ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

1月30日、旭区民センターにおいて「60万回のトライ」自主上映会が行われました。

2015-01-30 23:34:28 | イベント
  「60万回のトライ」は韓国ソウル生まれのパク・サユ監督と在日3世のパク・トンサ監督が大阪朝鮮高級学校ラグビー部を三年間密着取材して完成させたドキュメンタリー映画です。




   午後6時45分きっかりに始まりました。5月に韓国で開催された第15回全州国際映画祭でこの映画は「CGVムービ―コラージユ賞」を受賞しました。韓国では9月18日の封切後、すでに2万人の観客を動員し大きな反響を巻き起こしました。




   呉英吉監督は22回見たと仰っていました。


   私も何回も見ていますが、今日が一番良く泣き良く笑いました。

   
   映画の上映が終わった後城北初卒業の映画の主人公が4人トークショーに出演してくれました。4人とも可愛い教え子です。すっかり成人して…









  現役の朝高ラグビー部の学生たちも参加してくれました。









  映画の出演者たちがラグビーをしながら学んだこと、得たものを語ってくれました。


  そして大学卒業後の進路についても全員が卒業後もラグビーを続けることができる会社に就職が決まったことを誇らしげに語ってくれました。ノーサイドの精神を持ちつづけ必ずこの地でも花咲かせていく決意を語ってくれました。































 名残惜しいけど今日はこれぐらいにしておきます






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ニョニョのお弁当シリーズ③ 孫弁当⑪⑫⑬⑭とおまけ

2015-01-29 19:03:00 | グルメ
 
  2015年1月最後の週のお弁当です。






1月26日  孫弁当⑪ 「他人丼弁当」






1月27日  孫弁当⑫ 「手羽元のオリーブ油焼き弁当」大根、ニンジン、わかめの味噌汁付







1月28日  孫弁当⑬ 「そぼろ弁当」 ジャガイモと玉ねぎ人参の味噌汁付





1月29日  孫弁当⑭ 「豚平焼き弁当」 わかめと麩の味噌汁付 (木曜日は娘の分もいつも一緒に)





1月30日  「カレーとシチユー」


今日は夕方、旭区民センターに「60万回のトライ」を見にいくので、大人にはカレー、孫たちにはクリームシチユー作っておきました。





来週も楽しく作りますね。
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ハングル詩誌「チョンソリ61号」に掲載されました。詩「あなたと私」バイリンガル

2015-01-28 21:19:57 | 詩・コラム










ハングル詩誌「チョンソリ61号 P20」


  「あなたと私」

         ニョニョ

うんざりするような梅雨時も
冷たい風吹く冬の日も
いつも「火曜行動」の日には
約束したように府庁前でお会いしましたね

日本人のあなたと朝鮮人のわたし
歳も近く考え方も似ているのに
なぜか心のなかが見えなくて
もどかしい時もたまにあったけど

あなたが初めてマイクを握った日
朝鮮の子どもたちをいじめないでと
震える声で 涙ながらに訴えた日

胸の中にくすぶっていた小さな壁が
さらりと崩れていくのを感じました
電流のように繋がりました 心と心が

あなたの涙は清らかな水滴になり
私の心の中の種にも降り注がれ
信頼と連帯の花が咲きはじめたのです

目的地は果てしなく遠いけど
あなたと私 一つになるなら
行く手を阻むものは 何もない
子供たちの笑顔を守れぬわけがない

会うごとに深まる私たちの友情
約束はしていないけど あなたと私
火曜日にはまた会えることでしょう


















    「그대와 나」

           ニョニョ


지긋지긋한 장마철에도
찬바람 부는 겨울날에도
언제나 《화요행동》 날이면
약속이나 한듯 부청앞에서 만났지요

일본사람인 그대와 조선사람인 나
나이도 비슷하고 생각도 비슷한데
어쩐지 속마음 다 헤아리지 못해
답답할 때도 더러 있었지만

그대가 처음으로 마이크 잡은 날
조선아이들을 괴롭히지 말라며
떨리는 목소리로
눈물 흘리며 호소한 날

마음속에 남아있던 자그마한 벽이
속시원히 무너져감을 느끼였어요
전류처럼 이어졌어요 마음과 마음이

그대의 눈물은 맑고맑은 물방울되여
내 가슴속의 씨앗에도 뿌려졌어요
믿음과 련대의 꽃이 피기 시작했어요

가는 길은 끝없이 멀고멀어도
그대와 나 하나가 된다면
된바람인들 헤쳐가지 못하리까
아이들의 웃음꽃을 못지켜주리까

만날수록 깊어지는 우리의 우정
약속은 안해도 그대와 나
화요일이면 다시 보지요


















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1月27日の日記、「やっと出来上がりました。」

2015-01-28 10:43:30 | 日記
  冬休みの1月7日、リファとユファを連れて大阪城公園で遊び,大阪城の天守閣まで登って楽しい半日を過ごしたのですが、首元に巻いていたユファのマフラーがいつの間にか失くなっているのに気づき、公園まで戻ってたどった道を全部探しましたが見つからなかったのです。

  付添人として責任を感じた私は、彼女のマフラーを編むことにしたのです。

  子育てが終わってからは30年以上編み物をしたことが無かったのですが、毛糸を購入し1月の11日から編み始めました。すべて適当です。












  1月27日夜、やっと完成しました。






  近くで見るとアラだらけですが、真心だけは込めたつもりです。2月7日のユファの誕生日に渡そうと思っています。


  *おまけです。





  このマフラーは1972年、今から43年ほど前に夫のために編んだものです。


  私は子供のころから男勝りで女の子らしいことは余りできなく、関心もあまりありませんでした。


  学校に編み物を持ってきて休み時間に編んでいる友を見ると「よっぽど暇やねんなぁ」なんて思っていました。

  
  ところが、あら不思議!初めての子供がおなかの中で動き出した途端、母性本能をくすぐられ、生まれて初めて編み物をする気になったのです。仕事の合間に赤ちゃんの帽子、チョッキ、おくるみ等一生懸命編みました。


  それを見ていた夫がある日「赤ちゃんはええなぁ、自分のもなんか作って」と云いました。それでチョッキとマフラーを作ってあげたのです。


  あの頃作ったものは数知れないほど多かったですが、子供たちが大きくなるにつれ一つ一つ処分し、いつの間にかこのマフラー一つのみ思い出の品となりました。

  今は私が時々首に巻いています。手作りの物は何十年経っても暖かいです。
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1月27日、133回目の「火曜日行動」です。

2015-01-27 13:50:47 | 火曜日
1月27日、133回目の「火曜日行動」です。



  11月27日11時30分です。


  今から階段を上って府庁に向かいます。



















  府庁の正面玄関が見えてきました。





  いつもの場所です。





  2週連続で大阪朝鮮高級学校の3年生が駆けつけてくれましたが、今日はとても静かです。その分みんながいつもより気合を入れて頑張りました。




  長崎さんのマイクアピールがいつの間にか始まっていました。















  古賀さん、一人でスタンバイです。
























  川島さん、李鐡さんは、今日もお元気です。




  木村さん、少し遅れて参加です。「火曜バンド」あとのお二人はそれぞれ出張です。




  伊藤さんは今日も痛い足を引きずりながら参加されました。


  長崎さんのあとにマイクを握られたのは我らが大村さんです。




  大村さんに続いて明日入試を控えた3年生の李君が、今日「火曜行動」が行われるということを支部の朝青委員から聞いて、いてもたってもいられず駆けつけたことを語ってくれました。後輩たちに決して自分たちと同じ思いをさせられないと・・・・





  マイクアピールが続きました。









  私もマイクを握り、うちの一番小さい孫がもうすぐ満1歳になるが、この子が初級部に入学する5年後、高級部に入学する10年後、私たちを取り巻く状況はどうなっているかを問いました。そして在日朝鮮人に対する差別、弾圧は日本の民主主義のバロメータではないかと訴え東京在住の朋友ー呉順姫さんが書かれた詩の後半部分を心を込めて朗読させていただきました。


「未来に、境界線は引かないで」

            呉順姫

(後半部分)


・・・

半世紀を越える長い歳月
ウリハッキョを
時に嵐が襲い
時に冷たい雨が降り続いても
子供たちの笑いが途絶える事は無かった。

ウリハッキョを訪ねたら
心を開き、
子供たちの笑いに耳を傾けてください。
子供たちの笑いに目を細める
アボジ、オモニたちを見てください。
そうすれば必ず
その傍らで控えめに微笑む
心優しい人々を見つけるでしょう。

チョゴリが切り裂かれた時
言葉を失くした生徒を抱き
怒りに体を震わせた女性
弱者の痛みは弱者が分かると
駆けつけてくれた車椅子の青年
大人と同じ通勤定期で通う
子供たちに心を痛め、
署名を呼びかけてくれた男性

彼らは
子供たちの笑いを守る、
ウリハッキョのもう一人の主人公。
この国の良心と善意で
子供たちの未来を共に見つめる
日本の普通の人たち

だから子供たちは
まだ見ぬ祖国を愛するように
この国の普通の人たちと共に、
過去ではなく、未来に向かい
自国の言葉、文化と共に
この国の言葉、文化を学ぼうとする。

アイデンテイテイ―という言葉が、
マスコミでもてはやされるずっと前から
ウリハッキョでは教えられていた。

「自分が何者かを知りなさい。
より広い世界に羽ばたくために」

そう
未来が愛する現在は
色々な顔をした自分が
それぞれを愛し、理解し、手を結び
大きく飛び羽ばたこうとするところ

未来は多くの扉を持っていて
その扉を開くのは
様々な歴史を生き抜いた子供たち

だから
子供たちが学ぶこの場所に
境界線は引かないで

あなたたちは
今を生きる大人なのだから、
未来を育てる
大人なのだから。
                        二〇一〇年七月二十一日

*ハルモニ:祖母、チマチョゴリ:朝鮮の民族衣装(チマはスカートでチョゴリは上着)
 セットンチョゴリ:主に子供たちが晴れ着に着る虹模様の上着、ウリハッキョ:私たちの学校
 アボジ:父、オモニ:母、ハラボジ:祖父




  最後のまとめは長崎さんです。そのあとみんなで「火曜行動」の歌を元気いっぱい歌いました。

  いつもの駐輪所に集まりました。いつものように参加者からワンコインカンパです。




  このお金は「火曜行動」の場所代に使われます。残りはすべてホンギルトン基金にカンパです。





  長崎さんから来週ここに来ることになっている団体についての紹介がありました。


  東大阪市からこれらた鄭先輩とお喋りしながら、大阪城公園内を歩いて帰りました。





  鳩の群れがベンチに座りパンを投げた方の方向に一斉に飛んできました。恐るべき速さで!

平和の象徴である鳩も飢えれば見境なく襲い掛かってくると感じました。

  
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