ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

舞朝鮮舞踊研究所 第20回発表会

2018-03-28 23:18:38 | イベント
舞朝鮮舞踊研究所第20回発表会が、3月28日、クレオ大阪中央において午後6時半より行われました。


第1部











































































































































第2部 幸せの海




















































































































フィナーレ
































































































スマホラインカメラで音が出ない様に遠くから撮ったので、ぼやけていますが、遠方の方々にも雰囲気を味わっていただこうとアップしています。ご了承ください。

「舞踊団ナルセ」の皆さんが、31日の 故 姜輝鮮先生の追悼式を控えながらも、24日のヒャンムの発表会、25日の「中大阪100年に向かって」,今日は舞の発表会も指導員全員で鑑賞しておられました。

皆さんお疲れさまでした。






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3月27日、287回目の「火曜行動」です。

2018-03-27 17:34:18 | 火曜日
バタバタしている間にすっかり春が来てしまいました。




府庁前にも桜が、、、









火曜バンド元気です❣️


松尾さん写真よろしくお願いしますよ^_^





今日のレポーターは春母(ハルモニ)会の横道さんです。よろしくお願いいたします。



今日のリーダーは大村和子さんです。力強いアピールが響き渡りました。

☆大村和子さん(1)

府庁で働いている職員のみなさん、ご通行中のみなさん、
私たちは287回目の火曜行動を行っています。
今日はとても良いお天気ですが、私たちは春の陽気に浮かれている訳にはいきません。


3月20日大阪府・大阪市に対し、凍結している朝鮮学校への補助金を支給せよと訴えた控訴審の判決が下りました。


法廷で裁判長は「本件控訴をいずれも棄却する。控訴費用は控訴人の負担とする」
こう一言述べると、そそくさと退場してしまいました。
理由も何も分かりませんでした。


判決報告集会の説明では、補助金は「恩恵」であり、府・市に補助金を与える義務はない。
とした、一審判決にさらに輪をかけた、不当な判決だったのです。


朝鮮学校は国からの援助が一切ありません。
自治体だけが20年間にわたって補助金を出してきました。
それを、あろうことか自治体の首長がヘイト発言をして、無くしてしまいました。


第一回目の火曜行動は2012年4月17日でした。
まだこの様な病院も立っていませんでした。
私は枚方に住んでいますが、私と夫は第一回から参加してきました。
夫は常々、朝鮮学校は日本の社会を映す鏡だ。と言っていました。
日本の社会はいびつになっています。民主主義は壊され、差別が広がっています。


無関心は差別を生みます。
私には関係のないことと思わずに、ビラを手に取って読んでください。


☆大村和子さん(2)

朝鮮学校の子ども達は、母国の言葉、文化、歴史を学び、なによりも人として誇りを持ち、
日本の社会で共に生きることを模索しながら、元気に学んでいます。


日本の学校には当然ある給食が朝鮮学校にはありません。
「城北ハッキョを支える会」(夫は私たちの方が「支えられてる会や」と言っていましたが・・・)は、先日給食をつくり、生徒さんに食べていただきました。
夫が亡くなった翌々日が給食の日でしたが、夫は給食を中止しないでほしいと最後まで言っていました。
仲間の皆さんが協力して給食を作ってくれました。


大阪から始まった火曜行動は東京の金曜行動へと、そして韓国ソウルの金曜行動へと広がっています。


どうかビラをとってください。そして朝鮮学校のことを少しでも知っていただきたいと思います。







生野初級のオモニ会の方々、春休みなので初級部の生徒たちも保護者とともに来てくれました^_^




平石さんです。










第4初級のオモニ会の皆さんです。勿論OGの方もいらっしゃいます。
































子供たちがビラを配っています。







柴田さん、お久しぶりです。

アピールが始まりました。

☆柴田さん

アンニョンハセヨ

沖縄の辺野古に4ケ月くらいおりました。
辺野古で座り込みやカヌーを漕いで、護岸工事を阻止する行動に参加してきました。


2016年沖縄で元海兵隊の軍属に若い女性が殺される、痛ましい事件がありました。
米軍の性暴力被害は沖縄に限りません。
朝鮮戦争の時、ベトナム戦争の時にも米軍の性暴力被害がありました。


その原型を作ったのは、旧日本軍です。侵略した土地で女性に性暴力をふるいました。
日本軍によって従軍慰安婦、慰安所とうモデルもつくられたのです。


沖縄差別もそうですが、朝鮮学校への政府と行政の差別はあまりにもひどい。
もはや民主主義は欺瞞でしかない。
安倍首相の国会答弁を見ていても、「民主主義」国の首相とは思えない。


今、日本は国連から240位の勧告を受けています。
その中には、沖縄の自己決定権や朝鮮学校差別是正勧告が含まれています。


世界から見ると、大阪はオリンピックや万博をする資格がありません。

植民地主義丸出しの行政をやっていることに、松井知事は早く気付くべきです。







池辺さんもお久しぶりです^_^









イケメン三銃士健在です。不動ですね^_^



若者はエネルギーを一杯くれます。








凛々しいです!







長崎さん!






















田中ひろみさんのアピールと歌です。

☆田中ひろみさん 

中国の戦場で日本軍兵士が、どれほど女性を凌辱したか。
それを笑いながら自慢する日本人を見て、反戦運動に立ち上がった人の講演を聞きました。


朝鮮は日本の植民地時代、学校でも日本語が強制されました。
朝鮮語を使うとバケツを持って廊下に立たされたり、罰金を取られたりしました。


解放後、自分達の言葉を取り戻すために朝鮮学校が出来たのです。
日本の民主勢力も協力しました。


しかし、今、日本の運動の力が危ないところに来ています。
私たちは協力して朝鮮学校を守って行きましょう。


♪ 朝鮮学校を守ろう ♪ (田中さんの美しいソプラノです)

①うけついだ歴史と言葉と文化と
そして何よりも大切な私のこの名前

守りたいと立ち上がり力を集めて
築きあげたチョソンハッキョ
みんなの愛があふれる

②うけついだ歴史と言葉と文化と
そして何よりも大切な私のこの名前

奪われまいと心決めて 子ども達と共に
守ってきたチョソンハッキョ
みんなの笑顔あふれる

③うけついだ歴史と言葉と文化と
そして何よりも大切なあなたのその名前

守りたいと心から願う私たち
守っていこうチョソンハッキョ
みんなの友情あふれる

④うけ継いだ歴史と文化と言葉と 
そして何よりも大切な朝鮮学校を守ろう
そして何よりも大切な朝鮮学校を守ろう
 









パンさん。




井上さん!





平石さんのアピールです。

☆平石さん(全港湾大阪支部 ユニオンおおさか)

朝米首脳会談が開かれようとしています。韓国、中国、ロシアも協力的です。

東アジアは平和に向かって大きく動き出しています。

とり残されているのは日本の安倍政権だけです。

世界に恥をかかない様にしていただきたい。

民衆を、在日を弾圧し、レイシズムの森友学園に国の財産を投げ売りする。
安倍首相、松井知事! 恥を知りなさい!
松井知事! 補助金再開は、今すぐ出来るはずです。

私たちは自分の権利を主張し、韓国の民衆のようにたたかいましょう!
みなさん!共にがんばりましょう!











大阪第4初級のオモニ会の皆さんが勢ぞろいしました、アピールは姜さんです。




急に風が吹いてきて髪が乱れてしまいましたね。


アピールを聞いてください。

☆第4初級 オモニ会(カン・ミイさん)

今日はオモニ会のみんなで参加しています。

私は初めて火曜行動に参加しました。

火曜行動に参加すると言うと、私の母が、ハッキョのために闘った、私のおばあさんのことを、初めて話してくれました。

聞きながら、「私たちも闘わなあかんな」と思いました。

私たちも頑張って、一日も早く、こういうことを終わりにしなくてはならないと思います。

お互いに手を取り合って、未来に向かって歩むために。

これからもよろしくお願いします。













歌を歌ってみんなに元気をくれる安さんです。


☆生野初級 オモニ会(安さん)

アンニョンハシムニカ こんにちは

今日は、私たちを熱い思いで応援してくださる、日本の方々にお礼をしたいと思います

私たちが心をこめて歌います。

知っておられる方も多いと思います♪若ものたち♪です。 

(おお 懐かしいな・・・という声があちこちから)






頑張るぞ❣️














高賛侑さんが今日も取材撮影です。








友人の岡田さんが近くまできたからと応援に来てくれました、ありがとうございます❣️








ウリハッキョの卒業生であり保護者の金さんです!






大村さんがお話を繋いでくださっています。



☆大村和子さん

1948年4月24日、阪神教育闘争がありました。

ハラボジ、ハルモニが闘われました。

朝鮮学校に対する現在の差別は、4,24に勝るとも劣らない弾圧だと思います。






キャンディアジュンマ登場です。






長崎さんのアピール

☆長崎さん

私が掲げている写真は、火曜行動を始めたころ、幼稚班だったり一年生だったりした子ども達の写真です。

この子たちは、もう中級学校生になりました。6年という月日が経ちました。
なんで6年間も立たなければいけないのか。

3月25日、中大阪朝鮮初級学校創立70周年の記念公演に行ってまいりました。

火曜行動にも参加して下さっていた、梁ハルモニをモデルにしたお話がありました。

70年前、この大阪府庁の前で、金少年が殺されこと、今も差別を止めて下さいと言い続けなければならないことを、日本人はよく考えてください。

松井知事は無茶苦茶な規制緩和で森友学園を認可したその手で、朝鮮学校に対し補助金停止という差別行政をしたのです。

森友問題の百条委員会も維新の会と公明党の反対で開かれていません。
知事は説明責任を果たすべきです。

こうやってビラを配っていますと、「頑張って」と声をかけて下さる方もいます。
でもビラをわざわざクチャクチャにして突き返す人もいます。

今日オモニたちは、それでも尚、共に手をつないで、未来に向かって行こうと話されました。

これからも力を合わせて頑張りましょう!








田中直子さんもアピールされました。

☆田中直子さん

今、佐川氏が国会に呼ばれていますが、予想通り「刑事訴追の恐れがあるから答えられない」
と言って、逃げています。

公文書のねつ造、改竄は重罪です。

そもそも松井知事が「認可適当」などしなかったら、こんなことは起こらなかったのではないか。国有地のたたき売りもなかったのではないか。

この問題で3月29日(木)12時、大阪城公園平和女神像前集合、天満から府庁を回るデモをします。
是非参加お願いします。





最後の歌はカンさんの音頭で「勝利のその日まで」
















駐輪場での申し送りです。














来週も頑張ろうと帰路に着きました。




余りにもお天気が良いし桜がきれいだったので、大阪城公園内を歩いて帰りました。


































雪柳が凄いことに




何年咲き続けたのだろう







ほら タンポポですよ^_^





70階段、久しぶりです、これからは毎週ここから上ります。







噴水前到着






植木市も始まっています。朝鮮レンギョウ



大きな紫モクレン



家の近くの道で












家に到着、アーモンドの花が迎えてくれました。来週も頑張ります^_^





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響舞 第3回 朝鮮舞踊教室発表会

2018-03-24 21:31:34 | イベント
3月24日土曜日、東成区民センター大ホールにてヒャンム舞踊教室の第3回発表会が盛大に行われました、写真だけですが、雰囲気だけ味わって下さいね。




第1部

1.基本動作







































2、独舞 水がめの舞










3.独舞 チャンゴの舞










4.3人舞 サダンの舞



写真を撮り損ねてしまいました、見とれていてごめんなさい。


5.3人舞 ペレンイと鈴の舞







6.重舞 泉のほとりで



















7.群舞 我が家の自慢








8.群舞 麗しき花














第2部

9.大群舞 楽しい雪遊び


















10.群舞 小太鼓の舞










11.独舞 トラジ






12.独舞 チャンゴの舞








13.群舞 帽子の舞













14.重舞 錦の山河












15、群舞 機織の乙女たち






16.大群舞 農楽



































17.フィナーレ




































































宋明姫先生































初めて見ましたが素敵な発表会でした。






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286回目の「火曜行動」と補助金裁判控訴審の判決言い渡し報告集会

2018-03-20 22:22:54 | 火曜日
寒い寒い火曜日です。今日は補助金裁判控訴審の判決の日でもあります。

移動を考え地下鉄で府庁前に向かいましたが、なぜか今日の天候のように気持ちがスッキリしません。





今日は春母(ハルモニ)会の陶山さんがレポーターですが、引き続き裁判所に向かわなければならないし、その後報告会にも参加するのでレポートは明日になると仰っていました、ご理解下さい。写真は松尾さんの協力です。








長崎さんのアピールが始まりました。


*長崎さん


夢と希望をもって続けてきた朝鮮学校への無償化と補助金支給を訴えて、もう6年を越えました。私たちは2011年の4月17日からこうやって、この大阪府庁の前に立ち続けています。

今日は大阪高裁で判決があります。去年の1月26日、大阪府・大阪市に対して、この朝鮮学校への補助金を打ち切ったことが違法である、その訴えに対して、不当だという判決が出ました。しかし、昨年の7月28日には全国で多くの人の希望の光となった高校無償化に対して国が朝鮮学校だけを排除したことは違法である、取り消しをすべきである、そして、朝鮮学校で学ぶ民族教育の権利は当然のものであり、朝鮮学校のできた歴史を考えたときに、朝鮮学校に対して、民族団体である朝鮮総連がかかわることは当然のことである。こうした判決が出されました。

私たちはこの勝訴の判決を受けて、大阪府・大阪市が補助金を打ち切ったことに対して、今日の高裁での判決が必ず、子どもたちの笑顔と夢を守るべき法律が子どもたちを弾圧する道具になった高校の無償化、これから適用が除外されたことが、今、全国で朝鮮学校に対して補助金を出してきた自治体が、次々と補助金を打ち切るという事態になりました。


しかし一つの朗報として静岡の朝鮮学校に対して、静岡県・静岡市が出してきた補助金を復活されることになりました。


今、国会では森友問題に端を発した、私たち主権者である国民にとって、昨年の総選挙はなんであったのか、まったく欺いた、一部の政治家・権力を持った安倍政権にとって、いわゆるお眼鏡にかなった人にはとことん便宜を図る、しかし政権にとって困るとなればとことん弾圧をする。

籠池さんがいい見本だと思いますが、籠池さんはもう9か月を超えて、拘置所の中に面会も謝絶されて置かれています。籠池さんは逃亡するとは到底思えません。この間籠池さんの証言が真実であったことが、改ざんされた文書の中で次々と明らかになってきました。

ここで大阪府なので声を大にして言いたい。森友問題の出発点は、松井知事が森友学園の私学認可を大阪府としておろしたところに始まります。しかもその同じ時期に20年以上にわたって大阪府で共生をし共に暮らしてきた朝鮮学園に対して補助金を打ち切ったのも同じ時期です。まさにコインの裏と表。

なぜ森友学園を認可したのか、それは森友学園が教育勅語を唱え、ある意味で戦後民主主義を否定し、安倍さんにとってこれからどんどん日本全国で造ってほしい小学校だったからです。

「安倍政権がんばれ、戦争法を通してくれてありがとう」こういう言葉を園児が運動会で言う学校、そういう学園を松井知事は認可したわけです。認可をしたのは政権に対して、安倍さんたちが望んでいることに対して、維新として協力をしていくその表れにほかなりません。

その認可と裏腹になぜ朝鮮学校に対する補助金を打ち切ったのか。それは朝鮮学園が日本が植民地支配をしてきた歴史、そして、日本の中で自分自身が在日朝鮮人であるという誇りを持って生きていく教育、こうした学校の存在が安倍政権にとって、のどに刺さったとげのように、もう日本の過去の歴史をないものにしていきたい、そして自分たちにとって都合のいい学校を造っていきたい、これが森友学園を認可したのと朝鮮学校への補助金を打ち切ったのと、高校無償化から排除したこととセットになっています。


私たちはこの森友学園の問題になった時に、ぜひ森友学園を認可したその手でなぜ朝鮮学校への補助金を打ち切ったのか、そのことをしっかりと皆さんに訴えていきたいと思います。


府庁でお勤めの皆さんは、いま国会で佐川さんや太田さんですかね、財務省のトップの人が出てきて話をされるのを見ながら、どんな思いをされてますか?

今、私たちがあるときのデモでプラカードに、「官僚がんばれ、公務員がんばれ」というのがあります。本来であれば公務員になったのは、市民の皆さんのためにこの仕事をしたい、そういう思いで公務員になったにもかかわらず、自分の意に沿わない、上からの命令に従わなければならない、子どもたちの笑顔を守ろうと思って文科省に入ったのに、子どもたちの夢や希望を奪うような形の仕事をしなければならない、こんなことが今起きているからです。

府庁で働いている皆さんに、公務員としての誇りを持って頑張ってほしい。公務員としての誇りは市民の意見を汲み上げて、そして大人であれば子どもの夢を育てる、大人が子どもの夢と希望を奪わない。子どもが川でおぼれかかっているときに、お前は何人かと聞いて助けるでしょうか?


朝鮮人の子どもであればロープを投げない、日本人の子だったら助けるんでしょうか?今まさに朝鮮人の子どもたちに浴びせられていることは、お前は何人かと言って、こどもが当然受けるべき権利を奪っているのが大阪府がやっていることです。今日の高裁の判決でぜひとも司法の良心を見せていただきたいと強く思っています。


去年の7月28日、勝訴の判決が出たときにここに並んでいる皆さんと、固く抱きあい涙を流しました。この6年にも及ぶ火曜日行動で、汗が目に流れ込んでくる猛暑にも、みぞれが降る寒い日もそして土砂降りの雨の中でも私たちは立ち続け訴え続けてきました。その思いが司法に良心として届いたんだと希望を持ちました。その希望をぜひ今回の判決でも見せていただきたいと思っています。


政治の流れは今変わりつつあります。私はこの府庁の前に先週、何度となく来ました、自発的に来た人がプラカードを持ち前に並んで声をあげていました。小さい子どもさんを連れたおかあさん、おうちに帰ったら子どもとお風呂に入ろうと思っているサラリーマンの男性、その人たちが異口同音に行ったことは、自分たちが主権者であるということ、

そして森友問題で報じられていることがただ単に書き換えや、土地の売買が高いか低いかの問題ではなくて、安倍政権自身のやっていることが、私たち国民がもっている権利というものを踏みにじって好きなように決めていく、権力があれば何をしてもいい、そうなってしまったら世の中の根本のルール、たとえばお金のある人、貧しい人がいたときに、お金のある人の権利は守られるけど貧しい人の声は聴かれない。そして殺人をしたとしても、権力の座についている人は法で罰せられない、権力のない人は罰せられるとなったら、この国が法治国家であり民主主義であり立憲主義であるということが根本から崩れることになります。

今安倍政権がやっていることはまさにこのことです。私たちが6年ここに立っているのは、日本人として過去の歴史に対して自分自身の責任と、私たち日本社会が、大人が子どもの夢を奪い傷つけても平気な社会になっていることは私たち自身が本当に暮らしにくい社会になっている、その思いで立ち続けてきました。


3月、卒業式が続きました。大阪朝高の子どもたちがりりしい姿で巣立っていく姿、初級学校の子どもたちが巣立っていく姿、中級学校の子どもたちが巣立っていく姿を見ながら、この6年悲しい思いつらい思いがするのは、子どもたち自身が、自分たちがしたつらい思い、学校として認められない、補助金を打ち切られたままでいることが変えられないでいるということ、自分たちだけが高校無償化から排除されていること、その思いを弟たちや妹たちにはさせたくない、そんな思いで訴えてきたことがまたかなわずに卒業していく、それを止められないでいることをいつも悔しく思います。でも片方で、こういう差別のあらしの中で、なんと素晴らしい子どもたちが育ち社会に巣立っていくのかと。


第4初級学校の卒業式で一人ひとり自分の楽しかった学校での思い、夢について語りました。楽しかった思いというのが、学校で出会った友だちや自分たちを支えてくれた人たちへの感謝・将来の夢が、自分の利益だけを願っての夢ではなくて、たとえば社会に出て弁護士になったり、いろんな形で自分の働きが周りの人を支えられる、生かしていけることをしたいということを言っていることです。

朝鮮学校の教育が豊かに人間性を育てて、こういう差別のあらしの中でも豊かな心と人に対する優しさと、自分がつらい思いをしたからこそ、つらい思いをしている人への共感する力を育てているハッキョがほんとに素晴らしいと思いました。ぜひ補助金の復活が認められるように願っています。


今日は3時から公判がありますが、韓国からウリハッキョの子どもたちを支えてくださる市民の会のソンミヒさんが駆けつけてくださっています。アピールをお願いします。(すべてのレポートは陶山さんです。有難うございます。)





なんとソウルから「ウリハッキョを守る市民の会」の孫美姫さんが早くから来られました。


まさかと思いましたが大村和子さんもいらっしゃいました。葬儀の日、「淳さんの分も2倍頑張るから助けてや」と仰っていた和子さんの声が耳のそばで鳴り響きました、本当に頭が下がります。













赤ちゃんを抱っこされながら頑張るオンマ、胸が熱くなりました。





火曜バンドも元気いっぱいです。


















ソウルから来られた「ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会」の孫美姫さんが力強い連帯の挨拶を送ってくれました。

*孫美姫さん

アンニョンハシムニカ、韓国から来ました。ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会の代表ソンミヒです。お会いできてうれしいです。

今日歴史的な判決が下されようとしています。私たちは勝利するものと確信しております。なぜならこの判決は正義の判決、歴史の判決となるからです。


まして今日の判決は、我々とともに今日まで歩んでこられた、故大村淳先生を偲ぶ裁判でもありますし、必ず、空の上から見守っていてくださるそういう意味でも勝たねばならない、そういう日でもあります。


大阪での火曜日行動、東京での金曜日行動と同じく私たちは毎週金曜日ソウルの日本大使館前で金曜日行動を行っていますが、すでに159回を迎えることになりました。

そしてこの金曜日行動はただ単に日本大使館前の行動でおさまることなく、今や各地の農村・事務所にまで拡大することになりました。分断によるいわれのない差別、これを必ず我々の手で克服すべき、そして必ず勝利を獲得すべく連帯して闘っていきましょう。ありがとうございました。



*長崎さん

今日は空の上からこの火曜日行動が始まって以来、ともに歩んできてくださった大村淳さん思いをしっかり引き継いで頑張っていきたいと思っています。

火曜日行動でマイクを持たれた大村淳さんが本当に子どもたちのことを思い、いつも温厚で穏やかなのに、子どもたちへの差別は本当に許せない、そして過去の歴史にしっかりと自分たちが向き合ってこなかったことについて、いつも熱く語っておられたことを思い出します。今日は裁判のため12時半まで行います。






留学生同盟の皆さんが今日も来てくれました、百人力です^_^。





















お!キリョンさん来たのですね。




火曜バンド、かじかむ手をすり合わせながら懸命に演奏しています。





アギさんもアピールです。

*金アギさん

 気いつけや、あんたのことやでその差別。差別のない社会をみんなで作っていきましょうね。


ご通行中の皆さん、府庁にお勤めの皆さん、ご苦労様です。

最近日本を揺るがしているニュースがあります。


先日前川前事務次官が、ある学校でした講演会に対して文科省のほうから、なぜそんな講演会をするんだという圧力があったという報道を見ました。これに対して市の教育委員会のほうでは、断固として教育への介入を警戒するような断固とした対応を取られたと聞いております。

日本の社会では戦前の教訓から、教育への政治の介入を阻止するために基本法の中で定められた法律があります。それは日本の学校でも朝鮮学校でもなんら変わることなく適用されるものだと思います。

朝鮮学校に対して政治の介入をするような補助金の停止、高校無償化制度への適用除外。ほんとに社会を豊かにすることとは真逆の流れの中で、今朝鮮学校への風当たりが日本の学校へも徐々に徐々に表れてきた証ではないかと思いました。

朝鮮学校があることが日本社会の豊かさの一つの象徴、表現だと思います。朝鮮学校で学ぶ子どもたちは、本当に素直にすくすくと、自分が自分を認められるそういう教育の中で育っています。そういう学校が日本社会の中にあるということが、ほんとうに大事だと思いませんか?

日本の社会を豊かにするためお仕事なさっている府庁の皆さん、どうぞ公務員としての誇りを持って社会の正義をみんなでかちとっていきませんか?私たちは敵対する関係ではなくてともに手を取り合っていい社会を作れる仲間になれるんだと思います。

どうぞ私たち朝鮮学校の支援者や保護者たちの気持ちを少しでも想像していただけるのであれば、一度朝鮮学校にも遊びに来てください。朝鮮学校のホームページ覗いてください。いろんな楽しいニュースを紹介しています。

知ることから理解が始まると思います。寒い中でももうすぐ春が来ます。私たちは温かい春が来ることを信じてこれからもがんばって声をあげていきます。ともに頑張っていきましょう。
















李香代さんの息子さん、朝鮮大学を卒業されました、先生になられるそうです。

*李さんのアピール

 朝鮮大学校で4年間学んで、今年卒業して、今この府庁の前で発言しています。大学の4年間は毎週金曜日に文科省前に並んで金曜日行動をやってきましたが、正直、学生時代の貴重な時間そしてお金そういうものをささげてきました。

4年間行い続けて自分が思ったことは、この日本という国が全く三権分立もなっていない、ほんとに民主主義なのか、と思うようになりました。そして今回大阪府庁の前で話していますが、朝鮮学校に対する補助金の不支給、これは単にいじめ・差別に尽きると思います。国民の理解を得られないという理由で補助金の停止や無償化から除外するという、ただの差別ではないですか。

法治国家においてこういうことがあっていいのでしょうか?民主主義を名乗らないほうがいいと思いますし、弱い者いじめが正当化される日本社会がおかしいと思います。

良心のある日本の方々は気づいていると思うのですが、それ以外の方々もどうぞこの現実から目をそらさずに、自分の国が今やっていることをしっかり理解して、僕たちの存在を知ってください。在日朝鮮人という存在を。

僕たちは日本政府による植民地支配の負の遺産なのですよ。こういう在日朝鮮人が日本で朝鮮人らしく生きていく教育である民族教育をこうやって弾圧するという、あなたたちは自分たちの歴史から目を背けて歴史を修正して植民地が朝鮮の近代化につながったと、そうおっしゃいますがそんなことは断じてありませんので、過去にあった問題に対してまっとうに向き合って清算していく、それが筋ではないでしょうか。

過去を修正し自分たちがやってきたことをなかったことにする、これは通すべき筋ではないと思います。あなたたちが差別したとしても自分たちはあきらめないし、これから社会人になって、自分は教師になるんですが、学生たちがこの日本社会において、堂々と自分は朝鮮人だと言えるような学生たちを育てていきたいと思いますし、そういう社会、社会づくりはできないですけど在日朝鮮人なので、少なくとも在日朝鮮人に対する、日本人の印象を変えるように頑張っていきますし、あなたたちも僕たちの行いを見て自分たちのやってきたことを反省して、ぜひ高校無償化も補助金支給も、しごくき当然な判断をしてくれることを願っています。

今日は補助金の判決が出る日ですが、当然の判決を信じています。これからどれだけ逆境が迫ってきても最後に勝つとわかっているので、やってきたことの正当性を実感してるし、それを自分の信念として絶対あきらめません。






イケメン三銃士不動です。









最後まで笑顔を絶やさなかった和子さん❣️尊敬いたします。



















最後の歌は作者の音頭で「勝利のその日まで」









火曜行動を早い目に切り上げ全員で裁判所に向かいました!



1時半から入廷です。隊列を整え行進しました。写真は松尾さんが引き続き撮ってくださいました。











































抽選に当たり202号室に入ることができましたが2回も検問にあいました。物々しい雰囲気です。

テレビ撮影中なので外で待つように言われ、中に入った途端、心の準備もできていないのに判決が言い渡されました。

「主文 控訴を棄却、裁判費用は控訴側が全額負担 以上」

ハァ?何、今の?!たった7秒の判決でした。説明すらありません。人間の声とは思えない無機質な裁判官の声が止まった途端、彼らは逃げるように退室しました。

怒りをぶつける💢瞬間さえ奪われました。予想はしていましたが、ここまで腐り切っていたとは❣️

この国は一体どこに向かおうとしているのでしょうか❣️









涙も枯れました。怒りがふつふつ湧いているのにどうしょうもない自分が情けなくて情けなくて!

諦めたらおしまいだ❗️毎回自分に言い聞かせ今日まで休むことなく府庁前で訴え続けてきた春母(ハルモニ)会の仲間たちと共に報告会場に向かいました。





判決言い渡し集会❣️
昨年7月28日とはあまりに違う重い気持ちのまま集会に参加しました。


しかし弁護団の皆さんの頼もしいコメント、オモニ会の皆さん、留学同代表、教員代表の力強い決意表明を聞きながら、私たちは必ず勝つ、勝たねばならない、諦めることなく戦えば必ず勝利すると確信いたしました。














玄理事長!






オモニ会代表。










大阪朝鮮高級学校生徒会会長金さんのアピール




留学生同盟の代表




我が東大阪中の李先生!





ソウルから来られた孫美姫代表❣️




無償化連絡会大阪共同代表の藤永先生❣️





声明文を発表する宇野田共同代表❣️





〆と閉会のことばは丹羽弁護団長❣️




最後はみんなで「勝利のその日まで」合唱❣️



今朝我が家のアーモンドの花が開花しました。





紅葉の新芽も芽吹きました。冬が厳しければ厳しいほど春は近づいているのです。

 
 「 空を見上げよう ため息つかずに

奪われるものか 子どもらの笑顔

諦めるまい 断念するまい

進もうわれらの道 勝利のその日まで❣️」

嘆いている場合ではありません、既にたたかいは始まってきます。

この歌のとおり子どもたちの笑顔を奪われてたまるものですか❣️

勝利のその日まで心一つに、故 大村淳さんの想いも共に進んで参りましょう❣️
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3月14日、城北ハッキョを支える会の11回目の給食が行われました。

2018-03-18 20:27:04 | イベント


3月14日(水)「城北ハッキョを支える会」で11回目の給食を作りました。(写真とレポートは横道昭子さんが送ってくださいました。)

とても暖かい、穏やかな日でした。

朝日を浴びて幼稚班の子ども達が元気に体操をしていました。





いつも陣頭指揮をとって下さる大村夫妻が、この場にいらっしゃらないのがとても寂しく、心細かったですが、代わりに陶山さんがリーダーを務めてくださいました。。



今日のメニューは「ちらし寿司」「クリームシチュー」「マカロニサラダ」「キムチ」とデザートはプリンです。



枚方の仲間、守口の仲間、火曜行動の仲間と頑張って作りました。



もちろん、ハッキョのソ先生のにも助けていただきました。















青年同盟の梁基哲さんと卒業生の金貴美さんもお手伝いに駆けつけてくれました。〈貴美さんはニョニョのFBを見て知ったそうです。兵庫在住です。)




足元に寄ってきたコッコちゃんにしばし癒されました。毎日卵を産むそうですよ^0^




「マシソヨ」「おいしいです」と、たくさん食べてくれました。

特にクリームシチューが好評でした。












各学年毎にお礼の述べてくれました。




6年生は「たいせつなこと」という歌を美しいコーラスで聞かせてくれました。




本当に感動しました。



私たちも「おいしいね」「うん、うまくいったね」と自画自賛しながら頂きました。



校庭に全生徒さんと先生方が集まってくださました。




陶山さんが

大村淳さんが亡くなられたこと。





大村さんは、いつも皆さんのこと、ハッキョのことを心にかけておられたこと。

今日の給食も、中止しないでほしい、子ども達は喜んでくれたかなと、最後まで仰っておられたこと。

を伝えました。

「おいしい給食ありがとうございました」

「大村淳先生ありがとうございました」

と生徒さん全員でお礼を言ってくれました。





最後に全員で記念の写真をとってくださいました。



金貴美さんの送る言葉(FBより転載)


大村淳先生の意志を継いで


生前アボジが雑誌イオと統一評論を送るなど親しくしていたご縁から、今ではアボジに代わり私が月一度イオを送り、そして大村先生がハングルで書かれた手紙と「城北ハッキョを支える会通信」を送ってくださるなど心の交流が続いておりました。


毎週大阪府庁前で行われている「火曜日行動」をはじめ朝鮮学校の補助金問題の解決や高校無償化の実現のために、そしてウリハッキョの子どもたちのために、ご夫婦で常に先頭に立って尽力された大村先生。


昨日は大村淳先生が「城北ハッキョを支える会」代表として特に力を入れていた城北ハッキョの給食作りに参加させていただきました。最後までこの日の学校給食のことを気にされて、延期も中止もしないでほしいとおっしゃっていたそうです。


十数年ぶりに母校を訪れ、大村先生が守られてきた子どもたちの笑顔にふれ、胸がいっぱいになりました。

子どもたちもみんな、大村先生への感謝の言葉を述べていました。

大村淳先生の意志を継いで、今喫緊の課題である朝鮮学校の権利問題を解決し、ウリハッキョの未来、子どもたちの笑顔を守らねばならないと決意を新たにしました。

大村淳先生、安らかにお眠りください。

*3月14日、3月15日(Fbでのコメントです。)

① 大村アボジ、ほんまにほんまにありがとうございました!!(パクサユ)

②いつも穏やかににこやかな笑顔の大村さんでした。心からご冥福をお祈りします。(池辺幸恵)

③ご冥福をお祈りします。信じられないままです。先日,会ったような気がしているのですが。(山本かほり)

④素朴で心優しい方。人を想う立派な方でした。哀悼の意を表します。(康昌明)

⑤心からご冥福をお祈りします。(パクチョンイム)

⑦水曜デモや集会にご参加くださり、温かなまなざしで、誠実でするどく、力強いアピールをくださいました。ありがとうございました。(松村徳子)

⑧寂しいです。生き方を教えられたような気がします。ご冥福をお祈りします。〈おかだ だい〉

⑨哀悼の意を表します。(リャンオクチュル)

⑩城北ハッキョにとって大村先生はかけがえのない父でらっしゃいました。今もこれからも。もっとお話できていればと公開もしますが遺志をしっかり継いでいくことが大切です。ご冥福をこころよりお祈りいたします。(金由夏)

⑪すなおさんのこと、大変ショックを受けています。お悔やみ申し上げます。(藤井幸之助)

⑫本当に暖かく頼もしいかけがえのない同志でした。来週の補助金判決は,淳さんの思いを引き継いで臨みます。ありがとうございました。淳さんの暖かな笑顔が浮かびます。〈長崎由美子〉

⑬삼가 고인의 명복을 빕니다. 慎んで故人のご冥福をお祈りいたします(キムジウン)

⑭あまりに胸が痛いです。心から哀悼の意を表します。(孫美姫―ソウル)

⑮なんと。言葉がない。寂しくなる。(武市常雄)

⑯大村淳先生のご冥福を心からお祈りいたします。

「春母(ハルモニ)会」( 横道昭子  平田アサ子  陶山喜代子  田中ひろみ 
 木村奈保子  チョグッスン  パクリョンヒ  ホオンニョ)

⑰ご冥福をお祈りいたします。(Noriko Ijichi)


⑱ショックです。あんなに元気だったのに!(Kazuo Hasegawa)

⑲あたたかき笑顔を皆に残し逝く (森本忠紀)


コメント (2)
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