと一緒に通っていたのですが、中学校からは一人で、どう見ても朝鮮学校とわかる黒いチョゴリを着てウリハッキョに通いました。

わたしは当たり前だと思っていたのですが、今考えると、送り出していたアボジ、オモニは
心配で仕方なかったと思います。

自分が今３人の子どもを持ってみて、将来この子たちがウリハッキョに電車通学するとなったら、どれだけ心配かと思います。
電車の中で心無いことを言われないか、やさしい人もおられますが、朝鮮学校のことを差別する人もいますから。

それでも親が私をウリハッキョに通わせてくれたことは、今は感謝しかありません。
それが特別なことではない、当たり前なんだということで、ウリハッキョに送ってくれたことにも感謝しています。
ウリハッキョに通うことが特別なことではなくて、わたしがこの日本で当たり前に普通にウリハッキョに通っていたことを感謝しています。

だから今、わたしは日本の会社で働きながらも朝鮮人として働いています。
お客さんに「金さんって何人？」と言われたら「朝鮮人です」と言います。もちろん中には「えっ」って絶句する人もおられますが、わたしが何の後ろめたさもなく「おじいちゃんが日本に来て、わたしは在日三世です」と言えば「そうなん。知らんかってごめんね」と言って受け入れてくれます。

全ての人間が自分のルーツを大切に生きることは、本当は普通のことで、日本の地にウリハッキョがたくさんあるのも当たり前のことであってほしいのです。

私達が求めていくのではなくても、日本の地で日本の人たちが全ての民族を受け入れて当たり前に認めることが、大切だと思います。
この日本に沢山の在日外国人の方々がいらっしゃいます。
それを日本の人たちが堂々と発信していってほしいです。たくさんの国の人々が堂々と生きているということは、日本の財産で、日本の美しい姿だと思うのです。

日本の人たちが日本人であるように、わたし達は朝鮮人である。すべての人間が堂々と生きていける社会が本当に美しい社会だと思うのです。

わたし達は日本で堂々と生きていく。それだけを求めています。
働く権利、学ぶ権利、子ども達が堂々と将来に向かって生きていける。そういう社会を一日も早くしっかり作ってほしいと思います。

南大阪地域のアボジ代表ー金さんです❗️

☆アボジ

大阪府で働く職員のみなさん　ご通行中のみなさん
私は朝鮮学校を支援するアボジです。
３ケ月ぶりにこの場に立ちました。思うことがたくさんあります。

この間コロナの影響で朝鮮学校の子ども達も同じように家で自粛生活をしました。
再登校した時に子どもたちは「友達に会えて本当にうれしい」と言っています。

朝鮮学校を取り巻く環境は依然として厳しいです。
大阪府の職員の皆さん、考えてみて下さい。
３才の子どもが国籍が違う、幼稚園が違うといってなぜ差別されるのでしょうか。
おかしいと思いませんか。
おかしいと思うことを正直に外に出してほしいと思います。

我々も無理難題を言っている訳ではありません。
わたし達も同じように大阪が安定し、皆が幸せに暮らすことを願っています。
そのために、一生懸命努力もしています。
わたし達の姿を、本当に真正面から見ていただきたい。何も悪い事はしていません。
子ども達に立派な朝鮮人、立派な大阪人として育ってほしい。これが我々の願いです。

このように府庁前でアピールしていますが、わたし達だけではありません。たくさんの日本の友人の皆さんと共に立っています。
ここに立って下さっている日本の方々に本当に頭がさがります。

住之江区に朝鮮初・中級学校があります。
小さな学校ですが、新校舎を建てて来月落成式を迎えます。大阪府・市からも衛星都市からも一切助成金をいただいておりません。

保護者の方々、我々同胞、日本人支援者の方々の想いが、この学校にこもっております。
近くに来られる機会があれば、ぜひこの学校に寄っていただきたい。
そして子ども達が一生懸命、朝鮮語や歴史、日本語、英語を学んでいる姿を見ていただきたい。

これからも子ども達を朝鮮人として、大阪府民大阪市民として一生懸命育てていこうと思います。
ご協力ご支援よろしくお願いします。

オモニたちと全員のシュプレヒコールと合唱「声よ集まれ 歌となれ」❗️


・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ

・行政が差別するな

・朝鮮学校に高校無償化を適用せよ

・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな

最後の歌は「勝利のその日まで」！

井上さんから報告がありました。通りがかりの人が千円をくださりながら「頑張って下さいね」とおっしゃってくださったそうです。嬉しいですね、お気持ちが、、、

暑かったです。家に到着したらお花が「お疲れー」と迎えてくれました。

尹東柱の詩シリーズ ⑲少年 ⑳太初の朝 バイリンガル

「少年」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　尹　東　柱

そこそこで、紅葉（もみじ）のような悲しい秋がほろほろ落ちる。もみじの散った痕（あと）ごとに春の支度をととのえ　枝の上に空が広がっている。静かに空をみやれば　眉が水色に染まる。火照る頬を両手でなでると　掌（てのひら）も水色に染まる。もう一度掌（て）を擬視（みつ)める。掌（て）の筋には澄んだ川が流れ、川の中には愛しくも悲しい顔―美しい順伊（スニ）の面差しが泛（うか）ぶ。少年はうっとり眼（まなこ）を閉じてみる。なおも澄んだ川は流れ、いとしくも悲しい顔―美しい順伊の面差しは泛ぶ。

　　　　　　 　　(1939年)



「소 년」

윤 동 주

여기저기서 단풍잎같은 슬픈 가을이 뚝뚝 떨어진다. 단풍잎 떨어져나온 자리마다 봄을 마련해놓고 나무가지위에 하늘이 펼쳐있다. 가만히 하늘을 드려다보려면 눈썹에 파란 물감이 든다. 두손으로 따뜻한 볼을 쓰서보면 (쓰다듬어보면) 손바닥에도 파란 물감이 묻어난다. 다시 손바닥을 들여다본다. 손금에는 맑은 강물이 흐르고, 맑은 강물이 흐르고, 강물속에는 사랑처럼 슬픈 얼굴- 아름다운 순이의 얼굴이 어린다. 소년은 황홀히 눈을 감아본다. 그래도 맑은 강물은 흘러 사랑처럼 슬픈 얼굴- 아름다운 순이의 얼굴은 어린다.

(1939년)




「太初の朝」

　　　　　　　　　　　　　　　尹　東　柱

春の朝でもなく
夏、秋、冬、
そんな朝でもない朝に

紅（くれない）の花が咲きだした、
陽の光が蒼いのに、

その前夜に、
その前夜に
すべてがととのえられた、

愛は蛇とともに
毒は幼い花とともに。

　　　　　　　　　(1941年)


「태초의 아츰」 *아츰=아침

윤 동 주

봄날 아침도 아니고
여름, 가을, 겨울,
그런 날 아침도 아닌 아침에

빨- 간 꽃이 피여났네
해빛이 푸른데,

그 전날 밤에
그 전날 밤에
모든것이 마련되였네,

사랑은 뱀과 함께
독은 어린 꽃과 함께

(1941년)

尹東柱の詩シリーズ ⑰病院 ⑱春（童詩） バイリンガル

「병원」
　　　　　　　　　　　 윤 동 주

살구나무 그늘로 얼굴을 가리고,병원 뒤뜰에 누워, 젊은 여자가 흰 옷 아래로 하얀 다리를 드러내 놓고 일광욕을 한다. 한나절이 기울도록 가슴을 앓는다는 이 여자를 찾아오는 이, 나비 한마리도 없다. 슬프지도 않은 살구나무 가지에는 바람조차 없다.

나도 모를 아픔을 오래 참다 처음으로 이곳에 찾아왔다. 그러나 나의 늙은 의사는 젊은이의 병을 모른다. 나한테는 병이 없다고 한다. 이 지나친 시련, 이 지나친 피로, 나는 성내서는 안된다.

여자는 자리에서 일어나 옷깃을 여미고 화단에서 금잔화 한포기를 따 가슴에 꽂고 병실안으로 사라진다. 나는 그 여자의 건강이 –아니 내 건강도 속히 회복되기를 바라며 그가 누워ㅆ던 자리에 누워본다.

1940.12




「病院」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ユン・ドンジュ

杏（あんず）の木陰で顔を遮り、病院の裏庭に横たわって、若い女が白衣の裾から白い脚をのぞかせ日光浴をしている。半日すぎても　胸を病むというこの女を訪ね来る者、蝶一匹もいない。悲しみもない杏の梢には風さえない。

わたしもゆえ知らぬ痛みに久しく堪えて　初めてここへ訪ねてきた。だが老いた医者は若者の病いを知らない。私に病いはないと言う。この堪えがたい試練、この堪えがたい疲労、私は腹を立ててはならない。
女はつと起（た）って襟をただし　花壇から金盞花（きんせんか）を一輪手折って胸に挿し　病室へ消えた。私はその女の健康が―いやわが健康もまたすみやかに回復することを希いつつ　女の横たわっていた場所（ところ）に横たわってみる。



（北間島明東小学校卒業記念写真　右側がトンジュ）




　「봄 」 (동시)


윤 동 주

우리 애기는
아래 발추에서 코올코올, 발추=발치의 사투리

고양이는
부뚜막에서 가릉가릉

애기 바람이
나무가지에 소올소올

아저씨 햇님이
하늘 한가운데서 째앵째앵

　　　　 1936.10


（습작기의 시 ）

　


「は　る」　　（童詩）

　　　　　　　　　　　　ユン・ドンジュ

うちのあかちゃんは
へやのすみで＊　すやすや、

ねこは
かまどで　ごろごろ、

そよかぜが
きのえだに　さやさや、

おひさまが
なかぞらで　きらきら。


　　＊へやのすみ＝オンドル部屋の一番温かいところの意。


＊習作期の童詩です。

6月16日、385回目の「火曜日行動」です。

雨が降らずよかったです。

早くから城北初級の保護者をはじめとする中大阪地域の方々が大勢お越しになっていました。

今日のレポーターは、ハルモニ会の陶山さんです。

写真撮影は年齢不詳の松尾さんです。今日も力を合わせて発信してまいりましょう。

素敵な手編みの帽子をかぶってこられました。

早くからご夫妻でのぼりを固定されていました。

長崎由美子さんの第一声始まりました。

長崎さん

　今日は梅雨の合間、夏を思わせるような暑い日です。朝鮮学校に学ぶ子どもたちの笑顔と夢を守りたい思いで今日385回目の火曜日行動を始めていきたいと思います。

　3月、4月とコロナ情勢のため休んでいましたが5月中旬からお互い感染に気を付けて、再開しました。コロナの問題で私たちの社会はますます格差が大きくなりました。暮らす家もある仕事もある食べるものにも困らないという人たちと、ギリギリで暮らしている、日々の仕事も安定していない中で、自営業する中で日々の売り上げが伸びなかったら家賃どうやって払っていこうか、そんな思いで頑張っている自営業の人たち、この間の営業自粛の中で、暮らしが困難になる人が浮き彫りになりました。

　学校も休校になる中で子どもたちの学びが学校から失われるとともに、子どもたちの貧困格差、子どもの貧困は親の貧困です。親御さんが非正規雇用であったり、シングルマザーで不安定な仕事についてたり、そういうことが日頃から子どもの貧困を生んでいるけど、長い間学校が休校になる中で、給食で子どもたちの栄養が保たれていたのが、また子ども食堂の閉鎖などで本当に困っている現実が浮き彫りになりました。


　そんな時に一番困っているところに手を差し伸べ動いているのは、残念ながら行政ではありませんでした。外国人の子どもたちが多く通っている地域で、学習支援や親御さんの相談に乗ったりした支援グループは、子どもたちが食事をとれない、親御さんも夜の仕事が自粛になる中で仕事がなくなる、そんな家庭に、地域の飲食店が提供したお弁当を届けたり、日本語がまだ読めない人の定額給付金の手続きや、証明書のコピーなどの手助けを、地域のボランティァの人たちが率先して取り組んできました。


　私の家にもやっと3日前にアベノマスクが届きましたが、466億円マスク代に取られ、しかも、あべさんの関係者のところに委託され、横流しされ中抜きをされる、非常に劣悪なマスクを回収しなければいけないような、虫が入ったりゴミが入っていたりするようなマスクを、入札競争もせずに任せていたことも明らかになりました。


仕事がうまくいかない売り上げが伸びない人たちへの持続化給付金の団体に電通がすべてやるにもかかわらず、わざわざ中抜きの団体を作って、20億円抜いて次の団体に渡す、こうしたことも明らかになってきました。


　この間朝鮮学校への補助金の復活、高校無償化の適用を求めて声をあげてきましたが、その時にどんな些細なことも含めて、書類を出せ、数字を出せと朝鮮学校に迫ったでしょうか。そして朝鮮学校が府の監査、市の監査を受けるために、受けてきた補助金、その使い道すべて果たしてきました。にもかかわらず、補助金は打ち切られたまま10年になろうとしています。しかし自分たちが出したいと思ったところには、何の審査もルールの規定も守らずにお金が出されていく。

　皆さん忘れないでくださいね。松井さんが知事だった時に認可を下したのが森友学園ですよ。森友学園は本来であればお金も十分に持っていない、学校としての実績もない、だから認可できないはずなのに、松井さんは認可を下した。本来8億円の土地の代金を1億3000万円に国は値下げをした。明らかに不当なことが、力があれば何をしてもいい、そしてどんなに正しい政治であったとしても立場が弱い人たちが声をあげたら握りつぶされる。朝鮮学校への補助金の復活を求めて声をあげる中で、日本の国の司法・三権分立が形だけのものになっていることを痛感してきた8年間でした。


　幼稚園無償化からの外国人学校の排除、高校無償化からの朝鮮学校の排除、そしてコロナ情勢下での学生が困窮状態にある、アルバイトもできない、親からの仕送りも十分できない中で学費が払えなく退学しなければならない。この状況にやっと学生への支援金が決まりました。しかしまた朝鮮大学が排除される。先日文科省への交渉がありましたが回答はタダ各種学校だから。各種学校は運転免許を取るための学校も入っている、だから支援してはならない。幼稚園から大学まで朝鮮学校という名前であればすべて排除する、こんな理不尽なことが通る。これにしっかりあきらめない声をあげ続けていきたいと思います。

　秋田と山口で日本がアメリカから役にも立たない武器として買って配置すると言っていたイージス・アショアの配置、これが秋田で公開質問を出した中で、安全だと言った根拠自身がいい加減な形で測定され、その問題が明らかになったことも含め、住民からの大きな反対運動が起きたことを受けて、断念しました。やはりあきらめないで声をあげ続ける中で断念する。これと対照的なのは沖縄です。辺野古の工事にいかにお金がかかり無駄なものなのか、県民全体のＮＯの声を国政選挙でも証明しているのにもかかわらず中止にならないのか。ヘイトスピーチ条例ができたときも同じです。ヘイトスピーチ条例ができて大阪市がそれに取り組むのならば、朝鮮学校に対する差別・官制ヘイトが許されるのか。こんな思いを持ちながらここで声をあげています。

高橋さん、今日も京都から駆けつけてくださいました。

城北初級関係の皆さんファイト❗️

火曜バンドは不滅です❗️

常時参加者たちの笑顔を見るとホッとします^_^

東成支部傘下の梁青年です。マイクを持ちました❗️

若者、朝青

　アンニョンハシㇺニカ。朝青東成で活動しています。今回のコロナウイルスの関係の中で政府の無能さが顕著になったと思います。マスクもそうですし定額給付金もそうですが、もっと根本的な問題は、学校ウリハッキョの問題がコロナウイルスの流れの中で、無くなっている、発しずらい雰囲気が造られているのかなと感じます。

　コロナ渦の新しい生活様式の中で、納涼もそうですし、難しい方向ではありますが、自分たちはこれからも朝青として、若い世代として、ウリハッキョに今できることをいっぱい考えています。朝青東成では、今回中大阪初級学校にハンドソープと全校生徒にハンカチを購入して渡しました。若い力を発揮してこれからもがんばっていきます。

梁さんのオモニー呉さんです。

若いオンマ代表の金香喜さん、マイクを持ちましたよ。

若いオモニ

　久しぶりの参加です。まだまだ闘いが終わらないのは頑張らなアカンナと思う反面悲しい現実です。コロナの状況は世界のすべての人たちが苦しく闘いながら、明るい未来を目指して、いろんな努力をしながら生活しています。コロナもいつか終わるのですが私たちのこの戦いはいつ終わるのでしょうか。

　私たち今ここに立っている活動家だけでなく、職場で働いている同胞や、同じ意思を持った日本の仲間、私たちの仲間もみんな、早くこの活動が終わることを願っています。私たちの声は簡単なのです。私たちの子どもたち、小さな子どもたち、将来をもって未来のために頑張って勉強しているすべての在日朝鮮人、在日韓国人すべての子どもたちが、日本で学ぶ日本の子どもたちと全く同じ学ぶ権利を与えてほしい、与えるべきだ、与えることが当たり前の大人のすることなのだと、ただそれだけを求めて声を出しています。

　何か特別なものをくださいと言っているのではなく、同じ時間同じ未来を歩いているのだということを、すべての人たちが考えてほしいし、ほんとにこの闘争を終わらせてほしいです。私の子どもたち3人いるのですが、長女は朝鮮幼稚園に通っています。今毎日延長保育で夕方に迎えに行くのですが、今日は火曜行動なので、通園バスで帰ってきます。なんでオンマ今日は早く帰るん、もっとソンセンニㇺと遊んでいたいから延長保育でいいよとほんとに幼稚園を楽しんでいます。

　毎日通園リュックの中にはお絵かきが入っていて、今日あったことを話てくれます。そういう子どもの姿はみんな一緒です。すべての子どもたちは楽しい時間を過ごしたらそれを伝えたくなる、この瞬間すべての子どもたちは平等な時間を生きているのです。皆さんこの日本の地で差別が行われています。絶対それをなくしてほしい。私の子どもも皆様の周りにいるすべての子どもも、まったく同じ命、全く同じ未来、まったく同じ将来を生きていきます。

　ほんとにこんな闘いすぐ終わらせてほしいです。すべての人間が快く元気に生きられる日本の教育現場を作ってください。お願いします。

長崎さんが繋ぎます。

今日初めて参加された稲葉さんもアピールです。

稲葉さん、

　毎週火曜日行動をされているのをＦＢで見ていたのですが、今日初めて参加しました。箕面に住んでいます。毎週ここで火曜日行動続けられているのは素晴らしいと思う反面、なぜ毎週毎週ここに集まって抗議をしないといけないのかと考えますと、心が重くなります。私たち日本人としてどのように考えていかなければならないのか、どのようにしなければいけないのかもう一度考えてみたいと思います。

　昨日、大阪府立高校の入学式がありました。校門前でビラまきをしてきました。大阪市内の高校は特に君が代の斉唱を強制するということは通達されなかったと聞いているのですが、大阪府教委は君が代斉唱するようにという通達を出したということがありまして抗議の意味を含めてビラまきをしました。

　校門を入ってくる子どもたちや先生に、これを考えてみましょう、命を大切にすることを考えて入学式を迎えてくださいねと思いを込めてビラを渡しました。私たちが何を言おうとしているのかしっかり受け止めてほしいと思っています。

　たまたま昨日行った高校は私が卒業した高校だったのですが、そこで大変がっかりした光景がありました。生徒指導なのか体育教師のような若い教師が出てきて、校門を入ってくる生徒に、こっち通れ、ああしろ、こうしろと大きな声でしているのです。私が卒業したのは40年ほど前になるのですが、そういうものの言われ方をしたことは無かったと思いました。

　教師は少なくとも、ですます調でしゃべってくれていたのですが、ああいう風に頭ごなしに言っているのだなと思うと、従順な子どもたちを作りたいのだなと残念な思いをしました。生徒会の子どもたちがあいさつ運動をしていたので、一体どうなっているの、もっと自主性を持ちなさいよと話をして帰ってきました。

　安倍政権の中でなかなか声をあげる人がいない、先日の人種差別に対するデモでも、大半が外国人だったと聞いて、子どもたちの教育から変えていかないと変わらないのかなと思いました。

平石さん、久しぶりのアピールです。

平石さん

　再会して3回ほどいろんな事情で来れなかったのですが、今日はやっと来れました。コロナがはやる直前に肺炎になりまして、休んでいる期間中に2回ほど37度を超える熱が出ました。咳も出ました。恐くなって保険所に電話をするのですが、つながりません。橋下府政時代に、かっては私が勤めていた大正区にも保健所はあったのですが、保健所を大阪市内に1か所にしたと。ばかにするのじゃないよ。1か所にしたものだから何回かけてもつながらない。やっとつながったら、2週間以内に外国に行ったことありますか、感染者と接触しましたかと聞かれてありませんというと、熱は何度ですか、37度2分です。何日目ですか、2日目です。もう少し様子を見てください。2回目も同じです。全くばかにしています。日本は集団免疫を獲得する、6割以上がかかったら集団免疫ができるのでそれ以上増えないだろうという政策のようです。今の府政、安倍政権はまともに検査をしていない。良識ある医師などはＰＣＲ検査をもっとするべきだと言ってますが全くしない。安倍政権も維新の政治も民衆のことを顧みていない。
十三市民病院を、病院の同意もなしに一方的にコロナ専門病院にすると。そこで入院患者やそれまで受診していた患者がどれだけ迷惑したか。あるいは住吉市民病院の廃止もここに来て、響いています。そして松井市長が調子に乗って雨合羽を贈ってくださいと言うものだから、大阪府庁の中に30万もあって職員が苦労しています。要するに維新の政治はパフォーマンスばかりで、実際の病院の現場や、府・市の職員の苦労は顧みない政治が繰り返されています。朝鮮学校への差別も当時の橋下知事が口火を切りましたし、維新の体質は変わっていないというかもっとひどくなっています。あの大阪方式て何ですか、何も中身がないじゃないですか。とにかくええかっこしてパフォーマンスするだけ。私たちはこのような維新や安倍政権の様々なヘイト政策に負けず頑張っていかなければならないと思っています。共に頑張りましょう。

黙々とレポートされる陶山さん❗️

大村さんもマイクを持たれました。

大村さん
学校がいよいよ始まりました。この前は午前中でしたが、昨日からは平常授業に戻りました。でも子どもたちはいつものような、楽しい行事はありません。でも学校の中には明るさが戻ってきました。でも政府・行政のやり方には憤りを持っています。困窮した学生に対する緊急給付金、これは朝鮮大学校だけ排除されています。この前参議院の本会議で、質問されました。朝鮮大学校だけ排除するのはおかしいではないか、なぜ排除するのか。これに対して安倍首相は、各種学校は対象としていないが、これは4月からの高等学校の無償化や奨学金制度など、これまでの制度と同様の取り扱いを継続したいと説明しました。全くのゼロ回答です。対象外とされた理由は述べていません。根拠を求めた質疑に対してもきちんと答えていません。文科省の方は、各種学校は自動車学校など多様な学校が含まれているため対象に含めなかった。だから朝鮮大学校は対象から外れてしまったと言っています。一方で外国人学校の日本校は追加で対象に含めているのです。この点について文科省は、日本の大学への継続や転学を認めるべく、そういう意味での指定校で対象としていると。このように矛盾したことを応えているのです。ここには明らかに朝鮮大学校を除外するということが見え見えです。3歳の幼稚園から大学まで排除していく、これはまさに公的な差別しか考えられません。公的な差別が堂々と行われているのです。
先日教科書の展示に行きました。今年は中学校の教科書が5年ぶりに採択される年です。各市の展示会場に教科書が展示されているので、見に行って、意見を書くところがあるので書いてきました。主に歴史の部分についてみてきました。どこの教科書もひどいです。特にひどいのは安倍政権が良しとしている、安部応援団になっているところが造っている教科書、自由社と育鵬社。自由社については大変問題があったので今年は採択されませんでした。育鵬社はまるで神話のような話ばかり取り上げ、でたらめな歴史を真実だという風にしている。他の教科書も今まで載っていた慰安婦問題・南京虐殺問題といった、日本が加害者としてやってきた事実がきちんと出されていません。慰安婦問題は安倍政権の下で教科書から一切削られてしまいました。今年はひとつの教科書は慰安婦を記述していました。こういった歴史の下で学んだ子どもたちは、どういった歴史観を持っていくのでしょうか。本当に大変なことだと思います。
育鵬社の教科書は大阪と横浜で採択されています。子どもたちが使っているのです。大阪では大阪市・東大阪市・河内長野市・四条畷市・泉佐野市で歴史教科書を使っているのです。本当にこんなひどい教科書で学ぶ子どもたちが、正しい歴史を学んでいくことができるでしょうか。皆さんも一度展示会場に行って、歴史教科書公民教科書いろいろ見て、意見を書いてもらいたいと思います。そうすることがこれからの子どもたちへの私たち大人の責任だと思います。
日本の中で差別と偏見に満ちたことが行われています。昨日は6・15、2000年に金大中大統領と朝鮮民主主義人民共和国の金正日総書記が南北共同宣言を結んだ日です。ところが南北関係があまりいい状態ではありません。日本は何をしているのか。邪魔をしているのではないでしょうか。テレビでコメンテーターがめちゃくちゃ言います。共和国からユーチューブが流れて私たちも見ることができます。平壌の子どもたちの生活の様子を発信している、それをこれも作りものだろう、こんな家あるはずないとおかしなことばかり言います。デパートで買い物しているお客さんがいる、それについてもやらせという。私自身毎年共和国に行っています。平壌の生活も見てきました。百貨店も行きました。ユーチューブに出てくるのと一緒です。今このように共和国に対する露骨な悪口を出していく。韓国に対してもそうです。私たち自身が過去の歴史を振り返っていくならば、南北分断に手を貸したのはほかならぬ私たち日本人ではありませんか。植民地にしてきた私たちが本来なら南北統一に対して、絶対邪魔してはいけない、支えていかなければいけないとつくづく思いました。

左側の方は通りがかりの方ですがアピール内容を聞いて「自分も参加して良いですか？」と志願されました。良いですとも、断る理由はありません。

オモニたちのアピールとシュプレヒコールと合唱「声よ集まれ 歌となれ」

城北のオモニ

　コロナ渦の中子どもたちはやっと昨日から正常に登校することができました。これからもずっと日本で、朝鮮の歴史や言葉を勉強することになると思うのですけど、子どもたちにはなにも罪はありません。日本の人たちとも仲良くやっていきたいと思いながら勉強しています。この子どもたちの気持ちを大人が踏みにじってはいけないと思います。

　日本の方たちもどうか、差別をしないで子どもたちを温かい目をもって接していただきたいと思います。子どもたちの希望を踏みにじらないように、よろしくお願いします。

全員の歌とシュプレヒコール

歌　「声よ集まれ、歌となれ」

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ

・行政が差別するな

・朝鮮学校に高校無償化を適用せよ

・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな

エミさん

　吉村知事、図書券ありがとうございました。好感度上がっているみたいなんですけど。医療従事者に、クオカード配り歩いているとか。でも私の友達はオレとこ来てへんでとか言ってますし、防護服もマスクも足りへんでと言っています。医療従事者の友達です。

　予算もいっぱいあるはずです。10万円も届いていません。朝鮮学校に補助金も届いていません。大阪モデルというのでしたら、大阪が先立って、補助金を切ったその手で、補助金を復活させてください。お願いします。

長崎さん

　2000円の図書券、今回は朝鮮学校の子どもたちにも配られた。コロナで苦しんでるのはすべて同じではないかと言うことでされたのであれば、この流れの中で大阪府が打ち切った補助金の復活、大阪モデルと胸を張るのであれば、誤ったことは改める、過去の過ちに対しては反省するというのを是非大阪モデルとして実現していただきたいと思っています。

最後の歌は「勝利のその日まで」❗️❗️

記念写真を撮られる城北地域のオモニたち、もちろん大村さんも一緒です^_^

駐輪場での申し送りでした。

地下鉄の駅までに咲いている花^_^

　家に到着すると何と何とアベのマスクが2枚ポストの中に入っていました。うち大家族なんですけど、どう分ければ良いですか？もう6月16日,マスクが無くて心配していた頃には宣伝ばかりテレビでしてたのに、今頃宛名も住所もないポストにポイのマスクが到着しました。これが466億円？

この国の将来が心配です。心ある方々はこんなにもいっぱい、あちこちにいらっしゃるのに、、、