ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

6月28日、477回目の「火曜日行動」です。

2022-06-28 15:41:00 | 火曜日
夏のような暑さです。



477回目の「火曜日行動」始まりました。



今日のレポーターはハルモニ会の陶山さん、写真撮影は松尾さんです。今日も心一つに発信してまいりますね。応援よろしくお願いいたします。



大村さんの第一声始まりました。

大村さん

府庁で働くみなさん、ご通行中の皆さん、こんにちは。今日はとても暑い日ですね。477回目となりました。火曜日こうやって集まって、10年と3か月近くたっています。毎年毎年だんだん暑くなっていますが、私たちは暑さにも負けないで、10年前はほんの10人くらいでしたが、今はこんなにたくさんの仲間が増えていっています。

2010年、民主党政権が目玉政策の高校無償化法を通しました。その年の拉致問題担当大臣が、拉致問題を理由に朝鮮学校の除外を文科省に言いました。高校無償化法というのは。教育の機会均等をうたっているわけです。この高校無償化法は1条校でない外国人学校、各種学校である外国人学校も含めて無償化にするという趣旨であったのに、拉致問題を理由に朝鮮学校のみを除外してきました。そのことを受けて、当時の鳩山首相も朝鮮学校除外になったわけです。そして、2010年4月から朝鮮学校を除いた形で実施されました。そして朝鮮学校への審査基準を設けて、朝鮮学校を無償化法に組み入れるかという話し合いがもたれていったわけです。

ところがその年のヨンピョンド事件を機に、また朝鮮学校の審査の手続きが中断してしまいました。しかしそののちにも審査手続きを再開するということを当時の菅首相が述べました。だから私たちもこれで朝鮮学校にも適用されるという思いで待ち望んでいたのですが、とうとう民主党政権が破れ自民党政権に代わったその年の12月の28日、当時の官房長官がまず最初に手を付けたのが、朝鮮学校の高校無償化停止でした。そして次の年の4月20日、朝鮮学校がその規定から外れるような、今までの規定を変えていくようなことをしたわけです。

本当に、この高校無償化法は、教育の機会均等、それをうたっているのに、教育的観点は一切抜きにして、政治外交的問題が浮き彫りにされていく、そして朝鮮学校を除外して今日に至っているわけです。この間自治体では、特に自民党の意向を受けたような自治体では補助金を停止していく。特に大阪ではいち早く、当時の府知事が、今までなかった4要件を出してきて、補助金の停止に、そして大阪市も同じように補助金の停止をしていく。そういったことで私たちは、これはおかしいのではないか、朝鮮学校をなぜ外さなければならないのか、政府・自治体にとって、朝鮮学校の無償化を認めたり、補助金の支給を認めることは、すなわち、朝鮮学校が植民地支配の結果できた学校である、その植民地政策の精算を、今、政府は行っていない。日本政府がこの朝鮮学校を認めるということは、植民地政策の精算を行うということ。だから、政権にとっては朝鮮学校は目の上のたんこぶ、絶対これを許してはならない。こういったことがこれまでの裁判にも表れていると思います。

大阪での1勝、地裁判決の1勝は、朝鮮学校の価値を認め、そして民族教育の価値を認めている、そういったものでしたが、他の判決については、すべて教育の観点はそこに現れてはいません。ただただ朝鮮学校と朝鮮民主主義人民共和国、そして在日朝鮮人の人たちの組織である朝鮮総連を除外しようとしています、そういったそれを不当な支配と言う風にかたづけた、政府に忖度した判決が出されてきているわけです。だから私はこの日本が本当にまっとうな日本になってほしいと思っています。

今、選挙でも、この選挙を利用して在日朝鮮人や朝鮮学校のことに関しての、ヘイトスピーチを出しているような選挙宣伝が行われています。またウトロへの放火にも見るように、日本の中での人種差別、そういったものが出されています。こういった問題を私たちは、絶対許してはいけない。これでは日本はもっともっとひどくなる。そういった思いで、この朝鮮学校の問題を考えてほしくて、ここに集まっております。

マイクを回していきます。



火曜日バンドは不滅です❣️

初めて来られたタツミさん。大林さんの後にアピールもしてくださいました。



アピールです。高江州さんです。

髙江洲さん

 大阪府庁の皆さん、大阪府民の皆さん、こんにちは。私は髙江洲と申します。沖縄出身で今年の3月に東京から大阪に引っ越してきました。

今月地元の沖縄にしばらく帰っておりました。沖縄の海はとてもきれいで、今日の青空のようにとても澄んで、海の中に入っているだけで癒されて元気が出る沖縄の海です。私は沖縄の海にほぼ毎日行ってたのですけど、子どもたちもすごく喜んでいて、また連れていきたいなと思いました。と同時に朝鮮学校に通っている保護者の方にも沖縄の海の画像を送ったら、皆さん喜ばれて、沖縄に行きたいと返事をいただきました。そこで私も一つ目標ができて、朝鮮学校に通う生徒さん達、いつか沖縄の修学旅行が実現できる日が来れるように、協力したいなと思いました。今後とも夫婦でこの活動に参加してまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。

大村さん

この前沖縄は慰霊の日でした。本土に住んでいると、沖縄の問題は沖縄の人たちの問題みたいな感じで、無関心でありすぎるのではないかということを、現地に行くとつくづく思いました。朝鮮学校の問題でもヘイトスピーチ、ヘイトクライムの問題でも、ある在日の方がこうおっしゃっていました。一番怖いのは無関心だ。日本人の無関心が一番怖いのだ。私たちはもっともっと関心を持っていかなければいけないと思います。



岐阜から帰ってこられた大林さんが久しぶりに来られアピールされました。

大林さん

皆さんお疲れ様です。府庁の皆さん、ご通行中の皆さん、こんにちは。私たちは朝鮮学校の授業料無償化のために皆さんと一緒にがんばっている、私はカトリック平野教会のクリスチャンです。

6月の最初の日曜日に、岐阜朝鮮初中級学校の運動会に参加させて頂きました。その時に校長先生から頂いたTシャツを今日は来てきました。テントの中のイスに座って見ているだけではないんです。家族の方や見に来られている皆さんと一緒に参加出来るんです。

競技によっては生徒さんや卒業生の皆さん、親御さんも加わるんです。とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。日本の運動会とちっとも変わらない光景です。見方によったら、私が子供の頃に感じた、あの古き良き頃の、分け隔てなく誰でも応援でき、見に来れる運動会を思い出さしてくれました。そして皆さんからは、「遠くから来てくれてありがとう」と声をかけて貰いました。お礼を言われた私は、逆に恐縮しました。

なんでこの罪も無い子供たちが、生徒たちが、在日というだけで、朝鮮学校というだけで学ぶ権利が守られず、補助金が支給されないのか、なんでこんな差別するのか、日本政府と行政機関には強く腹立たしく感じます。今一度、なぜ在日の方々がこんなにも多く日本に住んで居るのか、府職員の皆さんはちゃんと考えてみてください。
そして、私たちと同じように税金を払いながら、かたや補助金を出さないなんてこんな馬鹿なことあるでしょうか!私も、ご参加の皆さんと一緒に、朝鮮学校への「高校無償化」「幼稚園無償化」の即時適用を求めます。

新しい仲間、タツミさん

南西諸島への自衛隊配備に反対する会というのを大阪で作って、事務職やっているタツミと言います。以前からこの取り組みは、松尾さんのFBで知ってたりして、今日はたまたまそこの病院に来て待つ間に参加しようと思ってきました。先ほども話しておられたように、税金払っているのに何で補助金カットするのか、大阪市今までずっと教育に対してはずうっと出していたのに、維新になってからですよ。なんで民族差別を煽るような施策をするのでしょうか。私たちは払った税金の行方をきちんと見ていかないといけないと思います。

お互いに自分の払ったお金が、人殺しのための道具を買ったりするお金に使われるとか、他国を侵略するために、使われたりするときに、やはりストップと言わなアカンと思うのです。差別を助長するような施策にもストップ、言っていかないといけないと思います。

7月10日に選挙がありますが、在日の方には参政権がないということで、私たちはみなさんの想いも含めて投票に行きたいと思っています。必ず自民党政権を倒して明るい未来を作っていきたいと思って、希望的観測をもって日々頑張っています。朝鮮の歴史を学ぶとともに、隣に居てる人たちと手を携えて平和を作っていくのが、私たち自身だと思っていますので、これからもともに頑張りましょう。



オモニたちのアピールです。



アギさんのアピールです。

 「気いつけや あんたのことやでその差別。差別からは何も生まれへんでえ。」
大阪府庁でお仕事中のみなさん、ご通行中の皆さん、そして暑い中、毎週毎週、ここで一緒に声をあげている皆さん、お疲れ様です。

私は朝鮮学校に子どもを通わす一保護者です。私自身、祖父と祖母が朝鮮半島から海を渡って日本に来て、父と母が私を朝鮮学校に送ってくれました。朝鮮学校で、うれしいことは一緒に喜んで、悲しいことは一緒に分け合う、そういう気持ちをたくさん学びました。

私自身大人になりながら、派遣会社でアルバイトをしようとしたときに通名を使ってくださいとか、学生の時期にチョゴリを制服で着ていくときに、何あのへんな服と心無い言葉をかけられたこともあります。でもそういう辛い思いや悔しい思いをしたときに、いっしょに聞いてくれて、辛さを分け合って悔しさを分け合ってくれた、そういう仲間を朝鮮学校で、また朝鮮学校に通うことでできた、たくさんの友人たちと分け合う、そういう幸福を味わってきています。

高校無償化が制度としてできるということで、日本の高校のポスターを見たときに私は愕然としました。「社会はあなたの学びを支えます」そう書いてあったのですが、朝鮮学校は高校無償化からは除外されていました。私たちが通った学校、私たちの後輩が通う学校は社会の支えを得られないのだ。なんでまだ認めてもらえないのか、とても悔しく悲しい思いでいっぱいです。その次には私の子どもは朝鮮幼稚園に通っていましたが、幼・保無償化の対象外とされてきました。でもやっと、新しい支援策という枠の中で対象として社会の支えを得ることができました。

朝鮮学校に通った私、朝鮮学校に通っている子どもたち、みんなたくさんの愛を感じています。大切にされていることを感じています。保護者や支えてくださる日本の皆さん、その方々の気持ちを一身に背負って、ほんとに元気にはつらつと学校で楽しく学んでいます。その学びを何のためなのか、私は私自身が何者であるかということを朝鮮学校の中で学んだと思います。自分自身を知るということは、社会の中で自分が何者として何ができるかを考えて行動に移す原点になると思います。その原点を大事に育てられる朝鮮学校をもっと理解していただきたいです。

なので、朝鮮学校に一度足を運んで子どもたちの学ぶ姿、はつらつした表情、真剣なまなざし、そしてその子どもたちを育てようとする先生たちの姿、支えようとしている周りの大人たち、それらひっくるめて見に来ていただきたいと思います。夏祭り、公開授業などこれからもたくさん予定されています。どうぞぜひ一度、遊びに来てください。

その気持ちを込めて、歌を歌います。

歌「声よ集まれ 歌となれ」



シュプレヒコールが続きます。


シュプレヒコール

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな

・朝鮮学校に高校無償化を適用せよ

・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ

・行政が差別するな



朝日新聞社の大瀧記者が今日も取材に来られています。



最後の歌は大村さんの音頭で「勝利のその日まで」❣️



いつものように駐輪場での申し送りです。



いつも大和高田から来られている森本さんがアピールされました。8月の11日から17日まで耳成の奈良朝鮮学園2階講堂で催される伊藤孝司 写真展「平壌の人びと」奈良展の紹介でした。



大阪でも見ましたが、応援も兼ねて行ってこようとおもっています。朝鮮に住む方々の日常が写されています。



私は今日も7月18日に行われる

 
歌で応援❣️

チャリティーコンサートの宣伝をさせていただきチケットも購入していただきました。^_^皆さんきてくださいね^_^



ではまた来週お会いしましょう。

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6月21日、476回目の「火曜日行動」です。

2022-06-21 17:40:00 | 火曜日






雨の大阪府庁前です。今日のレポーターは、ハルモニ会の木村さん、写真撮影は松尾さんです。今日も心一つに発信してまいります。応援よろしくお願いいたします。



長崎さんの第一声始まりました。

☆長崎さん

今日はたいへんな雨になりました。私たちがこの行動を始めた2012年4月17日からもう10年。府庁の前にある大阪国立がんセンターは当時は影も形もありませんでした。この10年で朝鮮学校の子どもたちに対する差別は続き、そして一緒に生きるということでおこなわれていた大阪府の政治のあり方は変わっていきました。
「私たちの存在が無いものに」されないために、私たちは声を上げ続けています。

先日、『ワタシタチハ ニンゲンダ』という映画を見に行きました。これは、『アイたちの学校』の高賛侑監督によるドキュメンタリー映画で、第七芸術劇場で上映されています。

この映画の中で、日本の中の在日外国人への差別、入管で命を落としたウィシュマさんの死が象徴的でしたけれども、それがなぜ日本の法律の中で流れているのか。今私たちが朝鮮学校の子どもたちに対する補助金の復活──これは権利だと訴えていますけれども、かつて日本が朝鮮半島を支配した時、朝鮮人なのに、朝鮮語を禁じ、朝鮮名を日本名に、創氏改名した、その反省を踏まえたら、朝鮮学校に対しては、日本がかつて奪った民族の言葉や文化、これを日本社会は保証するのが当然であるにもかかわらず、戦後70年の中で日本がしてきたことを向き合わず、過去の反省を踏まえて一緒に生きようということがされていない、それが映画で描かれていました。
「ワタシタチハ ニンゲンダ」「私たちは動物ではありません」「心のある人間です」、同じように悲しみ、愛する人が亡くなったら泣く、そのことが映画の中で訴えられていました。

私はこの火曜日行動に高校の時に参加し、その後何度も参加された方のことを思いました。彼女は「私たちは透明人間ではありません。私たちの目を見てください。私たちと向き合ってください」と何度も訴えていました。この映画の中でも、外国人が「私たちは尊厳ある人間だ」と訴えたことも、ここで朝鮮学校の生徒さんが参加した時に「私たちの権利を認めてください」とビラを渡したときに、そのビラをはねのけ、邪魔だと押しのけている人たちに対して、それでも、「私たちは人間です」「私たちの当然の生きる権利を認めてください」と、声を上げてきた朝鮮学校の子どもたちの姿が、映画と重なりました。

今日も火曜日バンドの皆さんが音楽を奏でています。火曜日バンドの皆さんはみな日本の支援者の人たちなんです。
この火曜日行動は、この10年の中で朝鮮学校と出会い、朝鮮学校への差別は、私たちの日本社会が人間として生きていく尊厳を奪っている、日本の民主主義を壊していく、という思いの日本人、そして朝鮮学校の当事者としての声を上げているみなさんと共におこなってきました。

私は、火曜行動の象徴は「絆」だと思っています。お互いに違いを認め合っていく、お互いにやってきた行動を尊重しあっていく、そんなみなさんと一緒に今日も火曜日行動をがんばっていきたいと思います。




火曜日バンドは不滅です❣️



青年同盟の池さんのアピールです。

☆若者

アンニョンハシムニカ。私は今、在日本朝鮮青年同盟で活動しています。私は南大阪朝鮮学校を基本的な場所として活動を行っています。

少し宣伝になりますが、南大阪朝鮮学校では7月2日にオープンスクールをおこないます。今年で3回目になります。そこでは地域の同胞達、学生、幼稚園生まで含めて素敵なアピールがあります。もしよろしければ、オープンスクールの方もご参加ください。

私がこの仕事を始める大きなきっかけのひとつが、高校無償化からはずされて、それから朝鮮大学に行って、金曜行動を先輩達、後輩達とやってきたことです。

東京での金曜行動、そして大阪の火曜行動、私も時間のあるときには足を運んで皆様と共に闘っていきたいと考えています。
これからも長い闘いが続くと思いますが、雨にも負けず、風にも負けず、百折不撓 !
これからも共にがんばっていきましょう。




長崎さんが繋ぎます。



大野さんがマイクを持たれました。

☆大野さん

アンニョンハシムニカ! 大雨になってきましたけど、こんなのはしょっちゅうですけどね。風邪ひかんようにだけ、気をつけて。こういうことをずっとやらす大阪府の姿勢が問題ですけど。

先ほどの方がおっしゃったように決意を新たに改革していかなけりゃならんという気持ちが多くの中で広がってくると思います。
朝高生や朝大生がここで述べた「私たちは差別に慣れてます。しかし、いつまで差別を続けるのですか」という強烈な言葉が頭に焼き付いて離れません。

SDGsの第9番目に「人は平等、国は平等」とうたわれています。府庁にお勤めに皆さんも多くがSDGsのバッジをつけておられますが、真剣に考えて、人の差別、国の差別をなくそうと、大きな国連の目標を実現していかなければならないと思います。
明日から明日から参議院選挙が始まります。

思い起こせば、2006年に橋下知事が誕生し、その3年後には任期途中で松井知事、吉村市長に代わり、さらにその4年後には知事と市長を入れ替えるなど、マスメディアを使って自分たちのやりたい放題です。

参議院選挙でも維新の候補が多く取り上げられていますが、その通りに行くかな?

大阪ではカジノの実現に躍起になり、ウソみたいな話を平気で言っています。4,000億も収益が上がるとか、ユニバと同じくらいの入場者になるとか、2029年にカジノが実現したら、維新の存在は終わると思っています。なぜなら目先のことばかり取り上げて嘘八百を述べて政治を行っているからです。

それから選挙の中でも大きな問題は憲法改正です。防衛費の大幅増。

そして教育の無償化。たいへん立派ですばらしいアイデアですが、この中で「在日朝鮮人ははずす」と書かれているのでしょうか、と言いたい。実際、今の差別の状況を見ると、そう思います。

私たちは最後まで、差別の撤廃が実現できるまでがんばっていきましょう。





☆男性

今日は個人的なことをはなしたいと思います。去年京都でお芝居を観ました。それは、イラン人と日本人のハーフの女性が警察官になったところ、肌が黒いと言うことで差別を受け、それで今度はヤクザの親分と一緒になって差別と闘うというストーリーでした。
劇中で差別用語が連発されます。ただ、使用される時、「ピー」と音が鳴るという演出になっていました。しかし、「国に帰れ」という言葉はそのまま使われていました。

これと同じ話は頻繁に聞かれます。多くの人が、直接的な差別用語を口に出してはならないという認識になってきましたけれども、「国に帰れ」というのがどうして差別用語なのか、それがどれほど多くのコリアンの方、外国人の方々に対するひどい差別用語であるということは、ほとんどの方は認識していません、この演劇の脚本家にすら認識されていませんでした。私はこの方に手紙を出し、話を聞きましたが、どうして今日本に在日外国人や在日コリアンが住んでいるかということは、ほとんど知らなかったのです。

今朝鮮学校に通っている子ども達は、日本で生まれた在日の三世、四世、日本で生まれて日本の社会に貢献している私たちの社会の一員です。多くの方々は無意識のうちに、いまだに「朝鮮半島から密航してきた子ども」だという認識です。
府庁の方々、在日コリアンは、不法滞在なんかではなく、私たちの友人であり、社会の構成員なのです。そのことを認識していただきたいと思います。




大村さんもマイクを持たれました。

☆大村さん

今日で476回目です。この程度の雨など、もっとひどい雨の時もいっぱいあったと言えるほど、10年以上が立ちました。
先日、旭区の城北朝鮮初級学校の支える会で給食をおこないました。朝鮮学校には給食はなく、他の学校にはあるものが何もありません。プールもありません。そんな無いものづくしの朝鮮学校に16人の支える会の人たちが集まり、給食を作りました。狭い炊事場で、子どもたちの喜ぶメニューを一生懸命考えて作りました。

学期に1回しかしていないにもかかわらず、子どもたちは「おいしい」と喜んでいっぱい食べてくれました。私がこの給食作りを始めたいきさつは、給食がないからというだけではありません。この活動を通じて、多くの人たちに朝鮮学校の本当の姿を知ってほしいと思ったからです。2014年11月から始めて、22回になります。日本人の友達が次々にやってきて朝鮮学校の姿を見てくれました。

この城北朝鮮初級学校は、創立63年になるにも関わらず、創立以来変わらず木造のままで耐震工事もできていません。その中でも子どもたちの朝鮮語、歴史、文化を学び、明るく前向きにきちんと自尊感情を持ちながら生きていく姿に、来られた方はみな感動して帰られます。

明日は選挙の公示です。各党の政策を読み比べました。武力で平和は守れないということを言う党は少なく、防衛費の増額を言うばかりです。

教育の無償化はけっこうなことですが、それに朝鮮学校は入っているのでしょうか。在日の人たちは一票もない、そういうところで、切り落とされているのは絶対に許すことができません。そういう思いで、明日からの選挙を見守り、私の一票を入れるつもりです。



オモニたちのアピールとシュプレヒコールと合唱「声よ集まれ 歌となれ」が大雨の府庁前に轟いています。

☆オモニ

さきほどの大村先生の発言にもあったんですけれど、支える会の給食は、とてもおいしく、うちの孫もおかわりを何度もしながら「おいしくいただきました。いつもありがとうございました」と笑顔で挨拶をしています。

長い10年の歳月の中で、赤ちゃんは、小学校6年生になり、2年生だった子はもう高校生になっている。そうした歳月の中で変わりのないのが大阪府をはじめ日本政府だと思います。

一方、支援の輪は日増しに大きくなっていて、オモニ会のOB、OGたち、地域の方々が積極的に活動しています。その中で差別がなくならないのは、行政に携わっている人々の考え方は変わらないからだと思います。これからも私たちは子どもたちのために闘っていきます。

歌とシュプレヒコール

『声よ集まれ、歌となれ』

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ!
・行政が差別するな!
・朝鮮高校に高校無償化を適用せよ!

・朝鮮学校の補助金支給を復活させよう!
・朝鮮学校の子どもたちを差別するな!
・みんなの力で豊かな共生社会を作ろう!



最後の歌は歌舞団の舞踊手ー徐団員の音頭で「勝利のその日まで」!



今日は「火曜日行動」の途中で暴風雨のような異常事態が起こったので本当に負けるもんか負けるもんかと呪文を唱えるようにみんな真剣にたたかいました。



駐輪場での申し送りが大雨中行われ、写真は撮れませんでしたが、7月18日に行われるウリハッキョ支援のチャリティーコンサートのチケットを購入していただきました。



来週もチケットを持って行きますので、応援よろしくお願いいたします🤲

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456月に私が出会った花たち^_^

2022-06-16 10:26:00 | 花たち
4.5.6月の花たち^_^




























































































































































































































































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6月14日、475回目の「火曜日行動」です。

2022-06-14 15:25:00 | 火曜日
雨が今にも降ってきそうな嫌な空模様の中、475回目の「火曜日行動」始まりました。



今日のレポーターはハルモニ会の平田さん、写真撮影は松尾さんです。今日も心一つに発信してまいりますね^_^



火曜日バンドは不滅です❣️



城北初級のオモニたち一番乗りです。



長崎さんの第一声始まりました。

長崎さん

こんにちわ 今日は強い風が吹いています、皆様も気を付けて頂きますように。
子ども達が夢と希望をもって大きくなるために大阪府が朝鮮学校への補助金を再開し、高校無償化制度を適用すうように、今日もこの思いを伝えていきます。今日は城北ハッキョの皆さんが来てくれています。

火曜行動がスタートして10年を超えました。私達は裁判も闘ってきました。高校無償化問題は大阪地裁だけが勝訴でしたが、他は敗訴し最高裁で却下されました。しかし、全国で朝鮮学校を支えていこうという声が上がっています。これからも過去の歴史を踏まえて、日本の中で一緒に生きていこうという声を上げていきます。

今日は、朝鮮学校の子ども達への暴言、暴力が起きた時最初に闘ってくれた戸田さんが門真から来てくれています。テポドンが飛んで、チマチョゴリが切られ、子ども達への暴言、暴力が起きた時、戸田さんは全国に先がけてストップさせようと大阪で会を作り声を上げました。そのことを含めアピールお願いします。



アピールのトップバッターは前門真市議の戸田さんでした。

戸田さん

元門真市議の戸田です。皆さんには申し訳ない、実はここに来るのは初めてなんです。
拉致問題が明らかになったころ、通学の電車の中で被害にあっていて、すぐに止めよう、民族差別をさせない、大阪府内の全ての朝鮮学校に行って防衛隊を創るなど、長崎さんたちと一緒にやってきました。

朝鮮学校への差別は防衛隊では追っ付かないほど桁違いにひどくなっている。行政が先頭にに立って差別している、ゆるしがたい。ヘイトスピーチが増えているが、国が先頭にに立ってメッセージを社会に送っているからだ。

私達地域の子ども達であり、外国籍、アイデンティティが違うだけです。共に仲間として育っていくために、微力でありますが共に闘っていきます。



青年同盟の梁さんがマイクを持ちました。

梁さん

アンニョンハシムニカ  火曜行動が4月で10周年を迎えたと聞きました。その時自分は高校1年生でしたから、もう10年たったのかと。

しかし、10年経った今も差別は全くなくなってなくて、すごく憤りを感じています。

10年間、ずっと火曜行動に参加できたわけでありませんが、10年続けてきたことの意味は大きいと思います。これから若い人達も自分の問題として、地域社会、そして子ども達の明るい未来のために闘っていきたいと思います。共に頑張りましょう。



大野さんがマイクを持たれました。

大野さん

今日も多くの方が参加されてまして、ここに来たら勇気をもらえると思います。2年前から来ていますが、極力参加するようにしています。朝鮮学校に対する高校無償化が適用され、補助金が以前のように行政に取り組んでもらえるようになるまで頑張らなければならないと思っています。

東京の恵比寿駅でロシアの大使館の「こちらです」という表示がある日突然、紙をかぶせて見えなくされたということがありました。ミヨウなことが日本でまかり通る。ロシアはウクライナと戦争をやっております。そのことでロシア人にいやがらせ、虐待ですよ、こういうことが起こりうる日本社会は本当に大問題です。朝鮮学校に対する差別、在日朝鮮韓国の人々に対する差別、すべて一緒なんですよ。国のトップがそういうことを意図していろんなメディアを通じて垂れ流す。そういう感覚が必ず生じてきます。

朝鮮学校でハングル、歴史、文化を習う。どこが悪いんですか。学校に行かないと言葉も習えない。同胞、親戚、家族と暮らしていくために必要なんです。在日の人の学ぶ権利です。日本人としてはずかしい。そういうやり方は世界には通用しないです。

吉村知事、IRカジノの住民投票、20万を超える人が署名し、自分たちで決めようと言っているんです。府議会で潰すという声が聞こえてきますがそんなことをすれば大問題です。



イケメン三人衆プラス戸田さんです。戸田さんと館山さんは秋田で同じ高校に通っていたそうです。すごい縁ですね。



我が東成支部の柱です。梁さん❣️



若いオモニたちを先頭にアピール、シュプレヒコールと合唱です。

呉さん

女性同盟で活動しています。先日、地域の女性同盟の代表の方達と各学校のオモニ会の代表が集まって会議がありました。何をやったかと言いますと、地域の代表の方達と学校の方達が協力してウリハッキョの子ども達の為に何かしようという活動をするんですが、その取り組みなどについて話し合いました。

私は高校まで日本の学校で大学のみ朝鮮学校へ通いました。この話し合いは1時間半の会議でしたが、オモニ達の熱い思いを感じられ、すごく有意義な時間でした。学生数の減少だったり、学校の老朽化などで、学校の統廃合もあるんですが、こういう難しい時期の中でも、すごく前向きなオモニ達の意見などそういうのにすごく勇気をもらいました。

私自身、活動に頑張っていかないといけないという思いを再確認できました。子ども達の為に活動を頑張っていきますのでこれからもよろしくお願いします。

オモニ達の歌とシュプレヒコール

オモニ

城北の代表でオンマ達が来ました。

どこの国に住んでいても、子ども達の権利は守られるべきものと聞いています。そのために私達オンマはあきらめません。この権利が守られるまで私達は来ます。子ども達のためです。

一日も早くこの国は子ども達に平等である国になってほしいです。1時間でも早く子ども達の平等のために働く政治をしてほしいです。今日も沢山の方が来ていますが、この声が少しでも届いてほしいと思って今日も来ました。府庁の皆さん、お願いします。

オモニ

みなさんごくろうさまです。城北初級学校のものです。

私達のハッキョは統廃合になります。今年が最後の年です。子ども達の笑顔と未来のためを思って今日は来ました。私には子どもが4人います。父兄として19年目です。

長男は社会人、次男は大学4年で就職活動をしています。ウリハッキョで学んだことが役に立つことが解った、卒業して実感しているといいます。親にとって最高の言葉だと思いませんか。どんな状況でも子ども達は楽しんでいます。子ども達が楽しいと思っている環境を途絶えさせたくないです。朝鮮学校にもっと目を向けてください、協力してください。よろしくお願いします。

歌「声よ集まれ歌となれ」

シュプレヒコール

子ども達の学ぶ権利を保障せよ!

朝鮮学校の子ども達を差別するな!

朝鮮学校に高校無償化を適用せよ!

朝鮮学校に補助金を復活せよ!

みんなの力で豊かな共生社会を作ろう!



大村さん

こんにちわ  今日で475回となりました。

城北ハッキョのオモニ達が沢山来られて、子ども達のために、学ぶ権利を奪わないでという話がありました。私は城北ハッキョを支える会をやっております。その「通信」にオモニの記事を書いてもらいました。枚方の遠くから学校へ通う子ども達の為に、オモニは朝早く起きてお弁当を作る。3人の子どもの1人が、僕はチョソンサラムだから朝鮮学校へ行く、オモニ、大変やけど頑張ってといったと。アボジ、オモニが大変な思いをしてなぜ通わせているか、子どもなりに感じていたのではないでしょうか。

高校無償化から排除、幼保無償化から排除、補助金停止、学生緊急支援金からの排除、朝鮮学校には何をやってもいいのだという行政、政府の差別、それが今のヘイトスピーチ、ヘイトクライムを生み出すのだと思います。子どもがオモニにかけた言葉を心にこれからもやっていきたいと思います。





最後の歌は歌舞団のカンさんの音頭で「勝利のその日まで」❣️❣️



いつものように駐輪場での申し送りです。



取材に来られた朝日新聞の大瀧記者が紹介されました。



大阪社会部に異動になられたそうです。



クッスンさんが今日も愛のキャンディを配られました。10年間続けておられます。本当に頭が下がります。



城北初級のオモニたちが学校のために作ったスポーツタオルを宣伝されその場で販売されました。なんと完売でした^_^



私も7月18日に阿倍野区民センターで行われるウリハッキョ支援のチャリティーコンサートの宣伝をさせていただきました。



今日遠慮してチケットを持ってこなかったことを少し残念に思いました。来週は持って行きますので、皆さんよろしくお願いいたします。チケット代金は全てウリハッキョに送られます。いろんな形でウリハッキョを応援しましょうね。よろしくお願いいたします^_^

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6月7日、474回目の「火曜日行動」です。

2022-06-07 17:15:00 | 火曜日
天候にも恵まれ、府庁前に集まりました。



南さんが新しいスローガンを作ったと見せてくださいました。

 


今日のレポーターはハルモニ会の井上さんと横道さんです。



写真撮影は松尾さんです。今日も心一つに発信してまいりますね。



長崎さんの第一声始まりました。

☆長崎さん

府庁でお勤めのみなさん、ご通行中のみなさん、こんにちは。
今日は暑い中にも爽やかな風が吹く初夏の一日となりました。

朝鮮学校の子どもたちの夢と希望を大人が奪わないで、大阪府が長年全国に先駆けて支給してきた朝鮮学校への補助金が打ち切られて10年を越えようとしている、その一日も早い復活を、教育の機会均等をとつくられた高校無償化から朝鮮学校が除外されて10年、その一日も早い復活を、そして幼児教育の無償化を権利として朝鮮学校、すべての子どもたちが学ぶ幼児施設に、ということで私たちは毎週火曜日にこうしてマイクを持って、様々な人たちが思いを込めてアピールをしています。

自分の子どもたちを朝鮮学校に通わせているオモニ、アボジの方々、お孫さんが朝鮮学校に行っているハルモニ、ハラボジの方々が参加をされています。
自分たちの子どもが在日朝鮮人として、人間として誇りをもって生きていくために朝鮮学校で学ばせたい、しかし、行政の補助金が打ち切られた中で親御さんには大きな経済的負担を強いています。今日来られているオモニの方々は、ハッキョに通う子どものために日頃からダブルワーク、トリプルワークをしながら働いておられます。そんな中でお休みをとってこうして火曜日行動に参加をされています。後ほどオモニの方々からアピールがありますので是非聞いていただきたいと思います。ではマイクを渡していきます。最初に原戸さんお願いします。




火曜日バンドは不滅です❣️



日曜日も「生野統一マダン」で大活躍でした❣️



原戸さんがマイクを持たれました。

☆原戸さん

みなさん、お疲れ様です。労働組合の関係で沖縄に行ってきました。行程のほとんどが雨できれいな海は見れませんでしたが、梅雨の季節、緑がとてもきれいで沖縄の自然を満喫できました。

頭の中で沖縄戦の当時の写真と見比べながら各地を巡りました。軍艦ですきまなく埋め尽くされていた場所で、当時の気持ちになって想像してみました。感覚的には実感することは無理でした。想像を越えていました。
当時を体験した人たちは少なくなっています。戦争は終わっているはずですが、その方たちは、「今もずっと続いている、特に本州の人たちには理解してもらいたい、そして連携してもらいたい」とすごく訴えておられました。映画にもなっていますが、沖縄の少年たちがスパイ扱いされ、村民がスパイ扱いされ、同胞に殺し合いをさせた、同胞の分断が利用されました。国民と在日外国人との分断は、戦時の状況を縮図にしたような状況で、ずっと利用されてきたような感じがしました。

公務員のみなさんも大変だと思いますが、公務員と一般の市民との分断状況があると思います。弱い者を切り捨てて大企業の利益を増やして、そんな構図がどこの行政でも蔓延しています。そういったことも自覚してみなさん、お仕事に就いてほしいと思います。

長崎さんが繋がれます。

☆長崎さん

ありがとうございます。沖縄に行かれて、私たちの想像できない辛い体験、私たちも共に考えていくことを原戸さんからアピールいただきました。





イケメン三人衆、久しぶりに全員集合です^_^






つづいて、朝鮮学校の卒業生で今日はひと言アピールされたいとこちらに来られたそうです。どうぞ。


2回目に来られた金さんがマイクを持たれました。

☆朝鮮学校卒業生

僕たちの先輩は大学に行くために夜間の日本の高校に通って資格をとりました。僕たちの年代の女子バレー部がある大会で優勝しました。その大会は、インターハイの出場がかかっている大会で、当時ニュースステーションにとり上げられました。今は朝鮮学校は大学にも行けますし、甲子園以外は大会に参加していると思います。
朝鮮学校無償化問題は、朝鮮学校在学生だけではなく卒業生までもが問題を抱えているのです。ハローワークに行って、高校卒業の案件に応募できない状況なんです。税金は遅滞なく収めているので公正に税金を分配してほしいです。


☆長崎さん

簡潔で分かりやすいアピールをありがとうございます。ハローワークに行った時に、朝鮮高級学校の卒業が、いわゆる日本の高校卒業という認定をされないで差別を受ける問題についてお話しいただきました。ありがとうございました。











マイクアピールです。

☆ (初めての方)

こんにちは。 今日初めて参加しました。
教員をしていました。教員は政治活動をするなと言われて自粛していましたが、ほんとうにエライことになってきています。
子どもたちを政治的なことで分断・差別することが多くなっています。
これからも火曜日行動に参加したいと思います。
これからも朝鮮学校を支援していきます。よろしくお願いします。


☆ 長崎さん

元教員として子どもたちの分断に対して、また教員の思想信条も侵害されている実情もお話してくださいました。ありがとうございました。



平石さんもマイクを持たれました。

☆ 平石さん

みなさん こんにちは。
たまにしか参加出来ていないのですが、発言の機会を与えてもらってありがとうございます。
すでにご存知だと思うのですが、IRに関して住民投票で住民の意見を聞けという署名が、必要数の15万を超えさらに20万も超えました。無効署名を除いても15万は優に超えると思います。
わたしたちが求めるのは、これだけ反対の声が多い、知事は府民の声をしっかり聞け!ということです。
かつて都構想の時に予想では10%ほど賛成派が多かったのですが、住民投票の結果は逆転しました。

IRの住民投票を求める会の活動は大きく発展し、怒りが溜まっています。
議員はしっかりと受け止めて、ちゃんと検討してほしい。
IRなんか、さっさと止めてほしい。人の金で儲けようなんて施設をつくるべきではありません。以上です。




館山さんもマイクを持たれました。

☆ 館山さん

大阪のカジノ計画は住民投票で決めようではないかという署名活動に参加して、わたしの住んでいる所でも皆さんと共に訴えました。 

ところで今朝の朝日新聞によりますと、吉村知事はですね、この住民投票について「住民投票は必要ない」と発言されておりましたが、たいへん問題発言ではないかと思います。
吉村知事は住民投票を「しっかり受け止める」と、これまで発言されてきた。吉村知事は住民の声をしっかり聞こうという姿勢だとわたしは受け止めておりました。
吉村知事、あなたはね、なかなか策を弄する方なので本当かな?思っていたら、案の定昨日のような発言をされたわけです。

IR計画カジノ計画について松井知事(当時)は企業秘密であると、根拠を明らかにしていません。
吉村さんは経済効果を鮮やかに数字をあげて説明されたけれど、そんな風に行くのかと、たくさんの人から指摘されています。
経済のことに関してはわたしは今ここで申し上げない。
IRやカジノの問題はギャンブル依存症の問題が大きいのです。よく指摘されていますが「止められない病気である」ということです。深みにハマると抜け出すことが大変困難なのです。そのことを署名活動のなかで一所懸命訴えました。

わたしたちはここ立って、こども達について考え訴えておりますが、IRやカジノの問題は経済の問題であると同時にまさに人間の問題なのです。
山口の4630万円の誤送金も海外のネットカジノで使っていた。吉村知事はIRとカジノは違うと言っておられましたが、それは間違いです。そこにカジノが存在する。それを考えなければならないと思います。

わたしは二つのことを申しあげたい。

一つは知事として地方自治法1条Ⅱ「住民の福祉の増進を図る」、精神保健福祉法2条「精神障害の発生と予防の施策を講じる」、そのために働かなければならないというのが地方自治法の根幹です。

二つ目はギャンブル依存症のことを考えるならば、和歌山の方がおっしゃっていましたが、「今必要であるのは、立ち止まって、そこから立ち返ることの勇気である」ということです。

吉村知事! これは経済的にも大阪のためにはならない。大阪をカジノの町にするな、というわたし達の訴えは必ずや多くの人の支持を得るでしょう。

 大阪が今ほんとうに向き合わなくてはならない問題に取り組む時としなければならないと思います。

勇気をもって原点に立ち返る。住民投票で住民の声を聞く。地方自治体の首長としてぜひやっていただきたい。そういう強い思いで今日はここに立ちました。




横道さんが聞き取りをされています。



村上さん、連続で参加されています。



カンさんが力強いアピールでオモニたちを引っ張ってくださっています。

☆ オモニのみなさんのアピールとシュプレヒコールと歌

大阪府庁のみなさん! ご通行中のみなさん!
おつかれさまです。

わたし達は東大阪朝鮮初級学校に通わせる55人のお母さん、オンマたちを代表して5人のオンマたちが東大阪からやってまいりました。
わたしたちは行政からの補助金が数々カットされて、アッパとオンマは昼も夜もずーっと働き続けてこども達をハッキョに通わせています。

こんな差別はいつまで続くのでしょうか。
わたし達はこども達に差別をしてはいけないと言っています。差別は絶対反対!と教えています。
でも、わたし達のこどもは国や行政から差別を受けているのです。
こども達が貰える当たり前の権利を勝ちとるまでたたかい続けます。
こども達の明るい笑顔の未来のために!

それではみんなで元気よく歌いましょう!

歌「声よ集まれ、歌となれ」

シュプレヒコール

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ

・朝鮮学校に高校無償化を適用せよ

・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな

・行政が差別するな




大村さんもマイクを持たれました。

☆ 大村さん

みなさんこんにたは。今日で474回目の火曜日行動になります。
新しい仲間も増えてきました。がんばりましょう。

みなさんよくご存知の韓国のアイドルグループ “BTS“が、この前は国連で話をしました。
先日はアメリカのバイデン大統領とホワイトハウスで話をしました。
その時に「違いを認めていく、そのことが平等な社会をつくっていくことになる」「ヘイトクライム、ヘイトスピーチを許さない社会をつくろう」と大統領と話ました。
国の大統領がきちっと考えを出すということは本当に大事なことだと思いました。

それに比べてこの日本はどうでしょうか。
政府や行政が朝鮮学校を差別し在日朝鮮人の人達の権利を平気で踏みにじっていくこの日本を見つめ直さないといけないということを、大好きな “BTS”を見ながら考えました。



歌舞団の舞姫尹団員の音頭で最後の歌は「勝利のその日まで」❣️



行動終了後、いつものように駐輪場での申し送りです。



劇団「タルオルム」の公演のお知らせをしておられます。みんなで応援に行きましょう❣️



終了後、有志で66人展を鑑賞いたしました。



来週も頑張りましょう!
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